闘病記/抗がん剤は悪なのか? 〜未だにそんな事を言ってると笑われますよ〜

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2017.7.7 祝いの日のエッセイ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

今日は思うところをごくシンプルに。

最近、著名な元女子アナさんが亡くなりましたね。もう、安らかにしてあげたらと思うのですが、まだまだ連日芸能ニュースなどで取り上げられているようです。

どうかそっとしといてあげてください。彼女のご冥福を祈ります。

 

さて、それをタイムリーと医療系ライターが躍起になっているのか、医療系記事もがん関連が多くなっているようです。関心を持ってもらうのは喜ばしい事なんですが、今日の表題通り、未だに

抗がん剤は悪である!そんな毒物を身体に注入するのは百害あって一利無し」

みたいな表現が、素人だけではなく医師の文言からも窺えます。有料で著述している医師も存在しますね。

 

あはは。人の逝去の話をした後に不謹慎ですが、笑ってしまいます。

そうやって、自らが主宰する自由診療へ誘導したいのでしょうか?

確かに先日、拙文でも抗がん剤は毒薬指定です、と述べました。

だからなんです?がんを死滅させるための毒薬じゃないですか。もちろん、副作用はあります。しかし、卑弥呼の時代ならいざ知らず、もう鉄腕アトムが飛んでてもおかしくない21世紀ですよ?

がん細胞にも正常細胞にも同率に悪影響を及ぼすような創成期の抗がん剤しかないわけ無いじゃありませんか。

 

ピンポイントで攻撃する抗がん剤抗がん剤ではありませんが、分子レベルで兵糧攻めをする分子標的薬。

私が年末から受け始めた抗がん剤では、使用前に副作用がいかほど出るかを調べるDNA検査も受けました。 

吐き気には有効な吐き気止め。下痢には輸液などのコントロール

時代は日進月歩で進んでるんです。

 

実話として治療を受けている身から報告しますと(体験談と書くと、いかにも怪しいのでその表現は使いません)、私が現在受けているのは健保適用の標準治療です。依って、高額医療費制度の対象でもあり、一回何十万円もする薬剤を使用しても、月に数万円でリミッターが効きます。

この標準治療の抗がん剤で、私の全身を巡っているがん細胞は抑えられ、転移再発は最小限で済んでいます。もし抗がん剤 治療を拒否していたら、おそらく一昨年か昨年、生命を落としていたでしょう。

 

医師や製薬会社が儲けるための抗がん剤開発である、との意見は私感では論を待たない愚論であると思っています。多少なりとも経済原則を学んでいれば、解るはずです。設備投資や研究開発費を知ればある程度納得できますよね。

医師と企業の癒着事件が表面化すると、十把一からげに全てが悪だ!と唱える人がいますが、冷静に判断しましょう。その論調は、ワイドショーで芸能人の不倫を叩くものと同一になってませんか?

 

もちろん、インフォームドコンセントセカンドオピニオンは重要です。

患者本人も家族も、真剣に討論の時間を持つべきです。そして自身の中で確固たる方針が定まったら、今度は臆する事なく医師と対峙すべきでしょう。

 

行こか戻ろか立ち止まろうか。それを決めるのは医師ではなく、ましてや外野の声ではなく、患者本人です。

2017.7.7