雑感/車中泊への想い 〜33年やってみて〜

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2016.8 エッセイ

どうも、acsekitoriです。現在入院中で時間を持て余し気味なので、想いを綴ります。

車中泊。今や、昔では想像もつかなかったくらいに流行っていますね。道の駅や高速道路のSAでは、休前日には駐車スペースが無いくらいに車中泊のクルマでいっぱいなので、困っている旅行や仕事の方もおられるでしょう。それは申し訳なく思います。できるだけゲレンデの駐車場やコインパーキングなどを使おうとは思っていますが、便利なので私も利用していますので。

私がクルマの中で宿泊をしたきっかけは、登山やスキーの前泊でした。若かりし独身の頃はセダンやクーペに乗っており、それはそれはキツい体勢で寝たものです。フロントシートを目一杯倒しても、それらのクルマは後部座席と繋がらず、単にリクライニングしているだけだったのです。

同行者があろうもんなら身動きさえままならず、それこそ若いからできたのであって、今ならエコノミークラス症候群に罹るかもしれません。朝が来るのが待ち遠しい、まるで冬山合宿のような車中泊でした。

それが激変したのが、結婚してすぐに購入したトヨタタウンエース4WD。授かるであろう子供のことを考慮して買ったのですが、これが実に車中泊に便利でした。当時は親兄弟や知人を乗せることも多かったので、車内は特に改造もせずセカンドとサードシートをフラットにしてシュラフやマットを敷くだけでしたが、それまでの事を思うと天国でした。

今から思えば、トヨタのお約束で流線型のボディが邪魔をして車内は狭かったのですが、それでも足を伸ばして寝られること、シュラフを敷いてもなお座れることがとても貴重だったのです。

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ここから私の車中泊ライフがスタートし、ランクル三菱デリカスターワゴン/スペースギアの内部改造をした車や、ショップ製のトラックキャンパー、キャブコンなどを乗り継ぎました。家族四人で犬を連れて信州や九州、東日本を幾度となく巡ったのが良き思い出です。

が、世の常として、子供達が成長して親の手を離れると、それらの大型キャンパーは持て余すようになりました。そこでそれを売ってしまい、元に戻ってしばらくは普通のミニバンで車中泊を続けました。車齢も古くディーゼルだったので、乗り続けたくても現在の居住地では登録することができません。その間、がんに罹患したり後述するように婚姻でばたばたしたりでなかなか波乱万丈な人生なのですが、登山や旅、それに伴う車中泊は途絶えたことがありません。

その後離婚して再婚することになったのですが、現在は妻と二人の生活。ミニバンでも座席はフロント二つだけにして、後部はいつでも寝られるように常設ベッドにならんものかと、ずっと構想を温めていました。

それで、別記事に書いたのですが、ようやくミニバン・グランビアを自作にて完璧と思えるキャンパー仕様にすることができました。最初に書いた道の駅やSAで、本格的キャンピングカーを見かけると懐かしい感じがしますが、今の我々夫婦にはこの自作キャンパーで充分です。買えませんしね、ガソリンのキャブコンは高くて。

始めた当初は目的に対する宿泊手段として行っていた車中泊。現在では闘病中でもあり、車中泊そのものが目的になることもままあります。二、三日暇があれば着替えと食材だけ積んで、適当にクルマを流して気が向いたところで車中泊。極力ご近所に迷惑をかけず、コンビニでも良いからお金を少量でも使うことを心がけています。もちろん、ゴミはリアゲートのゴミトン(ゴミ箱)に放り込みます。

このような気ままな旅、いや放浪にぴったりの車中泊ですが、やはり目につくのが道の駅での宴会などです。これは止めていただきたい。何をしようが勝手とのお気持ちまでは持たれていないでしょうが、とにかく目立つうえに騒がしいのです。このままでは多くの方が懸念されているように、道の駅は車中泊禁止になってしまいます。宴会は、どうか人里離れた山の中か、しかるべきお店で行ってください。お願いしますよ。

2016.8.29