雑感/在宅天国 〜狭いながらも楽しい我が家〜

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2016.10 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

今日も仕事は半ドンですが、たまにはおウチの良さを再認識しようとガーデンパーティを開催しました。と言ってもルーフバルコニーなどではなく普通の6階のベランダで、メンバーは隊長と隊員の2名ですが。しかし半ドンって言葉、今の若い人に通じるのですかね。

私は引っ越しオタクで、親の転勤による強制移住を含めると14回転居しています。個人情報をさらけ出すと、大阪市静岡市川崎市寝屋川市枚方市尼崎市・神戸市・加古川市姫路市・川辺郡猪名川町川西市豊中市豊中市・現居住地です。つまり、ジプシーですな。

生まれてから50年その土地から離れた事がなく、消防団や祭の役員などをしている人を見ると羨ましい限りです。しかし、負け惜しみで言わしていただくと、私には土着の生活よりもはぐれ雲のような根無し草の人生があっているのだと思います。旅のような人生、いや人生そのものが放浪なのか。落ち着きが無いとは言わんといてください。

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これは我が黄金の御殿から眺めた現在の大阪の空。今までに、分譲・賃貸・新築・中古・一戸建て・マンションと様々なおウチに住んできましたが、選択の基準はほぼ眺望でした。妻は足があまり良くない事もあり、私と会う前は利便性重視で部屋を選び、窓を開けると隣の壁みたいな暮らしをしていましたが、私にはとても耐えられません。これは価値観の問題ですので、当然どちらが良いかを論じるものではありませんね。

山登りでも、私は眺望重視です。師匠や先輩の中には全天候行動こそアルピニズムの基本、雨や吹雪で停滞するなど軟弱の極みと仰る方もいますが、私は違います。展望の利くピークから地の果てまで広がる地球を眺めてこその山遊び。修行に行ってるのではありませんから。

今までの人生で最高に感動したのは、モンブランのグーテルートから登った時に、アタック当日の夜明けに広がった全ヨーロッパの山々です。残念ながら登頂時は吹雪いてしまい目も開けていられないほどの強風でしたが、最後のナイフリッジ直前から見下ろした自分より高いモノは無い光景は忘れられません。天下を取った武将たちの気分と言えば大げさすぎますか。家で飲むと直ぐに寝られるので、妄想がどんどん膨らみます。

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書いてる間に、すっかりトワイライトに変貌していました。acseki心と秋の空。居ながらにして、大空のファッションショーを堪能する。旅の合間に滞在するベースキャンプの有り難さ。我が家も、たまには良いものですな。

2016.10.10