雑感／雪遊び 〜私のスキーへついていって〜
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2016.9 エッセイ
どうも、acsekitoriです。
風を切り裂き、足元のギャップを膝で吸収しながら前傾姿勢でターンを重ねる。バイク以上にスピードの快感を味わえるのがスキー。これが私の長年の実益を兼ねた趣味の一つです。
前回、雪への思いを書きましたが、第二弾。画像は以前所有していたデリカスペースギアロングDT。これは実に良いクルマでした。パジェロの足回りにロングのミニバンボディが乗っかっており、車中泊にも快適でしたし5~60cmくらいの積雪でもぐいぐいラッセルして進んでいけました。今のグラでそれをやると、まあ亀の子状態必至でしょう。
不謹慎ですが、大雪警報が発令した時にちょうどオフだったので、兵庫県北部の道の駅に車中泊しに行った時のものです。一晩で50cmほど積雪したので、ドアを開けてから外に出るまで一苦労です。が、その苦労をわざわざしに行っているのですから変態ですね。
デリカの思い出
これは鹿島槍スキー場へ春スキーに行った時の画像。私のスキー歴は、大学山岳部へ入部した時からですので34年ほどになります。仕事でもゲレンデへ撮影にでかけますので、この間１シーズンも空けた事はありません。だいたいシーズンに10日間ほどゲレンデへ入っています。肝臓へ大腸がんが転移して切除手術を受けた後も、５ヶ月ほど経過したので滑りに行ってました。
一番の思い出は、スイスアルプス・モンテローザの標高4200m地点から滑降したこと。長い氷河を滑りきった時の爽快感は最高でした。同じ時にシャモニーのエギーユ・デュ・ミディからヴァレ・ヴランシュ氷河20kmも滑り降りましたが、まだスキーを始めて５年くらいのビギナークラスでしたので、いま行けたらもっと楽しめるのになあと思っています。
日本の最高所での滑りは、槍ヶ岳の肩から飛騨沢を滑降した時でしょうか。中央アルプス宝剣岳の頂上直下からも滑り降りましたが、これらのBCスキーは転倒即、死につながりますので十分な経験と周到な準備の元に行わなければなりません。
スキーは終えた後のほっこり感もまたよろし。温泉に浸かって道の駅で車中泊し、余韻を噛みしめます。特に春スキーだとかなり暖かくなってきていますので、どこか邪魔にならないところへ停めてトカゲ（日光浴）すると、もう家へは帰りたくなくなります。
さあ、今シーズンの積雪はどうでしょうか。すでに３件スキーの撮影依頼が入っていますので、公私ともに楽しみです。
2016.9.22
