雑感/芸術的感性 〜武士は食わねど高楊枝〜

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2016.10.24

どうも、acsekitoriです。

日頃、気を付けている事があります。それは、どんな事象に対してもアーティスティックな観点から物事を観察すること。どんなに生活や闘病に疲れ経済的な現実にまみれても、それを怠らないよう努力しています。

それを忘れたフォトグラファーなど、単なる複写製造人でしかありません。絵心の無い画家、文才の無い小説家です。

何様?と思われても、そう信じて30年過ぎました。それにより、巨匠とは呼ばれなくとも満足できる結果は残す事ができたと思っています。まだまだ発展途上ではありますが。

 

さて、アマチュアの方の撮影を観光地などでよく見かけますが、皆さん機材は素晴らしいですね。仕上がりは見ることはできないので評価のしようがありませんが、感じるのはシャッターを押すまでが長い方が多い事。

構図を決める前にピント、露出を悩まれているのでしょうか?いや、現代のカメラはそれらはオートでもほぼ秀逸。もちろん、練習のためマニュアルモードで撮影したり補正を考えたりする方も大勢いらっしゃるでしょうが。

ならば、やはり構図を悩まれているのですかね。先述の芸術的感性の観点からは、それが正しい気がするかもしれませんがどうでしょう。

スマホのようにただシャッターを押すだけではせっかくのデジイチが勿体無いし、風景画なら時間がかかっても良いと思われるかもしれません。しかし、人物や動物はもちろん、風景にも表情があります。いっときたりとも同じ顔はしていないのです。

恐らく、デジタル一眼レフの余りの機能の多さに戸惑っているのだと思います。スナップはスピードが命。考えている間に、もうシャッターチャンスは無くなっているんです。

 

そのために、各種設定やボタンの配置、ズームの具合やシャッターの押し具合などなどは、見なくとも即座に対応できるように常日頃から在宅時に反復練習しなければなりません。

昔知人に、高級デジタル一眼レフを買ったのだが取説が難解だからわからない。おまえはプロだから一から同じような写真を撮れるようにして欲しい、と頼まれた事があります。

無理です。スポーツと一緒で、向き不向きが撮影にもあります。マニュアルも読まず、総て人任せで楽に良いところだけを直ぐに求める姿勢では結果は見えています。

いつも山に例えて恐縮ですが、高校山岳部の新人時代、冬山への訓練として高校のグラウンドで目をつぶって手袋をしたままアイゼンの一本締めをさせられました。

ご存じない方はさっぱりわからないでしょうが、慣れないうちは目を開けて素手でも難しい作業なのです。それでも何回も反復練習しているうちに、できるようになってきます。

何故目つぶりで手袋なのか。それは、実際の雪山では、猛吹雪で目を開けていられない、開けても暗くてほとんど見えない時があるのです。そのような状況で、素手で金属を触り続け、モタモタといつまでもアイゼンを装着できなければどうなるでしょうか。

そう、本人が凍傷になるのみならず、下手をすると待たされているパーティ全員が体力低下をして遭難してしまいます。そのために、日頃からの特訓が必要なのです。

 

撮影や山登りだけではありませんね。生活全般でも、感性と技術の両方を磨き続けなければなりません。生きるって難しいですね。だから、楽しいのですが。

 

写真は、写し手の心模様も映し出します。心乱れている時は乱雑な画像になり、穏やかな時は晴れ渡った写真になるものです。そのために、わたしはいつも感性を研ぎ澄ました生活を送っています。

絵画も一緒ですね。同じpictureですから。

2016.10.24