闘病記/私の化学療法の現状 〜押し寄せる倦怠感に抗う気力も無し〜

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2017.7.3 現状記録

 

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どうも、シバク・ドワレです。

久々にネガティヴに論調を進めていきましょう。

最近の記事では、遊びの絵日記や愛車の改造記録ばかりをアップして、まるでがんには触れていませんでした。読んでいただく方にとってはどうでも良いことですが、これでは私、もしくは妻が振り返った時に、あの頃の病状はどうやったんやろ?となりますので、時々は記録しておきます。

 

少しくどいですが、あらすじをば。

2007年9月に上行結腸右半部に、ステージ3Bの悪性腫瘍を発見、原発巣と共に小腸の一部から結腸の半分程度、及び胆嚢を切除摘出。転移が確認されたリンパ節3部位を郭清するも、残っているだろうとの執刀医の所見。

5年以内に転移・再発の可能性が高いため、術後補助化学療法を半年通院にて行う。

2011年8月に、肝臓に転移確認。2cmの腫瘍が一箇所のため、腹腔鏡にて切除。

この段階で5年生存率は数パーセントに下落するが、単なる統計学に過ぎないと意に介さず。

2014年5月に、腹部大動脈周囲リンパ節に2部位転移を確認。既に全身にがん細胞が回っていることが容易に想像できるためオペ対象外。胸部にCVポートを挿入し、Folfox点滴にて入院治療開始。

2016年11月に、左肺下葉部に転移確認。薬品を変えて、Folfiri点滴にて治療続行。

←いまここです。

 

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もう、入退院は何回繰り返したか忘れました。

たしか、フォルフォックスは36回くらい、フォルフィリは今回で9クール目です。

普通は20回くらいで正常細胞か精神が限界を来し、治療を止めるか民間療法へ移行したりしてがん細胞の増殖に抗えず、終焉を迎えてしまうそうですので、きっと私は例外なのでしょう。

しかし、運も実力の内!この運を呼び込んだのは、高校時代から2014年の転移前まで続けていた、3000m級登山で培った体力と精神力、そして判断力だと自負しています。

ナルシストと言われようが、オレ様と呼ばれようが、あんたが大将!と揶揄されようが、一向に気になりません。

その周囲を気にしない精神力こそが、私の登山の原点でしたから。

みんなが行くから行く、みんながやめるからやめとく。

そのような金魚の糞的発想こそ、大きな事を成し遂げる最大の障害物である事を若い内に教えてもらえましたから、大いなる高峰に。

 

ずいぶん意気がりましたね。こうやって、地の底まで落ち込む一方の気力を奮い立たせる私の常套手段です。

 

昨日の朝に50時間ほどの点滴が抜けましたので、これを書いている4日目の夜くらいが毎回副作用のピークです。お食事中の方には失礼しますが、私が注入される薬剤の一部は、腎臓を経由して尿からは排泄されず、腸内から水分状にしか排出されません。

ご存知のように抗がん剤は毒薬指定品ですので、長期間体内に留まると様々な悪影響を及ぼす、諸刃の剣なのです。

人体とはよくできたもので、自然に肛門から排出しようとしてくれるのですが、困ったことに便意が無いまま排出される時があるのですよ。いわゆる脱糞、失敗ってヤツです。

自宅なら直ぐにシャワーを浴びて着替えれば、そんな失敗など婚姻の失敗に比べるべくも無い可愛いもんなのですが、病院だとキツイ。

風呂は順番制、場合によっては3時間程度待たなくてはなりません。

が、しかし、最悪臀部がビショビショになっても、病院なら天使達が控えてくれています。

 

問題は、まだ副作用が残っているうちの業務中や、一旦小康状態になって退院した時に出かける楽しい楽しいツーリングの時です。

私は幸いまだ屋外でトイレが間に合わなかった事はないのですが、緊急有事に備えて妻の生理用品、ナプキンを股間にあてがい、替えのトランクスを常備しています。

 

ちょっとばかし露骨な表現が過ぎましたかね。

しかし、これが闘病の現実です。もちろん、もっと壮絶な闘いをしておられる方はこの目で散見していますから承知していますが、それらを紹介するのは文の無駄なのでしません。

みな、軽くても重くてもそれぞれが闘っているのです。

 

自分だけは病気にならない。自分だけは事故に遭わない。もしそう思っている人がこの世にいるとすれば、その人こそがいちばん重症でしょう。

2017.7.3