旅日記/車中泊 〜ホテルグランビア新装オープン〜
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2016.12.12 旅日記
どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。
昨日、グラのリフォームが完了しましたので、早速試寝に出かけました。
場所は拙宅からいちばん近い道の駅、奈良県平群町の「大和路へぐり くまがしステーション」。翌日の予定にも良い位置関係なので、ここに決めました。
夕方まで仕事と雑用を片付け、19時前に出発です。予約不要で思い立ったら即行動できるのが車中泊放浪のメリットですね。
いま各地の道の駅やサービスエリア等で車中泊が大流行りです。休日などは小さめの道の駅では、駐車スペースに困るくらいです。
中には流行っているし、宿代もかからないから安く旅行ができる、との動機で始める人も多いのではないでしょうか。
人様の遊びの動機なんぞどうでもよいのですが、車中泊の真のメリットは経費を浮かす事よりも、先述の予約不要な自由奔放さではないでしょうか。
経費だけなら、古めのビジホをネット予約して、ホカ弁でも買ったほうが安いかもしれません。なぜなら、車中泊だとついスーパーで自宅のメシなら絶対買わないような豪華な寿司や刺身などを買ってしまうからです。
ほ〜ら、出た。贅沢な!と思われるでしょうが、我が家が遅めの出発をする理由の一つは、スーパーの半額タイム狙い。
あまり遅くて閉店間際だと売り切れてますし、17時くらいだとええとこ3割引くらい。
私が狙うのは19〜20時の、一般家庭が夕餉の準備を終えたあたりです。
画像の豪華な海鮮丼が税込¥250ほど。上の造り盛り合わせは、シマアジ・中トロ・ヒラメ・本マグロ赤身が入った、海鮮料理屋なら¥1800くらい取られるのが税込¥480ほど。
これなら、少しだけ普段の食事を切り詰めたらなんとかなります。
いつも惣菜だと続きません
もちろん、時間に余裕がある時、もしくは財布に余裕が無いときは車内で自炊をします。
広くなったホテルグランビアなら、ツーバーナーコンロを設定して鍋も自由自在。いちばん簡単でバランスも良く、満腹感も得られるキングオブ車内メシは鍋やと思っとります。
多少養分は抜けているかもしれませんが、今は大規模スーパーならカット鍋野菜がありますし、鶏肉・豚バラ・タラetc…と、毎日具材を変えたら1週間くらい鍋が続いても苦になりません。それで一食千円を切ります。
苦にならないどころか、病院食や登山縦走時の貧相なメシに比べたら、なんと豪華なことか。
人間、一度贅沢な生活を覚えるとなかなか元には戻れないものですが、究極の貧相な暮らしを経験していると普通の生活の有り難みを知る事ができます。
無論、戦前戦後の日本の暮らしの話は無しです。時代が違いますので。それを持ち出すなら、石器時代の人々の暮らしを優先しないと不公平ですからね。
さて、石器時代の暮らしをしていた私。
このホテルグランビアに、フロントガラス三面に今回新調したマルチシェードを装着してみました。
今までは、リアの五面だけ持っており、フロント三面には百均のサンシェードやペラペラのテントマットを窓の形に切り抜いた代用シェードを張っていたんです。
これだと光は差し込むし、隙間が多くて厳冬期は寒かったのですが、ホンマモンのマルチシェードを全ガラスに装着したところ、素晴らしいの一言。
まず、当然ですが防寒バッチリ。
あと、異様なほど静寂な空間を得られます。
これは良い。定価だとフロント・リアのセットを揃えると3万くらいしますが、私はヤフオクで仕入れましたので1万ちょいでした。
安けりゃ良いってもんでもありませんが、リサイクルの観点からも中古品を積極的に取り入れて、浮いた経費で全国を周る。それが私の信条なのです。
人が使ったものなど気持ち悪いという人がいますが、私はその人が大切にしていたものを有り難く譲り受け、より大事に使っていこうと思っとります。消毒はしますがね(笑)
さてさて、今日明日の仕事を終えれば、いよいよ年末のロングキャラバンに出る事ができます。それが終わればまた入院なので、存分にエンジョイしましょうか。
旅の伴侶は最愛の妻と、自らの手で作り上げたマイムービングホーム。
さあ、でんでん虫放浪隊の再開です。
2016.12.12