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車中泊旅日記/雪見キャラバン 〜スノーアタックストーリーは突然に〜

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2017.1.14 但馬ショートキャラバン三日目後半

どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。

朝の6時過ぎに、除雪車のバック警報で目が覚めました。国道は夜通し除雪してくれていましたが、夜明け間近から道の駅もしてくれ始めたみたいです。

 

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この除雪がないと、二駆ではお手上げでしょう。自分の前に巨大な雪の障害物ができますから。

しかしこの作業で通路は除雪してくれますが、長時間駐車していると自らの屋根の雪が落ちてきて前方に壁を作りますので、二駆、特にFFではスコップなどで雪をどけなければ結局発進さえ難しくなります。

後に無料高速も通って帰りましたが、巨大な除雪車が三台くらいでユニットを組み、次々と道路の雪をはねのけてくれるのは見ていて爽快で、なんとも頼もしい。

頭の中には、もちろんサンダーバードのテーマソングがぐるぐる回ります。

 

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もちろん今日も足湯で身体をあっためます。暴風雪で、大雪警報まで出ているので入る人はまばら。土曜日なので人出は多いのですがね。

 

大雪警報で遊ぶのは不謹慎ですが

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午前中に雪遊びがてら道の駅隣の業務スーパーまで二人で歩いて行ったんですが、歩道はまったく除雪されておらず、30cmほどの積雪です。

私は大喜びで庭駆け回るのですが、雪に慣れていない妻は歩くのも一苦労。

率先して幅50cm程の通路をラッセルして先行します。約10分のスノーハイクでした。

 

2泊する予定でしたが、土日にこれ以上駐車スペースを占拠するのはモラル上よろしくありません。

妻も寒がっていますし、道の駅から200mほど離れた山の上にある八鹿温泉天女の湯に入りに行くことにしました。

 

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さすがに山の上の温泉まで妻が歩いて登るのは無理なので、グランビア号発進です。3~40cm積もった雪からボディを露出させるのに一苦労。

しかし、もう34年もクルマでスキーや雪山登山に出かけていますので、こんなのは序の口です。ゲレンデでドカ雪に見舞われると、駐車場に小山があちこちできているだけで、自分のクルマを見つけるのにも苦労しますから。

 

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天女の湯は大人¥700。露天風呂もあって、雪見風呂を楽しめます。

私は温泉成分をあまり気にしませんので壁の成分表は見ませんが、弱アルカリ性なのでしょう、軽く肌がヌルヌルになります。

 

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さあ、あったまりました。グラを動かすのにマルチシェードも外していますので再度寝支度をするのはじゃまくさい。充電も切れてきましたので帰ることにしました。

黒く凍った夜道は大嫌いですが、これだけ積もった真っ白の雪の夜道は大大大好物。

圧雪になった今なら、もう四駆のグラだと快適に走れるのはわかっていますので、夜半に帰宅するのを目標にして出発します。

夏タイヤ軍団が右往左往していなければ、今日中に帰れるでしょう。

腹が減っては戦はできない。こうなる事も予想して、業務スーパーで巨大いなり寿司を仕入れていました。20個入りで¥385。これなら湯を沸かさずとも腹を満たす事ができますからね。

 

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道の駅を17時に出発しました。すぐ横が無料高速、北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山ICですので、とりあえず利用します。

スキーブームはとっくに終わっていますし、スノーボーダーも今日の警報に恐れをなしたのか、特に渋滞はありません。

20年前なら土曜日のこんな時間に山を降りようもんなら、帰宅者とこれから入山・車中泊して日曜の朝一から滑るスキーヤーで大渋滞必至でしたが、時の流れですね。

除雪車がずっとラッセルしてくれていますので、轍はほぼ無雪。両脇に50cm程の雪が溜まっているくらいです。

 

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このまま高速を走って帰ってもつまらないので有料である遠坂トンネルを迂回して、山東ICで無料高速を捨て、旧道(R427)の遠坂峠を越えましょう。ここはお気に入りのマイ4WDゲレンデなんです。

こちらは除雪こそされているものの、その頻度はかなり少ないのでバージンスノーアタックも楽しめます。

と言っても、昔乗っていたランクル60やデリカではありませんので、あまり無茶はしません。

 

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適度に深雪を楽しみながら快適にスノーアタックしていたのですが、すぐに先行車に追いついてしまいました。

ビギナーを馬鹿にするつもりではないのですが、和歌山ナンバーくん、あまりに遅いですよ。

この雪の上を走れるのですから、もちろん夏タイヤではありませんが、おそらく初めての深雪なのでしょう。10km/hくらいで亀の歩みをしたはります。

飛ばしすぎて脱輪や転落するのは愚の骨頂ですが、どこかで避けてよ。後続車に気を遣う余裕などないのでしょうか。

後で抜いたときに見たら若者二人でした。気をつけてね。雪道を経験して上手くなったら、こんな峠にまた来てください。

 

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県道7号線を氷上町に入り、イナロクに合流したところにある柏原駅近くに、太鼓櫓がライトアップされていました。

ナトリウム混合光に蛍光灯と水銀灯の街灯までミックスされ、ライトアップとしては最悪の環境光ですが、この地域には珍しく雪化粧していましたので撮影します。

総て再建した模造の建物ですが、やはり和風建築に雪は合いますね。

体調が良いときに、雪の重伝建を巡るのを今後の生活の張りにしましょうか。

 

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イナロクを順調に走って府内に帰ってきたのですが、中環に入り万博公園前でまさかの大渋滞。

とぼとぼと進んでいくと、多重事故でした。その辺りだけ軽く積もった雪が通行量の多さに融けていて、それが夜半の冷え込みで凍ったみたいです。

先頭のスリップ事故に焦った後続車が、急ブレーキを踏んだところに夏タイヤが突っ込んだ様相が三箇所連続していました。数えてみれば、総数17台の関連する事故です。

救急車が何台も来ていましたが、車の破損具合から重症者はないものと思われましたが、無事である事を祈ります。

しかし、このような寒波が来るたびに思いますが、夏タイヤで凍結路や雪道に行くのは止めましょうよ。仕事や所用で止むを得ず外出しなければならない事情もあるでしょうが、それならスタッドレスタイヤを購入すべきだと思います。

私が渋滞に巻き込まれるのが嫌で言っているのではありません。凍った道の怖さを知っているからです。

自損事故ならともかく、スピードを出していて凍った部分で制御を失った車に直撃されたらたまったものではありません。あなたはよくても、周りが迷惑するのです。

 

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その事故を見ながら、気を引き締め直したところで今度は寝屋川市へ向かう淀川新橋が通行止めです。

おそらく、橋の上が凍結しているのでしょう。雪国ではこの程度で通行止めなど考えられません。やはり、夏タイヤ車の事故を防止するための措置だと思われます。

四駆やスタッドレスの過信は禁物ですが、やはり都会は災害に脆弱ですね。こんなのは災害とは言えないでしょうが。

 

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雪国はすいすい、大阪に入ってからはストレスだらけでしたが、無事23時に帰宅しました。

荷物が多いので318iでグラの駐車場まで来て駐車していましたが、こちらも雪で真っ白です。グラの屋根の上は異様ですがね。

 

さあ、次はスキーかな。

2017.1.15

 

 

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