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雑感/自動二輪との出会い 〜中免の親父ライダー、ひた走る〜

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2016.9 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

初めて二輪に跨ったのは、高校一年生の時でした。当時は、まだ三ない運動が始まる直前で、担任の先生が教室で免許保持者の人数調査をしていました。 現在の状況を鑑みると、実におおらかで牧歌的ですね。私は当時から山岳部で登山に熱中していましたし、経済的事情で原付免許のみを取得しました。

親に大きなバイクを買い与えてもらうのは主義に反していたのです。それでも、バイトした給料でスズキハスラ−50を購入し、本格的オフロードの体裁はしていましたので林道を走るのに重宝しました。今から思えば、大きなオフロードバイクより小回りが利いて便利だったように思います。

やがて高校を卒業し大学へ進学するのですが、卒業と共に早速中型限定(当時)二輪免許を取得しました。またまたバイトをして、今度は250ccです。当時はヤマハのRZ250が爆発的人気で、中古ならなんとか買えない事もなかったのです。しかし、私はあのバイクが低速のトルクに乏しく、実にじゃじゃ馬で乗りにくい事を知っていましたので、あえて避けました。

そこで目を付けたのがスズキRG250Eです。RZと同じ2ストですが、こっちは馬力こそ5馬力少ない30PSだったものの、120kgそこそこの軽い車重と、中低速からモリモリと湧き上がる太いトルクで実に爽快な走りを与えてくれました。街中でもコーナーでもツーリングでも、痛快に走ってくれる良き相棒だったのです。

風を切るより、風になる。目の前に現れたタイトコーナーでは、無理をせずに充分減速して突入し、立ち上がりで一気に2スト特有の猛烈な加速を活用し、前を走る大型にも付いて行く事ができました。当時は大型に乗る事ができたのは一部の努力家たちだけで、顔も知らない彼らと一緒に走ることで安全運転のテクニックを磨いたのです。

今は教習所で大型二輪を取得できますので、道の駅やSAでは実に色とりどりのリッターバイクが花盛りですね。しかし悲しい事にニュースでは大型バイクの事故が連日のように報道され、その多くが死亡事故です。

説教したくは無いけれど

苦言ばかりでは単なる説教オヤジになってしまうので、あまり言いたくありませんが、大型に乗る前に少しでも中型に触れて欲しいと思っています。いきなり大型では、コーナーで有り余るパワーを制御できず、後輪がスリップしたのちにいきなりグリップして遠心力で反対側に転倒するハイサイド現象が起きやすいからです。

大型免許を持っていないのに生意気を言いました。どんなクルマやバイクに乗ろうが、個人の自由。直接物申した事は一度もありませんが、少しでも事故が減るよう、このような場を借りて啓発できたらな、と願っています。

2016.9.3

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