X4 typeLD タンデムツーリング日誌 生駒山から金剛山へ、山麓回遊 〜梅雨入りも、晴れれば走る紫陽花と〜
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2017.6.10 タンデムツー奈良・和歌山・大阪
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どうも、acsekitoriことシバク・ドワレです。
またまた週末に快晴がやって参りました。こうなれば、引きこもるわけにはいきまへん。大好きな妻と、大好きなHONDA CB1300DC−ペケヨンで颯爽と出かけましょう。
いきなりですが、休憩です。道の駅へぐり くまがしステーションです。ここまでは、いつもの国道168号線。
ここまでの画像がありませんね。私は、ツーリングには商売道具の一眼レフは壊れたらあかんので持って行かず、ほとんど総てiPhone6で撮影します。それでも、バイクを路側に停めてグローブを外して撮影すると結構な時間のロスです。
手前勝手な意見ですが、ブログのために走るのでは無く、走ったからブログに書くのが信条ですから、極力走りを優先します。
道の駅へぐりの向こう側には、河内のシンボル生駒山がそびえています。ご存知の方も多いでしょうが、その山頂は東京タワー、いや今はスカイツリーか、それらと同じ役目を果たしており、各放送局のアンテナが林立しています。
これが車中泊の時、役立つのですよ。車内のTVアンテナの向きを気にすることなく、バッチリ地上波が映りますから。おっと、ツーリングにはどうでもいいですね、と。
王寺辺りの買い物渋滞に業を煮やしながら20分ほどちんたら進み、それを抜けると素晴らしい景観が待ってくれています。大好きな、葛城町風の森辺りです。
金剛山・大和葛城山を西に見ながら、こんな近くで蒜山・大山や、信州気分が満喫できます。気温は高いですがね、標高が低いですから。
風爽やかで、陽光眩しく
今日の目的地はもう少し遠くですから、歴史に名高い金剛東麓散策は次回に回して、麓の街へと下ります。正面には、世界遺産吉野山から大峰山系が良き眺望です。
一際高い山々が、日本百名山・八経ヶ岳1915mを盟主とする、大峰奥駆けの峰々。その昔、高校山岳部での初めての長期合宿がここでした。
北アルプスの夏山準備合宿として訪れたそこは、鬱蒼と繁る原始林の中に行者達の修行跡が垣間見え、新人を震え上がらせながらも虜にするには充分過ぎる名山です。
里へ降れば、無料高速である京奈和自動車道が待ってくれています。今日は先を急いでいますので、迷わず利用します。
今回からの努力目標として、愛妻の体調維持の為、30分程度毎に休息を取ります。一本立てる、ってヤツですね。
ここは無料高速のSA代わり、道の駅かつらぎ西です。完成したばかりで、施設は綺麗なのですが、バイクPのちっこい事。やはりバイクは冷遇される時代なんでしょうか。嘆かわしい事この上無い!
と、嘆いていたら腹が減ったので、昼メシにしましょう。フードコーナーでは無く、地元の飲食店が一軒のみテナントとして入ってましたが、これが大当たり。
妻はいつでもどこでも唐揚げ定食なんですが、私はやっぱりラーメン。ご当地和歌山ラーメンのネギラーメン¥800にしました。少々お高いですが、これぞ和歌山ラーメン!汁も飲み干し、とても美味しゅうございました。
さてさて、腹も満たされたところで、本日の目的第一弾。
この4月、何十年もかかった大阪南部と和歌山市を結ぶ、第二阪和国道(R26バイパス)が、ようやくやっとついにとうとう完成、開通したのです。新しい道好きの私は、早く走りたくてしょーがなかったんですわ。
ここから数枚は、妻がリアシートから私のメット越しに、スマホのノーファインダーで撮ってくれた画像をお届けします。
和歌山市街のプチ渋滞をくぐり抜け、
和歌山市から二つ目のランプからバイパスに合流します。ホンマは全線走破の予定でしたが、道を間違ってショートカットしてしまいました。標識は最短ルートを示すんですな。
いやあ、出来立てホヤホヤの道路の気持ち良さったら。まるで真綿の上を走っている気分でした。
両サイドのバリアが紅白の垂れ幕みたいで、まるで祭りでんな。
トンネルをいくつか抜けると、左手・西方に大阪湾が輝いています。サンセット通りとしても期待が持てますね。
バイパスの終点から西へ向かい、大阪臨海線に出ました。R26をそのまま北上すると、沿道の店舗の洪水で渋滞必至ですが、こちらはいつもながらガラガラです。スピードオーバーに留意しながら、ペケヨンにも腹ごしらえをば。
堺市へ入り、本日の目的地・三宝下水処理場へ着きました。施設のイメージ向上のためでしょう、この時期にあじさい祭りを開催しており、花好きな妻が行きたがっていたのです。
紫陽花にもこんなに種類があるんですね。私は紫陽花を見ると、どうしても雨中の山歩きを連想してあまり気に留めない花だったんですが、思い直しました。
で、実はこのイベント、もう一つ興味深い展示コーナーがあるんです。
それは、府内数市の協賛を得て、マンホールの鉄蓋を飾ってあるんですよ。先日、関西ローカルのニュースで取り上げていたのを妻と一緒に観て、これはいかなあかんやろ、となったんです。
以下、一部を紹介。
ご当地堺市
各市とも、土地の様子が判り、楽しいですね。但し、この溢れんばかりに美しい色彩は、この展示のために懸命に塗ったものだそうです。各市へ探しに行っても、赤茶けたモノトーンのフタしか見つからないと思われますので、念の為。
この後は夜の所用に備えて暗くなる前の帰宅を目指し、一部高速道路を使って無事に帰り着きました。
梅雨本番にはペケヨンを休ませて、チョットは車中泊でもしますか。
天気はどうでも、まだまだ遊んだる!
走行224km
燃費約17km/L
2017.6.11