旅日記/ロングキャラバン後半 〜やまの懐にいだかれ、語らいながら火を灯す〜
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2016.11.5 ロングキャラバン5日目
どうも、acsekitoriです。
南アルプスへの登山口近くでキャンプをしました。携帯電話の圏外で、まったく世間から隔絶された2泊3日。降りてくると仕事の電話がいっぱい入っていましたが、昔は携帯電話自体なかったので、私としては当たり前です。しかし、相手方はそうは思ってくれません。その日のうちに返事をしないと、不信感が生まれてしまいます。単なる問合せでしたので事なきを得ましたが、現代を生きるためには私の感覚ではなんとも殺伐とした時代になってしまったものです。
それぞれが持ち寄った銘酒や焼き物の料理。それを互いに提供しあいますが、とても食べ切れません。結局余った食材を車内調理する事にしましたので、本日の飲食費は0円。地元の名物料理は食べられませんが、キャンピングカーならではの節約旅に、内心ニンマリです。
タープの下で夜露を気にする事なく語り合って、二晩目は豪快な焚き火に時を忘れる。空には満天の星たち。これこそを、至福の時と呼ぶのでしょう。
里まで降りてくると、上手い具合にSL急行かわね路号と並走する事ができました。この列車は毎年一眼レフで追い続けていますので、今日はiPhoneで撮影します。
ここ大井川鐵道では、C10や11等の小型蒸機を使用しますので、牽引力不足を補うために旧型電機がお尻から推しています。私はこのような古い機械が大好きですので、前後どちらからの撮影でも少年のように心躍らせてしまいます。
SLに癒されて
上は川根温泉近くのSLが見える丘公園からの遠望、下はそこから10分ほど走った駐車場横です。路上駐車しての撮影は危険ですし迷惑なのでしてはいけません。
ポイントを熟知していますのでこのような追いかけを安全にする事ができますが、初めて行かれる方は欲張らずに何回にも分けてじっくりと撮ることをお勧めします。
最寄りのICから新東名に乗り、17時過ぎには浜松SAに着くことができました。やはり疲れていますので、長距離運転は控えて早めのベッドメイク。
このSAにはドライバーズスポットとしてシャワーがありますのでチョイスしました。キャンプ時には0℃まで気温が下がりましたが、ここはもう温暖な地域です。シャワーを浴びて軽くビールをいただきながら、楽しかった山旅を振り返ります。
恩師との恒例の行事、深山幽谷での幕営。今年からは同じく教え子である先輩カップルも交えて、楽しみが増えました。
いついつまでも続けたい、私の大事な山旅の様子をお届けしました。
2016.11.5