キャンピングカー製作準備 家具の仕入れ/自作 バンコン キャンピングカー 〜構想と実現が交錯し、忘我のとき〜
2017.12.26 次期キャンピングカー自作経過
どうも、シバク・ドワレです。
昨日のクリスマスから、第2弾のケモが始まっています。本日の体調は最悪でした。頭痛・背中痛・吐気・倦怠感。生理痛とつわりと船酔いと二日酔いとがいっぺんに到来した気分です。と言っても、私は二日酔いしか経験ありませんが。
おそらく世間はクリスマスも終わり、年末の仕事納めと大掃除に奔走されていることでしょう。しかし私は世を離れた仙人ですので、 俗世間の喧騒は伝わってきません。
せっせと次期キャンピング自作車の調度品を仕入れて回り、ほぼ出そろいましたので我が家の納戸はとんでも無いことになっています。
正に足の踏みどころが無い。
これは収納家具の一部ですが、全部アンティークです。
現代のホムセン家具と違い、昭和の家具は原木一枚板を使用していますから、見た目もさる事ながら丈夫ですね。ほぼ見た目を重視していますが。
これらの他に、グラから引継ぎのギャレー・壁掛けテレビ・ホテル風ワンドア冷蔵庫・妻の持参品であるオーブンレンジとカブって使用していないシンプル電子レンジ・ミニキャビネットなどを、同じく仕入れてきた天然木天板を駆使して設置する計画です。後はテーブルや折りたたみカウンター・上部棚・ベッド下収納などが調度品です。
それらを作製する前に、いちばん重要な電装を済まさねばなりませんので、なかなか気合と体力の必要な作業になりそうですが、衰えた身体のリハビリにちょうど良いでしょう。
もう、脳内設計は終わりました。後は1月中旬の納車を待ち、現物採寸して組み上げるだけです。
新キャンピングカーのベース車、ニッサンキャラバンE25スーパーロングハイルーフ、ディーゼルターボインタークーラーパートタイム4WD。
夏前の単なる憧れから始まり、ガソリン価格の高騰懸念からリサーチを開始して契約に至ったのが11月初め。そこからの約2ヶ月弱で、本当にガソリンは値上げしてしまいました。
gogoガス、なるサイトで日々調べていると、店によってはレギュラーガソリンと軽油の価格差が35円にもなっています。近隣での最安価格は、ガソリンレギュラーで137円程度。軽油だと102円です。いずれも大手ブランド系スタンドです。ノーブランドの軽油は灯油混合が怖いですから。
読みが当たると気持ちが良いですね。まあ、また下がるかもしれませんが。
クリスマスパーティー
おとといのイブは、帰宅してささやかなクリスマス会を妻と催しました。
ナースに帰宅理由を告げると、
「まあ、なんて優しい!」
と褒められましたが、日頃独りで寂しい思いをさせていますから、当然ですよね。私は明治男ですから、妻をアゴで使うのですがやる時はやります。
さあ、世間の目を感じずに、病院との名前の雪洞にこもろう。
2017.12.26
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占い/雑感 〜宣戦布告〜
2017.12.25 世直しエッセイ 画像:本日の病院夕食 メリクリ!
どうも、シバク・ドワレです。
世の中の占い師とやらに告げます。
心が弱った人につけ込み、儲けるのはお止めなさい。
好奇心旺盛な成金から搾取することまでは業務妨害なので止めません。
が、さもわかったように悩みを聞くふりをして過去を洗い出し、それを解決するように錯乱させて誘導するのは許せません。
過去の過ちは反省すれど後悔せず、今を楽しみに生きて、未来が良くなるように善い行いをするのが人間本来の姿です。
決して壺を買ったからと云って、過去を清算し未来が薔薇色になるものではありません。
ひとりじゃない
心弱ってる方々へ。
悩みのない人間など存在しません。
いるとしたら、人間の仮面をかぶった人でなしです。
今一度、心を見つめ直して休養してください。
旅は心の洗濯になりますよ。
サンタクロースより
2017.12.25
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車中泊考察 電化製品と電力源/自作 バンコン キャンピングカー 〜非日常に日常を融合させて、移動式別荘はひた走る〜
2017.12.23 車中泊での電化製品
どうも、シバク・ドワレです。
長らくキャンピングカー生活を送っていると、避けては通れない質問と議論があります。
それは、
「なぜ、キャンプにテレビや冷蔵庫、炊飯器などが要るんだ?大自然の中で原始的な生活を楽しむのがキャンプではないのか?」
との内容に集約されます。
おおむね、異論はありません。
自衛隊の野営、ボーイスカウト。私が所属していた山岳部での合宿や、個人でのテント縦走。
それらはみな、大自然に過酷に挑戦するキャンプでしょう。
そんなことは言われなくても、はるか昔に経験済みです。
実際私も子供達が小さい頃に高い山でテントを張り、ともに汗を流して大自然という最高の教師の元、実践教育の場をキャンプにて行っていました。
私は、現在もテントを張ることもあります。登山やツーリングでは、仕方なく張るのです。山小屋は高い上に大混雑しますし、ホテルは言わずもがなですから。
しかし、現在私が妻と行っている放浪旅では、テントは極力張りません。二人とも満身創痍ですし、歳食ってますし。しかもその行為を行うために天候と時間に制約されてしまい、目的地を明確に定めないとならないからです。
そういうカタログ的キャンプがお好きな方は、私の拙いブログなど読まずに、大自然に飛び込んで行って下さい。くれぐれも、装備と気象条件に留意して、体力トレーニングを怠らずにお出かけ下さいね。
これは議論するテーマではなく、単に好みの問題でしょう。
そもそもオートキャンプの定義だって、あやふやなもんですね。
欧米ではキャンピングカーやモーターホームでテントサイトに乗り付ける行為もオートキャンプですが、なんとなく日本では車でサイトに行き、テントやタープを張る行為を指すようです。
が、そんなこと、私にはどうでもよい。
AC電源が使えて便利に旅ができるなら、そしてそれが車内で完結するなら、それほど身体が楽なことはないですし、絶好の闘病疲れの癒しになりますから。
旅館に泊まれば?は愚問です。予約しなければなりませんし、決めたら必ずそこへ行かなくてはなりません。なにより、旅館などのお仕着せの多品目料理が大嫌いなんです。修学旅行みたいに、上から決められたことを厳守させられているみたいで。
電化製品の是非はともかく
さて、ぐちぐち言ってないで考察しましょうか。
私が車内で使用している家電は、現在は
LED電灯
22インチor26インチ液晶テレビ
地デジアンテナ用ブースター
ブルーレイプレーヤー
冷蔵庫
ノートPC
カメラ、スマホ類充電器
たまに電子レンジ& 炊飯器
などです。
これらを使うための、電力源について考えてみましょう。
これが私の宝物、発発(発動機式発電機/ジェネレーター)です。これなくして、我が家の放浪旅は成り立ちません。
もちろんその運転音のために、どこででも使うわけにはまいりません。特に、道の駅。人家が近いことが多いですし、トラックも少ないので静かですから他車に迷惑が掛かります。
そのためこれを使うためにまず天候を読んで、朝まで雨が降りそうになければSAを挟んだ1区間だけ高速道路に乗ったりします。高速SAなら、長距離トラックがアイドリング音を響かせて寝ていますし、発発を静音モードにすれば、本線の走行音でほとんどそのエンジン音は聞こえないくらいです。
およそ900Wの発電量がありますから、電子レンジの低いモードを含め、大体の車内電化製品が使用できます。ドライヤーは無理ですがね。
電子レンジを使用するときはどうしても静音モードは無理ですから、フル稼働ですとかなりうるさいです。ですので、次期キャンピングカーには高出力のインバータを備える予定です。
次にちょこちょこ利用するのが、全国に増えつつあるRVパーク。
これは道の駅や立ち寄り温泉施設に併設されていることが多く、15〜30A程度の電源使用料込みで¥1500~2500程です。
ここだとオートキャンプ場の電源サイトの半額程度で利用できますし、雨が降ってもACを使えます。温泉から上がって、テレビのニュースを見ながら飲むビールは最高です。そのまま寝られるのが、立ち寄り温泉の飲食コーナーとの大きな違いですね。
電源とは関係ありませんが、トイレが遠いRVパークが大半なのが玉に瑕。
施設の空きスペースを有効活用しているので、仕方ないのでしょうね。これは、車内用のポータブルトイレを使用して対処しています。
あとは、滞在には向きませんが、サブバッテリーシステムからインバータでACに変換して使用する方法。
上からディープサイクルサブバッテリー105A×2、ソーラーパネル、中は走行充電用のアイソレータ、下はDC→ACインバータです。
我が家はマンション暮らしですので、駐車場でコンセントから充電することができません。ですので、車中泊やキャラバンの合間にソーラーで満タンにしておき、一晩使った分は翌日の走行でアイソレータを介して車本体のオルタネータから供給・充電します。
現在のは135Wですから、LED電灯やテレビ程度しか使用できませんので、先述したように大きなものを買い足す予定です。
さあ、このような移動式別荘の旅。これをアホらしいと思うか、快適そうだと思うかはあなた次第です。このようなフル電化とシンプルな車中泊。どちらが優れているわけでも劣っているのでもないと、私は思っています。
使えるもんはなんでも使ったれ!それが長生きできる秘訣や。
2017.12.23
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車中泊考察 駐車位置/自作 バンコン キャンピングカー 〜金魚の糞。寄り添うのが好きなのか、群れたくなる習性なのか〜
2017.12.21 車中泊雑感 画像:神戸淡路鳴門自動車道淡路SA
どうも、シバク・ドワレです。
最初に、私は山岳部のOB会やオートバイミーティングなどの趣味での宴会は大好きであり、気心知れた仲間、またはそのメンバーに新しく紹介された人などと酒を交わすのを至上の喜びとしています。
一方、フリーランスフォトグラファーとの仕事上、付き合いでの酒宴はほとんどありません。撮影は車移動が主ですし、協同組合的横のつながりが無いロンリーウルフですから。ですのであまり知らない方と社交辞令や上司と仕事の話で飲むことは無いのです。
これを前提として、話を進めたいと思います。
今回のテーマである、車中泊での駐車位置。
オートキャンプ場では、AC電源を使用する目的がメーンですから区画サイトを選択することが多いので、場所を指定されますから除外します。RVパークも同様ですね。
また、道の駅やSAPAは仮眠場所であって、車中とは言えキャンプ類似行為はけしからん!とのご忠告は今回置いといて下さい。車椅子スペースに止めるのも論外ですので同様です。それはまた主旨の違う議論になりますから。
それではまず、私のクルマ旅での主な宿泊場所である、高速道路のサービスエリアから考えてみましょう。
PAでもたまに寝ますが、妻の大好きな土産売り場や土地の名物料理コーナーが無いところがほとんどなので、あまり使いません。
大規模SAでは、最近リニューアルが行われていてトイレがとてもキレイで清潔になってきています。しかし大規模であるが故、トイレ棟とレストランなどが別になっており、横に長くやたら遠い構造になっていますので、選択に悩むところです。
が、食事はほとんど車内ですし、土産売り場などは遠くても食後の散策になりますから、やはりトイレ近辺1択ですね。
妻は頻尿気味ですし、私は万年下痢ですから当然この選択になります。
しかし、あまりにトイレの真横や歩道側を夜中じゅう独占するのは一般利用者に迷惑ですので、私は道を挟んだエリアのトイレに向かっていちばん左端を狙います。
これには訳があり、目と脚が悪い妻は、なるべく他車に挟まれた中間部よりも端を選んでやらないと、降りるときにすごく恐怖感を感じるからなのです。
で、ベース車がミニバンの4ドア車ですので、左からしか乗降できません。次のキャラバンスパロンでも同様です。
余談ですが、我が家の隣との同時乗降遭遇率は90%を超えている、特筆すべき珍現象です。
高速道路では終日クルマの入れ替わりが激しいですから落ち着かない方もいらっしゃるでしょうが、我が家は慣れています。自車の防音が優れているのも一助あるかもしれません。
入れ替わると同時に、常に満車状態であることが多く、一度止めたら朝まで動かさないことがほとんどです。
混んでいるとたいへんだが、空いていると防犯悪し
これに対して、道の駅。
これは駅によって混雑度に大きく差があります。人気駅ではSAとあまり状況は変わりませんが、地方のあまり幹線では無い道路沿いの駅ですと、夜間は無人、もしくは数台との状況も珍しくありません。
妻が不安がりますので、我が家も無人状況は避けて他を探すこともありますが、みなさん考えることは同じようで。
で、見知らぬ数台で車中泊開始となることも多いのですが、問題はその時の駐車場所。
前述のようになるべくトイレが近いところを選ぶのですが、例えばウチがトイレ前の左端を選んだとします。
10区画のうち、ウチが左端。あと9区画は無人のときも多いです。なのに、なのに。
よくあるのが、わざわざウチのすぐ横に停めて車中泊を始める御一行。
情報交換がしたいのでしょうか?それとも、数台連れもってる感を醸し出して、強盗を追い払いたいのでしょうか?はたまた、親の躾が行き届いていて、ばらばらに座らないで端から詰めて座りなさい!と教育されて育ったのでしょうか。
キャンプ場ではありませんから、広々感を求めるのはお門違いなのは判っています。しかし、計50区画くらいあるスペースに、わざわざ数台が寄り添わなくても良いと思いません?
お互いのドアの音も聞こえますし、子供連れならはしゃぎます。こちらもテレビだって付けますし、夜遅くまで飲むときもあります。遣わなくて良い気を遣うのは、やはりストレスですよ。
で、ここで冒頭の前提が出てきます。
友との会食宴会は大好きですが、あまり見知らぬ人といきなりそのような行為はしません。
しかし、高速道路では数多い自動車の群れにまぎれて気付きませんが、道の駅だと必ずご老人の一人旅車中泊が数台おられます。
病院での愚痴にリンクしてしまいますが、彼ら(ごくたまに彼女ら)の話好きったら、まるで口から先に産まれてきたのでは?と思いたくなるくらい。
そら、一人旅で話し相手がおらず、寂しいのも分からないでは無いです。
しかし、ソロの楽しみは自問自答しながら成長しつつ、世界の景色全てを口に邪魔されることなく眼で吸収することではないでしょうか。
夜は夜で紀行文をしたためたり、撮った写真の整理をしたり、やることはいくらでもあると思います。そんなことをしない旅でも、一人昔を思い出しながら酒を飲むのも自宅ではなかなかできない風情ってもんでしょう。
なのになのに、ご老人はこちらがドアを開けて作業していると我が家の移動式リビングを覗き込み、あれやこれやと指導してきます。わいは30年自作してるんやから、そんなことくらい知ってるわい!と言ってやりたいですが、あまりに大人げないのでトイレに逃げます。
下手すると車中泊にまるで無関係な、生い立ちから会社で立っていた役職、果ては現在の病気自慢まで、延々と聞かされた事もあります。
まあ、それは今では拒絶していますが、人の家を覗かんといてね。軽犯罪ですよ。
このように偏屈なわたし。
けしてヒトギライではないのですがね。
2017.12.21
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車中泊考察 車メシ/自作 バンコン キャンピングカー 〜日頃と同じ飯でも、ショバが変わると空気も変わり〜
2017.12.19 車中泊のレシピ
どうも、シバク・ドワレです。
車(シャ)メシ。
我が家では、車中泊するか否かに関わらず、車内で飲食する事をそう呼んでいます。
過去のキャラバン日誌で、都度現地で買った惣菜や、はたまた狭い車中での自炊風景などを画像で紹介してきましたが、今日はそのコスパについて考えてみましょう。
まず、車中泊スポットでの車中炊事が可能である事を前提とします。オートキャンプ場では当然可能ですが、そんな場所では晴れている限り外でBBQなどをしますので、それは除外します。
なんと言っても安くついて腹が膨れるのはなべモンですね。
トンしゃぶ、スキヤキ、うどんすきなどなど。
しかし、蟹やフグはコストが大幅にアップするのはもちろん、殻や骨の処理が車内では大変ですし、魚介類独特の臭いが後に残りますので、我が家ではしません。
上記の中で手っ取り早く空きっ腹を満たせるのが、うどんすき。うどんを〆では無く最初から食べられますからね。
スキヤキは、小贅沢したい時やワインを飲みたい時に採用しますが、これは最後にうどんで〆ると鍋がキレイになるとの副産物も生じます。
その意味では、トンしゃぶなら最後に味噌をぶち込み、翌朝の豚汁に変貌させる事ができますのでこちらも後処理が楽です。
道の駅や高速道路のサービスエリア等のトイレで洗い物をするのは御法度ですので、ウチでは山のテント同様食べ終わった鍋や食器をまずトレペかキッチンタオルで拭き倒し、その後に車内のギャレーですすいで仕上げにノロ対策アルコールで除菌消臭します。
臭いはこもるけれど
鍋に続いてよくするのが、日本ハムの中華名菜。
野菜は玉ねぎやピーマンなどを1種類加えるだけで済みますし、なんと言っても出来たてを食べられますのでスーパーの冷えた惣菜中華よりは数倍美味しくいただけます。
上の画像は20年来愛用している中華鍋を使っています。たっぷり油が馴染んでおり、鉄のおたまでガンガン叩きつけられますし、テフロンよりも洗うのが簡単です。もちろん、洗う時に洗剤はNGですよ。
他にウチの定番は、フライパンでの焼き物/炒め物。
冷凍チャーハンやピラフなどは、スーパーで買い出しして泊地に着くまではビールの保冷剤代わりになりますし、炒めても臭いがこもらないのでオススメです。
焼肉もよくするのですが、今までのグラは巨大なムーンルーフが開けられますのであまり臭いが気になったことはないのですが、契約中の新キャンピングカー/日産キャラバンスーパーロングはハイルーフではありますが内張が豪華な布なので、そのあたりが微妙です。
ざっと自炊を紹介してきましたが、その時間と手間が惜しい時は、これらスーパーの惣菜類。
これが実にコスパが悪い。二人分を味をそこそこ吟味して購入すると、¥3000くらいあっちゅう間です。旅で気が大きくなるのもありますが、あまりみすぼらしいのも嫌ですからね。
この値段を出すならSAでけっこう良い定食が食べられますが、アルコール類を同時に飲めないのであまりしません。
深夜に泊地に着くときや、ホンマにコストを抑えようって時は、このように簡素な惣菜と乾きモンで済ませます。
こんなものでも、外の景色を見ながら食えば結構美味く感じるもんです。てか、酒があれば満足するんかな?
それでもたまには、こんな地産の魚たちに囲まれて至福の時を過ごしたいですよね。
せっかくの旅ですから。
嗚呼、新キャンピングカーが待ち遠しい!!!
2017.12.19
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平和とは/雑感 〜右の頬を打たれたら左の頬を差し出すのか〜
2017.12.18 平和祈願エッセイ 画像:雨晴海岸 冬の荒波から守る!
どうも、シバク・ドワレです。
既にお気付きのように、私は平和主義者ではありません。かなりの攻撃的性格です。妻からは野生のヒグマだと揶揄されていますから。
しかし、弱いものいじめはしません。いじめられているもの、つまり妻を守るために闘うのです。
いま、朝鮮半島での有事が起きる懸念で年越しどころでは無い関係部署の方々もおられるでしょう。少し論理のすり替えになるかもしれませんが、その問題への私の見解は今回の家族を守る話とほぼ同じです。
街を歩いていたり買い物をしていて、誰にも干渉されず何事も起きなければ、私は至って大人しいジェントルマンのつもりです。狂犬ではありませんから、例え目つきの悪い人物に睨まれながらすれ違ったとしてもこちらから吠えかかることはありません。当たり前ですよね、中坊じゃあるまいし。
しかし、仮に妻が私と離れた時にそれらの輩から因縁をつけられていたら、即座に防衛に割って入ります。
状況を現認していなければなぜそうなったのかの原因を双方から聴取して、妻が一方的に悪かった場合(例えばよそ見をしていて肘にかけている買い物カゴを振り回し、思いっきり相手の顔などにぶつけたなど)、すぐに詫びを入れて被害状況を確認した上で柔軟に対処します。
逆に相手方が悪いにもかかわらず、自分より弱い者と見定めた上で許されざる悪態をついてきた場合なら、私は黙っていません。
相手がどういう態度を取ろうとも、まずはその違法性と恫喝行為に対する対処を、理路整然と相手に通告します。その内容を理解する能力が乏しく、仮に暴力行為に出てきた場合には、最初の一撃を受けたかかわしたかに関わらず、現行犯逮捕します。
相手が格闘家なら一方的にやられるかもしれませんが、妻にはいつでも110番できるよう日常から訓練させていますし、私は寝技や押さえ込みが得意ですから、相手が一般人なら大乱闘になる確率は低いです。
論理のすり替えなのか
少し話が怖い方向に向かいましたが、家族を守るとはそういう事では無いでしょうか。
これは国防でも同じだと考えます。
平穏無事に暮らしているのに、突然凶暴な理屈の通らない不届き者に侵略を受ける。
その時に、黙ってやられ放題を許すのでしょうか。
私は、目の前で妻が殴られ放題なのを傍観し、暴力はダメだから好きにしてくださいと言えるほどお人好しではありません。過剰防衛にならぬように留意しつつ体力で抑えられる限り抑え、また全知をかけて理詰めで相手を徹底的に排除します。
事なかれ主義、自分だけには災難は降りかからない、との希望的観測がいちばん嫌いな思考なんです。
2017.12.18
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老いると云ふこと/雑感 〜経年劣化は防げても、突然の故障は予知不能〜
2017.12.17 自体エッセイ 画像:北海道野付半島とX4 typeLD
どうも、シバク・ドワレです。
40になりたての頃、今では古臭い言葉だがいわゆるアラフォーの時分は老いてゆく実感などまるで無かった。積極的に出身大学山岳部の活動に監督として携わり海外遠征もしていたし、個人でも山行を切らすことは無かった。
オートバイにも乗り続けて、正に青春を謳歌していたのである。
それが43の頃に発症した結腸がんを境に、少し感覚が変わった。
正直に言うと、傲慢ではあるが未だに筋肉や腱などの肉体に衰えは然程感じていない。筋力や精力の低下よりも、臓器の機能に障害が出てしまったために、老いたとの自覚よりも故障発生による機能低下で通常運行に支障が出ている、との感覚に近い。
具体的に述べると、原発時の切除により私には胆嚢が無く、大腸も平均に比して半分程度の長さしか無い。
肝臓も転移再発時に先端を切除したのだが、この臓器に限ってはある程度再生するので問題は無いと感じている。しかし、前述のふた臓器の欠落。これでは通年下痢をしても仕方ないだろう。
人間の体は、胃で食物を消化し、小腸で養分を吸収して、大腸で水分を吸収するからである。なので、脱水には極度の気遣いが必要となる。
再び夏山で思う存分爽やかな汗を流したいものだが、それも過去の栄華。無理をすれば、即座に死が待ち受けているだろう。
ところがヒトの身体の順応性は素晴らしく、どうやら小腸が徐々に水分を吸収し出したようで、以前よりは足のだるさなどを感じにくくなってきている。胃を全摘した患者の食道が、その代わりに働くのも一例であろう。
胆嚢が存在しないのにカツや天ぷらが未だに美味しくいただけるのは幸せな事だと思う。
副作用の筆頭
しかし、万年下痢。
これの苦痛は真綿で首を絞められているような、なんとも気分を不安定にさせる要因となっている。心臓や腎臓などには人工臓器が各種用意されており、運と金回りさえ良ければ永らく生き延びることもできそうだが、死へ直結しない消化器の類にそのような代替品は無くかなり辛い思いを強いられるのが現状である。
10年下痢が続いているのに体型を高値安定させているのは私の妖怪たる面目躍如な訳であるが、おそらく小腸の養分吸収率がずば抜けて優れているのかもしれない。
健常者ならメタボの危惧と常に戦わねばならず、そのあまりの燃費の悪さに辟易するだろうが、私はその回復力と共にどんなアスリートにも負けない誇るべき肉体であると自賛している。
ことほど左様に、日々パーツのメンテナンスに忙殺され、私には老いている時間など無いのである。
2017.12.17
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ご老人の独り言/雑感 〜ボソボソブツブツ〜
2017.12.16 エッセイ 画像:伯耆大山とX4 typeLD
どうも、シバク・ドワレです。
鼻血がなかなか止まらない今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。
毎度恒例の入院愚痴です。理想では河島英五さんの時代遅れの歌詞のような男、または映画での健さんのような生き様に憧れますが、そんな定型に縛られるとストレスがかかるので存分に愚痴ります。
グチの時の画像は愛馬と山の風景が良いですな。心軽くなります。
さて、みなさん。
人は何故、中年を過ぎると独り言を呟くのか。私は独り言はまずありませんが。
①日頃から独居でクセになっている
②家族と同居しているが、あまりかまってもらえないので自己アピールのため
③自分の行動に自信が持てないので、示唆確認の意味で
①と③は、仕方ないでしょう。特に、③は奨励すべきことかもしれませんね。
問題は、②です。
人間、私のような変わり者を除くと誰しも寂しがりなんでしょう。いや、私だって妻と長く離れて一人入院するのは寂しい。
しかし、家で待つものがいる安心感からか、もともとコミュ障なのかはわかりませんが、病棟で寂しくなって誰かにかまって欲しいなんて思ったことすらありません。かまって欲しいどころか、かまわないでもらいたい。自分の事は自分でできますし、世間話しているヒマはあまりありません。シンドくてへばっているか、仕事しているかが入院での主な日常ですから。時々ブログも書きますが。
私の入院している病院は、度々報告していますが四人部屋でも各ベッドの周囲にかなりゆとりがあり、カーテンを閉めても構わないのでけっこうな個室感があります。フェリーのS寝台(1人用)の大きいのんみたいな感じ。
がん病棟ですので、症状や治療時期がマチマチで、元気な患者も居れば話す事もままならない患者も居ます。その点が、産科や整形外科病棟と大きく異なる点でしょうか。それらの部屋なら皆、頭は元気ですから、快活な談笑が響いてきますもんね。
かまってちゃん
副作用が一段落して元気になったお年寄り。
家族にとってはなによりでしょう。
心から祝福します、一部以外の方々は。
その一部が、かまってちゃんなんですよ。
カーテンを閉めていますから、直接会話することはありません。もちろん大人ですから、トイレなどの際に顔を合わせれば会釈はします。
しかし、その会釈が時候の挨拶に変貌する寸前に逃亡を図らないと、タイミングを逃すとエライことになりかねません。ウンコが漏れそうな状態かもしれんのに。
私はキッパリと断る性質ですが、気の弱い妻は連日のようにこれに苦しめられています。
そちらはかまってほしくとも、こちらはヒッソリと瞑想したいのです。
そこで彼ら(彼女ら)が使ってくる常套手段が、独り言なんです。
「えーっと、今日のドラマは何やったかいな」
「これ、えらい狭いところに置いてあるけど使ってもええんかいな」
と、我々他の患者に話しかけられてるのか否かの微妙な状態です。
返事はしません、そのリモコンを毎日使っていながら毎日同じ問いかけをしているのが判っていますから。認知症と診断された方は別室が用意されていますから、病気が起因しているのでは無いと思われます。
あくまでも私感ですが、奥様が病室にお越しになった時も紳士然として穏やかに話されている方には、かまってちゃんはかなりの低確率だと思われます。
それよりも、夫婦共に昔の大阪弁丸出しで、声が大きい人。もしくは、ダンナだけがアレヤコレヤと妻に世話させている人にかまってちゃんが多い様な気がします。
逆に、世話しに来たはずのヨメが大声で悪態を付き、そのあまりの威丈高な雰囲気に周囲が凍りつく夫婦は、その鬼ヨメが帰った後もダンナは小さくなっています。可哀想に。
その哀れなお年寄りの代わりに鬼ヨメを別室指導したろかとも思いますが、私には関係無いのであまりにうるさいとき以外は放置します。
うるさい時は言いますよ?
「病室では静かに願いますよ、談話室あるんですから」
とね。
すると大概、鬼ヨメ曰く
「あらイヤだ〜〜、静かにしないとね!!!」
と、倍ほどうるさくなりますが。
2017.12.16
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シンドさとは/雑感 〜黙想し、夢想しつつも悶絶す〜
2017.12.14 闘病記 画像:治ったら食べたい物
どうも、シバク・ドワレです。
年の瀬ですなぁ。私はのんびりとベッドで過ごしとります。
さて、表題の「シンドさ」。
これの尺度・定義について考えてみましょう。
例えば、私がいま自分の中では10のうち7くらいシンドイとします。しかし、Aさんにとっては10の5だと思うレベルかもしれないし、Bさんにとっては10の10、死の寸前と思える事態かもしれません。
かように厄介なのが、「シンドい」を如何にDr.やNs.に伝えるかなんです。
皮膚が切れたり骨折したら、外見から判りますし映像技術も進歩しており、的確な対処療法を受けられる。
しかし、精神的なモノも含めて内科的シンドさは、患者自らが加減なく伝えないと、ドンピシャの治療は受けにくい訳です。
少し顰蹙を買うかもしれませんが、お年寄りにはこのシンドさをより多く、過大な感情を持ちながら訴えるタイプと、こんなもん病気や無い!と頑張る両極端なお人が多いよう見受けられます。
どちらも、正しく痛みや辛さを取る上では阻害される言動ですよね。
副作用のつらさ
冒頭で書きました、自分にとってのシンドさ。
こんなもん、他人と比べてもしゃあないので、いかに日頃の自分と違うのかを客観的かつ事実のみを正確に伝えることが必要です。
しかし、10の7やと、既にけっこうシンドい。
なのに脈拍や体温・血圧などのバイタルは正常。こんな時は、なぜこのシンドさがグラフ化されんのや!と憤慨しますが、どうしようもない。
で、翌日になるとさらにシンドさが増していると、昨日の10の7は間違いなのか?果たして自分の10の定義は何処へ彷徨うのだろうか?
と、人事不省に陥り少しドタマが混乱しきった状態が、10の9なんですな。
10の10は、意識喪失を想定しています。
ここまで来たら、なかなか自らの状態を冷静かつ正確には伝えにくいですね。
そこで、日頃からナースちゃんとは仲良く話して、デフォの自分をしっかりと脳裏に焼き付けてもらわないとならないのです。
その必然性から、若い女性を苦手とする私ではありますが、幾多にも渡る艱難辛苦を乗り越えてナース達と日々じゃれ合うのであります。
狼少年ではありませんが、日頃からシンドいシンドいと言い続けている患者は、あまり相手にされない傾向が伺えます。
落ち着いて、シンドい時だけシンドいと言うことにします。
2017.12.14
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年末年始/雑感 〜病院に賀正はあるのか〜
2017.12.11 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
本日よりまたまた入院での化学療法が無事に始まりました。18日間在宅で鋭気を養った訳ですが、そのくらいあっちゅう間ですな。
その間、OB会でレスキューをするわ、風邪を引くわでなんか多忙な休薬期間でしたが、もう本年の仕事納めも済ませましたので本来の意味での静養入院になりそうです。
退院は今のところの予定では、新年の1/4。年末ギリギリには退院して正月くらい家でゆっくりしたいところですが、次回のケモとの折り合いでそうなりました。退院するには12/29がリミットで、それを過ぎると1/3までは医事課が正月休みで出るに出られないのです。
恐怖の軟禁生活。
しかしよく考えたら、今までの人生でも年末年始は登山に行ったり長期キャラバンに出かけたりで、ろくに自宅で新年を迎えた事がありませんでした。
特にその時期の登山では、強烈寒波の襲来により北アルプス後立山連峰五龍岳遠見尾根で進退窮まり、年末年始の1週間をまるまる雪洞の中で過ごした事もあります。
昼メシは飴ちゃん3つ、腹が減るので排泄以外はジッと動かず。
究極の監禁生活。それなら今と一緒ですね。
無理に退院して人混みに揉まれずとも、独り病棟のベッドで年を越すのもまたおつなものでしょう。妻はあきらめてますしね、クリスマスもあけおめも。初詣にしたって、超混雑する三ヶ日より世間の仕事が始まっている4日以降のほうが行きやすいでしょう。
年が明けたら
さて、その初詣。
皆さんは、地元の氏神さまにお参りする派ですか?それとも、有名寺社仏閣派?
私は、どちらかと言えば地元派です。
今の身体では感染症予防の観点から必然的にそうなるのですが、昔からあまり大混雑するところは好きではありません。大阪人気質丸出しで、とにかく並ぶのが嫌いなんです。
東京ではあまりに昼間人口が多くて、主要駅近辺の飲食店での行列は味に関係無く必須なようですが、昼メシに並ぶなんて考えられない。それならコンビニでおにぎりでも買って、大きな公園のベンチか見晴らしの良い川辺なんかで食べる方がよほどマシです。
有名寺社仏閣の年越しも、ゆく年くる年を観てると凄まじい混雑ぶりで、何万人もの善男善女が行儀良く並んではりますよね。その光景自体は、良き日本の風習として不変であり続けて欲しいのですが、私はその行列には参加したくないです。
単に信仰心が乏しいだけですかね。
「そんな心の持ち方だから、がんになるんだ」
ともし言われたら、
「へぇ、おおきにありがとさんです。あなたのような清き生き方は、三下のアタシにはとてもできやしまへん」
とでも言い返します。
非建設的な、身のない論議はしませんから。
よく私は、万能感を持ち過ぎで自らを神格化していると言われますが、とんでもない。
そんな畏れ多い感情は少ししか持っていません。持ってるんかい!
冗談ですよ。
私はこと宗教に関しては、神社にお詣りに行ったあとにお寺で手を合わす、デフォルト的没個性日本人です。神様や仏様にすがって、それだけでがんを治せるなんて微塵も思ってません。
ちゃんと薬などで治療をして、神様や仏様には現状報告のご挨拶に伺い、道中の無事をお願いする。
そんな気持ちで参詣しております。
2017.12.11
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救命救急/雑感 〜互助の精神で生きる〜
2017.12.09 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
私は、兵庫県北部の但馬地域で、三回ドクターヘリの救助現場に遭遇しました。
うち二回はスキーヤーかスノーボーダーが立木に激突して、搬送された件。もう一回は、兵庫県最高峰の氷ノ山(ひょうのせん)を2月に積雪期登山していた人が尾根から沢筋に滑落して心肺停止状態で発見されて搬送された件です。
ヘリが降りたり舞い上がる現場にはいましたが、詳細はいずれも懇意にしているロッジの主人から後に聞いた情報で、私が直接救助に関わった訳ではありません。
けっこうな確率でドクターヘリや防災ヘリへの収容作業に遭遇しますので、妻は私のことを死神と呼びますが、単にそういうところへ行く回数が多いからでしょう。
自身が関わった山岳救助の中で、一番きつかったのは以前このブログにしたためました。
他にも交通事故の救助を数度しています。
私自身はヘリコプターで救助されたことはありませんが、救急車での搬送は三回あります。
初回は約二十年前、125ccのオフロードオートバイで田舎道を走り通勤していたところ、路線バスの陰から軽トラに飛び出されて正面衝突し、宙を舞った時です。
その時は頚椎椎間板ヘルニアをC5/6に発症して、未だに後遺症が継続しています。
二回目は、またまたオートバイ。これは相手はおらず単独でコケました。いまの妻と知り合った当初、彼女をケツに乗せて400ccのアメリカンオートバイで大阪、いや西日本一の繁華街であり地価No.1の阪急百貨店梅田本店前の交差点で、すり減ったタイヤとツルツルのアスファルトに負けて、ちょんとフロントブレーキをコーナリング中に握っただけでコケたんです。いわゆる握りゴケですな。
時速は10km/h程でしょうか。子供が走る方が速いくらいの速度です。大阪駅のど真ん前、ギャラリーは1万人くらいいますので、早くホンダを起こして颯爽と立ち去る予定でした。かっこ悪いことこの上ないですから。
しかし、起き上がろうにも上半身にまったく力が入らないのです。とくに左半身。
幸い、妻はヘルメットを少し打ちましたが無事な様子。目の前には、交通整理中の婦人警官嬢が立っていました。
彼女は直ぐに「私の前でなにすんねん!」的驚愕の表情を浮かべて、飛んできました。
「だいじょうぶですか〜?起きれますか〜?」
「起きれん」
「なんでですか〜?」
「しらんがな」
こんなやりとりをして、彼女は救急隊を呼ぶことを決断しました。見えませんでしたが、スマホではなく警察無線を使用したようです。そらそうですわな。
やばい、これは事故扱いになるんかなあ。
まだ全く痛みの無い身体より、そっちが気がかりでした。
やがて救急隊が到着。担架に乗せられる時に左腕の感覚の喪失と、意識はずっと有った事を報告しました。
一応、首にはカラーを巻かれて5分ほどの救急病院に到着。すぐにCTを撮ってもらったら、左上腕骨付け根の単純骨折でした。ボキッと折れたのではなく、きれいに一周のヒビが入っており、骨を斬ったような感じです。
ERのドクターからは、ギプスを当てる部位でも無し、三角巾を巻けば入院は不要で、帰れと冷たく言い放たれました。
その頃から強烈な痛みが左腕に訪れて、しばし悶絶。
人間の自己モルヒネ抽出機能は素晴らしいですね。
その痛みが無い時間のおかげで、遭難当初の大事な部分を記憶しておくことができますから。
救急要請
三回目はつい最近。今年の8月に、吐血か喀血かわかりませんが、鮮血をトイレで吐いた時です。
この時も救急車の必要性の有無が自己判断できず、妻に119番ではなく消防署に電話をさせて、状況報告させました。
「末期がんで肺に転移したがんを抗がん剤治療中です。在宅の休薬期間ですが、普通にご飯を嘔吐した後に血を小さいコップに半分くらい吐きました。本人は背中の痛みで寝ていることができません。救急車が必要かどうか判りませんが、かかりつけの病院は遠く、自分で運転することはできません。どうしたら良いでしょうか?」
と消防の相談電話に言うよう指示すると、救急車を手配してくれることになりました。
その時はまさに七転八倒、寝るのも座るのも地獄で床を叩きながら妻へ指示したものです。
未明のことで、私の病院は救急指定ではありませんので、隣の市の救急病院に搬送されましたが、絶飲食入院を指示されて検査の結果、胃はきれいでかいようの疑いは無いと。おそらく、抗がん剤の副作用で食道の粘膜が弱っているところへ嘔吐したので、毛細血管が切れて出血したのでは無いか、との所見でした。
で、三日目にいつもの病院に転院して、一ヶ月の入院で胃は元気になりました。
とまあ、なんとも賑やかな人生ではありますが、人を助けることもあれば助けられることもある。
どんな時でも常に冷静になり、木だけを見るのではなく森全体を見渡したいですね。
2017.12.09
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トワイライト/心象風景 〜我夕暮れにたたずみ、明日を想う〜
2017.12.05 エッセイ 全画像:自宅より西の夕景 NikonD4 70-200f2.8G
どうも、シバク・ドワレです。
何故だか知りませんが、朝日より夕日が好きです。けっして得意先が旭日社章の新聞社のライバルだからではありません。
これから太陽が昇ってどんどん明るくなってゆく朝日より、沈んだ後の妖怪がうごめきそうな夕暮れが大好きなんです。
よく人は私のことをポジティブシンキングだと揶揄しますが、それは褒め言葉だけではなくバカにしてることも自覚しています。
だからかな、夕暮れが好きなのは。
そこには、人智を超えた創造の世界が繰り広げられている気がするのです。
六甲山に完全に陽が沈みました。
まだ太陽が残っている真っ赤な光景より、この沈んだ後のグラデーションがたまらなく好きです。
六甲が紫に染まる景色をいつも観たくて、このマンションに決めました。
オレンジから紫への階調を阻害すべく、積雲たちが冬の光景に花を添えています。
高圧鉄塔の点滅赤灯だって、それのおかずになりえます。
この雲たちが登場すると、もう山なのか海なのか、大都会なのかは判りません。
この素晴らしく詩的な風景を前にして、心踊らずに済む人間がこの世に存在するでしょうか。
少なくとも私は、寒さに震えることも忘れ、しばしニコンのシャッターボタンを押し続けてしまいます。
上の六甲から5分と経たずして、もう六甲の塗り絵は随分変わり、漆黒に近くなってしまいました。
人の心と同様、全世界の風景はひとときたらずとも同じではありません。
ひとときも止まらずに
グラデーション。
随分ファジーで印象的な言葉ですね。
私は、仕事での写真は写実派です。職人ですから。
しかし、プライベートでは印象派を自負しています。
何故なら、生き方そのものが印象派だから。
田舎に住んで良かった、今日の夕暮れ。
しかし、昨日から風邪をひいてしまい、喉が痛いです。
白血球が少ないから、このままでは危ないですね。無茶をすれば死ぬかもしれません。
先週オペをした歯根切除術の抜糸を今日してもらったところ、違う歯に虫歯が見つかりドリルの末、神経を抜きました。
満身創痍。
しかも、今宵から三泊で出かけるはずだったグラのお別れ遠足車中泊も、風邪を引くわ妻と交互で仕事が入るわで、中止になりました。
ダメな時はダメです。
決めたからって、無理やり押し通すと遭難があるのはよく解っています。
風が吹いたら、その風に乗るべく風上を向く。
押し流されそうなら、風の当たらぬ入江に身を潜める。
そうやって風見鶏のような生活を続けると、そのうち先頭に立つ時がやってきます。
いまは風待ち港に入り、機会を伺う時。
さあ、来るべき時を待って、さらに飛翔しましょうか。
2017.12.05
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牛肉と美味い写真/料理 〜血は湧き肉踊り、皿を回せば旨くなる〜
2017.12.4 食エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
先日、山岳部OB会の前夜祭を自宅で開いたのですが、すぐ近所のN先輩とともにオートバイの師匠であるT先輩も遠く飛騨より駆けつけてくれました。
そのときに買ってきてもらったのが、飛騨牛。
美味しかったですよ〜。わざわざリクエストしましたからね。9月に富山で開かれたオートバイの伍縁ミーティングの帰りに寄った高山の重要伝統的建築物保存地区で、A5ランクの握りを食べて以来夫婦ともに大ファンになったんです。
ざっと思い出しただけで、北から十勝牛・山形牛・米沢牛・能登牛・飛騨牛・近江牛・松阪牛・伊賀牛・但馬牛・三田牛・神戸牛・淡路牛・鳥取牛・豊後牛・佐賀牛くらいです、食べたことあるのは。
しかし、その中でもトップクラスの味が飛騨牛なんですよ、私にとって。
きっと、飛騨牛の味が合っているのでしょう。
それでも、いっさいブランド名を隠して焼きあがったものを並べられても味の違いは判ったとして、名前までは絶対判りません。うまけりゃいいんです、わたしは。
これは紅茶やコーヒー、緑茶においても一緒。薄い濃いくらいは判るのですが、朝飲んだ銘柄の紅茶を夜に違う品を出されたとして、朝の銘柄と言われてももう判りません。
ところが、ビールだとほぼブランドを特定できます。
なのに、日本酒やワインは見分けがつきません。味やまろやかさが好きかどうか、だけです。
このように、私の舌はかなり鈍感にできているようです。
が、決して味覚音痴ではありません。不味いものは食いたくないし、最近流行りのママお手製のキャラ弁やインスタ用の手料理なども、ビジュアル的に絶対口に入れたくないものもある。
これは、写真がダメな場合に多いですね。
実物を見てないから味の方は知りませんが、こんな写真載せるなよ、ってのが多いです。なんか嫌味っぽく聞こえるかもしれませんが、仕事で撮っている私の写真みたいな照明は無理としても、せめてあとひと工夫したらもっと美味しそうに写るのに・・・との画像が多いですね。
美味しい店ほど店内照明は暗くしてありますので、そのままコンデジやスマホで撮ったのではどうしても黒っぽい料理に写りますし、家に蛍光灯しかないご家庭では補正しきれずに緑っぽい食べ物になってしまいます。
イカスミが黒く写りグリーンサラダが緑なら良いですが、牛の赤身が黒かったりクリームシチューが緑っぽく写っていたら、腐ってるんちゃうかって食欲が萎えますよね。
スマホ画像とデジイチ
上のステーキ画像は、私のiPhone6で妻が撮ったものです。
写真が抜群に美しいiPhoneでさえ、明るさをトーンカーブで微妙に上げてやらないと、白色蛍光灯下での写真は難しいです。上二枚は露出を変えて、トリミングをしました。
私は白の蛍光灯の下で食事をするのは嫌いなのですが、この鉄板テーブルの奥に妻のPCデスクがあり、電球色では目が悪い妻には合わないのです。
その代わり、ホームバーの方はLEDと電球色蛍光灯の多灯ライティングを施してあります。
せっかく撮るんやから、旨そうに見えるように撮りたいですね。
2017.12.4
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ライダールーツ/懐古 〜ナナハンライダー、それは憧憬とともに生涯の非妥協的信念に〜
2017.11.30 昔の思い出
どうも、シバク・ドワレです。
昨日、アメリカ在住のはてなブロガーであるOさんの国産旧車記事を見て懐かしくなり、古いアルバムを引っ張り出してきました。
Oさんのブログにコメントを付けさせてもらいましたが、私のオートバイ乗りのルーツは、近所のにいちゃんが乗っていたHONDA CB750Four(K0)と、少し離れたところに住むにいちゃんのHONDA CB400FOUR(408cc)なのです。
これらのホンダを、当時小学生だった私はどれだけ羨望の眼差しで見つめたことか。
K0(ケーゼロ)のほうは、当時そんな愛称はなく、単にCBとかドリームナナハンとか呼んでいました。いま日本で乗れる国産大型二輪の原点は、当時最高峰だったこのオートバイなのです。
カワサキゼッツーも、初の国産750ツインカムってことはだいぶ後に知りましたが、小学生の私にはそんなことどうでもよかった。単に3つ隣の家に住んでいるにいちゃんが乗っている。それだけで憧れるには充分な条件だったのです。
その寝屋川市の家から、生駒山の稜線を走るシギスカ(信貴生駒スカイライン)の山上入り口まで、阪奈道路をノーヘルで後ろに乗せてもらった時の750の鼓動は今でも忘れられません。
今の新車がヒュルルル〜〜みたいな軽い音だとしたら、そのK0は、ドカン、ドンって形容がふさわしい超迫力の排気音でした。
集合マフラーはまだ付いておらず、純正の4本出しマフラーが奏でるカルテットの協和音。幼かった私を虜にするその響きは、45年近く経った今でも私を直列4気筒から離れさせない、至宝だったのです。
二輪免許を取得できる年齢までまだ6年を要する、小学生。
いまなら時効ですから自白しますと、ナナハンなんてとんでもありませんでしたが、画像のホンダダックスは少しだけ運転させてもらいました。
家の前に見えている空き地の中だけとは言え、そこで私の指先で操るアクセルとハンドルさばき。本当に、当時からオートバイが好きだったのだと思います。
事故は悲しい
その間に、悲しい出来事もありました。
写真は残っていませんが、中学生になった私をナナハンとともにオートバイの世界に引きずり込んだCB400FOUR。
いまはヨンフォアとの愛称が一般的ですが、5分ほど歩いたところに住むオカンの同僚の息子さん。そのにいちゃんが乗るのは408ccなのでフォーワン (FOUR1)と呼んでいました。
最初に発売されたFOUR1が408cc。
私が中学入学直前に改正された道交法により、それまで二輪免許でなんでも乗れたのが、大型二輪免許と中型限定免許に分けられたのです。それにより、400cc以上であるフォーワンは売れるはずもなくフォーツー・398ccの誕生へと繋がったのです。
そのフォーワンに乗るにいちゃんは、母子家庭だったこともあるのでしょう、母親に無理を言いなんでもねだる性格でした。そのお母さんも彼が可愛かったのでしょう、3台目くらいに新車のフォーワンを買い与えたあたりからにいちゃんの性格が悪い方へ変わってしまいました。
あまり付き合いがなくなった私に、ある日飛び込んできたのは彼の訃報です。
後ろに乗せていた女の子が亡くならなかったのはせめてもの神の情けでしょうか。
それを聞いてか聞かずか、ドリームCBに乗っていたにいちゃんもオートバイを降りて初代セリカリフトバック2000GTを買うために、親の建設業を継ぎ高校を辞めました。
一方、私のオートバイへの情熱は高まるばかりです。
これはYAMAHA XS650(ペケエス)。先ほどの悲しい話から少し時代が遡りますが、これも私には目新しく、驚きのオートバイでした。
原付とは明らかに違う、そのバーチカルツインの鼓動。
基本的に真面目な人の集まりだったのでしょう、どノーマルです。その時はカワサキに乗る人は周りにはおらず、ダブワンを知ったのは高校に入ってからです。
そのダブワンに似た垂直2気筒も味があって良いものだな、と一瞬思いましたが、やはり4発の魅力には抗えません。
やがて晴れて二輪免許を取得して、スズキハスラーTS50、スズキRG250E、ホンダMVX250Fと乗り継いだ後に、カワサキGPz400Fで待望の4気筒へ辿り着いたのです。
そして紆余曲折の末、54歳になってようやく大型二輪を手にしました。
もちろん、初志貫徹のホンダCBです。ナナハンも考えましたが、どうせならってことでCB1300DC、X4 typeLDにしました。
古ぼけた写真を改めて見返すと、私が本当にオートバイ好きだったのが思い出されます。この記事を書くのに、断片的な記憶をヘルプしてもらうためにwebの力を幾分借りましたが、当時10歳だった私のオートバイ知識や呼称はほとんどそのままです。
教科書よりもオートバイのメーカー製カタログや、月刊オートバイやモーターサイクリストを枕元から離さずに熟読していましたから。
ずいぶんこまっしゃくれた、ませた小学生だったのですね。
今宵あらためて昔を思い出すとともに、これからも、いつまでも、安全運転を心がけて末永くオートバイを愛し続けようと心に誓いました。
2017.11.30
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登山靴/山道具 〜足元を見られないよう足元を固める〜
2017.11.29 山グッズ紹介
どうも、シバク・ドワレです。
今日は私の愛靴を紹介しましょう。これ以外にもあるのですが、しつこいので3点を厳選して。キャラバン製のもの以外は家での展示物と化していますが、いつでも臨場できるよう手入れは怠っていません。
ただ、私の山道具への知識は相当古い可能性がありますので、懐古する感覚でご覧下さい。
まず、私が大好きな雪山での主力、イタリアのSCARPA(スカルパ)。
たしかモデル名は「モンブラン」だと思います。22年前に本当にモンブランにグーテから登った時は、プラスチックシューズでした。ですので、そこへ登るためにこのシューズを入手したのではありません。
プラシューズの方がインナーとアッパーの二重ですので防寒・防水は当然優れているのですが、重たく足首が固定されやすくなるのと、経年劣化により割れる問題があります。モンブランでなくとも、冬山で片足の靴がなくなってしまう事など、想像するのさえ恐ろしい。
ですので、今はプラシューズは見かけません。上のモデルはソールはビブラムで、ゴムを巻いたロウワーとのつなぎ目がコバになっており、ワンタッチアイゼン装着可能です。私のアイゼンは、サレワの12本爪です。
またそのうち、ピッケルやアイゼンなど冬山ギアの紹介もします。
ミドルはゴアテックスを内包した本革と合成繊維。
最近、いや随分と海外遠征はしていませんのでこのシューズで3000m以上の経験はありませんが、冬の日本アルプス3000mの稜線でも少しも足が冷える事はありませんでした。しかし冷え性の方はわかりません。個人差がありますから、この記事を鵜呑みにはしないでくださいね。
ここ4年ほどはお蔵入りの悲しい現実。しかし、いつの日かまた活躍してくれるでしょう。
一足¥48000くらいでしょうか。
私にしては思い切った価格のギアを新品で買いましたが、登山靴はオートバイや四輪に例えると、タイヤ。いい加減なものを選択すると楽しく無いだけではすまず、生死に関わってきます。
次は、アイゼンの要らない残雪期の中級山岳から低山やトレッキングまでこなす、オールマイティーなCaravan(キャラバン)の定番モデル。
品名はグランドキング、国産です。
上のスカルパと似たような作りですが、耐寒能力に差があるのと、決定的な違いはコバが無いのでワンタッチアイゼンが使用不可な点です。この事により、私は雪山へは絶対に履いて行きません。ホワイトアウトの稜線で、なんらかの事情によりアイゼンの着脱をする時にベルト式のアイゼンでは生死に関わるからです。昔はそれしかなかったんですがね。
治療中のがん患者にしては体力に自信はありますが、もう、高校生や大学生の時のようなパワーはありませんから。
これも生地にゴアテックスが内包されており、多少のぬかるみや湿地、ゴアのレインウエアを履いての雨天ならシューズの中まで濡れる事はありません。もう、ゴア以外は考えられません。ソールはこれもビブラム。
これは中古で手に入れましたので、¥10000ほどだったでしょうか。新品定価は¥26000ほどだと思います。
ドタ靴
そして、番外編。
ドイツのVOLKL(フォルクル)です。スキー靴で有名なメーカーですね。これも十年ほど前に定価¥50000くらいするのを新古品¥20000くらいで入手しましたが、重いのでほとんど本番では使っていません。ですのでソールのビブラムも新品同様です。
昔懐かしい方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
三十年ほど前までは、重登山靴と言えばこのタイプの全革製でした。いわゆる、ドタ靴ですね。
これはタイプ名は知りませんが、アッパーがウルトラハイカットになっており、スキーブーツ並みの足首のホールド感があります。これを下りで紐をしっかり閉めた時以上の安定感ある登山靴を、私は知りません。
例えば剱岳本峰と前劔の間にある平蔵のコルに代表される、北アルプスなどのガレ場を駆け下りる時でも、なんの不安もありませんでした。それは近郊の低山、例えば六甲連山のように風化花崗岩が露出している縦走路などでも威力を発揮し、砂が岩の上にいくら浮いていようがぜんぜん滑る気がしないのです。
さしづめ、登山靴のクロカン4WDですね。
しかし、前述のように重たいのが難点。下りは楽ですが、登りでは鉄下駄を履いている気分になるのです。ですので、私は主に本番前に近郊でトレーニング時に履いて、大腿筋を鍛えるのに使いました。
野球のバッターがネクストサークルでバットに鉄のリングを巻いて振り回し、本番では外して軽く感じさせるのと一緒ですね。
このように、撮影機材同様、私はどんな遊びのギアもその時の天候や気温、路面状態や体力などによって使い分けています。
靴は一足を履きつぶすよりも、二足以上を使いまわした方が倍以上持ちますしね。
ああ、早く本番で使いたいなあ。
2017.11.29
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