雑感/業務へのスタンス 〜やった分だけはねかえるのに〜

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2016.10 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

空き時間に最近の風潮への感想をば。撮影現場で、フォトグラファーの卵とか孵ったばかりのヒヨコさんと一緒になる事があります。

直接利害関係は無く、実際の先輩後輩でも無いので仕事内容に口出しする事は滅多にありません。もちろん、こちらの業務を妨害されたら全力で阻止しますが。

彼ら彼女達の話をなんとなく聞いていると、「カメラは好きだし撮影自体は楽しい。しかし人との折衝とかコミュニケーションが煩わしい。なるべく理想の写真を撮って楽に食べて生きたい」

こんな声や態度が垣間見られます。はあ、そうですか。ご自由にどうぞ。って感じですなぁ。人様のクリエイティブな感性や芸術性を否定したり、若い芽を潰すような愚を犯すほど呆けてはいないつもりですが、あまり良い傾向では無いですね。もちろん、全力投球している若い人も多いですよ。

私は、ファインダーを通してはもちろん、裸眼で人と会話するのが大好きです。静かにしなければならない場所でも、アイコンタクトがあります。芸術家では無く、私のような写真職人はクライアントの意向を無視して撮影は成り立ちません。

CMなどは当然ですが、報道でも可能な限り相手との意思疎通を図り、お互いが心地よくなる仕事を心掛けています。

いくらキレイな絵を描いても、繊細な茶碗を焼いても、売れなければ生活は成り立ちません。スポンサーが着くのを待つのは自由です。しかし、自分だけの世界に閉じこもると、せっかく素晴らしい未来とチャンスが横を流れている事に気付かないかもしれません。

これはあまりに勿体無い。人と会話するのが苦手と思っているあなた。怖そうに見えたり、偉そうにしている人も案外おウチではその辺の一般人と一緒かもしれませんよ。ご飯を食べて、ウンコして寝る。みんな、同じ人間なんです。

 

少しずつでも、汗を流してみませんか。その汗は、必ずあなたの明るい将来となって還ってきますから。

2016.10.1