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E25 自作キャンピングカーの旅 ロケバン初のお泊り保育/自作 バンコン キャンピングカー 〜雪を愛でて夏の思い出を懐旧す〜

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2018.1.25 ショートキャラバン3日目 但馬〜丹波〜播磨〜摂津〜河内

どうも、シバク・ドワレです。

 

大雪警報も出ず、一晩で20cmほどの積雪量でしたから、昨年同時期同場所での滞在よりかなり楽でした。妻も慣れたようでケツを割ることもなく、雪見を楽しんだ様子。

 

acsekitori.hatenablog.jp

 

 

acsekitori.hatenablog.jp

 

 

acsekitori.hatenablog.jp

 

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今年も除雪車の頼もしい音で目覚めました。

脳内では国際救助隊サンダーバードのテーマミュージックが鳴り響いとります。

6時半頃でしょうか。ご苦労様です。この除雪が無いともう古めのスタッドレスを履いたセダンやクーペ系では厳しいでしょうね。

 

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しかし、ガチガチに凍っている部分はありますがまだタイヤがほとんど見えているので四駆で硬化が始まっていないスタッドレスなら脱出は容易です。

それよりも面積が広いので屋根の雪下ろしが大変。

 

 足湯で天国へ

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ぜんぜん急ぐ旅ではないので、恒例の雪見足湯でなごみます。

ここは勝手我が家別荘なので、落ち着きますねぇ。

 

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施設を無料で使うだけでは申し訳ないので、名物八鹿豚まんとポークソーセージでブランチにしました。

帰宅日ですので飲めませんがね。

 

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せっせと屋根の雪下ろしを済ませ、4WDスイッチをON!

この後、高原を走った時にパートタイム四駆の実力を発揮することになりました。

グラまでの数台は生活四駆でしたので、久々の本格的四駆です。やはり直結している全輪駆動は頼もしいことこの上ない。高速道路で80km/hしか出せないことや、乾燥路では四駆にできないなどのデメリットはありますが、それを差し引いても悪路での走破性は抜群です。

 

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さあ、スノードライブに出発しましょう。

と言っても道の駅前からしばらくは天下の一桁国道、R9ですので除雪が行き届き、四駆のメリットはまだ感じません。

しかしディーゼルは久々の好感触で、低速からグイグイトルクを出してくれます。

同じく低回転からトルクフルな愛馬のX4 typeLD・サンパチほどの爆発力は当然ありませんが、違った頼もしさがあります。粘るんですよ、エンジンが。特に雪道では高出力後輪駆動に比べると運転のしやすさは雲泥の差でしょう。トラックが燃費だけでなくディーゼルを選択する理由が再認識できます。

ロケバンのようなワンボックスのロングボディではエンジンは最前部にあり、後部はどんがらの空室です。通常キャブオーバーの駆動輪は後輪ですので、二駆だと駆動輪にトラクションがかからずスリップしやすいです。キャンピングカーであれば後部に調度品が載っており幾分ましですが、それでも重量としては知れているでしょう。雪道に限らず、キャンプ場や登山口への進入路が未舗装で坂道だったりすると、容易にスタックしてしまいます。

私はグラで鉄道撮影に行った時、恥ずかしながら田んぼの中ほどで左前輪を路側の溝に落としてしまったことがあります。

そのとき、フルタイムの生活四駆とはいえハンドルを思い切り切って溝にトラクションを与えてバックすることで脱出できました。LSDが付いていませんでしたので、片輪空転する直前に乗り切れたのです。二駆では後輪が虚しく空転するだけだったでしょう。

 

このようなシチュエーションでは使用しない人には無縁な四駆でしょうが、年に数回でも仕事や遊びで悪路を走るのに、四駆は必須です。後から付けられる装備ではありませんからね。

下りには四駆はあまり関係ありませんが、キツい登りなどでは後輪駆動だとスタッドレスだけでは乗り切れない場面は多々あります。都度チェーンを嵌めては外し、は私は嫌です。

来年予算に都合が付けばFFヒーターなどの快適装備を増やすかもしれませんが、車両の基本的装備は変えられませんから。

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このような雪の里を走り、豪雪地帯で知られる村岡町の道の駅ファームガーデンで一休みです。

ここまでは幹線道路には融雪装置が完備されており、何の問題もなく走り抜けました。

 

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しかし、長〜いトンネルを抜けて市町境界を越えた豊岡市神鍋高原に入った途端、一面の銀世界です。

市町により道路にかけられる予算が違うのかもしれませんが、スキーゲレンデが数多くある高原ですので、水で融雪しても追いつかないのでしょう。

歩道にある道路の端を示すポールがなければ、どこが道路でどこが畑か判りません。まだ地吹雪は起こっておらず、ホワイトアウトはしていませんのでなんとか判別できますが、これ以上の悪天で遊んではいけませんね。救助の人手を煩わせるだけでも大ひんしゅくです。いつの季節でもそうですが、特に冬は天候を読む力量がこの遊びには重要です。

経験を積まなければ一向に上達しないものですが、ビギナーであれば上級者と一緒に行って、まず学んでから遊ばなければなりません。

教条主義的で大きなお世話の一文かもしれませんが、遭難してからでは遅いのです。

 

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去年の5月に温泉に浸かって周囲の散策を楽しんだ、道の駅神鍋高原。

玄武洞ゆかりのゆるくないキャラ、玄さんが出迎えてくれますが今日は直ぐ横のゲレンデ、アップかんなべは人影はまばらです。足湯にたっぷり浸かっていたので温泉はパスして、土産に銘酒香住鶴などを購入して帰路へ。

 

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高原を下り、パラグライダーで有名な道の駅あおがきまで来ると、もう積雪はほぼありません。

高速代を節約して、その浮いた経費でいつもの2国ラーメンを食すべく、ちょっと回り道ですが神戸へ南下しましょう。いつもは先に寄るのですが、たまには逆回りもまた楽し。

 

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この後にんにくの食べ過ぎで地獄を味わうとは露ほども想像せず、元気な頃のにんにくラーメン大盛りを頼んでしまった進歩のない私。

 

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神戸市西区から灘区へとR2、そこからR43を快走して大都会梅田でR1へ転進します。

ここからは渋滞の収まった都会の道をダラダラと帰宅しました。

オドメーターは400kmを超えましたが、まだ65Lの燃料メーターは4分の1以上残っています。ガソリンV6で3400ccのグラでは、ガソリンタンクが70Lあるのに400km走ると給油地を探すのにヒヤヒヤでしたから、燃費の良さを実感できました。

 

ロケバンの実燃費は、改装中の超チョイ乗りオンリーで約7.5km/L。今回の高速道路2割・下道8割のキャラバンでは、約10km/Lでした。現在のレギュラーガソリンと軽油の価格差が約32円ですから、約半分の燃料費で遊べたことになります。実質4000円ほどの節約。

もちろん、車体価格の初期投資がありますが、程度が良く長持ちするガソリン車の中古なら同程度の金額でしょうから、それは考慮しません。グラがもっともっと長生きできそうなら不要な投資でしたがね。

 

ちょっと疲れたけど、新キャンピングカーで遊べて大満足。

つぎはどこいこ。

2018.1.26

 

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E25 自作キャンピングカーの旅 ロケバン初のお泊まり保育/自作 バンコン キャンピングカー 〜夢を描いて理想を具現化したいま、逃避への坂の途中〜

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2018.1.23~24 ショートキャラバン初日 河内〜摂津  2日目 摂津〜丹波〜但馬

どうも、シバク・ドワレです。

 

長らく旅に出ていなかった鬱憤をキャンピングカー自作で晴らし、北へ向かい旅立ちました。

 

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中央環状島熊山辺りで六甲山に日が沈み、大阪キタの高層ビル群にも灯が入っていますね。

今日はネオンには目もくれず、中国道西宮名塩SAを目指します。

 

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先日施した、ステッカーチューンの全容です。

あくまでもシンプルに、しかし主張を激しくPRしてみました。

 

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私が過去から現在まで使用しているアウトドアブランドの、最新のロゴから昔懐かしいモノまでを集めてみました。単なる懐古趣味です。

 

さあ、乾杯

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目的地に到着しましたので、早速杯を合わせます。

今日は妻手作りのお弁当を中心に、ローソンの期間限定1.25倍ジャンボ焼き鳥をビールのアテにしましょう。

 

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リアゲートの棚にはパイオニアのミニコンポ。

テーブルにヒーターを置いて、暖を取ります。ロケバンを購入するにあたり、リアのサイドウインドウが開閉できる事を大前提にキャラバンを探しました。

4や1ナンバー貨物キャラバンには、後部荷物室の窓が開かない仕様の方が圧倒的に多いのです。冬の火器使用時の換気や、夏の暑さ対策において窓が開閉できるのは絶対条件です。

 

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食後のくつろぎを楽しみ、テレビニュースで気象を確認したら寒くなってきました。

 

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一晩中、あったかいウドンを食べられるのがSAの良いところですね。

冬山のテントや雪洞では、こう簡単にはいきません。

 

さ、明日の運転に備えてもう寝ましょう。最近はすっかり早寝早起きです。

 

 

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明けて24日。

西宮名塩SAは冬型気圧配置の快晴です。六甲山の背後にそびえる、中国山地の脊梁山脈に阻まれて雪は滅多に降りません。

 

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中国道舞鶴若狭自動車道へと分かれ、春日JCTから北近畿豊岡自動車道へ入ります。夏も冬も、もう何回通ったかわからないMy home road.

 

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道の駅ようか但馬蔵が昼時で満車のため、先にすぐ上の天女の湯に来ました。こちらは平日とあってガラガラ。

 

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お休み処も使い放題です。

しばらく、キャンピングカーでは味わえない開放感を味わいましょう。

しかし、吹き抜けになっているので案外寒い。寝てしまうと風邪を引くので、そこそこで我が家に引き上げました。

 

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さあ、念願の新キャンピングカーでの雪見酒です。

この地に着いた時には晴れており雪のかけらもありませんでしたが、予報通り午後3時くらいから積もりやすい雪に変わり、時間積雪量2cm程になりました。

豪雪地帯に居住する方の事を思えば不謹慎なような気もしますが、それを言い出すとスキーなどのスノーリゾートでの遊興が根本から崩れますので、私は一観光客として遊びます。

 

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ここ養父市八鹿では、夜になっても降雪量は少な目ですが、ハチ高原に上がっている知人からはリフト早期終了のメールが来ましたので、標高が高い地域では荒れているでしょう。

たった数センチの積雪でも、バージンスノーに変わりはありません。やはり新雪に足跡を刻むのは気持ち良いですね。

 

 

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車外でマイナス5℃、車内ではマイナス1℃程ですが、完全冬山装備ですので寒くありません。昨夜の西宮のほうが普段着でしたので、ずっと体感温度は寒く感じました。

 

この2泊で、ロケバンの設備の不備もわかりましたので、次の在宅期間に手直ししましょう。

 

シーハイル!ベルクハイル!

2018.1.24

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キャンピングカー 自作日誌 完成/自作 バンコン キャンピングカー 〜昭和の居間、ここに。雪見に花見、月見で一杯お座敷仕様〜

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2018.1.23 自作キャンピングカー製造日誌完成記

どうも、シバク・ドワレです。

 

毎日コツコツと取り組んだ、日産キャラバンのキャンピングカー化改造。

オトナの原寸大プラモデル、いやフルメタルモデルがやっと完成しました。室内寸法400×150cm(寝台幅110cm)の、超絶うなぎの寝床です。

 

このクルマに乗るまで、キャンピングカービルダー製のキャブコン2台/アメリカ製ピックアップキャビン(トラキャン)1台/ランクル60の8ナンバー改造車1台/ミニバン自作車中泊クルマ4台/軽バン自作車中泊クルマ3台の車中泊クルマに乗ってきました。

今回の買換え以降おそらく当分乗り続けると思われますので、改造にあたりキャンピングカー経験値から、次のような条件を追求しました。

 

長年の経験が今を育てた

1.車内で立てる

→これがなんと言っても第一希望です。妻はキャブコンなどに乗車経験がありませんので文句を言うこともないのですが、車中泊も一週間を超えてくるとあいだに休養日を作ることが多くなり、その日が雨だったり豪雪だったりすると、車内で立てないことが苦痛になってくるのです。

このロケバンは車内高は165cmほどですので頭はつかえてしまいますが、少しだけ首をひねると充分立つことができます。大男でなくて良かった。

立てるのは玄関だけですが、歯磨きや着替えの時に重宝するでしょう。

 

2.食事用のテーブルを片付けずに就寝する

→これも積年の経験からの希望です。私はマメな方だと自負しとりますが、それでも毎日泊地に到着して夕食のたびにテーブルをセットし、就寝前にそれを解体してベッドメイクして、起床したらまたテーブルをセットして朝食、10日間もそれの繰り返し・・・。それはいくらなんでもめんどくさすぎます。

ロケバンではスーパーロングのメリットを活かして、車内後部をベッドを含むリビング、前方を冷蔵庫や食卓などのダイニングキッチンに分けました。さらに運転席部分と客室の間には頑丈なガードバーが付いていますので、装備が前に押し出されてくることもなく安心な三室構造になっています。

これでいちいちベッドを作ったり食事処の設定をせずにすみますし、着替えなどの収納クローゼットもたっぷりありますので、思い立ったらすぐに出発する車中泊のメリットが、より活かせると思います。

 

3.ベッドを常設とし、荷物を置かない

→2とも重複しますが、いちいち就寝の度にベッドメイクして起床すれば解体。そんな国鉄時代の寝台車みたいなことを毎日続けるのは苦痛です。

それと、グラでは車幅が180cmありましたのでベッド幅を客室いっぱいの150cm確保できて広かったのですが、当然そのベッド上の何処かに旅の荷物を置かなければなりません。すると、必然的に就寝スペースは100cmほどになってしまいますし、走行中にカーブで荷物がゴロゴロと散歩をします。

これでは危険ですので、常設の収納庫を設けてベッド(約110cm)は完全に就寝スペースとしました。ベッドの長さは180cm、幅は110cmを確保してあります。

 

4.サブバッテリーの電源を一元化し、効率の良い動線で電化製品を使用する

→前車グラの時は、電源コントロールパネルはありましたがリアの出入り口から遠く、ベッド上を這ってスイッチをオンオフしに行く必要がありました。

これをリア出入り口の正面、冷蔵庫横に設定して就寝時と食事時、買い物などの日常使用総てに電源を使いやすくしました。照明はLED3+1灯で充分過ぎる光量があります。すべて個別にオンオフ可能ですので、用途によって明るさ優先と節電の両方可能です。

余談ですが、当初搭載予定だった電子レンジはあまりの重さに恐れをなし、その使用頻度の低さから除外しました。

 

まだまだ書き足りませんが、実際の使用感は車中泊/キャラバン時の紀行文にて報告することにします。

 

それでは、早速雪見酒にいってきま〜す!

2018.1.23

 

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キャンピングカー 自作日誌 ホイール交換・棚&カウンター製作/自作 バンコン キャンピングカー 〜足元を見られぬよう、足下を固める〜

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2018.1.21 自作キャンピングカー製作日誌

どうも、シバク・ドワレです。

 

今日でキャンピングカー自作も7日目。冬で日が短いのと、本業がチラホラ入るので亀の子ペースです。しかしこう毎日作業していると、どちらが本業かわからないようになってきました。決して商品にできるようなクオリティにする気はありませんが。

今朝は開店一番にタイヤショップの予約が取れましたので、まずはホイール交換です。

 

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これが従前の純正鉄チン。

ボディカラーが真っ白ですし、このホイールだと如何にも飯場車、もしくは鑑識車然としてプライベート感がありません。

そこで、11月頭の契約後直ぐにワンオフで塗ってもらった、アルミホイールに交換しましょう。

 

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ちょっと派手なのには訳があり、実は妻は方向音痴であるとともに車オンチでもあるので、白いキャラバンだとハイエースなどに紛れ込んでしまい自車を見つけるのが不安だとのたまうのです。ですので、駐車場で目立つようにこのようなキンキラキンにしてみました。

グラは今となっては懐かしい、上が紺で下がガンメタのRV色でしたのですぐに見つけられたのですが、以前黒いバモスに乗っていた時には他人様のバモスのドアを開けようとしていました。

交換する前はもっと成金チックになるかと思っていましたが、付けてみるとボディの大きさに霞んで、渋めの良い具合です。

 

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タイヤはロケバン納車時にスタッドレスがハマっており、駐車場が未舗装なので汚いですが溝は8部山くらいでまだ三年ほどですので、そのまま使います。

ブリジストンのVL1と云う、ハイエースやキャラバンでは定番のライトトラック用スタッドレスです。私は数多くの四駆に乗り、様々なスタッドレスを履きましたが、今はブリジストン以外は履く気になりません。

 

棚を付けてハイルーフを活かす

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空模様が怪しくなってきましたので、屋外作業を優先します。

まずはリアゲート前の棚から。先日、両面テープの剥がし跡をきれいにしたイヌマキを使います。折畳み棚金具が在庫に余っていましたので使いましたが、ベッドから棚までの高さを80cm確保しましたので、畳むことはないでしょう。

走行中はシュラフを収納し、停泊時はパイオニアのミニコンポ置き場に活用する予定です。

このような材木は総て以前の自作キャンピングカーからの流用で、今回は一切購入していません。ネジ穴が開いているのはご愛嬌。手作り感満載です。そのうち暇と金があればニスでも塗りましょう。

 

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次に、リビングのカウンターを作りました。

こちらはスペースの問題で、必ず畳みますので折畳み棚金具必須です。

 

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この一枚板はなんの木か忘れましたが、かなり昔にニスを塗っていましたので、良い風合いです。

正式なご飯の時はダイニングで食事をして、寝酒のときにこのカウンターを使いましょう。走るホームバー。

マスターは私で妻がチーママ、お客さんは読者の皆さんです。ようこそおいでくださいました。毎度!

 

この後暗くなりましたが、明日は南岸低気圧が発達しながら近畿を通過する予報ですので、今日の内にステッカーチューンを施しました。

終わったら真っ暗でしたので、画像はありません。また後日披露します。

 

いよいよ完成間近!さあ、遊ぶでぇ〜!

2018.1.21

 

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キャンピングカー 自作日誌 冷蔵庫&調度品&電気コントロールパネル/自作 バンコン キャンピングカー 〜光を得た私は、夕闇の人となる〜

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2018.1.20 自作キャンピングカー製作日誌

どうも、シバク・ドワレです。

 

ロケバンの改造も、終わりが見えてきました。冷蔵庫を設置すると、一気にキャンピングカー感が高まります。AC100V専用ですので、どれだけ活用できるかは雲の中ですが、まあ保冷庫代わりにも使えますしね。

 

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この運転席後ろの巨大天板に、冷蔵庫と調度品を置きました。

 

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奥の窓際に、ホテルによくあるタイプの冷蔵庫。

その横にアンティークの電話台を流用した収納庫を置き、その上にREGZA22インチを固定しました。壁掛け台座を使用するつもりでしたが、収納庫の一番上にL字金具を逆さまにしてREGZAに固定するとちょうどよい塩梅でしたので、シンプルに付けました。

 

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力作業ばかり続けると飽きますし疲れますので、間に休憩がてらブラインドを付けました。

これはリアの右側後部ウインドウです。他の窓はマルチシェードを常時張っておくか、グラから流用するカーテンです。

 

キャンピングカーの心臓部

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電装も仕上げて行きましょう。

昨日、大方の接続は済ませていましたので今日は固定と養生です。

 

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これはキャンピングカーの電装を支配する心臓部、コントロールパネル/コンパネです。

収納庫の扉がちょうど良いサイズだったので、思い切りよくバリッと剥がして流用しました。おもいつきもええとこですな。

サブバッテリーに接続していた配線をソーラーコントローラーにつなぐと、久々に元気に充電を開始してくれました。一番下は、走行充電を行うアイソレータ。ダイオードが入っており、これを使わずに車体のオルタネータから充電すると、メーンバッテリーとサブバッテリー間を電気が迷走してしまいます。

ややこしい言い方ですが、2基あるうちメーンのサブバッテリーは主にテレビや照明などに使い、サブのサブバッテリーはスマホ類の充電に使う予定です。

メーンSBはACタップを接続し、サブSBはシガーソケットを接続して共にスイッチでオンオフできるようにしてあります。

 

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こんなパーツも入手していました。

ロケバンは昔ながらのキャブオーバー、いわゆるワンボックスカーですので、エンジンとタイヤの上にフロントシートがあります。乗り込む時にタイヤ前方のステップに足をかけて、よいしょっと乗り込むのですが、キャラバン純正のプラッチックでは、雨天時に足が滑ること甚だしい。

そこで、この専用アルミプレートをビス止めして、滑るのを防止します。大型トラックほどではないにしても、キャプオーバーから滑って落下すると結構ダメージでかいですからね。

 

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休憩代わりの小作業を終えたところで、調度品を固定して行きます。

どうせ和風レトロキャビネットで隠れるのですが、家具との調和を考慮して黒のL字金具を奮発しました。

 

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電装が完成しましたので、ついでに照明器具も設置しました。

これで夜間も作業できるようになります。これはLEDの三灯スタンドで、一球あたり5W程ですので、105AのSBなら余裕で点灯できます。

ロケバンのテーマは昭和レトロなのですが、これだけは最新のLEDにして色温度も3000Kほどの電球色にしてあります。私は照明にはこだわりがありますので、蛍光灯で飯を食ったり酒を飲む気がしないからです。

しかし、ええ時代になりましたな。

私が車中泊を始めた30年ちょっと昔には、12Vを使用するなら蛍光灯しかありませんでした。電球色を求めるなら、インバータを介して本物の電球を使用するしかない。すると、一球あたり40Wは食いますので、常にSBの容量を気にして早く寝たものです。

 

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試しにREGZAに火を入れてみました。

室内アンテナですが、ブースターが良く効いており、車内でもまずまずの映りです。

 

さあ、ロケバンの内装もあとわずか。棚やカウンターの木工が残っていますので、勘と体力勝負ですが、まあ大丈夫でしょう。そして、それが終わると楽しい楽しいエクステリアのドレスアップが待っています。

 

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妻が手料理を振舞ってくれましたので、明日も頑張れるでしょう。

 

早く明日にな〜れ!

2018.1.20

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キャンピングカー 自作日誌 バックカメラ&モニタ取付/自作 バンコン キャンピングカー 〜安全のため後ろを見易く〜

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2018.1.19 自作キャンピングカー製作日誌

どうも、シバク・ドワレです。

 

昨日装着するはずだったバックカメラとモニタを仕事の合間に取り付けました。

これが意外と手間取り・・・。

 

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これはバックカメラの配線なのですが、グラからの流用ではなく、去年3月に売却したBMW318iツーリングからの流用品です。

グラのカメラを使わなかった理由。

電源がナンバー灯から直接配線するか、後方のシガーソケットを使う仕様なのですが、グラのときは後方にシガーソケットがありませんでしたから、シガープラグにバッテリーからDC電源を取り出すソケットパーツに鰐口クリップを挟み、長い車内を横断してフロントのシガーソケットから電源を得る、とのなんともややこしく不安定な方法だったからです。

BMに使っていたカメラは配線が直結でき、シンプルに前方のシガーソケットまで配線を伸ばせるのです。しかし、広くなったとは言え狭い車内で、足をひっかけないように配線を取り回して固定するのに案外時間を食いました。

 

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これが完成したバックカメラと配線の一部ですが、これが約4mある車内を延々とダッシュボードのシガーソケットまで続きます。

途中でサブバッテリーからの配線やソーラーパネルの配線も合流しますので、ショートやリークが起こらないよう、万全の取り回しと接合部の絶縁・養生を行いました。この配線作業は、家具類を設置してからではできませんので、キャンピングカーを自作する場合は配置の設計とともに、作業の順番も念入りに考慮する必要があります。

いきあたりばっ旅人生の私ですが、オートバイやキャンピングカーの作業は念入りに計画します。思いつきで突入したり、その場しのぎでやり過ごすと、後で苦労するのは自分ですからね。

これで、電装関係のうちフロント部分の取付は全て終わりました。

フロントウインドウ周りの内訳は、右上から反時計回りに、5インチカーナビ・ドライブレコーダー・ 下がってレーダー探知機・9インチバックモニタ・2DIN MD/CDデッキです。

画像にはありませんが、停泊時に仕様するソーラーパネルの配線も終わりました。

 

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この後、ベッド下のカラーボックスの1区画に、サブバッテリー二体を納めます。

今日の作業はここまで。配線作業は、夕方暗くなってから行うのはショートする恐れがあり、たいへん危険です。

 

家での地味作業

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晩飯の後、室内で軽作業。

これはリアのカウンターに使う、イヌマキの原木です。以前、軽バンの自作キャンピングカーで使っていたのですが、汚れがひどかったのできれいにしました。

両面テープで百均のドリンクホルダーやスマホホルダーなどを接着していたのですが、両面テープ、付けてる間は便利ですが、ブツを取り去った跡が汚くないですか?

ベタベタと糊が残って、毛髪やホコリをたっぷりと吸着しています。ここで登場するのが、百均の中でも私の大のお気に入り、シールはがし液です。

魔法のように、ベタベタの糊がきれいに取れて行きます。

プチプチを一つずつ念を込めて潰すが如く、溜まりに溜まったストレスがすっきり雲散霧消しますよ。いかがですか?そこのあなた。

しつこくクドいですが、我が夫婦は相思相愛の両思いですので、夫婦関係のストレスは溜まりません。

では、なんのストレスか?

ツーリングやキャラバンに行けないストレスですよ〜〜。

 

さあ、明日もストレス解消のためにキャンピングカーを自作しよう。

2018.1.19

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キャンピングカー 自作日誌 キッチンベース改良&オイル交換/自作 バンコン キャンピングカー 〜三歩進んで二歩下がり〜

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2018.1.18 自作キャンピングカー製作日誌

 どうも、シバク・ドワレです。

 

ロケバンの作業も4日目を迎えました。昨日とは一転して好天に恵まれています。しかし、好事魔多し。昨日作ったキッチンベースが、裏の合板の薄さにより少しぐらつくのです。

 

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重たい冷蔵庫などを載せて走りますので、安全のためには手間を惜しんではなりません。

早速組み上げた脚を取外し、1×4材で補強します。ついでにL字金具を追加して万全を期しました。この作業により、私が乗っても大丈夫なくらい安定しましたので、もう大丈夫でしょう。

 

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ベース台の下には、特大RVボックスがすっぽり収まります。

この中には、発発(発動機式発電機)・ガソリン携行缶・ポルタポッティ(キャンピングカー用車内トイレ)が入っています。RVボックスの奥側は車輪になっていますので、クソ重たい割に引き出すのは容易です。

 

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運転席とキッチンベースの間には、グラから流用するギャレーがきれいに収まりました。

この小さな手洗い台が有ると無いので大違い。必要無い方もいらっしゃるでしょうが、常に手洗いうがいの励行を義務付けられている私には必携です。ビールから焼酎に変えるときにタンブラーをすすげますしね。

 

今日は仕事をしてからでしたので、時間が足りませんでした。生活設備はこれくらいにして、同時進行でこなしている運行安全点検とメンテナンスに切り替えます。

 

何は無くともオイル交換優先

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中古車を買ったら必須項目の、エンジンオイルとエレメントの交換にきました。

私はディーラーや大手中古車店では四輪を買いませんので、自己責任でメンテをしなければなりません。二輪も四輪も、エンジンオイルは血液ですからね。梗塞を起こさないよう、マメな交換により寿命が延びて燃費も良くなります。

 

本日はここまで。

早くキャラバンでキャラバンに行きたいなぁ。

2018.1.18

 

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キャンピングカー 自作日誌 ベッド&キッチンベース作製/自作 バンコン キャンピングカー 〜愛の巣は着々と進化を遂げる〜

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2018.1.17  自作キャンピングカー製作日誌

どうも、シバク・ドワレです。

 

新キャンピングカー自作3日目。予報通り、冬の雨です。けっこうな降りかたですが、まだグラを残してありましたので、昼間は空いている月極駐車場に2台を横並びにしてグラを資材置場にしました。

今日の夕方にはグラを売却予定ですので、雨天の中強行します。

デカいクルマ2台ですから、片方に資材や備品を置くと、本体の作業がとてもやりやすい。荷物の移動も、両方のリアゲートを開けて屋根にすると、ほとんど濡れません。

 

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今日はまずベッドを作ってグラからの流用品を完成までの間積むスペースを確保します。

これがマンション住まいの辛いところ。戸建で玄関前に車があるのなら、こんな苦労は不要ですね。

既に昨夜、ベッドのベースとなるカラーボックスの類いを設置済ですので、ベッド前部はマットを被せるだけです。今回のテーマは「昭和の居間」ですので、極力シンプルかつ衣食住総てをその場所で賄えるように設計しました。

ベッド下は3つのボックスからなる収納スペースになっており、前のカラーボックスと後ろのテレビ台は高さが30cmのものを古道具屋で吟味して揃え、中央のカラーボックスはそれより2cm低いものがたまたまありましたので購入しました。以前のように脚や根太のベッドベースは作らず、そのカラーボックスとテレビ台が前後でベッドマットを支えています。

これですと天井までのスペースをより多くとれますし、蓋の役をしているベッドマットを外すとダイレクトにボックスの収納部分へアプローチできますので、雨の車中泊などで重宝することでしょう。

後方に見える木材の床は、本当に昭和から使用し続けていた卓袱台の天板です。この板にだけ脚を二脚付けて、片方はタイヤハウスのカバー兼物置に木材を置き、高さを調整してあります。実車を採寸するはるか前に、画像を見て想像していましたが、ほぼ当たりました。

脚などは従前の自作車からの流用品が2cm刻みくらいで在庫してありますので、ノコギリ不要です。一番下の画像手前にあるミニキャビネットは仮置きで、頭の邪魔になりますからどこかに移動させます。

リアシートの関係で、ベッドが狭い!広いところで110cm、狭い部分は100cmです。乗車定員を変更したくないので、こればかりはどうしようもありません。二段ベッドも考えましたが、せっかくの広い空間を犠牲にしたくなかったのでやめました。

我が夫婦は愛し合っていますので熱き抱擁で冬の雪は融かしますが、夏は互いの体温で地獄が待ち受けているでしょう。

 

 ベッドができたらダイニングを

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次に、ダイニングキッチンのベースを作ります。

これは古道具屋で仕入れた、推定40年ほど前に作られたであろう、座敷用座卓の脚を取り払ったもので、表面はメラミン加工されています。105×75ありますので、このままテーブルとして使用できれば優雅な食卓になるのですが、この上には冷蔵庫と収納台が載り、運転席後ろにはギャレーが鎮座しますので、テーブルのスペースとしては半減します。

車内の床前部に、セカンドシートを収納するための10cmの段差がありますので、こいつの脚だけは現物合わせでで2×4を鋸切りしました。

 

今日の作業はここまでです。

 

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遂に、グラが使命を終える時がやってきました。

大手中古車買取業者では値段が付かず、逆に処分費用を2万ほど請求されるとの事。そんなアホな事はしません。

せっかくの巨体、廃車買取業者に依頼しない手はありません。鉄の価格は安定しているようで、近場の業者で約5万で引き取ってくれました。2万払うか、5万貰うか。差は歴然ですね。

自動車としての役目は終わりますが、エンジンは外国に売られ、ボディは鉄として再利用されるでしょう。妻は少し感傷的になっていましたが、私は四輪は道具と割り切っていますので、そんなものだと思っています。ただ、決して愛情を注いでいないのではなく、メンテには念を入れていました。

20万で買って自分たちに使いやすいキャンピングカーに仕上げ、約四年使って5万で売れるのなら万々歳です。

 

さあ、明日はいよいよキャンピングカー核心部の製作です。

たっぷり寝て鋭気を養おう。

2018.1.17

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キャンピングカー 自作日誌 初めまして、ロケバンです/自作 バンコン キャンピングカー 〜ありがとうグラ、よろしくキャラ〜

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2018.1.17 自作キャンピングカー製作日誌

どうも、シバク・ドワレです。

 

2ヶ月半、待ちに待ち焦がれた次期マイカー、ニッサンキャラバンE25 スーパーロングハイルーフディーゼルターボインタークーラー4WD後期型が、1/15に予定通り納車されました。

契約から納車までこんなに長くかかったのは初めてですので、少々相手方の与信に懸念もありましたが、それは先方も同様。

お互いの信頼があってこその取引でした。

 

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市役所で仮ナンバーを借り受け、京阪特急に乗って大阪市内へ。地下鉄と阪急に乗り換え、兵庫県のディーラーに辿り着きました。

残金を支払い、書類を貰って大阪運輸支局へ直行します。早く自分のクルマにしたいですからね。 

 

さあ、自分の車になりました 

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50kmほど走ってみましたが、極めて快調です。ディーゼルターボに乗るのは10年ぶり。2,000回転まではトラック並みの加速ですが、2500回転くらいから急にターボが効き始めます。

つまり、ターボを使わないような運転を心掛けると、かなりの高燃費が期待できます。

 

ちなみに最後のディーゼルクルマは、ミツビシデリカスペースギアロング4WDでした。

車内をキャンピングカーもどきに改造したり、新雪をスノーアタックしたりして、楽しい思い出たっぷりのクルマでしたが、NOXpm法に引っかかってあえなく50,000円で旅立ちました。

 

運輸局に受付終了ギリギリに滑り込み、慣れた手順で移転登録を進めます。今回は他府県からの購入ですので、ナンバーが変わります。抹消してありましたから、当然ですが。

 

さあ、無事に登録を済ませたら、オートバックスのネット通販で予約していたETCの取付に向かいます。これはスタッフ任せなので、ただ仕上がりを待つだけ。本体価格、取付工賃、セットアップ料金総て込みで¥10800でした。

キーレスが付いてないより、ETCがない方がはるかに楽です。汎用のキーレスセットを自分で取り付ける作業は、1日がかりでとんでもなく邪魔くさいからです。

キーレスは純正のがちゃんと付いていました。

 

ETCも当初はグラより移設しようかと思いましたが、再セットアップ料金とセルフ取付の邪魔くささを鑑みると、この代金なら頼んだれ!となりました。

他に内装や電装工事が山ほどありますからね。

 

この日は、これにて日没終了。

 

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明けて1/16。

このクルマはどノーマルですので、いじるところはたくさんあります。

まずは、いかにもチープで滑りやすい純正のステアリングに、カバーを付けましょう。

 

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サイズは適合しているのですが、初めてトライする方はそのあまりのパツパツさに、サイズ違いを買ってしまったのか?と面食らうでしょう。

上の方から被せるのですが、半分くらい被せたところでもう限界か?と思わせる小ささです。

それを頑張って引っ張り、ドライバーのお尻などで突きながら、進めて行きます。

上の画像辺りが正念場。

 

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最後のひと引っ張りを終えて、ようやく総てがかぶさりました。新古品なんですが、肉厚でグリップ部も広めになっており、握り具合は上々です。

純正ステアリングだと握りが甘くて、車庫入れやタイトなコーナーに苦労しましたが、これを付けると違う車のようです。千円の投資の価値はあります。

 

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次に、車内をいかにも業務用に演出している、標準のラジオをCD MDの2DINデッキに交換しましょう。

 

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このキャラバンE25 のフロントパネルは、私が乗ってきた20数台の歴代愛車の中でも、ダントツの外し易さでした。

どこかで見たことのあるコテを使い、上をチョコっとよじるだけで簡単に爪が外れ、後は手前に引っ張るだけです。

 

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純正ラジオに付いていたサイドプレートをADDZESTに付け替え、ピタリ合う穴にボルト止めします。

専用のハーネスもセットで付いてきとりましたので、ただ差し込むだけ。もちろん本体共々、セコハンです。リモコンを別買したので合わせて¥4500ほど。

 

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この機種のメリットは、カラーディスプレイのバリエーションの豊富さと、AUXケーブルが外に出せる点です。もちろん、外部機器のイヤホンジャックに差し込むオスオスのケーブルが必要ですが、それは以前から所有していました。

このケーブルを出すことによって、iPhoneが簡単に接続できますので、CDを交換する手間が省けます。

 

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取付は30分もあれば完了です。

赤橙黄緑青藍紫と、虹色に変化させることができますので気分に合わせて固定するか、次々と変化を楽しむかをチョイスできます。

私はデリカSGにも装着していましたし、このド派手な演出が気に入っているのですが、妻からは「ヤンキー仕様?」と揶揄されてしまいました。

 

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前後しますが、これが架装前の後部客室です。

車幅はグラより10cm狭く169cmになりましたが、車長がフェリーの航送料金が安いギリギリの499cmあり、後部客室長は310cmありますので、充分な広さです。

おまけにハイルーフですので、かなりゆとりがある車中泊ができるでしょう。

 

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この日は、前から持っている5インチのカーナビとドライブレコーダーレーダー探知機を取付たところで所用のため時間切れ。

 

ベッドのベースとなるカラーボックス類も搬入済ですので、明日からはキャンピングカーとしての本格的設備の架装に入ります。

 

当然業務にも使用しますので、ロケをするバンでロケバン。以後、宜しゅうお見知り置きを。

2018.1.17

 

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愛の掌編 片側の雪/私小説 〜 一緒ならかなり楽しい〜

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2018.1.13 私小説

どうも、シバク・ドワレです。

 

-片側の雪-

「あ」

「ん?」

「玉子買うの忘れた」

玉子を買いに行ったのに。

よくあることだよね。

スーパーへ行くと、オバさんにぶつかられるのが嫌で、ボクの後ろに隠れるキミ。

内緒で大好きな魚肉ソーセージをカゴに入れて、ボクに叱られそうだから戻すところを見つかって、そんなものくらい買ってやるのに、と結局叱られるキミ。

耳あてから流れ出た長い髪が鼻をくすぐり、くしゃみが出そうで出ずに、目をショボショボさせるキミ。

キミと買い物に行くと、スーパーマーケットがテーマパークへと変貌を遂げる。

 

キミが入院2日目の朝、窓から外を見やると、古ぼけた街並みに屹立する黒い瓦たちの西側にだけ雪が残っていたよね。

もう、東側は朝陽が反射して妖しく輝いていたね。

「雪積もってるで」

それまで、昨日の検査で疲れ果ててぐったりと寝ていたキミは、目を輝かせながら飛び起きたね。

点滴台を移動させるのももどかしく、窓から青空と残雪とのコントラストを束の間楽しんだキミ。

「キレイなあ」

「こんな霜みたいなのやなくて、どっさり積もってるのをいくらでも見せに行ったるで」

「そんな寒いとこイヤや」

でも、行けば大はしゃぎで雪兎を作るよね。

 

あれは久留米だったかな、広めの家族湯に浸かったのは。

いつも女風呂に独りで向かうときは不安いっぱいで、せっかくの名湯でも二回に一回はボクだけ入ってキミは車内のベッドで寛いでいるよね。

「奮発して家族湯に入ろか」

「ウンウン、嬉しい」

「背中流して」

「大きいからしんどい」

内湯で長湯するのはてんかんに良くないから、露天風呂を一緒に楽しんだね。

 

持病が多くあると、日常の生活にも苦労するよね。

だけど、あまり愚痴を言わないキミ。

幼い頃から家族に邪魔者扱いされて、病気の辛さを口に出せなくなったんだよね。

もう、我慢しなくて良いんだよ。

ボクだって、病気は辛いさ。

でも、男だからね、黙って耐えてるのは。

出来るだけ一緒に風呂に入り、一緒に寝て、一緒に飲もうね。

キミは紅茶だけど。

 

今日、キミが帰ってくる。

キミの笑顔が帰ってくる。

たった四日間だったけど、一日千秋の生活だったよ。

でも、キミはこれをもっともっと長く耐えてるんだよね。

キミの強さはそんなところじゃないかな。

ボクが帰った後、キミはいじめられたね。

大声で人を罵倒したり、上から笑って小馬鹿にするなんて、負け犬の遠吠えだよ。

そんなオバさん、ボクがやっつけてやる。

実際、そのナースにはボクがたっぷりと説法したからキミは落ち着いて寝られたんだよね。

 

退院したら一緒だよ 

もう、怖がらなくてもいいんだよ。

ボクがいるからね。

キミを残して逝ったりしないさ。

ボクは妖怪とも閻魔様とも、野獣とも仲が良いから、いつもお願いしてるのさ。

「どうか、あの子を残さなくて済むように、共に立てなくなるまでは頑張らせてください」

とね。

キミがいるから、ここまでこれたんだよ。

これからも精一杯頑張るさ。

そんな頑張りくらいでへばっちゃうほどボクのメンタルは弱くないってこと、キミがいちばん良く知ってるよね。

 

キミが帰ってくる。

キミがボクを見つけて手を振りながら帰ってくる。

掃除機をかけなくっちゃ。

皿はいつも食べたら直ぐに洗ったよ。

洗濯はしてないや。

独りだと、あまり増えないからね。

 

明日からは、一緒に洗濯物増やそうね。

2018.1.13

 

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妻のいない夜/料理 〜こんな夜は、寂しい夜は〜

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2018.1.11 エッセイ

どうも、シバク・ドワレです。

 

妻の入院、2日目。昨夜は感染症の可能性が否定できなかったため個室を充てがわれ、添い寝してきました。マスクとアルコール消毒で厳重警戒の上、簡易ベットにてシュラフで。

あったかいですな、病室は。

あ、しょっちゅう病室でキャンプして慣れてるんやった、いつも。

 

今日は検査の結果、感染症ではなかったので女性用大部屋へ引っ越し。当然夜は追い出されますので、帰宅しました。

早速、溜まっていた洗いもんを片づけて、皿うどんを作る久々に独身の私。

いや、なに、山やキャンプでいつも中華鍋を振るのは私ですし、さして苦労はしません。何事も、日頃の鍛錬が非常事態に役立ちますな。

 

独身はつらいもの

さて、晩飯も終わり独りになる。

シーンと静まり返る部屋。

そうか、妻は私が入院中、いつもこのような寂しさを感じていたのですな。

 

私が反省する事でも無いのですが、彼女の心情がなんとなく判ったような夜です。

 

早く良くなれ、妻と私。

2018.1.11

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入院/妻の入院記 〜夫唱婦随、互助こそ夫婦の真髄〜

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2018.1.10 闘病記                                            画像:妻が撮った風景 北海道納沙布岬

どうも、シバク・ドワレです。

 

いやあ、人生長く生きてるといろいろあるもんですな。

今度は妻が入院です。昨夜、突然の腹痛と下痢、下血。

一瞬ノロが頭を過ぎりましたが、今日受診すると、虚血性大腸炎の可能性大との事。

ノロだと私がとんでもない事になりますので、ひと安心です。

 

家事炊事

日頃は私の入院中、在宅して家事の総てをこなしてくれている、妻。今回は私の番です。

老骨に鞭を打ち、洗濯・掃除・炊事など頑張りますか!

2018.1.10

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音楽 /雑感 〜聴くとき、聞きながら、紀行〜

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2018.1.5 エッセイ

どうも、シバク・ドワレです。

 

音楽を聴くとき、貴方はどんな状況ですか?

私は寛ぐときはもちろん、忙しい時も妻の話を聞くときも、旅に出た時も聴いていたいです。

 

昨日退院して自由を得た私は今日、仕事始めの後、上の画像のパイオニアニコンポを個人売買で仕入れてきました。スピーカの角が宣伝シールを剥がしたときに禿げたそうで、激安でした。そんなこと、音の本質には無関係ですよね。

まだよくわからないのですが、BluetoothiPhoneと繋げるし、USBメモリで大量のMP3も聴けるようです。

 

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普段ホームバーでリスニングするときは、ONKYOをこんなBOSEのスタジオモニタで鳴らしています。しかし、今度車中泊のクルマを作り変えてそのチョビッと広くなる空間のために、ミニコンポを買ってみました。

しょせん、昔で言うところのラジカセ。

ろくな音鳴らさないだろうなと思っていましたが、いやいやどうして。

手持ちのジャズCDを鳴らしてみたところ、さすがパイオニアといったところでしょうか。ベッドを置いてある和室のベッドテーブルに置いてみたところ、想像以上の高音質です。都合四つのコーンから奏でられる音は、ふくよかな拡がりを壁に反射させて私の耳へと到達します。

密室、それも狭いほどこのようなミニコンポが実力を発揮するようですので、新キャンピングカーの音源としては否が応でも期待は高まるばかりです。

 

父の思い出 

私がパイオニアと出逢ったのは、中学生の頃。

その頃心酔していたニューミュージックグループ、チューリップのLPを聴くのに、カセットテープにダビングしたラジカセの音では飽き足らず、親父に無理を言って当時の最高級のシステムコンポを買い与えてもらったのです。

こう書くと、単なる金持ちのドラ息子だと思われるでしょう。しかし、我が家は父こそ大企業の戦士でしたが、決して金持ちではありませんでした。中流の極み、学歴の無い父は相当苦労したと思います。

その思いを息子にはさせたく無いとの親心だったのでしょう。

私がカメラやコンポなど、芸術性の高い物品をねだると、喜んで買い与えてくれました。もう親父が鬼籍に入ってから10年の時が流れましたが、未だにその愛情は忘れません。いや、一生恩を途切らせる事は無いでしょう。

私が曲がりなりにもクリエイティブな職に就けたのは、総てその少年時代の教育のおかげだと思っていますから。

 

親父は、私が独立して実家を離れた後、そのパイオニアのコンポを駆使して晩年はクラシックと共に過ごしたようです。それも見越した上での自己投資だったのかもしれませんね。

 

私は写真家ですから、当然写真は芸術性の高いメディアだと思っています。

それに匹敵する、いやそれ以上に業務を離れて心を豊かにしてくれるのが音楽だと感じています。そのために音響設備にかなり散財はしましたが、悔やんではいません。良い音を聴くと、心が良くなるのを知っているからです。

文筆もそのひとつですね。

写真、絵画、音楽、文学。

学校のお勉強も大切ですが、世間に出たあと、いかに己れを磨いて行くか。

 

その切磋琢磨に音は大事な一役を担っていると痛切に思うこの頃です。

2018.1.5

 

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雪よ/冬の詩 〜はかなくも美しいその舞い散る姿〜

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2018.1.3 詩               画像上:兵庫県養父市関宮町 下:ハチ高原スキー場 2017年1月

どうも、シバク・ドワレです。

 

雪が降ってきた

この季節に初めて見る雪

この地では優雅に舞い降りる妖精も

あちらでは白き悪魔に姿を変える

 

ひらひらと踊る妖精

てのひらに乗せるとどこかへ消えてしまう

なのに屋根に乗るとそれは爆弾

家がつぶれないよう苦労される

 

シュプール 

でも雪が好きだ

道が凍り二輪に乗れない時も

風を切る喜びを与えてくれる

二本のそり跡を振り返れば至福の時

 

雪が降ってきた

こんなに晴れているのに輝きながら

なぜおまえはそんなに美しいのか

また会いに行くまで待ってておくれ

 

2018.1.3

 

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ブログ等の誤字/雑感 〜意味が通じているとなおさら怖い〜

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2018.1.2 正月早々混迷エッセイ                                   画像:元日の走り初め、八幡市にて

どうも、シバク・ドワレです。

 

今日は、タイトル通り誤字脱字について考えてみます。

文の主旨に対する見解の相違はどうしようもありませんから、単純な漢字間違いなどに対しての感想です。

 

まずは、

「きしゃのきしゃはきしゃできしゃする」

昔流行った、多湖輝先生の名著「頭の体操」からお借りしました。読んだ事のない方、意味は通じますか?

正解は、文末に記します。

これは言葉遊びみたいなものですが、正確な漢字を当用しないと実にわかりにくいことの例えにしました。

 

偉そうに書いている私も、もちろん誤字脱字はあります。

できるだけそれを防ぐために、記事のアップ前に最低5回は読み直し、上げた後にもしつこいくらいに読んで校正しています。仕事の時は当然ですが、ブログにも心血を注ぎ込んでおりますので、それはそれは気合を入れて肩肘を張り、入念な準備と作業を心がけとります。

 

世間でよくある間違いは、おそらくキーボード操作時の誤変換ですね。

「気を使う(→遣う)」「音楽を聞く(→聴く)」「レコーダーでドラマを撮る(→録る)」

等はよくある勘違いで意味は通じますし、どちらも使用する場合がありますが、

「鐘を付く→(撞く)」「人に意見を訪ねる(→尋ねる)」「先に家に変える(→帰る)」

だと、もう本来の意味ではありませんよね。前後の文脈から意を組むことはできますが。

 

この、「とる」は実に奥深い。

「(野菜を)取る、撮る、採る、獲る、摂る」

と実に多種多様なる使い回しができますから、適当に考えていると文意があらぬ方に向かいかねません。

しかし、実際にAndroidスマホWindowsではこのような前後を予測していない変換が第一候補に上がる事が多いらしく、妻から言い訳が上申されてきます。

MaciPhoneでも、大阪弁で打とうとすると、このような支離滅裂な変換がで出てきやすいですね。

大阪弁でウトウトすると」。。。上の文節を打つと、一部がまずこう出ました。

眠たなりますわ。

私はAppleのどちらのOS(MacOSX、iOS11)でも、予測変換機能は強化していません。思い通りの結果にならず、却って煩わしい事が多いからです。

 

たまには手書きで

これらはひとえに、文字を手書きする事が極端に減少し、PCやスマホに頼っている弊害に尽きると思われます。私も、漢字を読む事はほぼできますが、いざ取材先などでメモ書きしようとしたらド忘れして出てこない事が多い。これはオツムの老化かもしれませんがね。

芸人コンビ・アンジャッジュの勘違いやり取りコントに、

「いま奈良マニアいます(→今なら間に合います、とメールで送ったつもり)」「大仏買っちゃった(だいぶ使っちゃった→同)」

との秀逸な一節があり爆笑しましたが、彼らも自らのPCなどでの誤変換体験をヒントにしたのかもしれません。

 

脱字に関しては、単なる打ち損じが多いでしょう。

これも先ほどのスマホ類弊害の一種で、あまりに片手打ちのスピードが早ければそうなるのも止むを得ないかもしれませんが、狭い日本、そんなに急いでどこへ行く。

私はMacのキーボードを叩くとき、両手の人差し指をFとJのポッチに置いて離さずにブラインドタッチしていますが、妻やドクターなどは、両手の人差し指だけを使って器用に上からほぼブラインドで叩いています。そのようなときに、打ち間違い/打ち損じが発生しやすいのでしょうね。

妻にはなるべく自身で校正するように指導しているのですが、長文を書き終えるとそれだけで疲れてしまい、直ぐにアップロードするようです。

 

ところで、人様のブログやネットニュースを拝読するときに、余りにも誤字脱字が多いといくら単なるミスだと理解していても読む気がどんどん薄れて行きます。希薄な内容なら論外ですが、せっかく濃厚なコテコテの記事を書かれているのにもったいないなぁ、と思う事がままあります。

素人さんなら微笑ましいで済みますが、個人ブログだけでは無くネットニュース、しかも大手出版社や新聞社系記事にも目立ちます。一体全体、社内での教育や外部への指導はどうなってるんやろ?出稿する前に、自らチェックしないのかなぁ。

アナログ時代の方が遥かに上質で読みやすい記事が多かったように感じます。

 

後、読むのが嫌になってくるのは、句読点「、」のあまりの多さ。

若い、人に、多い、ので、最近の、国語教育は、そう、なって、いるのかも、しれませんが、あまりに、多いと、ちょっと、クドくて、読むのが、嫌に、なって、きませんか?

これは大袈裟だとしても、例えばヤフオクなどの売買メールのやり取りにあまりに「、」が多いとウンザリしてくるときがあります。神経質すぎるのかなあ?

ブログやニュースなら嫌なら読まなければ良いのですが、重要なメールなどはそうはいきませんからね。

 

 

さて、最初に書いた平仮名の羅列の答えは、

「貴社の記者は汽車で帰社する」

でした。無断盗用すみません。

 

日本語って、面白いですね〜〜。

それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

2018.1.2

P.S.こんな記事を上げたもんやから、必死のパッチで自己校正しとります。今後もイバラの道を歩むことになるでしょう(汗) 

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