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雑感/スパイス 〜その魅惑の響き〜

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2016.9 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

昨年5月に四国をロングキャラバンしたときに、帰路は愛媛からしまなみ海道を尾道に渡り、さらに湯原温泉三朝温泉に浸かってから帰りました。そのとき、しまなみ海道上にあるSAで購入したレモスコの消費期限が近づいてきたので、急いでパスタを食べました。

奥は定番のタバスコですが、これに比べると辛さはかなりマイルドなのでジャンキーな方には物足りないでしょうが、ジワッとくる辛味の中にほんわかと香るレモンが一服の清涼感を与えてくれます。

天神祭で船渡御から見上げる大輪の花火、と表現したらわかっていただけるでしょうか。対してタバスコは、神戸まつりでお乳を出さんばかりに踊りまくるサンバギャルです。わかりにくいですか?そうですか。ちなみにどちらも好きですので、優劣を付けているのではありません。

浪速友有れ、私はスパイスが大好きです。抗がん剤の副作用でかなり抑えられましたが、それまでは辛味に対して結構アバンギャルドを自負していました。と言っても、洋風のなんたらかんたらを取り揃える事はせず、せいぜい胡椒・七味一味・山椒・紅葉おろし・柚子胡椒・島とうがらし・わさび、そしてタバスコ類くらいですが。

どちらが良いとは言えない

対する妻は、ほぼ純粋たる素材主義者です。刺身に醤油をつけませんし、お好み焼きにもソースを塗りません。こんな非人類はほっておいて、自分の好みに邁進しています。

もちろん、素材が命なのはグルメ取材を通じて痛感しているのですが、私はまず素材の味を堪能して、すぐさまスパイスをかけてその融合を楽しみます。それはまるで、なんの味もしなかった麦焼酎に採れたてのレモンやカボスを絞りかけた時の感動に匹敵する、クリエイティブな感性をフルに発揮できる舌の上の芸術でしょう。

すべてのスパイスなど足元にも及ばない、最高の添え物はニンニクと思っている毒ガス排出主義者のacsekitoriでした。

2016.9.19

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