旅日記/おおさか市営交通フェスティバル 〜日頃のご愛顧を感謝されて〜
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2016.11.27 鉄道旅日記
どうも、シバク・ドワレです。
今日、大阪市住之江区の大阪市交通局 緑木車両工場・緑木検車場でタイトルの祭りが開催され、その招待券が当たっていたので行ってきました。
私は大阪市生まれですが、出生後すぐに静岡県に転居しましたので、実際に居住した経験はごく僅かです。ですので、毎日乗っている住民ではありません。しかし、キタやミナミで取材があるときはやはり地下鉄が便利。
市内の駐車場は高いですし、渋滞で現着が遅れてはいけませんので公共交通機関を使うことが多いのです。機材が大量にあるときは四輪ですし、ペケでスイスイ〜っと取材現場に赴くこともありますが。
今日は雨、しかも本降りです。このような条件下では防水では無いiPhone6は使えません。貴重な第一号地下鉄電車も見られるとの事ですので、愛機NikonD4を臨場させました。レンズは雨に強いマニュアルのズーム、Ai-s 35-70mm f3.5です。銀塩時代のF3に装着して活躍してくれたオールドタイマー。当時の報道カメラマンの基本装備でした。
さっそく検車場のなかに入ってみると、多くのよいこのみんながパパママに連れられて、行列をなしています。この巨大工場は濡れませんので助かりました。上の回廊から地下鉄電車の屋根を眺めるコースもありましたが、あまりの行列でやめときました。
実際に車両を巨大レッカーで持ち上げ、馬に載せるまでの実演がありました。なかなかの迫力です。こんなのが家にあれば、グラやペケのメンテをするのが楽なんですがね。
親子連れには、こういうフェスタの定番、ミニ地下鉄があります。市営交通のゆるキャラ、にゃんばろうが見送ってくれていますね。実は私も妻も乗りたかった。しかし、きっと前方のトンネルで引っかかって、脱線事故を誘発していたでしょう。
古豪に会いに来たのです
本日の主目的、大阪市営地下鉄の初代、105号機の勇姿です。昭和8年に梅田〜心斎橋間が東京に次いで日本で二番目に開通した当時の車両です。もう83歳なんですね。土砂降りのなか、頑張っておられました。お風邪を召されぬよう。
この当時すでに連結部からの線路転落防止柵が装備されていたんですね。先見の明に脱帽です。
広大な敷地の端から端まで、途中車庫をかすめながら敷地内列車が運行されていました。さっそく乗車します。
普段、こんなに間近に車両基地を眺めることはまあありませんので、みな食い入るように外を眺めます。雨が残念ですが、地下鉄車両内から快適に見物させてもらいました。
しかし、この2両だけの電車はモーターは動かしておらず、先ほどの画像の電気機関車が推しています。なのでモーター音はせず、レールの継ぎ目も無いのでまったくの無音。少々不気味な、超スロー運転でした。
車両基地の一番北側に、本線(地下鉄四ツ橋線)への導入トンネルがあります。ここから地下へ潜って行くんですね。なんかタモリ倶楽部みたいで楽しい事このうえ無い。
童心に還り、いやいつも童心なんですが、闘病生活を忘れさせる楽しいひと時を満喫しました。最近は車中泊やツーリングばかりで鉄道旅をしていませんでしたので、今日、この見学で火が点いてしまいました。
退院したら大回りでもしようかな。
2016.11.27