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旅日記/ロングキャラバン 〜嵐の九重、トワイライト三日月の門司港に秋を知る〜

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2016.10.5 車中泊旅日記6日目

どうも、acsekitoriです。

激しい雨音で目覚めたキャラバン6日目の阿蘇の朝。まだ風は大した事ありません。雨も明け方から強くなったり弱くなったり。

 

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8時過ぎからは晴れ間ものぞきます。台風18号は九州直撃を回避して東シナ海から日本海へ向かうようで、ここ道の駅阿蘇では最大で風速15m程でしょうか。

 

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くまモンも空を見上げています。阿蘇中岳方面は雲の中。今日上がる人は少ないでしょう。

雲の動き予報と台風のコースから、今日のルートを選定します。明後日の仕事が飛び込んだので、明日の夜には帰宅せねばなりません。

眺望は期待できませんが、最短コースのやまなみハイウェイを通って湯布院に抜け、中津・門司から本州入り。後はいつものR2を大阪へ向かう事にしました。

 

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完全に台風本体の雨雲がかかる中、11時過ぎに出発しました。外輪山へ登る道路や、休日には多くのライダーで大賑わいのやまなみハイウェイの所々には、今なお地震の爪跡が残されています。

観光客の利便も必要ですが、それ以上に地元の人にとって不便極まりない状況が少しでも元に戻る事を願って止みません。

 

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晴れている方が当然気分は良いのですが、台風の風でガスが渦巻く中の大陸的光景もまた新鮮な感じでした。アメリカでは無く、ヨーロッパの雰囲気ですね。アメリカは行った事が無いのでよく知りませんが。

 

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このルートの中間点、三愛ドライブインの陰から急に陸自の装甲車が飛び出てきました。戦争が始まったのかと思いましたよ。

 

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だんだん強まる風雨の中、牧ノ戸峠へ着きました。が、とてもグラから降りる気にはなりません。風速は20m程でしょうか。私は北アルプスの冬山やモンブランのナイフリッジで風速40mほどを経験していますのでまだ余裕がありますが、妻は少し怖かったようです。

 

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この風雨の中、ツーリングライダーが頑張っていました。余程このコースを走りたかったのでしょうか。しかし、前夜からの強風で葉っぱや木の枝が無数に路上に落ちており、その上に雨です。滑りやすさランキングで上位3本の指には入るでしょう。安全のため、ルートを臨機応変に変える勇気も必要ですね。

 

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本来ならここから九重連山を望みながら走る、このルートの白眉なのですがあいにく雲の中。仕方ないですね。また来ましょう。

 

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皮肉な事に、道の駅ゆふいんに着く前、やまなみハイウェイの終点近くなってから晴れ渡ります。しかし、まだ由布岳の秀麗な双耳峰は姿を見せてくれませんでした。

 

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それでも、伯耆大山にも匹敵する裾野のたおやかな風景に癒されます。

湯布院の街並みは今回はパス。同じく別府にも寄らず、ひたすら帰路を急ぎます。

 

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湯布院からどんどん下ると、安心院(あじむ)の農村風景がジオラマのように広がっています。柿が実った秋の山村。時は止まったのか。それとも、生まれた頃の時代にタイルスリップしてしまったのか。でき得る限り、この光景を後世に伝えて欲しいものです。

 

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しかし昭和中期に浸ったのも束の間の夢。直ぐに現代に引き戻されました。どうやら、勢い余ってUSAまで来てしまったようです。宇佐市ですね。

 

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道の駅なかつで1時間ほど昼寝をしました。窓を開け、心地よい風に時間を忘れますが、先は長い。急ぎましょう。

 

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時系列で雲の様子を並べてみました。直撃はしませんでしたので台風一過ではないでしょうが、上空の気流が乱れているのがよくわかります。

 

レトロな街並みを散策する

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門司港レトロで束の間の休息です。今日の夕景はベストと言って良いのではないでしょうか。昼間は暑くても、秋が深まりつつあるのが判ります。

 

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関門トンネルで九州を離れます。下関から周南市へ高速道路並のバイパスを快走し、20:20に道の駅ソレーネ周南に到着しました。

ここは最近オープンしたピカピカの道の駅で、巨大な駐車場と豪華なトイレ、24時間オープンのコンビニエンス風ショップと高速道路SAにまったく引けを取りません。

いや、ここのショップにはアルコールもありますので、むしろこちらの方が私には勝っています。

 

夜中の走行も涼しくて空いており良いのですが、もう徹夜をする歳でもなければ健康体でもありません。別に目の前のビールに惹かれた訳ではありませんが、今宵はここで休みましょう。

 

さあ、明日はもう帰らないと。早く寝ます。

2016.10.5道の駅阿蘇やまなみハイウェイ〜湯布院〜安心院〜中津〜行橋〜北九州〜下関〜道の駅ソレーネ周南泊

 

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