雑感/季節感とタイガース 〜春なのに、おベッドですか〜
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2017.3.2 歓喜と愚痴
どうも、老害とお喋りおばちゃん叩きでいつ刺されてもおかしくない、シバク・ドワレです。
今日から無事に、入院中2回目の抗がん剤治療が始まりました。血液データはボーダーラインきわきわですが、なんとかセーフです。これで退院日時と在宅時の予定が固定できますので、一安心です。臨機応変にも程がありますから。
知らぬ間に、新暦弥生に突入していましたね。外はもう、麗らかな陽気なんでしょうか。長く病室に滞在していると、24時間空調でまったく季節感が有りません。何十年も三寒四温を肌で感じる生活を送っており、自宅にはエアコンがありませんので尚更です。
そんな寒々とした気分の入院生活ですが、一筋の光明が差しました。退院後の来週金曜日の夜に、大学山岳部の一期後輩が私の自宅に泊りで遊びにきてくれるのです。企業管理職の彼のこと、疲れるだろうにありがたい事です。羽目を外さないようにしなくっちゃ。
それに加えて、その日は仕事で参加不可の、これまた大学山岳部の私が現役当時の監督が、代わりに4/8に西宮の桜の名所・夙川で花見をしようと立案してくれたのです。先ほどの後輩含め、妻共々仲良くしてくれていますので、春の1日を楽しみに残りの入院を頑張れます。
長い闘病生活にも慣れましたが、やはり本音では人恋しくなるもの。この素晴らしき山仲間たちには本当に感謝しています。
閑話休題
前回、独りよがり自画自賛の武勇伝三連発をしたためましたので、そのついでにグチをば。
ヒマに任せて、我が愛する阪神タイガースのニュースを読み漁っております。ヤフーやライブドアなどのネットニュースには、コメントが付けられますよね。中には私同様、阪神に心酔する愛すべき御同慶がホノボノコメントを書かれており、それは楽しみに読ませてもらいます。
しかし大半は、現体制や監督批判の猛嵐。ルーキーや若手の起用方法に対する不満が多くを占めるのですが、もうクソミソです。
「これでまた優勝から遠ざかるね。こんな監督ならだれでもできる」
「この選手はキャッチャーでこそこれから伸びる。ファーストで使うなんて何考えてるんや、アホちゃうか」
「無能な監督やらコーチは今すぐ去れ!」
などなど。
私感ですが、このようにボロカスにこき下ろすヤカラは、球場での聞くに耐えない野次同様、真のファンでは無くエセ評論家やと思ってしまいます。単に自らのストレスをタイガース批判で解消しているのでしょうか。発言内容は個人の見解ですし、言論の自由は誰よりも私が守りたいものです。その主旨も理解できなくは無いのですが、いくら匿名とはいえ、言い方が有るでしょう。
私は常々、選手のポジションを自分の夢想で勝手に決めつけるファン心理と、専門職が相互的判断を下して稟議の末、配置を決定するのは別次元だと思っています。彼らにとって大事な業務ですから。
夢を売るのもプロ野球かもしれません。そしてもちろん、彼らは一流のアスリート出身で有っても素晴らしき管理職とは限りませんし、その判断が間違っていることも起きるでしょう。
しかし私は、例え優勝を逃しても、それが再び暗黒時代に再突入する要因となるとしても、その彼らが下した判断を応援したいと思っています。何故なら、彼らこそが私の辛く厳しい闘病に奮迅する起因となってくれたスーパーヒーローたちだからです。
阪神タイガースよ、ありがとう。この43年も、これからも。
2017.3.2
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