雑感/季節の替わり目 〜夏なのに、東風吹かば。あけましておめでとうございます〜
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2017.7.19 エッセイ
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どうも、シバク・ドワレです。
いきなりですが、私は天下無双の晴れ男なんですよ。全国の花火大会や運動会などの屋外イベントの担当者さん、今からでも遅くないですよ。私を撮影に呼んだらきっと快晴の下、はれてイベントが成功するでしょう。
その証拠として、今日、私が退院したら梅雨が明けました。今年の夏もよろしくお願い申し上げます。
そんな高気圧オジさんの私ですが、自宅には壁掛けエアコンがありません。昨年、ブログを開始した当初にせんぞボヤキましたが、丸一年が経過しようとも、状況は変わらない。
いくら、山男オートバイ乗りにはクーラーなんぞ要らんのじゃ!と意地を張ってエアコン導入を見送り続けても、暑いものは暑い。
家内で熱中症なんて末代までの恥です。
どうしよう。
しかし、我が家には「コロナどこでもクーラー」なる、文明の利器があるのでした。
これは梅雨時などの部屋干し用除湿がメーンの機能で、おまけとしてスポット冷房が付いています。よくある水を入れて気化熱でなんとなく冷やこい風を出す冷風扇ではなく、ちゃんと熱交換器をバリバリ働かせて室温を下げるやつです、一応。
一昨年、真夏のキャラバンに持参して運転席と助手席の間に置き、発動機式発電機・ハツハツで稼働させてみましたが、排熱が上手くいかず、むしろ車内温度がドンドン上昇するというおちゃらけを仕出かした可愛いヤツです。
早速引っ張りだしてフィルターを掃除し、和室のふすまを総て閉じ切って稼働してみました。
果たして結果は
以下、使用状況レポート。但し、快適度には個人差がありますので、全て私感。
開始時の室温=33.2℃
西の風2m程度、曇り時々晴れ。
西向きのリビングに和室が隣接しているため、午後は西陽が当たり室温は急上昇。
で、
和室から本体付属のナイロン製排熱ホースを引っ張り出して、先に追加購入したエアダクト(巨大芋虫状を呈している蛇腹の部分)を接続して引き回します。
玄関側にある事務室にその先っぽを挿入し、一室だけ暑くして代わりに和室を冷やす作戦です。
2時間経過
室温=31℃
東の風3m前後、曇り。
2時間で約2℃涼しくなりました。なんだそれだけ?と、思うなかれ。この極限の状況では、その僅かな温度差がデカいのです。
これに付加して、和室を総て締め切ることによる眩しさの低減、及びスポットクーラーから噴出される冷風を直接身体に受けることによる体感温度の低下。これが大きいです。ちなみに、1mも離れると冷風ではなく単なる風に感じますが。
そして何よりも、除湿効果の至福を享受する快感。寒さを感じるには程遠い室温ですが、ベタつき感が無くなり、快適です。
結論、まだ夜は越してませんが、熱帯夜対策にはこれで充分かと。
しかし、必ずオチがつくのが私のブログ。
和室から一歩外に出て、玄関側からリビングへ吹き渡る風の涼しい事よ。西陽が曇って風向きも西から東へ変わり、涼風が吹いていたのです。
眩しさを除き、和室も廊下も大して変わりません。そう、ここは6階で、周りには田んぼしかない田舎なのでした。
やっぱ自然の風は気持ちええなあ。オチがついて落ち着きましたね。
2017.7.19