闘病記/体調はほぼ良好 〜表面的な回復に惑わされることなかれ〜
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どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。
今回の抗がん剤入院、早くも二週間が経過しました。下痢は思ったよりは酷くなく、まあ楽な入院でしたがそれは表向き。採血の結果は飛びぬけて良いわけではなく、骨髄抑制はあるようです。
この骨髄抑制とは、血液中の白血球や血小板などを造る組織がやられて、思うように量産できない状態です。なので、人混みに行ってウィルスや雑菌をもらってしまうと、なかなか治りづらいですし、出血すると止まりにくい。
元々人混み、特にショッピングモール系は嫌いですのであまり苦になりませんが、山で落ちたりバイクでコケて出血しないようにしなければなりませんね。
今まで2年半の長きに渡り愛用してきた現在の抗がん剤とは、今回でサヨナラです。次回からは、肺転移へ対処する新薬。どうか副作用が今より強くなりませんように。
今回は同室者の一人(50代後半)の程度があまりよろしくなく、このブログで大部屋の居心地悪さを愚痴ったりもしましたが、それも天命。怒れば怒るほど寿命も短くなるでしょうから、見て見ぬ振りで貝に閉じこもってました。喧嘩しても仕方ないですからね。
みなさんのブログを読んで気分転換をしてました。おもろい方は、とことんおもろい文章を書きなさる。
ドクターからは、血液の様子を見ながらだけれども、来週には退院できるだろうとの見通しをもらいました。もう明日にでも車中泊やツーリングに出かけたい気分ですが、その前にしっかりと体調を整えて、受けている仕事をこなしてからです。
もうすぐ夜が明けます。がん治療は、地球の動きに似ています。明るかった日中の日差しが夜になって何も見えなくなり、しかし必ずまた夜明けが来て明るくなります。これの繰り返しですね。
夜明けは必ず来る
画像は11/26の朝、痛快な夜明けでした。
太陽と月を両方眺められる、この周期の黎明は素晴らしいですね。昔電気文明がなかった頃、歌人たちはこの大地と大空の移り変わりを見て涙し、そして喜びの笑顔で詠んだのでしょう。
私もできうる限り空を見て、山を眺めて暮らしています。テレビやインターネットばかりでは、眼も心も疲れてしまいます。いっそPCやスマホの類を捨ててやろうかとも思いますが、それでは仕事になりませんし、遊びの情報を仕入れるのも困りますね。
完全な山中での隠遁生活などする気もありませんし、がん治療には自らの知識を鍛え上げるための情報入手は不可欠です。
炎といっしょで、インターネットも利点だけを拾い上げて上手に利用したいものです。どちらも間違った使い方をすれば、武器になってしまいますから。
2016.12.1