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闘病記/がん治療経過報告 〜一難去ってまた一難〜

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2016.1029 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

今回は副作用がずいぶんとマシでした。もう吐き気はすっかり消失し、下痢も治まっています。ご覧の通り薄味の病院和食も完食できました。

ドクターからも退院許可が下りたので、月曜日には晴れてシャバへ出所です。バンザ〜イ!

 

ところが、喜んでばかりもいられません。先日第一報を聞いた肺への転移疑惑が、どうやらドクターの所見では確定の方向みたいなのです。

百戦錬磨の診断医の見立てですから、経験値から判るのでしょう。

先ほど、主治医が来て善後策を協議しました。原発時の検体が当時の病院に残っていれば、そのデータを元にいちばん効く可能性の高い新しい分子標的薬を使うのですが、無ければそれは使えません。しかし違う第二、第三の薬もあるそうです。

しかしそれらの薬は今よりも副作用が強いらしく、食べられなくなるかもしれません。脱毛も確定的にあるらしく、今はこの年齢にしては異様にフサフサの緑の黒髪(白髪混じり)も無くなる憂き目の可能性大。

私も九州黒田藩の武士の末裔、今はチョンマゲですがそうなれば早目に潔くスキンヘッドにしてしまいましょう。

 

オペはしないけれど

いま全身麻酔で再発部位を取り出して検査するのは、私の身体には負担が大き過ぎるらしい。それよりも、放射線治療など別の手段も検討して行く事にしました。

しかし最新のラジオ波焼灼法などの医療が、複合した再発だと健康保険適用外になるなど、自由に選択する事ができないのが残念ではあります。

自費負担でそれらの治療を受けるなど、まったくもって不可能だからです。国民皆保険制度もこれだけ多くのがん患者に高額医療を提供して破綻寸前ですから、仕方ありませんね。

まだケースによってはそれらの可能性も残りますので、研究と自己研鑽を徹底して備えましょうか。

 

これらは正常な判断力が残っている私のケースですから、話は早い。ドクターの提案をベースにして、副作用や経費などを鑑みて私が判断できます。

これがもう少し終末期に近くてモルヒネを使用している患者や、認知症患者などで後見人判断になると家族がたいへんです。

 

繰り返しになりますが、私は平時でもアクシデント発生時でもあまり動揺しません。様々な体験によりそれが強化された面もあるでしょうが、恐らく生まれつきの性分でしょう。

能天気な極楽とんぼ。深く思い悩んでも免疫力が下がるだけでメリット無し。現時点では存分に遊んで笑い、NK細胞に活躍してもらわなければなりません。

 

今は、さらなる高い壁に挑むクライマーの気分に戻って、最良のタクティクスを練っているところであります。

壁は高いほど越え甲斐があるのです。

2016.10.29

 

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