雑感/心境 〜追いかけて 追いかけて 死ぬまで僕は追いかけて行く〜
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2017.2.15 エッセイ
どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。
サブタイトル、リードはTULIPの「夕陽を追いかけて」。財津さんの名曲から借用しました。
長かった冬型気圧配置もようやく収まり、久々に満月ならぬ満日に巡り会えましたので何気なく撮影していると。。。
南方から、伊丹空港(ITM)へと降り立つジェットがまん丸のお日様を射抜かんばかりにやってくるではあ〜りませんか。これは本気で撮らないと。
思惑通り、見事に落陽を捉えたジェットはほぼ水平高度を保ちながら私の視界を横切り、北摂へとランディングして行きました。
なるようにしかならん
1月2月は新しい治療と身体がマッチングせず、入院予定が変わりまくり。仕事もほぼキャンセルして経済的にも精神的にも体調にも余裕がありませんでした。
おかげで確定申告は余裕をもって仕上げる事ができ、無事本日投函しましたが。
経済環境は当然改善の兆しは見えませんが、精神状態はこの夕陽を射抜いたジェット機とそれをものともせぬ泰然自若の太陽神のおかげさまをもちまして、見事復活。
シベリアからの寒気で筋状の雲に覆われようが、二つ玉や爆弾低気圧にその姿を隠されようが、それは宇宙のほんの片隅の地球、その中の日本の近畿の大阪で私が見ている上っ面の小さな小さな事象であって、その雲の遥か彼方天上で太陽さんは毎日毎日、何十億年も変わらぬエネルギーを放出してくれているのです。
金がなかろうが薬がキツかろうが、そんなこと宇宙の営みの中では些細なこと。
この先、再び仕事に就くことができなければ不本意ながら国のお世話になる可能性もありますが、それは国民の権利として恥ずかしがることなく享受したいと思います。
いずれこの体に健康が戻り、それまで不撓不屈の精神を鍛え続ければ、やがてまた陽は昇るでしょう。
まだ五つ転んで六つ起きたくらいです。まだまだチャンスは残っているでしょう。体型はダルマそっくりですし。
明日は一週間延ばしになった抗がん剤治療の初日です。
骨髄抑制が収まっていて治療が始まり、副作用に苦しむのも運命なら、さらに骨髄抑制が酷くなって治療ができずガン細胞が大きくなってゆくのもまた運命。
いずれにせよ登る壁は険しく高い難敵です。
しかし、私は過去に多くの壁を登ってその頂から遠くを眺めて至福を味わってきました。
より高く、より困難。
高校山岳部に入部した時に、今でも山の師匠である顧問の先生より叩き込まれた信条です。
がんに罹って休職しても、復職できた。
離婚して子供と離れても、天使のような女性と再婚できた。
家を失っても、素晴らしい借家に恵まれた。
どんな困難に遭遇しても、邁進する気合さえ失わなければ、また笑える日が必ずやってきます。
その日のために、今日もしっかり食べてゆっくり寝ましょう。
ありがとう、真っ赤なお日さん。
2017.2.15
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