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雑感/ユーザー車検 〜思っているより簡単ですが〜

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2016.9 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

7月にグランビアのユーザー車検を受けてきました。過去にバイクが1回と、クルマを1回受けていますので、様子は判っています。私はなんでも自分でやるのが好きで、仕入れてきたクルマの登録もしますので、ここ陸運支局には何度も足を運んでいます。

まったくご存じない方に説明しますと、ユーザー車検とはディーラーや修理工場などに代行を依頼せず、所有者(もしくは代理人)が陸運局に出向いて車検を受ける制度です。メリットは代行手数料が不要なので、費用がかなり安く済む点。デメリットとしては、ほぼ1日が潰れるのと、きちんとした点検を受けぬまま車検だけ通すと危険なことです。

昔は敷居が高かったそうですが、今はたくさんの同士の皆さんが受けに行くようになりましたので、受付の案内や検査官も親切丁寧で解りやすくなっています。

手順としては、まずwebの車検制度を管轄するHPで登録をしてログインし、該当する陸運局で車検日を予約します。平日なら直前でも可能な事が多いですが、わざわざ休みを取得して向かうなら、早めの予約をお勧めします。

午前と午後に分かれており、役所ですので昼休みがあります。約1時間ですが、この間は午前の部でせっかく車検に合格しても書類発行を受け付けてもらえませんので、午後から用事がある方はご留意ください。

始まりほど混んでいる

また、受付時間直ぐはオープンを待って並んでいる業者さんやユーザーがたくさんいますので、私はいつもあえて30分ほどずらして書類を提出します。その書類ですが、webで調べると必要なものは判明しますので割愛しますが、購入する用紙や自賠責保険などは、当日陸運局の別棟で入手できます。

さて、受付を済ませると車検場へとクルマを持ち込みます。長い時だと30分くらいは並ぶでしょうか。時間に余裕を持ってお出かけください。また、あくまでも車検制度で決まっている事項だけの検査ですので、ご自分のクルマのメカニックな部分に精通されていない方は、事前に修理工場などで24ヶ月点検をしておき、その際に必要な部品交換もしておきましょう。

これには裏技もあり、当日でもなんとかなるのですが、ここで列記すると誤解を招きますので割愛します。

この時は乗車定員を4名から2名へ構造変更しましたので、重量や車高、車長を計ったりしましたが通常は下記の手順だけです。この構造変更の手数料はほんの何百円で自動車税が半額の¥8800(普通貨物1ナンバー)になりますので、やり甲斐はあります。

 

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いよいよ私の順番が次に迫りました。この段階で検査官がやってきますので、必要書類を渡します。まず、ホーンを鳴らしたり前後のウインカー、灯火類をチェックされます。その間に排ガス検査も同時にしているようですね。

次にクルマを前に進めると、地下に潜った検査官が下回りのチェックを行います。総て手順はスピーカーから口頭か、案内の表示で指示してくれますので、従うだけです。さらにクルマを進めると、スピードメーターやブレーキのチェック。指示されたスピードでパッシングしたり、ブレーキを踏んだりします。強めに踏んだ方がよいですね。

サイドブレーキの確認もあり、一番難関のヘッドライトチェックへ向かいます。新車に近ければ何の問題もないのですが、クルマが古くなってくるとヘッドライトカバーがくすんでいて照度不足だったり、フロントサスペンションがヘタっていると角度不調整で不合格が出やすいです。ただ、これも事前に点検していればクリアできますね。

こうして10分ほどのチェックで、上手くいけば検査は終了です。その後本館に行って車検証を発行してもらい、総て完了。最初に行った時はあまりの簡単さに拍子抜けしました。

しかし、繰り返しになりますが、それはあくまでも必要最低限のチェックのみ。いつも走りながら異音がしないか耳を澄まし、タイヤやハンドルからの挙動でマイカーの異変に気付けぬ方は、ディーラー車検をお勧めします。おろそかにすると危険が伴う、法定行為ですからね。

2016.9.4

 

 

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