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雑感/トレーニング 〜マメとタコの数だけ思い出が増えるんやで、妻よ〜

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2017.7.16 エッセイ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

6月から、暑いのでSC38に乗る時にはハーフグローブを装着しています。

私は前を向いて運転していますから転倒時にはコケる事が認識できますので、手のひら若しくは腕のプロテクタをスライディングさせて指先を護るつもりです。

が、妻はしょっちゅう脇見をしてスマホで撮影していますので、フイに転倒若しくは事故に遭遇した場合、おそらく受け身を取る事が困難と予測されます。拠って、夏用ですがフルグローブを装着させています。可愛い妻ですから。

Androidは手袋モード撮影ボタンがあるそうですしね。

 

で、本題です。

これは左手ですが、画像の中指と薬指の表皮が剥けていますね。愛馬SC38のクラッチは軽い方やと思いますが、装備総重量は500kg弱。

それを操りつつ、クランクの右左折や渋滞時、極低速直進を必要とする時などはやはり教習所教官のご教示通り半クラを多用して乗り切りますので、マメができて直ぐに潰れます。半グローブ購入当初は痛かったのですが、時を経るごとに下の真皮が硬化して来て、いわゆるタコができます。

こうなると、もう痛くはありません。プロ野球アスリート達が、マメを潰しながら地獄の練習をし、サボるものは永久ベンチウォーマーで終わるのと同じですね。

雑菌が侵入するのが怖いですが、まだ出血には至っておりません。留意します。

 

あとは、巨大なる直列4気筒故の左右に出っ張ったシリンダの熱対策でしょうか。 

これは、本革製のオートバイブーツかウエスタンブーツ、若しくは山用のハードシェルに近い剛性のゴアテックスシューズを履き、パンツは夏場は厚手のデニムかタイチ製のゴアテックスパンツ、それ以外は本革パンツを履いて直接肌にシリンダが触れないようにしています。

 

オートバイはスポーツだ

ハーレー乗りの山岳部のT先輩に、

「ハレ乗りはみんなガバッと脚を開いて行儀悪く見えるが、空冷1500くらいのエンジンだから、熱くてニーグリップしてられないんだよね」

と、愚痴ともボヤキとも付かない言い訳を頂戴仕りました。

私のSC38にも同じ事が言えます。

脚をガバッと開くには乗車前のストレッチを欠かさず、股割りを藤川球児の登板前のように入念に励行しなければなりません。他にも、左右や後方確認、コーナーでの腰とウエストを駆使した切返しや、悪路での中腰での踏ん張りなどなど。

オートバイは、スポーツです。

 

トレーニングより、半分グッズ紹介みたいになってしまいましたね。グッズ詳細は、いずれ今の用品漁りが落ち着いた時期に、使用感と共に掲載しましょう。

 

さあ、乗りたくなって来たでぇ。どうする?

2017.7.16

闘病記/物忘れ 〜アレ?どこにやったかな〜

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2017.7.15 エッセイ

 

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どうも、シバク・ドワレです。 

最近ね〜、物忘れがひどいんですよ。

ちと前までは、2TBのSSD並みの抜群の記憶力を誇っており、過去のツーやキャラバンの行った先や日時、食したウマカメシなどをスラスラと間髪入れずに答えて妖怪扱いされていたものですが、ここんとこ古いデータ以外はサッパリです。

 

先々週行った弾丸長崎キャラバンの道中で使っていたオートバイ用のチャイナナビが、どこにもありません。

5月のミーティングにて使ったであろう、caravan社の防水ズダ袋も、行方不明です。

SC38(サンパチ)に装着したハイウェイペグも、エンジンガードに付けるベースのみしっかり締め付けて、ステップを送付時の状態から増し締めせずに走り出し、モノの数十分で紛失しました。

 

これらは、明らかに化学療法の副作用でしょう。と、思いたい。

いや、老化かなぁ。

ひょっとして、酒飲み過ぎで脳細胞の記憶中枢破壊されまくり⁇

 

仕方ないので、困った時のヤフオク頼み。

国内メーカー販売の1つ前の型、2014年度版マップデータ入りの5インチナビを¥3580で即決ゲットしました。

製造国はチャイナですが、国内メーカーの威信にかけて製品チェックをしてくれているでしょう。

防水ズダ袋はもう1つあるし、45リットルゴミ袋でもなんとかなりますから良いとして。

 

ものを捨てるなんてできるかいな 

私は、ミニマリスト?の対極に生きる人間で、カメラ機材、オートバイグッズ、山装備、キャンプ用品などなどのまるでamazon倉庫かのような物量に埋もれて生活していますだ。

 

妻が時折、怪しげなモノが落ちてきて頭に当たりそうやからなんとかして欲しい、と無駄な無い物ねだりをして来ますので、ちゃんとロッククライミング用の落石避け軽量ヘルメットを室内にスタンバイさせておりますが、使用して暮らしてはいないようです。

ちゃんと我が家の法令条例は遵守して欲しいなあ。

 

そんな大量のギア達ですが、一応プロですのでカメラ機材はもちろん整理整頓してカビるものは防湿庫へと陳列し、山道具もそれなりに棚に収まっています。

問題は、大量のSC38やグラのパーツ・車中泊便利ブツと、溢れんばかりのキャンプ用品です。

もうアウトドア遊びをせず、ホームパーティやホームバーでの寛ぎに全精力を傾けるなら、ボトルとグラスだけ残して断捨離も良いでしょう。

しかし、そんな事をすれば病状が悪化して往生し、あの世の針の山をクライミングするのは、eyeにlookする事は目に見えています。あれ?カブった。

 

このブログを備忘録として上手に活用し、夫婦のドタバタ泥沼だけには絶対使わないよう、お誓い申し上げます。

 

誰か、わたいのメガネしりまへん?あ、ドタマの上や…

2017.7.15

 

雑感/バイカーズミーティング 〜ハレ乗りよりもハーレー乗りと言われつつ〜

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2017.7.14 エッセイ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

まず最初に、この画像をご覧になってドン引きしないで下さいね。

モヒカンありいの、スキンヘッドありいの、ヒゲ面ありいの、金髪ロン毛パーマありいの。よくもまあ、こんだけおガラのよろしく無さげな大人が集合したものやと。。。

それが、皆さん気さくで優しい人ばかりなんですよ。

確かに乗られているオートバイは個性的なブツばかりですが、それはファッションと共に自己表現であり、義務を遂行している上での自由追求なのです。誰もが風を感じてますから。

 

一例として、過去に足首の靭帯を2回損傷して登り坂が苦手な妻が坂道で苦労していると、すれ違う誰もが、

「大丈夫ですか?手を貸しましょうか?」

と声かけしてくださったそうです。

今の日本では懐かしくなってしまった光景だと思いませんか?

私が学生の頃まではごく普通の日常風景でしたし、私は今でも街中で励行していますが、ときに怪訝な顔をされる事もあります。誰です?アンタの顔が怖いからや、と呟いたのは。

 

これはvibesなるハーレー雑誌の8月号に掲載された画像を拝借しました。

中列中央に写っているテンガロンハットの、革製じゃ無い方が私です。ルーペで探してみてくださいね(ふるっ!)。

肖像権・著作権上の問題がございましたら削除しますので、警告をお申し出くださいませ。拝受します。

 

このミーティングでの最長老は、御歳75歳やそうです。
その方とお話しして、私が
「ミーティングワッペンがまだ ベストにたった1つなんですよ」
と自虐すると、
「ワシにもそんな時があったんや」
と優しいお声をかけて頂きました。
ちなみにコワモテのその方の革ベストにはもう縫い付ける隙間が無くて、むえ七重にビッシリと縫い付けられていました。誰から表彰されるわけでも無い、なによりの勲章ですね。

現役でデカいハーレーに乗るばかりで無く、ミーティングで幹事を精力的にこなし、ツイッターフェイスブックを自由自在に操られています。

外見はともかく、志を持ち続けて体力も鍛え通し、何よりも周囲に気配りをされているご高齢の方と接し、日頃のストレスは雲散霧消する思いでした。

なんと乗り始められたのは、まだHONDAのCBが出る前だったそうですから。産まれてへんかも???

 

レプリカ、いや今はSSですか、それとかBMWとかドカなどのヨーロッパ乗りさんは、アメリカンを避けるかもしれませんね。志向があまりに異なりますから。

私も、かつてはそうでした。国産嗜好の私には、ハーレーに偏見があったかもしれません。取っつきにくそうやな、と。

 

しかし、昨秋初めてミーティングにお誘いを受けて参加して、回を重ねるうちにその偏見は見事に吹き飛びました。気は優しくて力持ち。ナイスガイが多いですよ。私は病弱ですが。

 

みんな同じ二輪乗り 

以前も書きましたが、同じオートバイ乗り、いがみ合いたくは無いです。

変な例えですが、野生動物の間では、棲み分けをしている個体同士では争いをせず、喰わないと山の師匠に聞きました。

例えば、ツキノワグマは同じような生息環境に居るニホンカモシカを襲わないそうです。

 

オートバイの国内販売が振るわず市場がどんどん縮小して、同時に賃貸住宅物件のオートバイ置き場も殆ど見受けられなくなってきた昨今、オートバイ乗りの肩身は狭くなる一方です。

 

暴走行為は謹んで、4輪にも迷惑を掛けないような運転を心掛け、もっと楽しく安全なのりものである事を啓発・啓蒙しませんか?

 

手前勝手な論理ですが、山へ軽装で登るのを注意する事を過干渉と思われるのが大キライなくらい、この文章を読んでウザいと思われる方にはあまり乗って欲しく無いです。どうかそんな方は床の間にオートバイを飾っておいてください。

 

さあ、分子標的薬のアバスチンと抗がん剤のフルオロウラシルが身体の隅々まで回ってきて、二日酔い状態でシンドイから寝よーっと。

2017.7.14

 

acsekitori.hatenablog.jp

 

acsekitori.hatenablog.jp

 

 

 

改名/ペケヨン改めサンパチへ 〜昔の名前で出てきます〜

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2017.7.14 エッセイ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

今日は、ホンマの自己満足ネタです。まったく人の世に役立つ事はございませんので、悪しからず。

今の愛馬の納車前、そのHONDA X4 typeLDの事をペケヨンと名付けました。理由は、前車XJR400R(ペケ)を愛するあまり、想いを引きずっていたからです。

しかし、先日ある方にブログのコメントをしたところ、ペケヨンではなんのバイクかわかりにくい的なご指摘をいただきました。

確かに、XJR1300に対しての、XJR400R。つまり、ペケジェイアールの400みたいですね、ペケヨンだと。

 

そして、そろそろ前車ペケへの未練も断ち切り、新しい愛人…やなくて愛馬を純粋に愛するためにも、愛称を改称します。

それは、

「SC38(サンパチ)」

です。 先日の拙文にもしたためましたが、X4 typeLDの正式名はCB1300DCで、X4 typeLDはホンダが命名した愛称なんです。シビックとかプレリュードみたいなもんですね。NSXのほうがわかりやすいかな?

で、型式名がSC38。この呼び方はポピュラーで、バリ伝の巨摩 郡が駆るCB750F(エフ)がRC04、教習所でお馴染みだったCB750がRC42などと、型式名で呼ぶ人が多いですね。

これらはモデルチェンジを繰り返して、ギネス級に長寿のバイクならではの呼称で、名前はほぼ一緒なのに形がまったく違うのを識別するためにそう呼んでるみたいですね。

我がX4 typeLDのようにフルモデルチェンジせず1代限りだったオートバイを型式名で呼ぶ例は少ないかもしれません(厳密には初代がX4、マイナーチェンジでローダウンしてX4typeLDに。どちらもSC38)。

 

わかりにくいですが 

が、私は昭和38年、花のサンパチ生まれですので、縁起も良い。

決めました。サンパチです。

しかし、文中でいきなり、

「サンパチで山を走ったよ」

みたいな書き方をすると、マニアならSUZUKI GT380を連想するでしょうし、よくオートバイを知らない人は

「サンパチ?なんじゃそら。ウソのサンパチか??」

てな事になりますので、本文中ではSC38にします。以後、よろしうお見知り置きを。

 

ついでと言ってはなんですが、以後は二輪全般の話題を論じる時はバイクでは無く、オートバイと呼称する事にします。

これは単なるこだわりです。

大好きな小説、

「彼のオートバイ、彼女の島」

も影響しているのでしょう。 

バイクでもモーターサイクルでもなく、オートバイ。なんか響きが良く、爽やかな印象を受けませんか?私だけかな。

 

さあ、愛する子の呼び方も変えたところで、今日から入院2回目の抗がん剤治療!

がんばるで〜!

2017.7.14

 

 

歴代愛車/オートバイ編 〜ありがとう、過去の英雄たち。貴君らのおかげで生きてます〜

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2017.7.12 備忘録

 

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どうも、シバク・ドワレです。

以前、歴代の車泊クルマを列記しましたので、覚えているうちに今度はオートバイ遍歴を振り返っておきましょう。

 

acsekitori.hatenablog.jp

1.SUZUKI TS50 ハスラー

記念すべき、我がバイクライフ原点のオフロードバイクです。

門真の試験場に原付一種免許だけ取りに行き、初めて触るクラッチやスロットルにおっかなびっくり練習したのも懐かしい思い出です。このバイクで校則を破り高校近くの秘密の置き場所まで通っていた、品行方正なる不良少年でした。

友人が次々と親から買ってもらった中型バイクに乗り換えるのを横目に、高校卒業まで私の山行きの足となり、林道を頼もしく駆け抜けてくれた良き相棒でした。

 

2.SUZUKI RG250E

晴れて高校を卒業して進学も決まり、中型限定免許を取得してバイトで買った2ストかっ飛び車です。スペックではモデルチェンジしたガンマには遠く及ばず初代RZにも負けていましたが、乾燥126kgと軽量で、同じく57kgと超軽量だった当時の私には充分速すぎるやつでした。

むしろ馬力を低速トルクに割り振っていたので、RZほどジャジャ馬ではなく、ツーリングでも楽しい走りを味合わせてくれました。

 

3.HONDA MVX250F(MC09)

当時は単位も順調に取り、山岳部活動に勤しみながら2つのバイトをこなしていましたので、結構資金には余裕がありました。その分を学費に回せば良いものを、バイク三昧です。スンマセン、雲上の父上。かたじけない。恩にきます。

このバイクはやはり今に通じる反骨心から購入した珍品です。皆が乗ってるRZやガンマ、VTには目もくれず、世界初の2ストV型3気筒に惹かれて買いました。結果、ツーリング中の北陸道で見事に焼付き。給油の度のオイル補給にも嫌気がさして、4ストに心動いて行った最後の中型2ストです。

加速はさすがでしたよ。RG時代も含め、コーナーで750をよく抜き去ったものです。若かったなあ。

RS TAICHIのワンピースツナギに10万円も使ったバブリーな頃の話です。

 

初の400ccです 

4.Kawasaki GPz400F

少しオトナのバイクが欲しくなり、初の400です。

タンクに付いている燃料計や、初めてのハザードが嬉しくて、追い越しする度にチカチカ光らせてました。

どノーマルで乗ってましたが、空冷四発にタペット音。川崎やの〜、って感じでした。加速はイマイチでしたが、高速道路のハイスピード巡行はハーフカウルのおかげで快適そのもの。

未だ一回しか行けてない北海道ツーリングに行ったのも、こいつとでした。

ところが社会人になり極悪地帯のアパートに住む友人宅に泊まった時に、盗まれてしまいました。許さん!

 

5.SUZUKI GF250

初のバイク盗難に遭い、傷心を癒すためになんとなく買いました。一度身に染み付いた直列4気筒、四発の魅力には抗えません。

車体はちっこいのですが標準で集合マフラーが付いており、なかなか良い音を奏でていました。しかし、加速は推して知るべし、です。まあ、近所のお散歩バイクですね。

 

6.HONDA CBR250R1988(MC17)

結婚・出産・自宅購入と、バイクから降りる3要素が続き、お約束でブランクが何年かありました。

しかし、私のバイク虫はそんな事で収まってません。阪神大震災で寸断した鉄道代わりの通勤に使用する、との表向きの理由で、どうせなら走るやつにしたろ。とお初のレプリカです。

まだ子供たちが幼いというのに、革ツナギを引っ張り出して六甲や生駒を攻めに行きました。その頃後輩達を引き連れて登頂したおフランスモンブラン山行と合わせて、離婚の第一原因でしょうね。第二の原因は?覚えてません。オンナ嫌いですから(笑)

本格的なレーサーレプリカ全盛時代に送り出されたこいつは、YAMAHAFZR、SUZUKIのGSX-R、KawasakiのZXRと並んで45馬力のホットなヤツ。タイトなコーナーでは大型もミラーに消えて行きました。本気で死ぬんちゃうか?と思ったのもこいつです。以降、大人しくなりました。

 

7.HONDA NX125(JD09)

ちょっとだけバイクが怖くなり、買い換えた原付二種。

しかし、すぐに初の対自動車事故に遭ってしまい廃車。飛び出してきた老害軽トラにチープなフロントブレーキが間に合わず、衝突したのです。その時のヘルニアが、未だに頸椎C5/6に残存しています。

しかし皮肉なもんですな。速いバイクに怖気づいて乗り換えたら事故。。。CBRなら、強力なフロントブレーキで事故らなかったかも。いや、タラレバはやめましょう。こうして生きているんやし。

 

8.Kawasaki KSR80

リハビリの足に、ホンマに飛ばしようのないミニミニバイクを買いました。

なんか意地でも乗ったる感満載ですね。形はオフロードですが、タイヤがちっこいので遠くへは行きませんでした。可愛いけど、下駄。

 

9.SUZUKI GSX250F アクロス

上の画像のバイクです。

離婚や転居でまたしばらく間が空いてましたので、地味なバイクを。って事でヤフオクで13万くらいで落札したのですが、なんのなんの。

このバイク、燃料タンクはダミーで、そこにフルフェイスがすっぽり入る珍車なのですが、実はエンジンはGSX-Rのデチューンで走る走る。

その頃のレプリカは、競争の激しさから公表馬力よりもかなり高い実馬力があったとまことしやかに噂されていましたが、実際すごいパワーでした。軽いので、GPz400Fよりも加速は良かったです。

しかも、経年劣化により純正のヨシムラ集合のうるさい事ったら。フルカバードのせいもあり、とても250には見られませんでした。

 

10.SUZUKI GN125→EN125の間違いでした。ネイキッドのほうです。

 

がんが再発してオペを終え、休業を余儀なくされていた時、四輪もなかったので下駄代わりに買いました。しかし鈴木が好きですな。実は隠れ鈴菌保有者なんです。

下駄の本領発揮で燃費は抜群に良く、リッター50kmくらいはシレーっと行きました。知り合ったばかりの現妻(現地妻ではなく今の愛妻です)と、ちっこいシートにニケツして海山に必死のパッチで行った思い出の原ニです。

 

11.HONDA NV400カスタム(NC12)

125ではしんどいなあ。でもゼニはおまへんで。さあどうする?

困った時のヤフオクですよ。車検1年付き、ETC車載器まで付いててなんと六万円でした。横浜まで青春18きっぷで2人仲良く引取りに行きましたよ、何故か草津温泉に泊まって。

初のアメリカン、ヤフオクの放置車両の悲しさでキャブは詰まり気味でしたが、バラす場所がないし元に戻す自信もない。5,000回転までしか回らないエンジンでも、V型2気筒は低速トルクタップリでそこそこ楽しませてくれました。

殿様乗りで、運転中ガハハハと笑いが込み上げた初のバイクです。緊張感ゼロ。

1年乗って¥45000で売れました。コスパ最高ですね!

 

12.YAMAHA XJR400R

このブログで3月まで活躍してくれた名馬です。

空冷四発にBEETのチタンフルエキの快音は一生忘れないでしょう。

XJR1200用のフルパニア、ドイツクラウザーK2を無理やり装着しましたので、タンデムシートが半分侵食されてました。妻も、その劇的な狭さを一生忘れないでしょう。フルパニアは無事に現愛馬に引き継がれて安住しとります。

買ってすぐにガソリンタンクの錆がフューエルコック周りに蓄積し、1ヶ月入院させた不憫なやつで、他にも度々プチ故障をしでかしてくれた金食い虫でもありました。

 

13.HONDA CB1300DC X4 typeLD(SC38)

まだ買って2ヶ月弱の現役バリバリです。

大型二輪免許を取得する前に契約した可愛いけど黒いやつ。多走行ですが、そこは世界のHONDA。まったく、寸分の不調の兆しもありません。トルクアート、パワードカスタムの飾り言葉に恥じぬ、100馬力とは思えぬ怒涛の加速。不用意にスロットルを開け過ぎると免許が無くなるだけでなく、首がもげます。

燃費は下道ツーリングで約20km、高速をかっ飛び混じりで約17~8kmと、満足な数値です。安全運転ですから。

ビキニカウルから、シックデザインのガイラシールドに交換しましたが、効果は抜群。渋滞気味の下道では角度を一番伏せて胸に風を受け、高速道路では最大限立てるとヘルメットにしか風を感じません。

これとフルパニアで、ツアラーが完成しました。タンクは15リッターですが。

 

 

と、国産全メーカーを渡り歩きましたが、どのメーカーにも長所もあれば欠点もあります。と言うか、私はメーカーよりもオートバイそのものを愛しますので、拘りはありません。

カメラやPC、クルマなどの機械モンは、生命があるかのように、愛して手を掛けてやればご機嫌ですし、ほっとけば拗ねてしまいます。妻や恋人と同一ですね。

その中でもその傾向がいちばん強いのが、オートバイではないでしょうか。

暑くてバテそうでも寒さに震えても、エンジンをかけて走り出してやる。それこそが、オートバイがいちばん待ち望んでいる事だと思っています。

 

さあ、明日へ向かって走ろうぞ!

2017.7.12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑感/キャンプ 〜草のしとねに寝転んで〜

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2017.7.10 野外活動エッセイ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

最近、我が家のキャンプ形態が変わってきました。がん発病から去年の夏頃までは、ほぼ車中泊オンリー。たまに上高地小梨平でテントを張るくらいでした。

上高地にはマイカーの乗り入れができませんので、仕方なく、って感じでした。

それが、昨秋にバイクミーティングにテント泊で行って以来、幕営の割合が増えてきたのです。

最大のポジティブ的理由は、バイクを400から1300に乗り換えたこと。これで、積載量が段違いに増え、走行も安全になったのでタンデムの我が家でもバイクキャンプに行けるようになったからです。

 

対して、ネガティヴ的要因。これは、最近の道の駅での車中泊に嫌気がさしてきたからです。ここのところ、攻撃的な論調が増えてきましたが気にせず言うと。

道の駅の、夕闇が支配するようになった頃。彼方此方の軽バンや古いワンボックスなどから、ゾワゾワとゾンビのように老人たちが這い出てきます。そして、トイレで洗い物をする者、歯磨きをする者、同類を見つけて立ち話を始める者etc。

決して老人だけではありませんし、かつては私も歯磨き程度はしていました。

これが、こちらが気にせず見ないで済むなら別に気にもなりません。しかし、彼らのほとんどは単身者でヒマを持て余しているのでしょう、こちらが車中泊をしているのを発見するとas soon asこちらへ猪突猛進してくるのです。

で、ほぼ決まったように、

「自作なの、これは?なかなかうまいことしてるじゃん、ニイちゃん」

なんやねん、馴れ馴れしい。何がニイちゃんや。アンタみたいな老けた弟を持った覚えは無い!

関東弁での表現に悪意はありません。一応、全国区の方言として。

さらには、

「ちょっと中見せてよ」

「イヤじゃ、アカン」

普通、人の家の中、それも寝室を覗き込みますか?まあ公共の場所ですから、犯罪にはならないでしょうが。

で、私はキッパリと立ち話を断ります。定年後に見よう見まねで始めてみた貴方と情報交換などせずとも、私には35年の経験値があります。

冷たいようですが、しかし平身低頭教えを請う人に対しては、ささやかなアドバイスをする事もあります。

が、さっきのような不躾な老害、いや老人は、決まって人のを軽く見た後にとうとうと自分の車上生活用車内自慢が始まるのです。闘病の息抜きに来て、しかも病院の老人達から逃げるように旅をしているのに、何が悲しいてここで貴方たちの自慢大会の審査員をしやなあかんのや。

 

おっと、軽く書くはずだったネガティヴ要因がずいぶんエキサイトしてしまいましたね。やはり私はGGBBを問わず、行儀悪くあつかましい年寄りが嫌いなんでしょう、自分も年寄りだというのに。

 

さてみなさん

テント。なんて素晴らしい響きでしょう。程よく手入れされた芝の上に、湿気防止のためグランシーを敷いてからテントを張る。その寝心地たるや、どんな高級キャンピングカーも叶いません。

ファスナーを全開にして、蚊帳だけ閉めれば虫は入らずに風は通り抜けてくれます。酷暑のキャンプにはもってこい。

ウチには3つありますが、1人用・2人用・6人用と、妻と寝るには帯に短し襷に長しでしたので、先日モンベルの名作ムーンライト5というややこしいネーミングの、5人用と思わせて実質3人用を追加購入しました。

火器やコッヘルなどのキャンプグッズも、2~30年かもっと経過してずいぶんと年季が入ってきましたので、鋭意更新中です。

 

が、決して車中泊をやめるわけではありません。遠方へ旅をする時は毎日キャンプ場へ寄っていると時間のロスですし、ショバ代もかかる。それに、豪雨の中の設営撤収は大変です。

ですので、今後は往復の道中は高速道路のSAでフードコートメシか買っておいた惣菜などを食し、テレビで情報収集しながら寝る。間はオートキャンプ場でBBQなどを楽しむ、もしくはRVパークにて車内自炊を行う。雨がきつく下道の時は、やむなく道の駅をひっそりと仮眠に使う。

こういうスタイルになると思います。

 

そして何よりも、いま私をワクワクさせているのはHONDA X4 typeLDでのキャンプです。学生に戻って初心からやり直す気分が満喫できますから。

 

閑話休題

そのバイク名、いつもはペケヨンとかX4と略称で読んでいますが、正式にはHONDA CB1300DC なんです。伝統ある、ホンダのCBなんですよ。

でも、このX4のエンジンをベースにして、ベストセラーであるCB1300SFが登場しましたので、CBの1300と言えばそっちになっちゃってます。

昔からCBには亜流があり、名車CB750F(略称エフ)に対して、CB750カスタムやエクスクルーシブなどの四発アメリカンが存在していました。その末裔ですね、ペケヨンは。

 

そんなことで、年に二回HONDA主催で開かれている、CBミーティングにも参加資格があるんです。

 

一回は何千台ものCBに埋もれてみたいなあ。いつもハーレーの渦に巻き込まれてるから。。。

2017.7.10

X4 typeLD タンデムツーリング日誌/いつもの針テラスから笠置へ 〜溜まったストレスを吐き出すのはやはりこいつとか〜

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2017.7.8 タンデムツー奈良・京都・大阪

 

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どうも、シバク・ドワレです。

今日で今回の入院生活も折り返し点。どっかのオバ・ハーンが幼児二人連れの娘を自分の大部屋に泊まらせ、早朝6時から廊下で騒ぎまくる幼児に、温厚で知られる?私もストレス溜まってました。

ここは病院のがん患者入院病棟やぞ。重篤な症状ならいざ知らず、自分さえ良ければええんか。まったく、シバク・ドワレ。

と、誰かが思ってるかもしれませんね。わたし?私は思ってませんよ、そんなこと。イヤやわ〜〜(笑)

その影響から続いたネガティヴブログも昨日でオサラバして、また可愛いペケヨンちゃんに戻りましょう。

 

さあ、54歳初の言語道断ツアーの始まりです。

 

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伯耆大山から帰ってから中18日。

こんなに乗らなかったのは購入後初めてです。朝、amazonから届いていたキジマ製のハイウェイペグをササッと付けてから出発しましたが、この写真を撮ったあと、片っぽがどっかに旅に出ました。やはりメンテナンスやパーツ取り付けは、心身ともに余裕のある時に実行するべきですね。海より深く反省。

 

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コンビニに寄ったのは納品の切手購入のためで、飲料は愛しい妻が昨夜から水出ししてキンキンに冷やしてくれていた緑茶をテルモスに入れて行きました。片手で撮ったらテルモスが後ピンになってもうた。企業名やからちょうどええか。

余談ですがこのテルモス、今は英語読みのサーモスと読むらしいですね。私は現役の頃のドイツ語読みが身から離れず、妻が怪訝そうな顔をします。

 

針テラスは関西ライダーの聖地 

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今日の行き先は、毎度おなじみの道の駅針テラス。いつも奈良盆地を縦断すると、近鉄奈良線がネックになります。今日はいつもと違い、名阪国道天理ICを直接目指すルートを取りましたが、やはり富雄駅近辺で渋滞に捕まりました。

それを抜けたら、長閑な田舎道です。やっと涼しい風を感じるようになりました。

 

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少し道を間違え、西名阪道郡山ICに出てしまいました。もちろん有料は使いませんが、京奈和道の工事が見れて楽しかったです。この無料高速、来たる8/19にここ郡山ICから阪和道和歌山JCTまでが繋がりますのでずいぶんと便利になるのですが、残る郡山IC〜木津IC間は奈良の都のど真ん中、平城京を貫きますので遺跡の宝庫。完成は私の存命中にあり得るのでしょうか。

→追記 橿原で一部工事区間が残るそうです。

 

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少し走って名阪国道天理ICから空いている無料ハイウェイをひと走り。直ぐに針テラスに着くはずだったのですが、様子が変です。

最近は東から行くことが多く、久しぶりに西から向かったのですが、出口標識を見落として二つ先のICまで行き過ぎました。ちょうどその標識を妻が撮影してたのですが、ほとんど樹木で隠れてるやん!

折り返したら、他の出口標識も隠れているところが散見されました。

いくら無料とは言え、これはアウトでしょう。脇見事故を誘発しますよ?

頼むで、名阪国道の管理者君!

覆面PCも、スピード違反摘発にばかり血眼になって無いで、ちゃんとこういうミステイクも指摘して下さい。縦割りの弊害ですのんか?

→よく考えたら、この看板に関してはSAではなくて道の駅でしたね。なら、私企業で管理外か。緑色にするからややこしい!すんません、言い過ぎました。以後気を付けます(´・ω・`)

でも、他のIC標識も隠れてましたよ!

 

自画自賛ならぬ自妻自賛ですが、妻はホンマこういう痒いところに手の届く仕事をしてくれます。報道カメラマンの資質ありかな?

 

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針テラスのバイク展示場へ行く前に、隣にある京都王将にて昼食をば。餃子定食¥780です。やっぱ病院食は美味いね。違うか。

 

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途中の温度計は、摂氏35度を示していました。こんなクソ暑いので、バイカーライダーはもっと少ないかと思っていましたが、結構いてます。

共に頑張ろうぜ、同志諸君!我々のバイクへの熱き想いは、厚きアスファルトをも溶かすであろう!いや、危ないから溶けんといて。

 

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想いは熱くても一向に構わないのですが、がん患者が熱中症になるととてもややこしい事態に陥りますので、サクッと室内に避難します。業務用の巨大クーラー前で人心地。

もちろんいつものオープンテラスでカフェを決め込むなどの暴挙には出ず、早々に走り出します。

今日はぜんぜんルートを考えて来ませんでしたが、名阪国道をただ往復するのもつまらんので、R369を笠置に向かうことにしました。

 

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日本の原風景みたいなところを快走しますが。。。

 

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R369を離れて県道4に出ると、途端に悪路になります。舗装はされていますが、ほとんど林道。けっこう交通量もありますので、対向車厳重注意です。オーバースピード厳禁。

 

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まだ死にたく無いので這うような速度で林道区間を抜け、意匠が面白い橋に出ました。

 

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これまたごく狭い笠置の集落を抜けると、木津川河原にある笠置キャンプ場に出ます。最近はオートキャンプ人気が再燃しているみたいで、どこのテントサイトも賑わってきましたね。

懐かしの赤いトラス橋を渡ると、トラック街道、R163に出ます。

 

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後は木津川の堤防上にあるR24と、枚方へ向かうR307で渋滞にもハマらずにすんなり帰宅できました。

 

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と、ここまでのは全部白昼夢を見たことにして下さい。妄想族ですので。これはれっきとした社会復帰へのリハビリです。

腕に焼きついたプロテクタの日焼け痕も誇らしげに、パラマウントベットで快眠するとしますか。

 

ああ、楽しかった。甲羅干し、終了!

 

走行約120km

燃費不明

2017.7.8

 

 

 

 

 

 

 

闘病記/抗がん剤は悪なのか? 〜未だにそんな事を言ってると笑われますよ〜

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2017.7.7 祝いの日のエッセイ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

今日は思うところをごくシンプルに。

最近、著名な元女子アナさんが亡くなりましたね。もう、安らかにしてあげたらと思うのですが、まだまだ連日芸能ニュースなどで取り上げられているようです。

どうかそっとしといてあげてください。彼女のご冥福を祈ります。

 

さて、それをタイムリーと医療系ライターが躍起になっているのか、医療系記事もがん関連が多くなっているようです。関心を持ってもらうのは喜ばしい事なんですが、今日の表題通り、未だに

抗がん剤は悪である!そんな毒物を身体に注入するのは百害あって一利無し」

みたいな表現が、素人だけではなく医師の文言からも窺えます。有料で著述している医師も存在しますね。

 

あはは。人の逝去の話をした後に不謹慎ですが、笑ってしまいます。

そうやって、自らが主宰する自由診療へ誘導したいのでしょうか?

確かに先日、拙文でも抗がん剤は毒薬指定です、と述べました。

だからなんです?がんを死滅させるための毒薬じゃないですか。もちろん、副作用はあります。しかし、卑弥呼の時代ならいざ知らず、もう鉄腕アトムが飛んでてもおかしくない21世紀ですよ?

がん細胞にも正常細胞にも同率に悪影響を及ぼすような創成期の抗がん剤しかないわけ無いじゃありませんか。

 

ピンポイントで攻撃する抗がん剤抗がん剤ではありませんが、分子レベルで兵糧攻めをする分子標的薬。

私が年末から受け始めた抗がん剤では、使用前に副作用がいかほど出るかを調べるDNA検査も受けました。 

吐き気には有効な吐き気止め。下痢には輸液などのコントロール

時代は日進月歩で進んでるんです。

 

実話として治療を受けている身から報告しますと(体験談と書くと、いかにも怪しいのでその表現は使いません)、私が現在受けているのは健保適用の標準治療です。依って、高額医療費制度の対象でもあり、一回何十万円もする薬剤を使用しても、月に数万円でリミッターが効きます。

この標準治療の抗がん剤で、私の全身を巡っているがん細胞は抑えられ、転移再発は最小限で済んでいます。もし抗がん剤 治療を拒否していたら、おそらく一昨年か昨年、生命を落としていたでしょう。

 

毒薬を作るから悪い会社なのか

医師や製薬会社が儲けるための抗がん剤開発である、との意見は私感では論を待たない愚論であると思っています。多少なりとも経済原則を学んでいれば、解るはずです。設備投資や研究開発費を知ればある程度納得できますよね。

医師と企業の癒着事件が表面化すると、十把一からげに全てが悪だ!と唱える人がいますが、冷静に判断しましょう。その論調は、ワイドショーで芸能人の不倫を叩くものと同一になってませんか?

 

もちろん、インフォームドコンセントセカンドオピニオンは重要です。

患者本人も家族も、真剣に討論の時間を持つべきです。そして自身の中で確固たる方針が定まったら、今度は臆する事なく医師と対峙すべきでしょう。

 

行こか戻ろか立ち止まろうか。それを決めるのは医師ではなく、ましてや外野の声ではなく、患者本人です。

2017.7.7

 

闘病記/カミングアウト 〜大いなる肉よ脂よ〜

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2017.7.4 現状記録

 

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どうも、シバク・ドワレです。

実はわたくし、体重が昨日の段階で81kgもあるんですよ。身長まで記述すると個人が特定されてしまいますので秘匿しますが、明らかに標準体重オーバーです。5日前の入院時は、83.5kgでしたから、1日当たり500g痩せたことになりますね。ほとんど食べず、基礎代謝を割っていますから当然でしょう。

ここで疑問が生じますね。抗がん剤治療を3年継続してそのペースで痩せていて今の体重があるなら、3年前にはいかほどの巨体だったのか?と。

それが、ほぼ変わって無いんですよ。忘れましたが、おそらく78kgくらいでした。

ん?増えとるやないか。

この病院の化学療法七不思議のひとつに上げられているらしいのですが、痩せないんですよ、私。

 

よくナースに、

「あと10kgは絞らんとなあ」

などと雑談すると、

「ダメですよ!現状維持できるかどうかが、この治療を続けられるかどうかなんですから」

と、たしなめられてしまいます。

確かに、周囲の状況を鑑みるに、そうなのでしょう。骨と皮になってしまえば、歩く事もままなりません。そうなるまでは随分遠き道のりですが。

が、急変するのが末期がん特有の症状ですからね。努力して旨いものをたらふく食べるように心掛けますか。

 

代謝

ここで中学の保健授業に戻りましょう。

人間を含む哺乳類は、カロリーを摂取して、それから変換されたエネルギーを消費する事によって生命活動を行いますよね。

よくダイエットのためにカロリー摂取を控えるとか言いますが、思考が逆です。

もしダイエットしたいのなら、カロリーはそのままに(過剰摂取はダメですが)、消費を増やせばいいのです。

人間、腹さえ満ちていれば、運動するくらい容易いもの。何も高額なジムに通ったり、なんの感動も無い近所でのウォーキングなどしなくても、好きな風景を見に行けば良いのですから。歩いてでも、チャリンコでも、バイクでも、たとえクルマでも、駐車場から遠目のスポットへ。例え週一でも、身体を動かすのと寝てるのでは大きく違います。

 

カロリー摂取を控えていると、これができなくなります。頭にも筋肉にもエネルギーが充分補給されず、やる気がでません。

結果、休みにはどこにも行かず家で筋肉を落としてしまい、代謝の少ない身体になってお菓子などを口にして余計に脂肪を増やしてしまうものです。

 

私の身体の仕組みを解説しましょう。

まず、大腸を半分にして、胆嚢を取り去り、肝臓の先っちょも切り取りました。肝臓は再生しますが、結構な軽量化ではないでしょうか。クソ重たいノーマルマフラーやエキパイをチタンに換えるようなモンですな。ちょっと違うか、必要パーツまで外してますから。

その少なくなった五臓六腑を守るために、各パーツの間に内臓脂肪をたっぷりと仕込んであります。

その外側に、長年に渡り鍛え続けた筋肉が存在しています。これは自信あり。

がしかし、いくら鍛え抜かれた鋼のような筋肉でも、アスファルトに投げ出されて強打すれば、簡単に壊れてしまいます。

そこで、その大事な筋肉を保護する目的で、セッセと皮下脂肪をしこたま溜め込んだのです。主に腹部を重点的に。

 

これで現在の、冬眠前のツキノワグマ然としたボディが完成しました。この蓄えで、辛い修行のような治療を乗り切るのです。

 

話変わって。 

入院も1週間を超えると、どうしても体力が落ちてきます。一日中ベッドの上ですし、安静のために入院しているのですから当然ですね。

しかし、私には大事な仕事と、もっと大事な遊びがあります。このまま体力を垂れ流して失ってしまう訳にはいかないのです。

で、どうするか。

外出許可を得て教習所へ通ったりツーリングするなんて言語道断ですし、現実的ではありませんので割愛して。

私は文章を書くのが好きですし、仕事上もしょっちゅう書かないとなりません。

本気の書類等はMacBookProが登場しますが、ブログやLINEなどはウダウダと寝転んで携帯端末で打ったりします。その時に、ホントにしんどい時は軽いiPhoneになりますが、ソコソコ元気ならば、iPadを使うようにしています。

私の第二世代iPadは、クソでかい上に分厚く、しかもカバーを付けていますので結構な重量なんですよ。これを仰向けになり両手で上げ下げしながら文字を入力すると、1時間もすれば腕に良い張りが出てきます。

毎日8時間くらいはその体勢を持続していますので、これで上腕筋はセーフ。広背筋と大胸筋にも、少しは効果があるようで、体型は変わっていません。

 

いちばん問題なのが、大腿筋ですね。

狭い院内をぐるぐる歩き回っても直ぐに飽きてしまいますし、そんな動物園のクマ状態のオッさんにウロつかれたら、善良な患者のみなさんに迷惑です。

そこで、こればかりは少々安静とは遠ざかりますが、可能な限り外出許可を得て自宅に帰り、愛馬を押すのです。たまには始動させますよ、ごくたまに。

タンデムすると0.5トン近くあるその黒いお馬さん。信号待ちで支えるだけでも結構な筋トレです。逆に言えば、入院中何もせずに筋力を落としてしまうと、乗れなくなるのではないでしょうか。

 

こんな感じで、日々ボディの研鑽に励んでいる今日此の頃です。

2017.7.4

 

 

闘病記/私の化学療法の現状 〜押し寄せる倦怠感に抗う気力も無し〜

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2017.7.3 現状記録

 

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どうも、シバク・ドワレです。

久々にネガティヴに論調を進めていきましょう。

最近の記事では、遊びの絵日記や愛車の改造記録ばかりをアップして、まるでがんには触れていませんでした。読んでいただく方にとってはどうでも良いことですが、これでは私、もしくは妻が振り返った時に、あの頃の病状はどうやったんやろ?となりますので、時々は記録しておきます。

 

少しくどいですが、あらすじをば。

2007年9月に上行結腸右半部に、ステージ3Bの悪性腫瘍を発見、原発巣と共に小腸の一部から結腸の半分程度、及び胆嚢を切除摘出。転移が確認されたリンパ節3部位を郭清するも、残っているだろうとの執刀医の所見。

5年以内に転移・再発の可能性が高いため、術後補助化学療法を半年通院にて行う。

2011年8月に、肝臓に転移確認。2cmの腫瘍が一箇所のため、腹腔鏡にて切除。

この段階で5年生存率は数パーセントに下落するが、単なる統計学に過ぎないと意に介さず。

2014年5月に、腹部大動脈周囲リンパ節に2部位転移を確認。既に全身にがん細胞が回っていることが容易に想像できるためオペ対象外。胸部にCVポートを挿入し、Folfox点滴にて入院治療開始。

2016年11月に、左肺下葉部に転移確認。薬品を変えて、Folfiri点滴にて治療続行。

←いまここです。

 

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ギネス級記録をめざして

もう、入退院は何回繰り返したか忘れました。

たしか、フォルフォックスは36回くらい、フォルフィリは今回で9クール目です。

普通は20回くらいで正常細胞か精神が限界を来し、治療を止めるか民間療法へ移行したりしてがん細胞の増殖に抗えず、終焉を迎えてしまうそうですので、きっと私は例外なのでしょう。

しかし、運も実力の内!この運を呼び込んだのは、高校時代から2014年の転移前まで続けていた、3000m級登山で培った体力と精神力、そして判断力だと自負しています。

ナルシストと言われようが、オレ様と呼ばれようが、あんたが大将!と揶揄されようが、一向に気になりません。

その周囲を気にしない精神力こそが、私の登山の原点でしたから。

みんなが行くから行く、みんながやめるからやめとく。

そのような金魚の糞的発想こそ、大きな事を成し遂げる最大の障害物である事を若い内に教えてもらえましたから、大いなる高峰に。

 

ずいぶん意気がりましたね。こうやって、地の底まで落ち込む一方の気力を奮い立たせる私の常套手段です。

 

昨日の朝に50時間ほどの点滴が抜けましたので、これを書いている4日目の夜くらいが毎回副作用のピークです。お食事中の方には失礼しますが、私が注入される薬剤の一部は、腎臓を経由して尿からは排泄されず、腸内から水分状にしか排出されません。

ご存知のように抗がん剤は毒薬指定品ですので、長期間体内に留まると様々な悪影響を及ぼす、諸刃の剣なのです。

人体とはよくできたもので、自然に肛門から排出しようとしてくれるのですが、困ったことに便意が無いまま排出される時があるのですよ。いわゆる脱糞、失敗ってヤツです。

自宅なら直ぐにシャワーを浴びて着替えれば、そんな失敗など婚姻の失敗に比べるべくも無い可愛いもんなのですが、病院だとキツイ。

風呂は順番制、場合によっては3時間程度待たなくてはなりません。

が、しかし、最悪臀部がビショビショになっても、病院なら天使達が控えてくれています。

 

問題は、まだ副作用が残っているうちの業務中や、一旦小康状態になって退院した時に出かける楽しい楽しいツーリングの時です。

私は幸いまだ屋外でトイレが間に合わなかった事はないのですが、緊急有事に備えて妻の生理用品、ナプキンを股間にあてがい、替えのトランクスを常備しています。

 

ちょっとばかし露骨な表現が過ぎましたかね。

しかし、これが闘病の現実です。もちろん、もっと壮絶な闘いをしておられる方はこの目で散見していますから承知していますが、それらを紹介するのは文の無駄なのでしません。

みな、軽くても重くてもそれぞれが闘っているのです。

 

自分だけは病気にならない。自分だけは事故に遭わない。もしそう思っている人がこの世にいるとすれば、その人こそがいちばん重症でしょう。

2017.7.3

 

車検と燃費 /対策と効果による美味肴の考察 〜アクセルと心の開度を抑えれば、向上は必然か〜

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2017.7.1 愛車メンテナンス

 

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どうも、シバク・ドワレです。

先日、グラのユーザー車検に行ってきました。点検と消耗品交換は先週九州キャラバン前に済ませていたので、運輸支局に持ち込んでラインを通すだけです。グラだけで今回で3回目ですので手順は慣れていますが、前2回は定員減の構造変更をしたため後部座席の固定方法や車重、寸法を測るなどの大掛かりなものでしたが、今回は継続検査ですのでアッサリしたものです。

 

acsekitori.hatenablog.jp

 

いつもと同様、ネット予約した日時に支局を訪れ、まずはお代を支払います。

車検手数料が¥1800、重量税が¥18000ちょっと。自賠責は¥24000くらいです(いずれも普通貨物1ナンバー1年分・不確かなのは領収書を自宅に置いてきたため)。

ついでに、5月に支払済ですが、自動車税が¥8800。消耗品を考慮しなければ、ほぼ軽乗用車と同額程度でしょうか。毎年車検の煩わしさはありますが、この維持費で国産最大級のミニバンに乗って旅をできるのですから、やめられません。自作の苦労(楽しみ?)も吹き飛びます。

 

で、維持費の中でも気になる、大排気量車の燃費です。

トヨタグランビアQ/フルタイム4WD 3400ガソリンレギュラー仕様です。年式は平成10年式。ショック・サスにヘタリは無く、アイドリングも一定、吹け上がりも快調です。

この様な状態で、車検前まで8000kmエンジンオイルを交換せず、添加剤も同じ距離投入せず。タイヤはプラットフォームが出たスタッドレスで、車検にあたりプラ数の高いブリジストンデューラーH/Tに交換。総て交換前で、高速道路8km/L、一般路渋滞込みで5~6km/L程でした。

で、エンジンオイル交換、タイヤ交換、フューエルワン投入。すると、長距離走行のおかげはもちろんありますが、高速道路が9.3km/L、渋滞込みの下道で8km/L程に改善されました。

いずれもほぼ法定速度遵守です。

 

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九州行きの直前にガソリンが¥5/Lほど値下げした神風が吹いた恩恵もありますが、この差はデカい!

仮に¥5/L安く(実際には大阪¥123、最安は広島県東部の¥116、最高値は高速道路の¥138ですが¥2000のみの給油で切り抜ける)、平均¥120で入れたとして、満タン75L、予備タンを引くと約65Lを1回に入れるとして、2km/L改善して平均8.5km/Lで計算すると。

1回の給油で、

以前/¥125×65=¥8125。

改善後/¥120×65=¥7800。

1回だけならその差はたった@325ですね、燃費差は関係ありませんから。

 

ガソリン高騰だけは避けてほしい

しかし今回のキャラバンでは約1700km走りましたから、

以前/1700÷6.5=262L×¥125=¥32750。

対して、改善後は

1700÷8.5=200L×¥120=¥24000。

なんと、¥8750も安くついているのです。実際は前述の通り、高速道路のバカ高い料金では給油せずに、できるだけ最安値のGSを野性的直感で判断して@116とかで入れていますので、一万以上は浮いたと思います。ちょっとばかし旨い魚が食えますよね。

エンジンオイルやタイヤが如何に燃費に影響するかを如実に物語っていますね。

 

コンパクトカーや、その形状のハイブリッド車なら燃費差が倍を超えるでしょうが、車中泊や機材運搬がほぼ使用目的の私には、最初からアウトオブ眼中です(笑)

 

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このGS探しは、欲張り過ぎると悪い結果になりがちです。それまで高かった地域を通過して、安いな〜と思えるスタンドに遭遇しても、必ず次に行けばもっと安いとこがあるんちゃうか?との欲望、いや猜疑心が生まれます。これは証券取引や中古車・賃貸住宅探し、はたまた配偶者選びに通じるところがありますね。

人間、勝負所が肝心です。欲をかいてもロクなことはありません。自分がここぞ!と思ったところで決断しましょう。結果があまり良くなくとも、それが自分の運命だと割り切り、縁を信じて生きていくのです。

もっとええもんが欲しい、もっとたらふく儲けたい!

と思って理想を追い求めていると、素晴らしき出逢いやチャンスが目の前を流れ去っているかもしれませんからね。

 

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閑話休題

5月に買ったHONDA CB1300DC、通称 X4 typeLDの燃費はというと。

高速道路100km/h+αくらいの巡航で、約18km/L。

田舎の国道オンリーだと、制限速度を遵守して約20km/L。

いずれもタンデムオンリーです。

 

改善されたとは言え、グラとペケヨンでは倍ほどの燃費差が有りますし、中型時代よりも燃費が良くなりましたので、大型二輪購入計画は大成功でした。

 

上手に使い分けて、ますます清貧に遊んだる!

2017.7.1

 

 

 

オートバイライフ/乗れないとき 〜妄想族が暴走しないよう、安全に妄想する〜

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2017.6.30 雑感

 

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どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

今日から化学療法で入院です。

が、雨が毎日降り続き、どっちみちペケヨンには乗れない。

こんな時はどうやってそのフラストレーションから己れを解放してやるか。その点のみに精神を集中して、ついでに副作用からも逃れる訳であります。

乗れない時に無理に乗ると、それは無理が生じて乗れなくなる。禅問答のような考えが頭に浮かんでは霧消していくパラマウントベッドの上。

 

乗りたい時と、乗れる時。それが一致するのがバイクにもライダーにもベストでしょう。暇はあるが、体調が優れない。もしくは、ベストコンディションなのにガソリン代さえままならない。

そんな時は、おとなしくバイクを眺めるのです。私のように、愛馬から遠く離れた病床に伏せる身なら、写真があるではないですか!

 

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この時のためにセッセと撮りためて、小学生の絵日記風にブログにしたためた思い出の数々。それらを反芻するだけでも、随分とパワーが漲ってくるモンですわ。その思い出のピクチャーと文言を、さらなる放浪の礎にして頭の中で夏の楽しみを思い描く。

 

種々の事情により、今夏の北海道ツーリングは取りやめて中部山岳国立公園への夢旅となりそうですが、北海道だけが道では無い。と、誰にでも直ぐに判る言い訳、負け惜しみはやめましょう。

ぶっちゃけ、資金不足ですわ。昨日、半徹夜で経理をした結果が出ました。

さすがに、大型二輪免許を教習所で取得し、1300のバイクを購入した三ヶ月後に北海道はキツイ。しゃあおまへんな。

 

北の大地は無理でも、真夏の大阪にずっとおるんは暑過ぎる。ほとんど熱帯地方と化した、そのハイテンションかつラテンな地方では、快適なツーリングも車中泊も絶対無理です。ドMなヒトは別やが。特に我が夫婦は、ヘルメットは当然の事、肘・膝・脊髄・胸部にプロテクタを装備しますので、その重量と密着による暑さは半端では無い。

しかも、ライダー様特等席のフロントシートに跨る私のカモシカの如き太ももには、容赦無くHONDA水冷DOHC1300の熱気が襲いかかる。誰や?空冷のペケジェイ1300はクソ暑くて夏の渋滞には乗ってられんから水冷がええぞ、って言うたんは。

水冷でも大差おまへんがな。むしろ、前車の空冷XJR400Rより熱いくらい。デッカいエンジンの副作用どすな。

 

てな訳でございまして、熱帯サンバを遠く離れて、清き空気と清冽な(見かけ上)梓川流れる、大阪より30℃くらい涼しい上高地に入る事にしたんですわ、今年も。性懲りも無く、ここ5年で4回目です。

 

上高地は別世界 

さっき、1日だけ空きがあった盆前のB型キャビンをゲット!その日を中間充電日として、5日ほど小梨平をBCに大型テントを設営し、避暑する予定です。キャビンは一室¥11000もしますが、テン場代は一泊1人¥800です。北へのフェリー代に比べたら屁ぇみたいなもんです。

無論、自家用車乗り入れ禁止の上高地へは愛馬を連れて行けませんが、往復の街道走りと、ビーナスラインを始めとした素晴らしき高原たちが待ってくれています。10日ほどバカンスのためのホリデーは確保してありますので、白馬か青木湖辺りにもABCを張って荷物は置き、身軽になって日本海清里なんかにもアタックしましょうかね。旨い魚を山で喰うのもオツなもんでしょ。

 

もしくはC1、C2とテン場を替えて縦走も楽しい鴨♫

もちろん、登山では無く我が家の頼もしきビッグポーター・X4 typeLDで!

10日ではとても足らんなあ。

 

ああ、早く梅雨が明けへんかな〜。

2017.6.30

ミドルキャラバン 九州所用旅 〜長崎も、今日も雨だった〜

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2017.6.25~27 九州キャラバン3日目〜最終日 福岡・佐賀・長崎・佐賀・福岡・山口・広島・岡山・兵庫・大阪

 

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acsekitori.hatenablog.jp

 

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

梅雨本番です。3日目の朝は福岡・吉志PAにて小雨で明けました。

 

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前夜お世話になったシャワーです。10分¥200。座るところがないシャワー室なので少々時間を持て余すくらい、体の汚れを落とすだけなら充分です。

 

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妻がとても楽しみにしている世界の紅茶イベントへ向かうため、九州道を福岡ICで降りて市内へ入りました。土曜日ですが、雨ですので行楽渋滞はありません。

 

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福岡国際センターがチラッと見えてきました。信号待ちで撮っているだけですので、なんの案内にもなりませんね。ただシャッターボタンを押すだけ、ただ撮りです。

 

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専用の大型車に荷物を満載してきたのでしょう、看板代わりに目立つ位置に停車していますので入り口はすぐに判りました。

 

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この会場では、普段地元でしか買えないお茶も販売していますので、なかなかの盛況です。

私は紅茶もコーヒーも緑茶も、出されたら飲むって感じで、ぜんぜん造詣は深くないのですが、やはりスーパーなんかの特価品に比べると格段に美味しいのは解ります。

 

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別にこんな綺麗なおねいさんに薦められたから買ったわけではありませんが、チャイが好きなので数袋お買い上げ。

 

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30分に一度くらいのスパンで、フレンチカンカンやジャズライブなども行われ、会場に華やいだ雰囲気を添えてくれます。

二時間弱滞在して試飲もしまくり、世界のお茶を堪能して会場を後にしました。

 

紅茶の展示会を終え、墓参へ

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太宰府ICより再度九州道へ乗り、怪しい雲行きの中、墓参へ向かいます。

 

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ちょうど寺へ着いた時に雨が上がり、墓前に線香を供えることができました。

10分ちょっとの墓参でしたが、気持ちはいつもここにいます。

また来ますね、お父さん。

 

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田んぼが果てしなく広がる佐賀県を東から西へ走り、有田焼で有名な有田温泉へ到着しました。今日は、雨続きで発発が始動できずに充電不足の電子機器のため、RVパーク有田温泉で宿泊します。

電話予約していましたので、画像のスペースを確保してくれていました。

右に見えるのは流し台。その柱に、12AほどのACコンセントが用意されています。今日は我が家の貸切でしたが、複数台で電子レンジや大型エアコンなどを稼働させるとブレーカーが落ちる可能性がありますので、注意が必要です。

チェックインからアウトまで二十四時間トイレと流し台が使用可能で、電源料込みで¥1800。これを高いと思うか安いと感じるかは、どれだけ電化製品を使い、食器やタオル程度の洗い物をするかしないかによって変わってくるでしょう。

オートキャンプ場と違いテントやタープなどは張れませんし、車外での調理は禁止ですので、普通乗用車ではあまり利用価値がありませんね。ただ寝るだけなら、道の駅で充分ですから。

しかし、仮眠が前提でキャンプ行為はご法度の道の駅に較べて、車中泊公認ですのでモラルの点で精神衛生上は格段に上でしょう。

 

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肝心の温泉ですが、名前は有田ヌルヌル温泉。

そのまんまでした。今まで入った数多の温泉の中でもトップランクの、まるでオイルに浸かっているかのようなヌルヌル感です。RVパーク利用者は、入浴料¥650を払えば当日中なら何度でも入れますので、到着後に一回と、22時の受付終了前にもう一回入りました。

山の中ですが、NHKと民放一つが綺麗に入りました。今回から登場させている、ブースター付きのアンテナのおかげでしょうか。

九州のお酒とともに夜は更けていきます。

 

 

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明けて6/26。

まだ温泉の営業前なので、車はおらず広々感がありますね。快晴とはいきませんが、久々に晴れ間ものぞきましたので、グラの総てのドアとムーンルーフを解放して湿気を飛ばしました。

 

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RVパークで10時過ぎまでのんびりした後、長崎を目指します。

西海橋を通って大村湾に面した西海市まで来たところで、旧オランダ村がリニューアルしたとのことで寄ってみましたが。。。

これははっきり言って、がっかり感が半端なかったです。その理由は?

 

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外観は遠目には良かったのですが、駐車場へ停めて内部に入るや否や。。。

ご覧のように、中国人向けのドラッグストアでした。観光バスで大挙して押し寄せて、大声で怒鳴りあって免税品の買い物をしています。

いや、それはそれで良いのです、こちらがそのようなところへ行かなければ良いだけですから。

 

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気を取り直してすぐに出発し、長崎市内へ突入しました。

やはり路面電車のある街は良いですね。今回、岡山市広島市長崎市と三か所で遭遇しましたが、やはり公共交通機関として、路面電車は大変優れていると感じます。

まず、本数が多い。待たずに乗れます。そして、両サイド向かい合わせのロングシートなので、乗降がしやすい。独特のモーター音が郷愁を誘うのは、単なる趣味の問題ですが。

 

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ここ長崎は、神戸と並んで坂の多い街ですので、チャリンコが少なくてバスが異様に多いです。通勤通学の足として大切なんでしょう。坂の上には路面電車は登れませんからね。

 

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「カステラ一番、電話は二番。三時のおやつはぶんめいどう〜〜〜♪」

のCMで有名な、長崎カステラ文明堂総本店前を通りました。買ってませんが。

 

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長崎の繁華街、思案橋へちゃんぽんを食べにやってきました。

交差点の角に、1982年の長崎大水害の碑があるのを発見。大人の身長と同じくらいまで、この繁華街が水没したそうです。

梅雨前線などの停滞前線が居座ると、西からの湿潤な空気がまともにぶつかり、大雨になりやすい長崎県。こんな大災害が再び起こることのないよう、祈るのみです。

 

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中華街ではなく、思案橋横丁の天天有にしました。

創業者が中国福建省から来日し、有名な四海楼で修業して暖簾分けした店です。上左から、皿うどん・ちゃんぽん・中華丼です。いずれも¥750。妻とわけわけして食べました。

ちゃんぽんは、四海楼の味そのままで、昔懐かしいあっさりしたものです。

ここのメニューには海鮮たっぷりのスペシャルちゃんぽんもありましたが、豚やアサリ剥き身、イカゲソと野菜だけのシンプルなちゃんぽんが当時を想像する上でも適当だと思います。

その昔、中国からの留学生や長崎の苦学生のために、安価で栄養豊富な食べ物を、と考案された長崎ちゃんぽん。私も、抗がん剤治療中の食欲低下時にはずいぶんお世話になっています。

 
acsekitori.hatenablog.jp

 

 

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満腹になったところで、少し移動して原爆資料館を訪れました。

私が高校・大学生時代、日本が戦争に巻き込まれる、もしくは参戦するなど、想像もできませんでした。安保闘争はとっくに沈静化していましたが、それくらい反戦が当たり前で、非核三原則など当然中の当然だったのです。

それが今や、今年の4月をピークとした北朝鮮との交戦ムード。ネット掲示板では北東アジア諸国との戦争を待ち望む論調に溢れていますね。

趣味満喫ブログであり、ツーリングや車中泊を楽しむ文章を心がけていますので、これ以上のポリシーは記しませんが、時代の変遷とは恐ろしいものです。

私は仕事で幾度となく訪れている長崎・広島の原爆資料館平和公園。妻は初めてです。

このような施設を事あるごとに訪ねて、心を新たにしたいと心がけています。

 

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新世界三大夜景で有名な稲佐山の中腹にある、ふくの湯にやってきました。

今日は時間が無いのと、雨天ですしNikonを持ってきていませんので、夜景はパス。ちょっと贅沢ですが、家族風呂60分¥2500を楽しむことにしました。

九州には、このように立ち寄り温泉に家族風呂が併設されていることが多いので、てんかんで単独入浴を嫌がる妻にとっては天国です。

この施設は、浴場の手前に四人掛けの座敷があり、浸かったり上がったりを繰り返して湯あたりを防ぐことができましたので、とても良かったです。妻も大満足。

また長崎を訪れる際には利用したいと思っています。

 

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温泉下にあるイオン系スーパーで、地元の魚を仕入れました。下の魚は、標準名アオハタ。若狭湾では、ナメラと呼ばれている根魚で、昔よくマイボートで釣った魚です。

煮ても美味いのですが、そのコリコリ感が造りでたいへん美味なのを知っている私は、見つけた途端、即カゴに投入していました。

大阪のスーパーでは、まず見かけることはありません。オススメですよ。

 

買い物が終わって、長崎を離れる頃にはすっかり暗くなっており、一路自宅を目指しますが、21時頃に長崎道の川登SAを今宵のしとねにしました。

 

 

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明けて5/27。もう帰らねばなりません。早く半年くらいの長期放浪できる身分になりたいものです。なれるのか判りませんが。。。

 

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往路で寄った、関門橋壇ノ浦PAの対岸にある九州のめかりPAで休憩。

明石海峡大橋がある今となっては、橋としての規模は小さいですが、その利便性は言を待ちません。この橋が長期通行止になると、九州の物流はかなりのダメージを受けるでしょう。

そのくらい、手が届きそうなほどの距離でも、海峡は交通の障害なのです。古代中世の旅人の苦労には、頭が下がります。

 

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可愛いふく君が、旅の疲れを癒します。

 

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門司港レトロが遠望できますね。海保のみなさん、激務でしょうが海峡の安全と沿岸の警備を宜しくお願いします。

 

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またまた世界遺産安芸の宮島はパスします。いったい、いつになったら妻を連れていけるのでしょうか。

 

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R2のバイパス盲点、広島市内をちんたら通過します。ここさえバイパスが開通すれば、あとは旧道区間でも田舎道ですので大勢に影響無いのですが、ここは大都会のど真ん中を旅人が通らねばなりません。

なんか、関所でむりやりストップさせられる気分です。

 

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往路で深夜に休憩した、道の駅みはら神明の里で一本立てます。道の駅が少ないR2にとって、ここはオアシス。もう少し道の駅増えへんかなあ。

 

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高速道路と違い、下道は変化があって楽しいのですが、このようにバイパスの終点区間の大渋滞にぶち当たるのが難点です。

それまで信号なしで快適に走行していたのが、要所要所で未完成部分に突き当たって旧道に降ろされ、その信号待ちで必ず渋滞します。

単なる旅人が言うのもアレですが、国道は業務専用ではありませんし、地元の人の占有物でもありませんので言わしてもらいます。

要らぬところに予算を使わず、一刻も早いバイパスの全線開通を望みます!

 

この後、倉敷バイパスで日が落ちて、岡山バイパスではまさかの事故大渋滞。

そのおかげか?通過時間が遅くなりましたので、通い慣れた姫路バイパスから阪神高速は帰宅ラッシュにも遭わず、快適に走れました。

この日の走行時間は、休憩を含めて約16時間、700km程の行程でした。多少疲れましたが、帰宅後荷物をマンション自宅まで運び上げる元気は残っていました。

 

妻にとって、初の長崎県を含んだ今回のキャラバン。妻が未踏の都道府県は、残すところ秋田県山形県茨城県沖縄県だけになりました。

 

さあ、次は北の大地での避暑です。それまで、治療に仕事に勤しみましょうか!

 

2017.6.28

 

 

 

 

 

 

ミドルキャラバン 九州所用旅 〜長距離夜行、鉄道が無いなら自分で走ろう〜

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2017.6.23,24 九州キャラバン初日・2日目 大阪・兵庫・岡山・広島・山口・福岡

 

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どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

久々に愛馬ペケヨンを留守番させて、グラでキャラバンに出ました。

今回の目的は大きく二つ。まずは、妻が愛飲している紅茶の全国展開ショップの、ルピシア

その企業が毎年、全国各地で試飲アンド割引販売のイベントを開催しているんで、それの福岡会場への参加です。

先週は岡山で開催されており、7月には地元大阪の南港でもあるのですが、父の墓参も昨年秋からご無沙汰ですので、それを兼ねて福岡に参加する事にしたのです。

 

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仕事を終え、雑用を済ませると出発は18時半を回っていました。金曜日とあり、早速週末渋滞に捕まります。

今日は2人の体力の限り、走れるところまでひた走る予定ですから、少しのロスなどあまり気になりません。

 

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大阪府警名物の、HONDA CB400SFポリス仕様、略して青バイ。

あ、捕まったのは私ではありませんよ。私の直後で、スクーター君が信号無視をしたのです。200m程、サイレンを無視したスクーター。

これは、交通警察24時間並みの大捕物か⁈と思いましたが、前方の渋滞を物ともせずヒラリひらひらと追いかける青バイに、直ぐに降参していました。

賢明ですね。このように、原チャが狭い道を逃げ回る対策として、1300などの大型白バイでは無く、中型の青バイを用意してるんですから。

逃げ回っても、事故死が待っているだけです。

 

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青バイ氏がキップを切っている真ん前のTSUTAYAでレンタルDVDを返却し(少し邪魔でしたよ、通路に止めた青バイさん)、森小路入口から阪神高速の人となります。

 

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もう帰宅ラッシュも終わり、ガラガラの神戸線へ。

 

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そう、我が家が西へ向かう際の通過儀礼、らーめん2国へ寄ります。2国ラーメン大盛りが空きっ腹に応えますね。

 

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今月のキャンペーンは、餃子一人前¥350が、¥120。これを頼まない手は無いでしょう。

 

さあ、長距離トラックと共に

神戸市西区を出たのが21時過ぎ。22時過ぎには岡山県に入りました。なんか、つい最近同じようなルートでツーリングしましたが、気にしないようにしましょう。

 

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岡山バイパス、倉敷バイパスと順調に走り、新しく開通した金光町をパスするバイパスを抜けます。しかし、数km走ったらもう終わり。

いつになったら、R2のバイパスが全線開通するんでしょうね。

 

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金曜日の夜とあって、長距離トラック達も少な目です。福山市街だけ不夜城のように輝く他は、ほぼマイペースで走る事ができます。

 

随分手前味噌な話題をば。いつもですが。

もう、JRの夜行列車が絶滅危惧種になって久しいです。

ほんの7~8年前まで、ブルートレインを筆頭に、青春18きっぷで気軽に乗れるムーンライト九州や松山などの長距離夜行が、東京・大阪を起点に全国各地へ毎夜旅立っていました。

それが、経営上の合理化などで廃止が相次ぎ、今や風前のともし火です。

最近、ようやく豪華クルーズ寝台列車がJR各社で催行されるようになりましたが、豪華にも程がある。

一泊二日で2〜30万円など、庶民感覚からは常軌を逸しています。

 

なら、どうするか。作れば良いのです、自分で。で、わたしの迷作、ホテルグランビアの竣工と相成った訳です。

 

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2人用個室、トイレ付き。酒をたっぷり冷やせるクーラーボックスも完備しています。

空調も一応ありますが使用しませんので、暑さ寒さはウェアで要調整。

行き先は無限大です。

自分達だけの、貸切車両。

運転士と車掌しか乗車できませんが、思い通りのシュプールを描き、今夜も夢を載せて銀河鉄道は走り回ります。

 

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途中駅の、道の駅みはら神明の里に停車します。もう、皆さんお休みのご様子。コキジを済ませ、静かに再発車しました。

 

この先、西条ICから山陽道へと線路を変えます。午前四時までに入線しないと深夜割引が適用されませんので、綿密なダイヤを組んでいます。

 

広島市街地を見下ろした後、本日の運転停車駅、宮島SAへと辿り着き仮眠を貪りました。

 

明けて6/24、土曜日。モーニングにするサンドイッチなどを仕入れるため、レジの後方に一列に並んでいると。

カゴに土産を満載したジイさんが、

「ちょっとごめん」

と言うや、アッサリと私を抜いて横入りし、先にレジへカゴを置くではありませんか。年の頃、70前後でしょうか。

コラコラ、ちょっと待たんかい。

もちろん呼び止めて、教育的指導を入れましたよ。

私は怒ると怖いんですよ〜♫

 

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山口県に入った頃から降り出した雨が、関門橋を渡る時には本降りになりました。

しかし、体半分の血は九州の私、帰ってきた感満載です。

 

ただいま、九州!

 

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九州道の最初のパーキング、吉志PAを今宵のしとねに決めました。

当初は小倉東インターそばの立ち寄り温泉に行く予定でしたが、大雨の中、大義です。

このパーキングには、嬉しい事にコインシャワーがありますので、予定変更。

早速旅の汗を流して、まずはビールです。発泡酒ですが。

 

いま、隣で妻は疲れて寝ています。やはり夜行は疲れるようですね。

妻が起き出したら、フードコーナーで定食でも食べましょうか。

 

嗚呼、我が流離の旅に幸あれ!

 

2017.6.24

 

 

 

 

X4 typeLD 泊まりタンデムツーリング日誌 最終日 大山周回・蒜山高原漫遊 〜名湯と名山、心のほぐしには充分条件〜

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 2017.6.18〜19 タンデムツー2日目 鳥取・岡山・兵庫・大阪

 

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どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

昨夜に2回、朝6時過ぎに1回と、3回湯を楽しみました。無色透明無味無臭なので、東北などの硫黄臭たっぷりのいかにも温泉気分ではありませんが、ウェアを着た後臭いませんので良いです。

 

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9時過ぎにチェックアウト。受付時に、駐輪場が無いので玄関前の庇の下に止めるよう案内してもらいました。

今回は雨の心配はありませんが、夜露にも濡れず、嬉しい配慮ですね。きっと週末にはライダーも多く訪れるのでしょう。

 

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この上なく晴れ渡った五月晴れのもと、宿近くで早速伯耆大山を眺めます。百名山の1つと云うよりも、中国地方を代表する名峰。

この山はだいせん、兵庫の最高峰氷ノ山はひょうのせん。山陰地方の方言でしょうね。

 

大山周回道路を巡る

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何の変哲もないカントリーロードを30分程走れば、大山環状道路に入ります。サイクリング用でしょうか、道の左端にところどころその周回コース名が記載されていますので、ナビが見にくい時に助かります。私有地へ向かうであろう、脇道の分岐がかなりありますので。

 

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緑のトンネルみたいな林間の一車線をしばらく走ると、通行止めの予告看板が。予定では、舟上山と言う名の奇山を見物するつもりでしたが、その先が通行止めのようです。

結構走ってから、また看板の地まで戻るのもロスなので舟上山は諦めて、給油がてらに日本海までいったん降りる事にしました。

オドメーターは90km程を示してあり、下道ツーリングでは170kmは予備コックを使用せずとも走れますが、うまいタイミングでGSがあるかわかりませんからね。

この辺りは有名観光地ではありますが、コニーデ型の火山の只中。なかなかGSは見当たりません。

 

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海沿いで給油した後、チラッと日本海が見えました。砂浜に降りたい衝動にかられましたが、今回は高原漫歩の旅。浮気心は何処かへ押しやって、再び中腹へ駆け上がりましょう。

 

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途中にある展望台から海を俯瞰する頃になると、大山北面が近づいてきます。

この山の特徴は、非対称稜線を持つ、コニーデ型火山ということ。つまり、東西南北総ての方向から眺める形が変わるのです。この北面から見上げる大山は、単一の山塊ではなく、山脈のようですね。

 

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大山寺にほど近い、大山駐車場で撮影タイムを取ります。高原を吹き渡る風はどこまでも心地よく、誰も二人の邪魔をするものはいてません。

 

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正午を回り、少々腹が減ってきました。

大山寺周辺にはコンビニがありませんので、また下へ降ります。桝水高原スキー場を経由してヘアピンカーブを抜けてグングン標高を下げ、JR伯備線沿いのR181までちょっと買い物。

 

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まったく同じ道を桝水高原まで戻りますが、大山へ向かってまっしぐらに登って行くここは、本当に気持ちいい道。何度きても、また走りたくなる。そんな道です。

西から見上げる大山は、まさに伯耆富士の名に恥じない雄姿ですね。

 

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桝水高原まで戻ってきました。ここからの大山は、どことなく九重連山由布岳を想起させます。崩壊が進み、これ以上の山体の変化が危惧されますが、その一ノ沢などが単調な山並みのアクセントになっており、美しいです。

 

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絶好の南壁ビューポイント、鍵掛峠です。紅葉も素晴らしい場所ですが、緑もそれに負けていません。

樹々たちよ、おおいなる山よ!我たちに母なる大地のエネルギーを分け与えたまえ!

 

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f:id:acsekitori:20170622152254j:plain鏡ヶ成国民休暇村で環状道路を離れ、標高を下げると蒜山高原です。

この大山・蒜山一帯と、三朝・湯原の両温泉は私の古くからのホームグラウンドのひとつです。信州や九州へ行くにはちょっと時間がない。そんなときに、ブラッと訪れることができる、こころのふるさとでもあります。

 

 

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走りなれた道を5分ほど進むと、ジャージーランドです。ここの牛乳を飲みたくて蒜山高原へ来ているようなもんです。

 

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とにかく濃厚なんですよ。

よく振らなかったので、最初は蓋のように固まったクリーム成分で、飲めませんでした。大阪のスーパーなどでも蒜山ジャージー牛乳の商標が付いた牛乳を見かけますが、まったく違う飲み味です。

妻は定番のソフトクリームですが、これまた濃厚です。

 

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来た時はペケヨンだけだったのが、カワサキが2台増えていました。

挨拶は交わさなかったのですが、大学生風の男子二人連れ。テラスのテーブルが近かったのでなんとなく会話を聞いていると、

「もう疲れたね〜。今度からはもっと近くのツーリングがええな」

と、たいそうお疲れの様子。どこから来たんやろ???とナンバーを見てみると、神戸ナンバー。

神戸なんて、目と鼻の先です。妻と二人で、こっちは二人とも病人やのに、元気すぎるんかなあ?と笑いあいました。

ま、体力も技術も経験も人それぞれですからね。各自、安全な判断をするとの意味では、賢明な二人なのでしょう。

 

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この後、津山から姫路へ向かい、途中で名車キハ40を妻が撮影。

 

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道の駅久米の里で、ガンダム君と記念撮影。

 

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通い慣れたルートの太子竜野バイパス、姫路バイパス、加古川バイパスと乗り継いで高砂の別所PAで最後の休憩をしました。

この辺りで遠き山に日は落ちて、きっかり12時間走行後の21時半に無事帰宅しました。

途中、国道走行中に落とした財布を5分後に立ち寄ったコンビニ前に届けてもらう奇跡にも恵まれ、本当にその方には感謝しています。

 

これで、5週連続の快晴ツーリングが挙行できたことになります。

まったく、いろんなことに感謝感謝。

 

明日からは九州キャラバン。久留米のお墓で眠るお父さん、会いに行きます。

待っててくださいね。

 

走行409km

燃費約20km/L

 

2017.6.22

 

 

 

 

 

 

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