闘病記/カミングアウト 〜大いなる肉よ脂よ〜

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2017.7.4 現状記録

 

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どうも、シバク・ドワレです。

実はわたくし、体重が昨日の段階で81kgもあるんですよ。身長まで記述すると個人が特定されてしまいますので秘匿しますが、明らかに標準体重オーバーです。5日前の入院時は、83.5kgでしたから、1日当たり500g痩せたことになりますね。ほとんど食べず、基礎代謝を割っていますから当然でしょう。

ここで疑問が生じますね。抗がん剤治療を3年継続してそのペースで痩せていて今の体重があるなら、3年前にはいかほどの巨体だったのか?と。

それが、ほぼ変わって無いんですよ。忘れましたが、おそらく78kgくらいでした。

ん?増えとるやないか。

この病院の化学療法七不思議のひとつに上げられているらしいのですが、痩せないんですよ、私。

 

よくナースに、

「あと10kgは絞らんとなあ」

などと雑談すると、

「ダメですよ!現状維持できるかどうかが、この治療を続けられるかどうかなんですから」

と、たしなめられてしまいます。

確かに、周囲の状況を鑑みるに、そうなのでしょう。骨と皮になってしまえば、歩く事もままなりません。そうなるまでは随分遠き道のりですが。

が、急変するのが末期がん特有の症状ですからね。努力して旨いものをたらふく食べるように心掛けますか。

 

ここで中学の保健授業に戻りましょう。

人間を含む哺乳類は、カロリーを摂取して、それから変換されたエネルギーを消費する事によって生命活動を行いますよね。

よくダイエットのためにカロリー摂取を控えるとか言いますが、思考が逆です。

もしダイエットしたいのなら、カロリーはそのままに(過剰摂取はダメですが)、消費を増やせばいいのです。

人間、腹さえ満ちていれば、運動するくらい容易いもの。何も高額なジムに通ったり、なんの感動も無い近所でのウォーキングなどしなくても、好きな風景を見に行けば良いのですから。歩いてでも、チャリンコでも、バイクでも、たとえクルマでも、駐車場から遠目のスポットへ。例え週一でも、身体を動かすのと寝てるのでは大きく違います。

 

カロリー摂取を控えていると、これができなくなります。頭にも筋肉にもエネルギーが充分補給されず、やる気がでません。

結果、休みにはどこにも行かず家で筋肉を落としてしまい、代謝の少ない身体になってお菓子などを口にして余計に脂肪を増やしてしまうものです。

 

私の身体の仕組みを解説しましょう。

まず、大腸を半分にして、胆嚢を取り去り、肝臓の先っちょも切り取りました。肝臓は再生しますが、結構な軽量化ではないでしょうか。クソ重たいノーマルマフラーやエキパイをチタンに換えるようなモンですな。ちょっと違うか、必要パーツまで外してますから。

その少なくなった五臓六腑を守るために、各パーツの間に内臓脂肪をたっぷりと仕込んであります。

その外側に、長年に渡り鍛え続けた筋肉が存在しています。これは自信あり。

がしかし、いくら鍛え抜かれた鋼のような筋肉でも、アスファルトに投げ出されて強打すれば、簡単に壊れてしまいます。

そこで、その大事な筋肉を保護する目的で、セッセと皮下脂肪をしこたま溜め込んだのです。主に腹部を重点的に。

 

これで現在の、冬眠前のツキノワグマ然としたボディが完成しました。この蓄えで、辛い修行のような治療を乗り切るのです。

 

話変わって。 

入院も1週間を超えると、どうしても体力が落ちてきます。一日中ベッドの上ですし、安静のために入院しているのですから当然ですね。

しかし、私には大事な仕事と、もっと大事な遊びがあります。このまま体力を垂れ流して失ってしまう訳にはいかないのです。

で、どうするか。

外出許可を得て教習所へ通ったりツーリングするなんて言語道断ですし、現実的ではありませんので割愛して。

私は文章を書くのが好きですし、仕事上もしょっちゅう書かないとなりません。

本気の書類等はMacBookProが登場しますが、ブログやLINEなどはウダウダと寝転んで携帯端末で打ったりします。その時に、ホントにしんどい時は軽いiPhoneになりますが、ソコソコ元気ならば、iPadを使うようにしています。

私の第二世代iPadは、クソでかい上に分厚く、しかもカバーを付けていますので結構な重量なんですよ。これを仰向けになり両手で上げ下げしながら文字を入力すると、1時間もすれば腕に良い張りが出てきます。

毎日8時間くらいはその体勢を持続していますので、これで上腕筋はセーフ。広背筋と大胸筋にも、少しは効果があるようで、体型は変わっていません。

 

いちばん問題なのが、大腿筋ですね。

狭い院内をぐるぐる歩き回っても直ぐに飽きてしまいますし、そんな動物園のクマ状態のオッさんにウロつかれたら、善良な患者のみなさんに迷惑です。

そこで、こればかりは少々安静とは遠ざかりますが、可能な限り外出許可を得て自宅に帰り、愛馬を押すのです。たまには始動させますよ、ごくたまに。

タンデムすると0.5トン近くあるその黒いお馬さん。信号待ちで支えるだけでも結構な筋トレです。逆に言えば、入院中何もせずに筋力を落としてしまうと、乗れなくなるのではないでしょうか。

 

こんな感じで、日々ボディの研鑽に励んでいる今日此の頃です。

2017.7.4