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闘病記とブログ刷新/新薬治療 〜原点復帰宣言、我来た道に戻る〜

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2016.12.26 闘病記・入院五日目

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

今回から新薬を使った治療が始まりましたが、いや〜きつかった。大きく見て今までと大差ないのですが、脱力感・虚脱感・倦怠感がハンパない。

それも今日カレーライスを食堂で食べて治りつつあり、やっとブログに立ち向かうことができました。

 

さて、最近私のブログが、当初描いていたものと違う方向へ進んできたのに気付きました。

本来サイドの案内文に書いてあるように車中泊やバイクツーリング、登山の旅日記として始めたつもりだったのですが、毎日アップするのに懸命になるあまり、雑感があまりに増えてしまったのです。

安らぎを覚えたときのエッセイや、ベランダからの心打たれる夕景などは良かったのですが、私の不徳さでしょう。最近は闘病への愚痴や、日常生活での他人のふるまいへの嘆きなどが中心になってしまいました。

 

それに伴い、なんとなく悩み相談室を自ら開いて自ら解決する、みたいなちょっと気色悪いブログに変貌していましたので、ここに原点復帰を宣言いたします。

 

闘病記もあるけれど 

以後、よほど心を打たれた風景などがある場合を除き、車中泊への車改造やバイクネタ、今は登れませんが行けた時には山の話題を中心に綴っていこうと思います。

あ、美味い酒や飯が手に入った時には書くかも。書いとかないと、いつ頃どこで入手したのかさっぱり忘れますからね(笑)

 

専門的な用語も、いちいち解説することなく進めようと思っています。自らの備忘録としてはそれで良いのですから。

バイクやキャンピングカーに対してマニアックな方が読んでいただき、少しでも賛同していただければそれで良いと思っています。

 

これで世間の動きに惑わされることなく、自分の趣味を謳歌するブログへ邁進することができます。

当然、毎週旅へ行くわけではありませんから、更新頻度も下がるでしょうが、たいがいたくさん記事もできそれが宝となっていますのでかまいません。

 

さあ、退院したらどこいこっかな♪

2016.12.26

車中泊旅日記&闘病記 〜(中)日本一周大放浪、感動の完結編。日光、東京。帰阪後は仕事と治療の充実した日々よ、おお楽しき我が心〜

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2016.12.18〜20,22 北陸信州関東東海キャラバン完結&新抗がん剤治療入院初日

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

拝啓、御無沙汰しとりますが、如何お過ごしでしょうか。敬具。

 

やあ、忙しいどすな。ぼんさんも走り回る師走やしね。そのクソ忙しい時期に1週間も仕事を放り投げたので、てんやわんや。

しかも、今日から入院です。

が、ようやくベッドに拘束されてブログに立ち向かうことができました。

商売柄、サラっと文だけ書いたやっつけブログにするのはポリシーに反しますので、時間のある時にじっくりしたためる事へ方向転換しました。

 

とっくに帰宅してますのでリアルタイムレポートではありませんが、旅の後半です。

 

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12/18。

毎朝、快晴の目覚めです。今日は初めての日光。なんてついてるんや。

 

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日光宇都宮道路の日光口PAにて泊まりましたが、暗くなってから群馬東部より入りましたので逆方向の上り線。

すぐ近くの今市ICまで南下して、下道を日光に戻ります。男体山から女峰山と、なんとも艶めかしい山々が白銀に輝く素晴らしい出迎えをしてくれました。

 

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いろは坂をクジラの如きグラでチンタラ登り、明智平からロープウェイで楽ちん登山をします。たまにはよいですね、大名観光も。乗り物大好きですし。

 

初の華厳の滝 界隈

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上の展望台からは、絶景が広がっていました。男体山から日光白根山華厳の滝が一望できます。数千年の昔、ここに初めて来た感性を持つ人類はさぞかし感嘆の声を上げた事でしょう。

滝の周りは見事に氷結しています。良い朝に訪れました。ラッキー!

 

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中禅寺湖のほとりまで上がって、その名前の由来となった中禅寺を参拝しましょう。

建て替えではありますが、開山1200年の伝統と風格。この本堂の中には、全国的にも珍しい根っ子が地中に生えたままの観音様が本尊として鎮座されています。

その名も「立木観音」。

重要文化財との肩書きよりも、勝道上人と弟子たちが生の桂の木に彫り刻んだ、気迫と執念に圧倒されます。

 

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ここにきた真の理由。妻のたっての希望だったんですが、この身代わり瘤を触ると、参拝者の病魔をこの木が吸い取ってくれ瘤が肥大するそうです。

私に触らせたかった妻の想いを込めて、存分に触りました。

 

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それらと同等に気になるのが、山の風景。

なんでも、この中禅寺湖界隈は霧が多く、特に冬はこの日光白根山が見えるのはシーズンに数回との事。すぐねきの男体山でさえ、隠れる日の方が多いとお坊さんから説明を受けました。

ラッキー!

重い機材を担いで行った甲斐があります。

 

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昨夜の雪が残る境内を散歩して、バージンスノーを踏みしめる快感に良いながら寺を後にしました。

 

今日は入浴日。事前に調べていた道の駅うつのみやろまんちっく村へ向かいます。

 

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ここは、元有料の農業テーマパークを無料化して道の駅登録した施設。着いたのが15時くらいで昼寝を優先、温泉だけ浸かって夕食用の弁当を買いました。

泉質に特筆する点はありませんが、大人¥510と良心的な価格です。

この手の施設では、¥800〜1000くらい取るところも多いのですが、そんなところは最初から選びません。

 

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後は東北道の人となり、1時間半ほど走った最終SAの蓮田サービスエリアを今宵の宿としました。

画像は、宇都宮のコンビニで仕入れたアサヒドライブラック。第三ビールかと思いきや、ビアホールの味を追求した黒ビールらしいです。

ンマかった。が、関西では見かけた事ありません。発売直後?関東限定?謎です。

 

 

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明けて12/19。

天気はまあまあです。この日は首都高のあまりの複雑怪奇さと路線名の不明瞭さに悶絶しながら走り、ある目的で上京します。

 

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23区内のコインパーキングはバカ高いので、よく利用する皇居北の丸公園Pをお借りしました。ここなら、3時間¥400+追加30分¥100。民間コインPの5分の1ですね。

しかも、都心ど真ん中。地下鉄はすぐ横、天下の日本で一番標高が高いJR東京駅(この駅に向かう列車は総て上りゆえ)までも散歩しながら行けます。

本来は公園利用者のためのパーキングですので、良い子の皆さんは他の用事では使わないようにしましょう。しかし、平日のこの日はパーキングも公園もガラガラ。

悪いオトナの私は、ササッと公園を横見して目的地へ向かいます。

上の画像は、得意先の外観。皇居竹橋のたもとにある大手新聞社の東京本社です。新聞は毎日読みましょうね。

 

が、しかし、今日は得意先への営業活動では無いのです。

 

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イキナリですが、拷問です。これが上京唯一の目的。

妻は少々変わったところがあり、西洋の魔女や拷問史にとても造詣が深く、学生時代から研究していたみたいなんです。

で、洋の東西を問わず拷問史の展示を行っている明治大学博物館へ来ました。

 

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ここは拷問オンリーではなく、刑事部門展示ですので、近世の捜査や逮捕方法の説明もあります。とても参考になりました。って、なんのや。

かのギロチンがありますね。もちろんレプリカですが。

 

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奥の物は「鉄の処女」です。興味ある方は、Wikiでもご覧ください。

 

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普通の古代〜近世の考古学展示もあります。極めてノーマルなドSの私には、こちらの古文書のほうが興味を惹かれましたが、拷問展示は日本ではここだけらしく、値打ちはありました。

 

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大学へ寄れば、定番の学食で昼メシです。私は大学への取材が多いのですが、その価格とボリュームは助かります。

中でもオススメは、京大人文・一般理系の学食。フレンチまで低価格でいただけますよ。私はラーメンですが。もちろんキャンパスはオープンなので、一般人も気軽に立ち寄れます。

 

なにやら、手前に巨大なドンブリが鎮座ましましていますね。これは頼んでみなくっちゃ。

 

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トリプル湯麺、¥650。よくあるダブルでは無く、麺が三玉の猛者です。比較対象にiPhone6を置いてみましたが、その驚愕の宇宙的どデカさがわかりますか?これ、ラーメン丼やなくて摺鉢やんかいさ。

もちろん私だけでは手に負えないので、妻の助けを借ります。妻は別にノーマルチャーシュー麺を頼みましたが。

これは湯麺好きな私にも美味しくいただける良い味でしたが、いかんせん麺が伸びてくる。

最初は東京風縮れ麺だったのが、だんだん長崎ちゃんぽん然とした太麺に変貌して行きます。それでも最後まで腰が残っていて、美味しく完食しました。

 

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こんなのもありましたよ。流石に両方は絶対無理ですね、今の私には。山岳部現役時代の合宿後なら楽勝だったでしょうが。

しかし、今もなお苦学生体育会向けのコスパ抜群メニューが残るのは、さすが植村直己兄を輩出した明大。素晴らしき我が友、学食!

 

でも、明大OB三傑に阿久悠さんは記念館までありましたが、植村直己先輩と星野仙一元監督が載ってないのは腑に落ちませんでした。なんか確執があったのでしょうか(単なる邪推です)。

私はこの大学のOBではありませんので、よく判りません。

 

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超絶満腹になったところで、腹ごなしに学生街をドワレ散歩します。

やはり、抗がん剤治療の影響でしょうか。湯麺2玉とチャーシュー麺少々しか食べられません。悲しいけど、現実です。タンメンのタンメンたる所以、スープは殆ど飲み干しましたが。

 

東京はやはり坂が多いですね。今回、鉄道古本を仕入れた神保町の古書店街はまったくの平坦ですが、すぐ近くの明大や日大がひしめき合う一帯は関東ローム層の堆積が不安定だったのでしょうか、急に坂が現れます。

 

小洒落たカフェが多く、どこかスイス・ルツェルンやパリを思い出しました。

東京だけを礼賛するような文ですが、大阪にもこういうところはあるんですよ。

札幌にも仙台にも、横浜にも名古屋にも。もちろん神戸には数多くありますし、広島や博多だって負けていません。

私は日本全国47都道府県、いやヨーロッパも愛しています。世界の他の地域には行ったこと無いので知りません。 

東京と大阪でいがみ合う必要などかけらも無いし、敵対視してお互いの文化の良さを分かり合えないのは哀しいですから、私は濃いつゆも、うどん屋が少なく蕎麦屋ばかりの街並みも好きです。

ただし、マナーの悪さはどの地方でも願い下げですし、たかだか昼メシに大行列しようとは思いませんが。昼間人口が多いから致し方ないのでしょうね。

 

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もっと東京ブックマークを楽しみたいところですが、仕事の都合上早々に切り上げます。

新宿摩天楼を傍観し、東名道東京ICへ。

当初予定を組んだ時は、以前このブログで夢を描いた国道1号完全走破をするつもりでしたが、それもまたいずれかの幻。

なかなかヒマもカネもできません。ビンボー暇なしの典型ですな。

 

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代わりに、この旅の締め括りに素晴らしき丹沢・富士の夕景が見送ってくれました。

埼玉からはダイヤモンド富士の勇姿が撮れる時期ではありますが、それもまた宿題としましょう。

この気象なら最高の条件ですから、悔しいですがね。我慢我慢。

 

この日は途中、新東名の最新サービスエリア「exPASA」の美味そうな飯達に誘惑されましたが、翌日の仕事に備えて名神多賀SAまで長駆400km強を走り抜きました。

朝の出発から通算500kmですが、思ったより疲れませんでした。ひとえに、現在は貨物ナンバーですが発売当初はトヨタが威信をかけて製造した最高級ミニバンのおかげです。

最初から荷物積載を考慮した貨物車を空車で走らせるとリアが跳ねる上に騒音もありますが、このクルマはまるでクラウンに乗っているかのような静寂と揺れの無さが疲れない要因でしょう。

私が後部シートを全て取り払い軽量化したボディにV6-185馬力は充分過ぎます。戦国武将でも一頭の馬にまたがり駆け回った東海道の地を、185頭に引っ張られるのですから当然です。

 

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12/20。まだ明けやらぬ多賀SAですが、小雨がぱらついています。

前夜はここにある王将の持ち帰りをグラでの宴食に。たしか、出発日の夕餉も王将でその脂っぽさに少々毒づいていたはずですが、目の前のニンジンの如くあれば飛びついてしまいます。

 

さあ、この楽しかった放浪も終わり間近。小糠雨降る名神京滋バイパス第二京阪道路と乗り換え、無事に帰宅しました。

 

今回の旅では、グラでの移動中以外、山やSLなどの風景、及び展示物や街角スナップなどはほとんど仕事のサブ機、NikonD3とマニュアルレンズ(Ai-s)を使用しました。

もうボディは発売から10年目、レンズに至っては3〜40年は経っていますが、私はこの発色とNikon独特のカリカリ感が気に入っています。

ブログでは重くなるのが嫌なのと、盗用防止にかなりデータを軽くしてアップしていますので、「なんや、ニコンのプロ機って大したことないな」とは思わないでくださいね。

 

D3の解像度は1210万画素。最新のiPhoneぐらいの数値ですし、感度も6400がよいところです。

しかし、解像度の高さだけが写真ではありません。目尻のシワまで精細に描写する、最新のデジイチよりも妻には好評かもしれませんね(笑)
どつかれるわ。

 

Nikon公認プロの私が申すのもアレですが、メーカーは新機種を出してアマチュアさん達にいっぱい買って貰わないと死活問題ですので、新機能カメラを矢継ぎ早に出して旧機種を陳腐化させますね。

これは、二輪や四輪、いや機械製品全般にも言えるでしょう。

私は壊れない限り、旧き良きものを使い続けます。写真機材をはじめ、このグラやペケ、BMW。20年くらいは普通に経過している機械ばかりですが、みな、よき遊びと仕事の相棒達です。

 

また、前回の入院では同室者のおかげをもちまして、ドンドン陰に向かっていたワタクシですが、この放浪で見事陽に戻りました。

出発時と帰宅時だけ雨でしたが、道中撮影行脚では、この上なきドッピーカンの連続。

天は我を見放していませんでした。

 

しかも、このような車中泊放浪ではトイレや居住スペースに制限がありますので、直後に入院するとまるでコンシェルジェ付きの高級ホテルで執務しているような錯覚を覚えます。そのコンシェルジェは当然体調管理をしてくれますし、可愛いと心から褒めたらオモロイボケをかましてくれますし。

 

私がこのような窮屈で貧乏臭い旅を闘病の合間に続けるのも、以上のような相互作用を狙っているのかもしれません。

現実は辛く厳しい。生活は苦しい上に、死の病と向き合っている私と障害のある妻。しかし、工夫と努力により、それらは一蹴されるのです。どんな基準で富豪と貧民、或いは中流に区別されるのか私には判りませんが、少なくとも心が貧しい暮らしはしていません。

そんな括り、トランプ遊びの大富豪だけで良いのです。

 

誰もが皆同じような遊びはできませんし、仮に経済的余裕があるとしても、私は高級リゾートや海外豪華パック旅行などには興味がありません。

座って半畳、寝て一畳。

我が夫婦には、このオンボロ自作キャンピングカーがお似合いです。

 

やはり、旅は心の洗濯。まだまだ見果てぬ夢と土地を追い続けて、でんでん虫放浪隊の珍道中、To be continued!Be flee & more exciting trip!

2016.12月の思い出 

 

 

 

 

 

 

 

 

車中泊旅日記/北陸信州関東東海キャラバン 〜寺社仏閣に触れ、蒸機の煙を浅間の噴煙にかぶせる〜〜

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2016.12.16,17 でんでん虫放浪隊ロングキャラバン4日目・5日目

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

もう何日目かわからなくなってきました。

キャラバンに限らず、ツーリングでも列車旅でもトレッキングでも、まずは妻との会話に重きを置いていますので、どうしてもブログ更新が遅くなります。

 

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12/16。今日はゆっくりと起き出して、北アルプスの総鎮守、穂高神社への参拝からスタートです。御神鳥?が朝の挨拶に出迎えてくれました。

私は鳥や虫に好かれるタイプらしく、近寄ってもあまり逃げられません。

ボーッとして向かい合っていると、彼らから話しかけてくれます。あまり悩みは無い方なのですが、近況を報告していると禅問答のような応えを投げかけてくれますので、うなずきながら再会を約束して本殿に向かいます。

 

新装されたらしき神殿は、まだ木の香りが漂いそうです。北アルプスを愛する身としては、ここを素通りする訳にはまいりません。

ほとんど人影の無い境内ですが、年末年始に備えて臨時駐車場が用意されていました。

この日は、正門すぐの正式駐車場に駐車。いずれも無料です。

 

山での無事を祈願し、心新たになったところで次は牛に引かれて善光寺参りに出かけましょう。グラはまるで牛の如くおおらかなクルマですから。

 

神社の次はお寺さんへ

 

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信州長野県の県都長野市にやってきました。長らく登山をしてある関係上、どうしても信州と言えば松本を基準に考えてしまいます。

 

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気温は2℃。地元の人や私は、薄手のアウターだけですが、大阪しか知らない妻は厳冬期用のダウンジャケットの上に、さらにダウンベストを着込んでいます。

慣れとは恐ろしいものですね。

 

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しかし、やはり寒いものは寒い。冷えた身体を温めに、北しなの線豊野駅近くにある豊野温泉りんごの湯にやってきました。

大人¥410。シャンプーリンス完備。

この値段から、よくあるスーパー銭湯だとたかをくくっていましたが、あにはからんや。源泉から湧き出す掛け流しの湯が満たす半透明の内湯と、透明ながらバシッと熱めの露天風呂。さすが温泉天国長野県です。

こんな湯があるなら、この近くに移住しても良いなと思わせる名湯でした。

 

この日の宿は、翌日に控えているこの旅のメーンイベント、信越線でのSL撮影を控えて上信越道を東上します。

 

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この段階で-3℃。途中、小諸あたりではマイナス6℃を表示していました。こうなると、私の痩せ我慢も限度。そうそうにダウンジャケットを出しました。

 

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SL撮影は安中市で行うため、横川SAを宿に定めます。ここには、往年の名車キハ57?を模したレプリカが展示してありました。

ここ横川SAは、古くはアプト式でラックの音を響かせて列車が行き交い、長野新幹線開業まではさしもの特急電車といえど電気機関車の助けを借りて登った横軽のすぐ脇にあります。

このキハの内部は自由に休憩することができ、座席の間にしつらえたテーブルを使って峠の釜飯を食べることもできます。

なくなってしまったものへの未練とはいえ、ここで飲食するだけでも懐古と惜別の涙を流される方も多いのではないでしょうか。もちろん、私もその内の一人です。

 

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明けて12/17。いよいよSL撮影当日です。

妙義山系の奇岩たちが朝の目覚ましを手伝ってくれました。30分少々走って、撮影ポイントの安中鉄橋に到着しました。

 

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鉄橋を遠望する国道の歩道にたたずむ私と妻の影が、SLを待ちわびています。

時は昭和45年、当時小学一年生だった私が親に連れられて大阪万博に出かけた時のことです。千里丘に住む叔父宅を訪ねる道中、千里丘駅の構内入換で終焉間近のD51の現役勇姿を見かけたのが、私の本格的鉄道撮影の始まりでした。

機番こそ違いますが、そのデゴイチに今日再会できるのです。

妻を伴ってはいるものの、まるで初恋の人に叶わなかった想いを告げるために何十年ぶりかに会うような胸の高鳴りを覚えました。

 

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後ろに電気機関車を従え、堂々と走りゆくD51の勇姿。

しかし、その電機こそ私の憧れの名車なのです。

急行ちくまや貨物列車の長大編成をものともせず、力強く木曽路を駆け抜けたEF64、愛称山男。むしろ、私にはこちらのほうに憧憬の念を持って撮影したかもしれません。

間に挟まる旧型客車にも、この時代まで生き残った奇跡を褒め称えてやりたい感動で、心は満たされました。

 

白馬で銀嶺を眺め、浅間を背景にこの上ない青空で機関車を撮影する願いが叶い、至極感激のひと時です。つらい闘病に耐え、激務も健常者と同じようにこなしてきたこの数年間。

あきらめたら、そこで総て終り。あきらめさえしなければ、常に目の前にはすばらしき人生がどんな人にも待っているのです。

慣れない地での生活を耐え忍び、私が入院中にも一人留守を預かり、この極寒の地にもかいがいしく着いてきてくれる愛しい妻。私の感謝の念は、この日の青空がすべて代弁してくれました。

 

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SLが行ってしまった後、機材を片付ける私に誰彼となしにお疲れ様の声をかけてくれる同好の士たち。場所を汚すことなく、心地よい彼らの心遣いにとても素晴らしいひと時を過ごすことができました。

 

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このあと中禅寺湖まで行く予定でしたが、赤城山を回り込んだあたりで強烈な眠気に襲われ、途中の道の駅で昼寝したら三時間が経過していました。

マイナス6℃からプラス13℃へ。まさに地獄から天国です。昇天寸前まで惰眠を貪りました。よって、この日の予定変更。

中禅寺湖への最短の道の駅で泊まろうと思ったら、そこはあまりに寂しい地でした。

私はたとえ幽霊が出ようが暴走族が走り回ろうが、彼らと楽しく会話して過ごす自信はありますが、妻はそういうわけにはいきません。

すかさず頭ナビを働かせて、翌日にいろは坂を駆け上るに最善の、日光宇都宮道路の日光口PAにて宿泊することに決めました。

 

着いた時にはもう売店も店じまい間近で、豪華な食卓とはいきません。しかし、そんなこともあろうかと、道中のコンビニで非常食用に仕入れていたパンと、信州土産の野沢菜やりんごバターと白ワインで楽しい宴の始まりです。

どんな事態でも即応できてこそのでんでん虫放浪隊。たとえこのまま大災害が起きても、しばらくは生き延びることができるでしょう。

 

さあ、明日はどこを彷徨うかな。

2016.12.18

車中泊旅日記/北陸信州関東東海キャラバン 〜白き飛沫と気高き嶺に大自然の息吹を感じて〜

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2016.12.15 でんでん虫放浪隊ロングキャラバン3日目

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

 

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朝起きてみると、ごく僅かに冠雪していました。今シーズンの始まりです。

 

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天気は、晴れたり曇ったりみぞれになったり雨が降ったり。冬の北陸を象徴するような目まぐるしさです。

 

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すぐ近くの雨晴海岸にやって来ました。あいにくここからの白眉、劔立山は雲の中ですが、波の造形を楽しむ事ができました。

 

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代わりに富山市に着く前から、屏風のような大山脈が姿を現してくれました。私にとって後ほど訪れる白馬岳と共に、大学山岳部時代に足繁く通った故郷の山々。山頂は見えなくとも、私には手に取るように全貌が浮かんできます。

 

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R8をどんどん北上して、入善にさしかかると突然雪国に変貌しました。日本海は完全に冬支度。打ち寄せる波にしっかりと耐える親不知の断崖絶壁。

しかし、いにしえには親と子が離ればなれになったこの難所も、今は全てシェルターに覆われた一級国道で難なく通過できます。

北陸道親不知ICの高架下にある、道の駅親不知ピアパークにて小休止。

 

海を離れて内陸へ 

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糸魚川から進路を東に変え、姫川沿いを遡ります。越後最南端の秀麗な山々が出迎えてくれました。

この塩の道は、私が若かりし頃は断崖を縫って走る、それはそれは大変なルートで、冬は難儀したものです。

それが今やほぼ一直線のトンネルが開通して、夏タイヤでも走れそうな快走路に。隔世の感があるとはこの事でしょう。

 

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はるばる二泊三日を費やして、やってきました白馬村。白馬岳を盟主とする白馬三山は雲の中でしたが、幾度となく厳冬期に挑戦した五龍岳が気位高くそびえています。

八方尾根もすっかり冬化粧で、スキーシーズン幕開けですね。

 

2時間ほど滞在して撮影し、酒をイオン系安売りスーパーのBIGで調達して後ろ髪を引かれながら白馬村を後にします。

 

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このあたりに来た時は必ず立寄る、穂高駅前の肉のマルト。馬刺しを求めるからですが、この日は解凍済みのは残り僅か。滑り込みセーフで買い求め、スライスしてもらいました。

 

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この日のしとねは長野道の梓川SA。早速あったかい味噌ラーメンで人心地つきます。まだ車外気温は1℃ですが、妻にとっては一大事。

 

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後はお楽しみの宴会です。道の駅小谷で仕入れていた地ビール軽井沢ブラウンビールと赤ワインで馬刺しを堪能しました。

 

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夜中に起きてトイレに出ると、降ってくれていました。気温はようやく氷点下の1度。

 

雪国の方にはホンマ申し訳ないですが、もう少し降って欲しいです。装備は万全で邪魔はしませんので。

 

さあ、まだまだ続く東征の放浪。世が明けた今日は休養日としてノンビリしましょう。

2016.12.16

 

車中泊旅日記/北陸信州関東東海キャラバン 〜赤橙黄緑青藍紫もう屈折しそう〜

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2016.12.14 でんでん虫放浪隊ロングキャラバン2日目

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

朝起きたら狐の嫁入りでした。

北の空は冬型気圧配置で時雨模様。南はカラッと晴れています。

こんな日は…と思っていたら、案の定虹が出ました。

 

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妻がAndroidで撮ってくれましたが、綺麗にフルにアーチがかかっています。

野外生活が長い私にはあまり感動を呼び起こすものでもありませんが、街っ子の妻にはたいそう珍しいらしく、目をまん丸にして写真を撮りまくっていました。

彼女曰く

「隊長、あの虹はいつになったら追い越せるんですか?」

「う〜ん、それは、永遠の謎かけやなぁ。届くと思って努力しても、いつまでも追い越せない目標。ワイにとってはつかみどころのない、まさに虹のような、いつまでも追い続ける夢のようなもんや」

と応えておきました。

 

やはり自然の造形は、どんな絵画や写真も足元にも及ばないパーフェクトアートですね。

人間がいくらクリエイターとかなんとか言っても、一網打尽にやっつけられてしまいます。 

 

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あ、その前に、宿の真ん前にデッカい平和堂がありましたのでついでに寄りましたら、雪国バージョンになってました。

ご苦労様ですが、羨ましいです。

体力・経済力・病気回復力があるならば、今すぐにでも雪国に移住したいです。

雪かきの大変さを知った上での発言です。

無理やろなあ。末期がんやもんなあ。

なら、いまできる遊びをするまでです。日本や世界の政治の動きなど知ったもんか。今が楽しければそれで良い。さあ、刹那主義の発動でっせ。

 

楽しみに着いたものの 

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着きました、本日のねぐら、道の駅氷見。

刹那主義で、ここにある番屋街の寿司をたらふく食べて浮世を忘れて弾けようと、楽しみにやって来たグルメ道の駅。

 

しかし、そんな私の煩悩を、神々やいにしえの高僧、及び御先祖達は見抜いていました。

「なあ、おまえ。まだまだ修行の最中で、そんな贅沢して良いと思っているんかえ?」

そうなんです。ちゃんとネットで調べて、1/1しか定休日が無いと判ってここに来たのに、寿司屋を始め番屋街の高級食堂街は見事に閉まってました。

なんでか知りません。知りたくもないです。

 

急いで近くのスーパーに買い出しに走り、またまた半額惣菜のオンパレード。

まあええわ。これがワイの人生やろ。

 

ありがたい事に、併設の温泉は開いてました♨️

身体だけあったまり、ココロは冷えたまま冷たい惣菜で乾杯しました。

 

はあ、キトキトの寿司を食いたいなあ。

2016.12.14

 

 

 

 

車中泊旅日記/北陸信州関東キャラバン 〜でんでん虫放浪隊発進!〜

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2016.12.13 でんでん虫放浪隊ロングキャラバン初日

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

やってまいりました、年忘れキャラバンの出発が。雨ですよ〜、初日から。

 

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まず、お仕事を片付けます。大阪はミナミでカンタンな取材が午後に入ってますので、10時30分にキャラバンの装備を積み込み開始。

昨夜に大半を積んであったので、楽勝です。機材やPCなどはグラを離れる時に車内に放置は厳禁ですので、昨夜のうちに車上荒しにあっても大過ないものは終わっています。

 

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妻がグラで昼寝しているうちに取材終了。MacBook Proでささっと処理して、データを焼いて発送しました。こんなときも移動式事務所は便利ですね。

しかし、大阪を脱出しようにも、雨の夕方。エゲツない渋滞で、まさにカタツムリ走法です。

 

始まりはいつも雨 

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今宵のしとねは湖西に決めているのですが、我が家は当然の如く下道走破です。

2時間かけてようやく京都に辿り着き、東寺の五重塔をかすめました。

 

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雨は時間を経るごとにどんどん強くなっています。京都市内は明るいので良いのですが、山科で王将の中華を持ち帰りした後、R161バイパスに入ると真っ暗で、車線もよく見えません。

慣れない方は、こんな条件での運転は避けたほうが賢明です。

私も、グラの4WDに助けられながら、轍に溜まった池のような雨水をかわしてなんとか安全運転を続けます。

 

当初は湖西道路のSA代用を兼ねている道の駅妹子の郷で寝ようと思っていましたが、ここは駐車スペースからトイレが遠い。
雨くらいで車内のトイレを使うのもアレなんで、もう少し走って高島市安曇川町にある、道の駅藤樹の里あどがわまでもうひと走りしましょう。
そこなら、トイレ前のスペースが確保できるはずです、平日ですから。

 

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ようやく藤樹の里に着きました。案の定、トイレ前は空いています。身障者用はもちろん使わず、無印に駐車します。土砂降りとまではいきませんが、かなりの降りです。

こんな時は、さしものホテルグランビアもトイレがツライ。しゃあないでんな。

 

早速マルチシェードで窓に防寒対策を施し、宴の始まり。食器は味気ないし、少々油が胸をつきますが、まあ美味しくいただきました。

関西人にはやはり王将の餃子ですね。今回は宇都宮や浜松を通過する予定ですので、どう違うのか食べ比べてみましょうか。

 

私は大筋の計画は立てますが、気象・体調・懐具合などなどで臨機応変に予定を変更しますので、あえて、どこに行く。ここを見て回る。とは宣言しません。

今回は最近再燃した少年時代の熱き心、鉄道写真撮影をメーンにまだ見ぬ土地を珍道中しようと思っています。

 

かなり変態的放浪癖のある我が夫婦、あまり一般の方向けのガイドブックにはならないでしょう。

 

さあ、雨の後の西高東低による豪雪を夢見て、今宵はグラスを置きましょう。

あ、グラスやのうて使い捨てプラスチックコップやったわ(笑)

2016.12.13

旅日記/車中泊 〜ホテルグランビア新装オープン〜

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2016.12.12 旅日記

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

昨日、グラのリフォームが完了しましたので、早速試寝に出かけました。

場所は拙宅からいちばん近い道の駅、奈良県平群町の「大和路へぐり くまがしステーション」。翌日の予定にも良い位置関係なので、ここに決めました。

 

夕方まで仕事と雑用を片付け、19時前に出発です。予約不要で思い立ったら即行動できるのが車中泊放浪のメリットですね。

いま各地の道の駅やサービスエリア等で車中泊が大流行りです。休日などは小さめの道の駅では、駐車スペースに困るくらいです。

中には流行っているし、宿代もかからないから安く旅行ができる、との動機で始める人も多いのではないでしょうか。

人様の遊びの動機なんぞどうでもよいのですが、車中泊の真のメリットは経費を浮かす事よりも、先述の予約不要な自由奔放さではないでしょうか。

経費だけなら、古めのビジホをネット予約して、ホカ弁でも買ったほうが安いかもしれません。なぜなら、車中泊だとついスーパーで自宅のメシなら絶対買わないような豪華な寿司や刺身などを買ってしまうからです。

 

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ほ〜ら、出た。贅沢な!と思われるでしょうが、我が家が遅めの出発をする理由の一つは、スーパーの半額タイム狙い。

あまり遅くて閉店間際だと売り切れてますし、17時くらいだとええとこ3割引くらい。

私が狙うのは19〜20時の、一般家庭が夕餉の準備を終えたあたりです。

画像の豪華な海鮮丼が税込¥250ほど。上の造り盛り合わせは、シマアジ・中トロ・ヒラメ・本マグロ赤身が入った、海鮮料理屋なら¥1800くらい取られるのが税込¥480ほど。

これなら、少しだけ普段の食事を切り詰めたらなんとかなります。

 

いつも惣菜だと続きません

もちろん、時間に余裕がある時、もしくは財布に余裕が無いときは車内で自炊をします。

広くなったホテルグランビアなら、ツーバーナーコンロを設定して鍋も自由自在。いちばん簡単でバランスも良く、満腹感も得られるキングオブ車内メシは鍋やと思っとります。

多少養分は抜けているかもしれませんが、今は大規模スーパーならカット鍋野菜がありますし、鶏肉・豚バラ・タラetc…と、毎日具材を変えたら1週間くらい鍋が続いても苦になりません。それで一食千円を切ります。

 

苦にならないどころか、病院食や登山縦走時の貧相なメシに比べたら、なんと豪華なことか。

人間、一度贅沢な生活を覚えるとなかなか元には戻れないものですが、究極の貧相な暮らしを経験していると普通の生活の有り難みを知る事ができます。

無論、戦前戦後の日本の暮らしの話は無しです。時代が違いますので。それを持ち出すなら、石器時代の人々の暮らしを優先しないと不公平ですからね。

 

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さて、石器時代の暮らしをしていた私。

このホテルグランビアに、フロントガラス三面に今回新調したマルチシェードを装着してみました。

今までは、リアの五面だけ持っており、フロント三面には百均のサンシェードやペラペラのテントマットを窓の形に切り抜いた代用シェードを張っていたんです。

これだと光は差し込むし、隙間が多くて厳冬期は寒かったのですが、ホンマモンのマルチシェードを全ガラスに装着したところ、素晴らしいの一言。

まず、当然ですが防寒バッチリ。

あと、異様なほど静寂な空間を得られます。

これは良い。定価だとフロント・リアのセットを揃えると3万くらいしますが、私はヤフオク仕入れましたので1万ちょいでした。

 

安けりゃ良いってもんでもありませんが、リサイクルの観点からも中古品を積極的に取り入れて、浮いた経費で全国を周る。それが私の信条なのです。

人が使ったものなど気持ち悪いという人がいますが、私はその人が大切にしていたものを有り難く譲り受け、より大事に使っていこうと思っとります。消毒はしますがね(笑)

 

さてさて、今日明日の仕事を終えれば、いよいよ年末のロングキャラバンに出る事ができます。それが終わればまた入院なので、存分にエンジョイしましょうか。

 

旅の伴侶は最愛の妻と、自らの手で作り上げたマイムービングホーム。

さあ、でんでん虫放浪隊の再開です。

2016.12.12

改造記/グラ改造 〜より広くより快適を目指して。金はなくとも黄金の御殿〜

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2016.12

どうも、シバク・ドワレことacsekitoriです。

冬に向けて、グラをリフォームしました。いままではベッドスペースの前方に向かって右サイドにカウンターを設け、頭をリアにして運転席を見るように寝たりテレビを観ていました。

これだと寝る直前まで酒をカウンターに置いておけるので便利なのですが、二人並んで厳冬期用ダウンシュラフを広げると幅が狭いのです。しかも、頭がリアゲートのガラス窓直下にあるのでいくらマルチシェードを装着していても寒い。

そこで、カウンター&テレビを最後部に移設し、就寝時は二人の両サイドに何も置かず広々とした空間を作ることにしました。

くつろぎ&就寝時は車内のセンターに頭が来るようになりますので、寒さはマシでしょう。

 

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これがリフォーム前の運転席後ろです。ベッドの端が写っています。これだと足を下ろして座れるので乗り降りは楽なのですが、中央に写っているギャレー(炊事場)が巨大すぎてベッドの長さが175cmしかありませんでした。枕を置くと少々窮屈です。

冷蔵庫もギャレーを使うのに邪魔で、要りません。

 

このギャレーを分解して最後部に移設します。

 

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ギャレーを分解して搬出したところ。まだベッドベースにはテレビ台とカウンターのベース脚、それに付随する電気ターミナルが残っていますので、これも撤去します。

 

変えるなら思い切りよく

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撤去後。すっきりしました。ここに、ベッド台延長ベースを取り付けます。

 

f:id:acsekitori:20161211125351j:plainベッドマット延長用ベース。下には計算通り、水洗トイレ(ポルタポッティ)が収まっています。もちろんベースにはL字金具で補強をしてあります。

 

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マットを載せてみました。計算上は、これでリアのギャレー前からフロントシートまでが全てベッドスペースになります。

 

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ピッタリはまりました。マット上にラグを被せましょう。

 

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これで200cm×140cmのダブルベッドが完成。詰めれば大人四人でも宴会ができます。テントと思えば壁が直立している分、快適ですね。

 

次は、リアゲート下のギャレーとカウンターの設置作業です。

 

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もともと右サイドに取り付けてあったカウンターを、リアに合うよう切断します。ホワイト合板は140cmだったので、そのままでピッタリです。

それをベッドベースの最後部に固定。リアゲートカウンターが完成しました。

 

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後方にギャレー、前方にREGZAを取り付けました。

 

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REGZA横にはツーバーナーコンロと湯沸かし専用のスリムカセットコンロを常設。

カウンター後部の下部カウンターには、カメラバッグ等の機材を置けます。さらに下には排水タンクと発動機式発電機(ジェネ・グレーのエアコン室外機ケースで防臭している)を置きます。

これを道の駅等でさらけ出すのはみっともないので、カーテンも付けてあります。

 

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棚にハンガーラック代わりのパイプを固定。冬はダウン類などのアウターの置き場に苦労しますので、この場所に吊るしましょう。

運転席には何も置かず空けておくのは当然として、助手席にもウェア類等はなるべくは置かず、車内の整頓を心がけておかないと車中泊時に災害等で急に移動するときに困ります。

 

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ベッド後部右側の棚に、電気ターミナルを固定しました。ここには外部電源をつないでAC100V、ソーラーパネルで常時充電しているサブバッテリーからはDC12V、及びDCACインバーターを介して100Vの電気を使うことができます。

上に写っているのはDC12Vの蛍光灯です。

 

 さあ、これで車内のリフォームは完成しました。このリフォームにかかった費用は、補強用の金具などで約500円。元のベッドベースなどは全て転用しましたし、それも数千円しかかかっていません。作業工賃は無料。自分ですから。実に安いキャンピングカーですね。 

ギャレーと四分割のベッドマットは、このグランビアを購入した時に付属していました。元は8ナンバーの正式なキャンピングカーだったのです。

 

もう冬ですので、ついでにスタッドレスに交換しましょう。

 

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しっかり増し締めして、全ボルトを指差確認。この作業もカー用品店に依頼すると3000円くらいかかりますが、自分でやるとタダです。

 

これで準備万端、いつでも雪の中の楽しい楽しい車中泊へ出かけられます。

どうです?自作の参考になりましたか?

しかし、この広大なベッドを常時設置できるのも、平成10年式のグランビアで定員二名の貨物ナンバーを取得したからです。新し目のミニバンでは貨物ナンバーを取得するのに検査が厳しくなっており、自分で陸運支局でやるにはハードルが高くなっているようですね。

構造変更の申告をせず、ただシートだけを取り外して二週間以降乗り続けると整備不良で切符を切られたり、事故の時に任意保険がおりなかったりする可能性もありますのでやめたほうが良いでしょう。

私も当初は後部座席を残して定員を確保し、座席を倒した上にコンパネを置いてベッドにしていました。それでも充分快適に眠れるのですが、カウンターや大型TV等を固定できないのと、ベッド下の広大な空間がシートに占領されて、荷物が積めないのです。

仕事での写真撮影、趣味でのスキーやキャンプ等、常に大量の荷物と酒を持参して車中泊する私にとっては積載スペースの確保は至上命題でした。

 

自作されるときは自己責任でどうぞ。

2016.12.11

 

 

 

 

 

旅日記/山岳部忘年会 〜大都会の漁港に一年の苦難を忘れる〜

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2016.12.11 旅日記

どうも、シバク・ドワレことacsekitoriです。

昨日、大学山岳部のOB会を大阪キタで開催しました。ほぼいつものメンバーなんですが、みな多忙な時期のためキャンプなどはできず、街飲みです。

しかし、ただ居酒屋へ行ってそのあとバーか立ち飲みへ。。。なんておきまりのコースでは面白くないので、何年か前にできた中之島漁港なる飲み屋でのパーティです。

この後に、本番の忘年会として普通の居酒屋の飲み放題コースも予約してあるので、ここはゼロ次会です。

 

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当然、飲み会なので電車で行きます。鈍行をチョイスしたのでガラガラ。いちばんまえのかぶりつき席をゲットしました。楽しいですね、前を観るのは。

 

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京阪電鉄の最新路線、中之島線終着の中之島駅です。大阪国際会議場の真下にありますので、平日は多くのビジネスマンなどで賑わうのでしょうが、土曜の昼下がりとあって人影もまばらです。

 

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地上に出ると、抜群の青空が出迎えてくれました。

水の都大阪。大阪といえばごちゃごちゃした排気ガスと中小企業の街を連想されるかもしれませんが、ここ中之島界隈は世界に誇れる憩いの場所だと思っています。

なにもなくて良いんです。ただヴェネツィアのように水のほとりで生活し、眺められる。この空間は貴重ですね。

 

期待して来たのですが

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初めて訪れた、中之島漁港。ちょっとイメージと違っていました。先ほどの川のほとりの遊歩道のように、川に面してテーブルとベンチが置いてあるのかと思いきや、テント張りの本屋と、手前外側にあるオープンテーブルだけです。

水面との境には高い堤防があり、この店から川を眺めることはできませんでした。夏は特設の会場ができるのかもしれません。

 

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早速中に入り、品定めです。巨大な生簀があり、泳ぎ回っている魚たちをその場で捌いて提供してくれます。アジとハゲを頼みました。五人ですが、直後に次の食べ放題飲み放題プランがあるので、一匹ずつです。値段はまあ良心的でしょう。

 

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目の前で魚をすくい取るお兄さん。遠くまで旅に来た雰囲気を、西日本一の繁華街のすぐ近くで味わわせてくれます。

 

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陽が当たってるうちは良かったんです。しかし、日陰になったら寒いこと。みなダウンを着込んでいますが、山岳部ならではのドMぶりです。

寒くてもビール!乾杯して旧交を温めます。

 

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ウマズラハゲ、アジ、とらふぐの唐揚です。アジは大好きなので、写真を撮る前に食ってしまいました。味はぷりぷりで最高。とらふぐは少し脂っぽかったですね。

この肴たちには私は本来日本酒を合わせるのですが、ゼロ次会で出来上がるわけにはいきません。ビールだけにしときました。

 

今年もいろいろありましたが、この乾杯で全て忘れられます。来年も良い年でありますように。

2016.12.10の思い出

 

 

雑感/退院 〜お仕事。それは絶対服従の戒律なのか〜

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2016.12.7 エッセイ

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

無事、退院しました。早速お仕事です。それは愚痴でも、働けない人への嫌味でもなく、純粋にうれしいのです。

働けることの喜び。重たい荷物を運び、汗をぬぐいながら時が過ぎるのを早く感じる。決まった時間の中で、より効率の良い作業をこなし、明日へ疲れを残さぬよう手早く片付ける。

そういう労働をした後に家庭の安らぎの中でくつろぐ一瞬は、なにものにも代えがたい至福のひと時です。

 

 仕事。労働。作業。job。work。呼び方は数々あれど数あれど、働くのは楽しいですね。もちろん、頭脳的に戦略を練る仕事がやりがいがあるのですが、黙々と単純作業をこなしていくのもなかなか達成感があってよいものです。

それは妻も同じでした。

 

先日、妻が職場のパワハラで退職しました。パートでしたが、単純に仕事内容がいやだから辞めた、と捉えられるのは心外です。パワハラというよりも、犯罪行為に近いものだったからです。

端緒は妻が帰宅時に異様に不安がるそぶりからでした。

最初は、職場に慣れていない緊張からの疎外感、疲れかと思っていました。しかし話を聞くうちに尋常ではないことが判明してきたのです。

 

具体的に事象を聞き取りしていくと、以下のような内容です。

私は物事を客観的に捉える性格ですし、ここ何年かはあまりに自身にふりかかる数多の災いに、まるで警察官や消防官のように冷静にアクシデントに対処するような死生観ができていますので、淡々と述べます。

 

事の始まりは、採用後すぐでした。私の居住している地域にあるうどん屋だったのですが、面接ではある程度厨房を経験した後、ホールに出て接客するとの内容だったのです。

それで厨房から始まったのですが、そこには古くから勤めているらしい同じくパートのオバさんがいました。齢は60前後。そのオバさんの不良行為は、妻に挨拶を強要することから始まりました。

 挨拶するのは常識中の常識。それは小学生でもします。しかし、その仕方がオバさんの逆鱗に触れたらしいのです。

まず、そのオバさんが先に出社して作業をしていると、すぐ横に行ってお辞儀をして大きな声での挨拶を強要します。本人は耳があまり良くないのか、作業をしているからか、2mも離れて挨拶すると極めて不機嫌になるそうなのです。

「おまえ、挨拶は!!」

と、恫喝しながら、強要です。

 

それでも、妻はそういう職場なのだろうと、従っていたそうです。

ところが、最初の挨拶の仕方が気に入らなかったのか、そこからイジメが始まりました。妻はおとなしい性格なので、挨拶も作業も少し控えめなところがあるのです。

それでも言われた作業を教えられた通りにこなし、他のパートさんからは褒められていたそうです。

しかし、そのオバさんは少しでも自分の思い通りに行かないと、烈火のごとく暴言を吐き、責任者である店長の指示とは違う作業内容を強要して来たそうです。

 

パワハラなんてものではなく、恫喝

これ以上はあまり具体的には書けませんが、とにかくいま世間でよく言われているパワハラですね。

私は在宅中・入院中に関わらず、妻のパート労働が終わった直後から内容をスマホで報告させて様子を見守っていました。

しかし、先週ついに妻が泣きながら事象を訴えて来ましたので、これはただならぬ出来事と察知して翌労働日にICレコーダーを持参させ、入店直後からのやりとりを記録するよう命じました。この作戦は妻の提案です。それくらい切羽詰ったのでしょう。

 

帰宅した妻からの報告で、即座に私が入院している病院まで来させてICレコーダーの内容を精査した結果が、次のやりとりです。

 

オバさん

「おまえ、あいさつは?」

「しました(おびえ声)」

オバさん

「そんな声で聞こえるか!なめとんか!」

 

少しの作業の後

オバさん

「おまえ、これでやったつもりなんか?   (他のパート従業員へ)おい、これでやってるんやと。信じられんよな。これで45(歳)やで。どう思う?」(ほぼ原文ママ

 

そのやりとりから前後して、煮えたぎった熱湯の釜の横に妻が立っている時、わざとうどんを手荒く放り込むようになり、その飛び跳ねた湯で妻は火傷を負いました。

 

極めてかいつまんでここに記しました。こんなやりとり、現代では大学の応援団でもしません。

これまでじっと我慢して冷静に聞いていた私のタガは、このやりとりの実際の肉声を聞いた途端かんたんに外れました。ここで黙っていては、私が信念を持って生きて来た53年間がまったくの無駄になります。

 

即座に店長に電話をさせて、退職を願い出させた後で私が代わりました。

挨拶の強要や、呼び方がおまえとの文言までは許容しましょう。しかし、言われたことをこなしているのに年齢を出して幼稚扱いするのは我慢の限度を超えています。

強要罪には当たらなくとも侮辱罪は成立。この事を単にパート間の感情の行き違いだと言い訳する店長にそう通告しました。私は少々気色立っていたかもしれませんが、極めて低い声で、しかし相手には一歩も引かずに言い放ちました。ことを簡単に考えてもらっては困ると。

 

結果、妻が退職を願い出たときは急すぎてパートのやりくりが困るだの、最低二、三週間前には言ってくれだの告げてきた店長は、私が通告した途端に即座に当日退職を受け入れました。

できるのなら最初からそうせい!

 

おそらく、このやりとりで妻が退職した後も、そのオバさんと店長は夫が過保護だから妻がそのように幼稚になるのだ、などと金魚の糞会議をしている事でしょう。

それは私の関知せぬ事。好きになされば良い。

しかし、少しでもなんらかの形で我が夫婦に意趣返ししようものなら、私は黙っていません。司直の手を借りてでも、現在の労働環境がどうなっているのかを痛感させてやるつもりです。

 

少しばかり言葉が荒くなりましたが、オバハンではなくオバさんと書いた私のせめてもの温情を解ってください。営業妨害で訴えられてもこちらも相応の対処をしますので構いませんが、事の公平さをきたす上であえて店名は記しません。

この拙文を読んでいただいた労働者の皆さん、屈する事なかれ。自分の義務を果たした上で、権利は精一杯主張しましょう。窮鼠猫を噛む前に、合法行為で堂々と相手をやりこめましょう。

非正規労働者だからと言って、泣き寝入りするご時世ではありませんよ。

 

まったくもう、シバク・ドワレ。

2016.12.7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闘病記/病院食 〜さらば混迷かつ隠遁とした日々よ〜

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2016.12.6 闘病記・入院19日目

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

制限がかかっていたモバイルルータ、モバスマも無事に復旧して、入院中最後のデータ処理も滞りなく終了してほっと一息です。

最後の昼飯をいただきましたが、見事に好きなものばかり。まあ美味しかったこと。

鯖に脂が乗ってきて、美味しくなってきましたね。冬ですなあ。夏のサバは猫またぎと申しますが、調理方法によってはなんとか食べられます。

しかし何と言っても旬は冬です。夏は釣れてもリリースすることが多い暴れ者のサバ君。でも、冬はごちそうですから捨てるどころかそれを狙いによく行ったものです。

 

鯖の骨は抜いてくれてるし、梅干しの種も出してある。至れり尽くせりですなあ、病院食って。こんな美味しい食事を、抗がん剤処方中と抜針後一週間くらいは食べられなくなるんですから、もったいない話です。

 

ようやく退院

長かった今回の入院も、今朝の採血で問題なかったので明日退院許可がおりました。やっと家で落ち着いて仕事ができます。

仕事ばかりではありません。既に仕事納めが終わった後のロングキャラバンの計画も出来上がりました。今回は久しぶりに信州から北関東方面を攻めようかと思っています。

行ったことのない名所も訪れる予定で、妻ともども楽しみで夜も10時間くらいしか寝られません。

 

まだ見ぬ地への想い。吹きすさぶ風の中、粉雪が舞ってくれるのでしょうか。スタッドレスへの交換作業と、冬バージョンへのグラのリフォームを行って、万全の体制で挑みましょう。

 

日本は広い!既に日本の47都道府県に足は踏み入れていますが、まだ訪れていない土地のなんと多いことか。

この退院前日の気分の高揚を知っているから、入院はやめられないんですよ。なんか違うか。

2016.12.6

雑感/PCとネットワーク 〜重要なライフライン?なけりゃないでなんとかしないと〜

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2016.12.5 エッセイ

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

ある事情で、二日間ブログの更新をしませんでした。その事情とは?

実は外で作業をするノートPCが不調のため、入院中にも関わらずMacBook Proを買い足したのです。

 

apple社のPCやiPhoneなどを使用している方は当然使っているでしょう、iCloud。これはMac/iPad/iPhoneなどが新し目のOSであれば、ほとんどのデータを自動的にサーバに保管して共有でき、即時各マシンに反映されるとてつもなく便利な機能なんですが、新しい本体を導入した時に少しばかり問題が起こります。

それは、いずれかのマシンで膨大なデータを作成してサーバに保存されていた場合、新マシンを始動させた段階で新マシンにその大量のデータのダウンロードが始まるのです。

 

固定回線の光ファイバーなら何の問題もありませんが、モバイルルータだと落とし穴がありました。

私が外出時に使っているWi-Fiルータは、スマモバ。これが、ドコモのLTE回線を使い放題で税込¥4300ほどと、高額ではありますが便利だったんです。山奥や地方への巡業が多いですからね。WiMAXだと大都市しか使えませんでした。

 

今までは新機種導入は在宅時にセットアップを完了させていましたので気づかなかったのですが、先ほどの外出中自動ダウンロードで問題が起きました。

導入したのが12/2だったんですが、その回線で1日いろんな作業をこなし、翌朝目覚めるとネットがとんでもなく重いのです。

どうしたものかとスマモバの公式HPで質問コーナーを読んでみると、ありました。

なんでも、ドコモ回線をスマモバが拝借している関係上、利用者でその回線を分け合う形になるので、個人が一定以上の通信を行うと制限がかかると。

 

あまりに容量が

これはいかんとスマモバ客相に電話しました。使い放題との謳い文句にて集客しているのに、制限をかけるとはなんたることよ、と。

しかし、公式HPのプラン説明にも小さい字で[三日間で1G使用すると、制限がかかります。その場合、200kbpsになります]と書いてありますので、民法上も商法上もどうしようもありません。通常は40mbpsほどは出ていましたから(表示上)、約二百分の一ですね。合ってますか?計算。

私が使用したのは1日で15GB。仕方ないですね。とりあえずいつになったら復旧するのか訊くと、数日様子を見て欲しいとのこと。これでは仕事になりません。

 

話が長くなりましたが、そんな訳でブログどころではなかったのです。

自他共に認めるスーパーポジティブシンキングの私、これは大ラッキーでした。幸いこの間の仕事はデータをDVDに焼いて発送する顧客でしたので、通信は関係なかったのです。

これが、データを宅ふぁいる便などのファイル転送システムを通じて、ネットで東京へ送るクライアントの仕事の、締め切り直前に起こった事象なら目も当てられません。

 

これからは、使用量を問い合わせるなどして事前にディフェンス網を構築することができます。転ばぬ先の杖、ではなく転んだけど大怪我しなかった、とのお話でした。

 

家からアップできましたが、校正する間がなく変な文かもしれませんがお許しを。

2016.12.5

 

 

 

雑感/長崎ちゃんぽん 〜永遠の完全栄養食〜

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2016.12.2 エッセイ

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

永遠の完全栄養食、なんともたいそうなタイトルを付けました。それくらい、私のがん治療にはなくてはならない長崎ちゃんぽん。ついでに皿うどん

いつの頃、初めて口にしたのでしょうか。

画像のものはリンガーハットです。昔はこのようなチェーン店は存在せず、本場九州へ行った時か地元の中華料理店でメニューにあれば貪りついたのを覚えています。

 

近江ちゃんぽんや愛媛の宇和島八幡浜ちゃんぽんなど、各地にご当地グルメ風のちゃんぽんがありますが、私は王道の長崎ちゃんぽんが好きです。

豚骨スープに、コシのある極太麺。たっぷりの野菜と、豚バラ。イカやエビなどの海鮮。けっして豚を入れすぎるとよくありません。多くの野菜の中に、ほんのり豚の噛み応えがあるのが良いのです。

 

スープを飲み干すと塩分摂りすぎでしょうが、野菜はふんだんに摂ることができ、消化も良いです。これを入院中の外出時にいただくと、それまでの食欲不振が一発で吹き飛びます。

 

もちのろん、ラーメンも大好物なんですが、さすがに副作用がキツイときはあかんのですわ。どこが違うのでしょうね。好みの問題もありますが、きっとたっぷりの野菜がしつこさを相殺してくれるのでしょう。

 

酒なしで楽しめる

ちゃんぽんに限らず、麺類はビールが欲しくならないのも良いですね。酒飲み丸出しですが、餃子や中華系、お好み焼きなどは必ず飲みたくなるので運転時や入院時は困ります。

グラの放浪で、つい車メシが多くなるのもそう言うのが理由です。宿泊地に着いて寝る支度を済ませてから、買っておいた惣菜や持ち帰りの唐揚げなどで飲むビールの美味いことよ。

これで風呂がある道の駅やSAなら最高です。予約が要らず、荷物を部屋まで運ぶ必要が無い分、旅館やホテルより快適だとも思えます。

 

さあ、もう病院食も食べられるようになってきました。食欲全開です。

刺身くいて〜〜

2016.12.2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闘病記/体調はほぼ良好 〜表面的な回復に惑わされることなかれ〜

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2016.12.1 闘病記/入院14日目

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

今回の抗がん剤入院、早くも二週間が経過しました。下痢は思ったよりは酷くなく、まあ楽な入院でしたがそれは表向き。採血の結果は飛びぬけて良いわけではなく、骨髄抑制はあるようです。

この骨髄抑制とは、血液中の白血球や血小板などを造る組織がやられて、思うように量産できない状態です。なので、人混みに行ってウィルスや雑菌をもらってしまうと、なかなか治りづらいですし、出血すると止まりにくい。

元々人混み、特にショッピングモール系は嫌いですのであまり苦になりませんが、山で落ちたりバイクでコケて出血しないようにしなければなりませんね。

 

今まで2年半の長きに渡り愛用してきた現在の抗がん剤とは、今回でサヨナラです。次回からは、肺転移へ対処する新薬。どうか副作用が今より強くなりませんように。

今回は同室者の一人(50代後半)の程度があまりよろしくなく、このブログで大部屋の居心地悪さを愚痴ったりもしましたが、それも天命。怒れば怒るほど寿命も短くなるでしょうから、見て見ぬ振りで貝に閉じこもってました。喧嘩しても仕方ないですからね。

みなさんのブログを読んで気分転換をしてました。おもろい方は、とことんおもろい文章を書きなさる。

 

ドクターからは、血液の様子を見ながらだけれども、来週には退院できるだろうとの見通しをもらいました。もう明日にでも車中泊やツーリングに出かけたい気分ですが、その前にしっかりと体調を整えて、受けている仕事をこなしてからです。

 

もうすぐ夜が明けます。がん治療は、地球の動きに似ています。明るかった日中の日差しが夜になって何も見えなくなり、しかし必ずまた夜明けが来て明るくなります。これの繰り返しですね。

 

夜明けは必ず来る

画像は11/26の朝、痛快な夜明けでした。

太陽と月を両方眺められる、この周期の黎明は素晴らしいですね。昔電気文明がなかった頃、歌人たちはこの大地と大空の移り変わりを見て涙し、そして喜びの笑顔で詠んだのでしょう。

私もできうる限り空を見て、山を眺めて暮らしています。テレビやインターネットばかりでは、眼も心も疲れてしまいます。いっそPCやスマホの類を捨ててやろうかとも思いますが、それでは仕事になりませんし、遊びの情報を仕入れるのも困りますね。

完全な山中での隠遁生活などする気もありませんし、がん治療には自らの知識を鍛え上げるための情報入手は不可欠です。

 

炎といっしょで、インターネットも利点だけを拾い上げて上手に利用したいものです。どちらも間違った使い方をすれば、武器になってしまいますから。

2016.12.1

旅日記/世界遺産・五箇山 〜雪深く、暮らしの辛さは微笑みで〜

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2015.3の思い出

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

 

深々と降り続く重たい湿雪。

どさっと落ちる音がして屋根の地肌が見えたのに、また次の日には家を隠してしまう白き悪魔たち。

雪をかけばかくほどに厚みを増してゆく、道端の氷の塊。

 

昨年の三月、五箇山へ撮影旅にでかけました。ちょうど春の低気圧が通り過ぎて天候は悪化しましたが、前日からの大雪で屋根にはたっぷりの積雪、撮影当日も降りしきる雪で撮影には好都合でした。

しかし上にしたためたように、暮らす人々はたいへんです。

 

この日の前日に大阪発札幌行きのトワイライトエクスプレスの最終運行日撮影をしましたので、NikonD3と70-200f2.8Gでの本気撮影です。この組み合わせは重たいのが難点ですが、良い筋トレになりますのでがんばりましょう。

 

f:id:acsekitori:20161203173723j:image

この時は北陸〜飛騨のロングキャラバン。金沢で夜の魚を楽しんだあと、砺波周りで五箇山入りしました。まず一番北にある相倉集落の有料駐車場にグラを止め、山を登ります。山道は1m程の積雪。踏み固めてはありますが、どんどん雪が降ってきますので軽いラッセルです。

私にはどうってことのない里の雪歩きですが、妻は生まれて初めての体験。珍しいのと子供のようにテンションが上がるのとでしんどさを忘れるのか、なんとかついてきました。

 

久々のラッセルに心躍らされ 

時々膝まで埋まる悪雪に苦労しながら展望所に着くと、目前には水墨画の世界が広がっています。平日とあって人影はほとんど無く、ただしゃりしゃりと雪の降る音のみが辺りを支配しています。

妻に雪のボールを投げられました。本格的な雪合戦は初めてのようです。私にはいっこうにあたりませんが、応戦した私の直球が腹に当たり、白旗です。

楽しいか?うん、楽しい。はしゃぐ彼女を見ていると、こんな周りの状況でも全く寒くありませんでした。

 

駐車場で16時過ぎでしたので、撮影しながら上に登った時には17時前。もう三月ですので陽が長くはなってきていますが、天候が悪いので暮れるのはもうすぐです。

夜道に日は暮れないとは言いますが、ここは雪の中。冷える前にくだりましょう。

 

f:id:acsekitori:20161203173747j:imagef:id:acsekitori:20161203173804j:image

下に降りてきたところで、ちょうどあかりが灯りました。心まで照らされて、暖かくなります。降りしきる雪がスローシャッターで滝のように写っていますね。

この湿雪が曲者で、ゴアテックスや防水で無いウェアだと雨のように濡らしてしまうのです。クルマ旅ならなんてことありませんが、登山なら要注意。これで道迷いをして夜を明かそうもんなら、慣れていない人は1発で凍死するでしょう。装備は重要です。

私は例え車中泊であっても、妻には必ず冬山用ダウンジャケットとゴアテックス雨具を用意して万全の態勢で臨みます。大切な人ですから。

 f:id:acsekitori:20161203173824j:imagef:id:acsekitori:20161203173839j:image

次にクルマを進めたのが、ちょうど五箇山の中心部にある菅沼集落です。ここには無料の大型駐車場がありますので助かります。

ホワイトバランスは多少調整していますが、画像の色を変えることはしていません。デジタルになり、画像ソフトを使えば簡単に彩度や明度、シャープネスの調整ができますが、あまり触りすぎるとせっかくのレンズの特性が損なわれますし、何よりも現場の空気が逃げて行ってしまいます。それではもはや写真ではありませんね。

 

とにかく、この色調の変化で、時間の移ろいが判ると思います。

白かった空が薄い水色へ。そして青くなり、やがて群青に変わっていきます。その紺色が深くなり、やがて黒くなって木々が見えなくなる頃、この合掌造りがもっとも華やぐ瞬間が訪れます。

私は、空のグラデーションが大好きです。晴れ渡った冬空の暮れ行くオレンジや夜明け直前、黎明の紫も好きですが、このように重たい鉛色が深みのある藍色に染まっていくのも、雪国ならではの渋みでしょう。

フォトグラファーをしていて良かったと思える刹那です。

 

f:id:acsekitori:20161203173858j:image

すっかり闇が訪れた合掌造り。傘をさしているのは観光客でしょうか。地の人たちは、雪では傘などさしません。

 

今年も世界各国、日本中から多くの観光客が訪れるであろう、世界遺産合掌造り。

未来へそのかけがえのない遺産を引き継ぐためにも、まず日本人からマナーを守りましょう。あなたの行いは、子供達が見ています。

2016.11.30

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