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雑感/夫婦2 〜強がりの中に垣間見える本音こそ〜

山旅/登山 闘病記 雑記/エッセイ

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2016.10.8

どうも、acsekitoriです。

私はメーンタイトル通り、大腸がんのラストステージです。腹部大動脈周囲のリンパ節に遠隔転移して、手術非適応ですが積極的治療不可ではなく、現在標準的化学療法にて治療中です。2年前の発見当初3cm程あったがんの塊も、抗がん剤の甲斐あって半分くらいまで縮小しました。ありがたい事です。しかし、ここ半年ほどは動きが止まってしまいました。今後どうなるかは、神のみぞ知る事。

実は、妻にも軽い障害があり、てんかんの持病で運転免許は取れませんし、矯正不能な強度遠視や脚の腱の不具合などで自由に山野を歩き回ることができません。そのせいもあり私と出会うまで旅らしい旅をした事がなく、なんとか私の存命中に出来る限り日本の良いところを見せてやりたくて諸国漫遊をしているのですよ。

妻はこの先1人で生きて行くのは大変ですが、それは私とて同じです。それぞれ一本なら枯れかけの細い木でも、二本が合わされば大地に根を張った大きな木になれるかもしれません。今はお互い寄り添うように、支え合って暮らしています。妻のためにもまだまだ頑張って治療を続け、大木を目指します。

 

私も生身の人間ですからまだ死にたくはありませんが、統計学上ではあと5年生きながら得るのは極めて低いパーセンテージでしょう。しかし、カッコつけや強がりではなく、この先余命告知を受けた際も心穏やかにその時を迎えることができるような気がします。その訳は、妻の私の病気に対する理解と日常生活での接し方です。

私は遊びをメーンに仕事でも長年山に入ってきました。それらで散見した中で、有事の際に動揺したり取り乱して事態が良い方向に向かうのを見た事がありません。妻は再々発の告知時にも、私同様少しも慌てませんでした。

 

これからも数多の苦境に立たされることでしょうが、慌てず騒がず。なすがまま受け止めたいと思います。忌の際まで、「不動心」の言葉を持ち続けていたいですね。

2016.10.8