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雑感/プロカメラマン 〜写真家?写真職人?芸術家?呼称はどうだって良いんです、仕事ですから〜

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2016.11.28 エッセイ

どうも、シバク・ドワレです。

度々記事に書いていますが、私は職業写真家です。写真家と書くとなんかすごく偉そうで上からなイメージですが、税務署から送られてくる確定申告書に、そう記載してあるんです。 

法人化しておらず、個人事業主としてのフォトグラファーは写真家になるみたいですね。

また、厳密に言うと英語文化圏でのカメラマンとは動画撮影のプロを呼ぶ名称みたいで、私のようにスチルいっぽんの場合は、フォトグラファーです。

写真屋のオッチャンでも良いんですがね。

 

さて、よく知り合った方に、写真を教えて欲しいと頼まれる事があります。その人がダイビングをしているので水中写真を教えて欲しいとか、山登りしているプロカメラマンなんだから、花の名前を含めてキレイに撮る方法を教えて欲しいとか。

いえいえ、潜ったことありませんし、花の名前はほとんど知りません。

他には、キャノンのなんたら言う一眼レフのどうたら言う機能を教えてとか、コンデジはどれが良いか?とか。

私はカメラ屋さんや家電量販店の店員ではありませんので、まったく解りません。

ニコンのプロサービス(NPS)に登録している、ニコンのプロ用一眼レフしか知らない写真職人なんです。

 

プロと言うからには万能選手、ではありません。中にはそういう器用な方もおられるでしょうが、私は報道やコマーシャルで料理や人物インタビュー、建築物を主に撮っており、他には紀行文や名所紹介などの文章入りの特集を依頼されたり。

あとはたま〜に頼まれて学校のスキーキャンプや野外活動なんかに付き添うくらいです。それは楽しみな仕事ですが。

七五三や成人式の着物の振り付けなどはできませんし、クマを撮るだけのために一ヶ月森に滞在するようなこともしません。ましてや、戦場に命を賭けて赴くことなど、いまのところ絶対に無いでしょう。パスポートが期限切れですから。

 

写真では無く趣味・遊びはかなり広範囲にわたって深入りし、いくら金があっても足りない状態ですが、仕事に関してはこれで良いと思っています。

やはり得意ジャンルがあった方が説得力がありますし、経験値も上がってゆきます。フォトグラファーに限っては、オールラウンダー=ベストでは無いと思っています。何でも屋さんはどこからも声はかかりやすいですが、万年補欠のリスクも負いますので。

30年続けて来れましたので、もう数千回は雑誌やネット広告などに掲載していただき、クレジット(氏名)も載せて貰ってますが、そんな事は営業上は有利に働くだけで自慢にもなりません。

よく「すご〜い」って言われるんですが、そういう仕事をしているだけです。例えばテレビカメラマンさんがスタジオで芸能人を撮ったからって、いちいち自慢しないでしょう。それと一緒です。

 

iPhoneだってカメラです

このブログを始めて約三ヵ月が経ちましたが、使用している画像の9割以上がiPhoneでの撮影です。ブログ投稿用はスナップが主体になりますので機動性に優れますし、今使っているiPhone6は本当にカメラとして優秀です。

しかし今月、大腸がんが肺へ転移したのが見つかって、もう仕事のペースも落ちますし、遊びの車中泊やツーリングも1日にあちこちたくさん回る事は難しくなるでしょう。

それなら、愛機を片手にのんびりと撮影行脚も良いかもしれません。プロからアマに昇華ですね。幸い、軽いカーボン三脚やプロ機材はてんこ盛りありますので、初期費用はまったくかかりません。当たり前ですが。

 

これからは老兵のNikonD3を登場させて、好きなものを思い通りに撮る生活へシフトしようかな。引退にはまだ早すぎますがね!

2016.11.28

 

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