旅日記/ロングキャラバン&深山キャンプ 〜癒しを求めて、いざ南アルプスの懐へ〜
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2016.11.1 ロングキャラバン初日
どうも、acsekitoriです。
昨日、たっぷりと自宅の布団で寝て休養充分。かねてより計画していた、静岡県に移住した山岳部恩師と同じく高山へ移住した先輩との合同キャンプへ参加するべく、東上します。この先輩とは9月にハーレーミーティングでもキャンプの夜を共にしています。
本番のキャンプはサラリーマンである先輩の勤務に合わせて11/3~5ですが、私は仕事が空いていますので妻を伴って早めに出発しました。
キャンプは静岡県のとある山奥で行うのですが、大自然の中で人があまり訪れない地域でもあり、恩師の常々の意向で場所を公開できません。
例によって午前中は妻の仕事を済ませて、15時過ぎに出発しました。買い出しをした後第二京阪道路に乗ります。明日は妻の希望で岐阜県のリトルワールドに向かいますので、下道漫歩はお預け。先を急いで今日中に近くまで走ってしまいましょう。
京滋バイパスに進路を変える前から、ハンドルを取られるようになりました。グラは重量級のクジラミニバンの上にフルタイム4WD。滅多なことで振られたりしないのですが、案の定横風注意の警告が出ています。
無事に名神に乗り換え、慣れた道をひた走ります。近江富士、三上山を見送りながら近江路をノンビリ行きます。
米原を過ぎて、百名山の名峰伊吹山が見えてきました。左をセメント会社に削られてなんとも痛々しい姿ではありますが。
入院暮らしでボケたんでしょうか。東海北陸道で各務原市の川島PAまで行くところを、一つ前のジャンクションで東海環状道の未完成区間に入り込み、大垣西ICで強制排出させられました。てっきりこの先各務原から新東名方面へと全通したものと思い込んだのです。
古いナビは有って無いようなもの。中途半端な案内を受けるより、自らの野生本能を信じた方が良い結末になります。
一宮木曽川ICから東海北陸道へ戻り、目的地の川島PAに到着しました。幸いトイレ前の端っこのスペースをゲット。早速発発(発動機式発電機)を始動してTVや照明をON。またiPhoneやiPadの充電も開始して、長い夜に備えます。既に車外は14℃。後部リビングの窓にマルチシェードをセッティングして、冷え込み対策もバッチリです。
テレビを見ながら杯を重ね
厠に行って用を足し、宴の始まり。妻から、旬のものを口にするのが日本人の良き習わしとの提案を受け、松茸ご飯を買いました。
入院初日にブログ仲間のsuper-nanjaさんの持ち帰り寿司ネタを見せつけられて、たいそう口惜しい思いをしましたので、今日はようやくその想いを完遂できました。
妻は一通り食べ終わると疲れが出たのか寝てしまいました。外は震えるほどの寒さになってきました。風邪を引かせては山男の沽券に関わります。羽毛布団をかけてやり、しばしの船漕ぎの助けをしました。
ここは地上波を観るには最適の車中泊ポイントです。今回はBSアンテナも持参していますが、今日は必要ありません。発泡酒→日本酒→赤ワインと一通り飲み終わった頃、妻が起きました。トイレに行かせた後、デザートをいただきます。
画像のモニタは東芝REGZA24インチ。狭い車内ではオーバースペックではないか?と思われるかもしれませんが、車中泊で長旅を続ける秘訣は、如何に自宅と似た環境を構築できるかにかかっているのではないかと思います。
非日常を求めるのが、旅の本質かもしれません。しかし、障害や病気を負った者の戯言かもしれませんが、この日常と変わらない寛ぎを携えつつ旅の悦楽を得ることのできるキャンピングカーでの放浪。これがペケでのツーリングと共に、私の生命の延長に役立っているのは紛れもない事実です。
しかし、2日と続けて自宅で寝ない私。家賃が勿体無い!
2016.11.1