装備/テント紹介 〜モンベル・ムーンライト5型初設営/旅の宿、古く見えても黄金の御殿〜

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2017.8.23 アウトドアライフ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

 

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いきなりですが今、点滴を受けているんですが抗がん剤ではないんですよ。なんたらかんた〜ら、って言う肝機能改善のお薬。

あ、決して北海道で暴飲暴食したツケが回ってきた訳じゃありませんよ。違いますったら。

ある理由で近場に緊急入院して、胃と心臓の検査結果、重篤では無かったのでいつもの病院に転院したのでございます。ま、長きに渡る抗がん剤の副作用ですな。

そんなこんなでしばらく七転八倒しておりましたので、北海道の記録を残せていませんでした。これから何回かに分けて書いていこうと思います。

 

まずは手始めに北海道タンデムツーリングの宿泊内訳がてら、新規導入したテントが今日のお題です。

全行程8泊9日中、2泊は船中泊。上陸初日と離道前夜がビジホでした。残りの4泊は、テント泊。

テントは今回のツーリングに備えて新調したモンベル・ムーンライト5。中古です。専用グランシー、専用全面テントマット付きで¥16501送料込みで落札しました。

 

それまでの所有テントは、モンベル・クロノスドーム2/ダンロップ山岳2人用/ダンロップ山岳H型6人用。いずれも大昔にソロ登山・ツーリングやファミリーキャンプ用に揃えたものです。

妻と2人のツーリングだと、2人用では軽くコンパクトで良いのですが、荷物を置くスペースが無い。大事なヘルメットやブーツ、プロテクションウェアなどがてんこ盛りの二輪ツーリングでは致命的です。

一方、6人用では居住スペースは余るほどありますが、重くて嵩張るのと、設営がやや邪魔くさい。

 

この二律背反を解消すべく、それらの中間サイズを模索して新テント導入となりました。

長距離を駆け抜けた後にアウトドア素人の妻に設営を手伝わすのは余計に手間ですし、休息も与えないとならない。そこで、大昔から月夜でもヘッドランプ無しで設営可能との前口上がある、ムーンライトにしました。

到着してみると想像していたよりもグランシーとテントマットが大きく、むしろダンロップ6人用よりトータルパッキングサイズは大きくなりましたが、異形8角形のテント本体に合わせた専用グランシーとテントマットの安心感は抜群です。

特にマットは、隙間があるとそこに圧力をかけることにより浸水してきますので重要なポイントです。

担いで登る訳では無いので、重さは気にしないことにしました。

 

簡単に設営手順を紹介しましょう。普通は購入したら試し張りするもんですが、狭い和室で破れなどの点検をしただけでぶっつけ本番です。

 

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TSは、道東きりたっぷ岬キャンプ場。

まず、グランシーを拡げます。8箇所のコーナーに、5センチほどのアルミプラグが標準で固定されています。これはポールとフライのみを使用して、自立式タープとして使用するときのもの。

この日はほぼ無風でしたので、対角に4箇所のみペグダウンしました。強風の時は風上から全ペグを固定していけば、バタついたり飛ばされずに済みます。

同じように、強風時はポールやテントの袋を1つにまとめてカラビナで腰のベルトにぶら下げておくなどをしないと、一発で飛ばされます。北アルプスの稜線でビギナーのテント袋が岩壁の下に消えゆくのを、何度も見ました。

 

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次に、本体をグランシー上に拡げてからポールを組み立てます。当然、その段階で入口の向きを考慮する必要がありますが、このテントは前後に入口、左右に通気口があるシンメトリー構造になっており、180度間違っても問題ありませんが、90度間違うと思っているのと違う方向から出入りしなければなりません。しかし、本体をペグダウンする前ならよいしょと持ち上げて90度向きを変えられるので、組み上げても問題はありません。変則正方形のメリットですね。

この時は奥に見えるT先輩のタープを間借りしましたので、それに合わせました。

 

このA型2つを合わせた(上から見るとH型)ポール、実は同じモンベル・ムーンライト3のポールを2組使用しています。ですので、3の本体とフライのみを購入すればムーンライト3になる、とのメリットがあります。私はいっぱいテントを持っているのでそんなことしませんが。

ポールを繋ぐゴムロープの弾力は充分で、半分は勝手に組み上がります。古いテントの致命的欠点である、このゴムと防水性。まずはクリアです。

 

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だいぶ端折りますが、本体トップに有るフックをポールセンターに引っ掛けて、8本の先っぽをグランシーに付いているのと同じアルミプラグに差し込みます。これでテンションがかかり、自立します。

それから各ポール中央に本体のテープをマジックテープで止めます。後期型ではダンロップのようなフックに変更されているようです。

蛇足ですがこれらの写真では総てトップのフックが下側に交差しているポールに掛かっていますが、上の間違いです。下に掛けると暴風時にテンションが掛からず、テント解体の恐れがあります。撮影後に気付いて掛け直しました。

 

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フライを掛けて完成しました。設営時は疲れていた上に急いでいたので、この画像は翌朝です。画像左が出入口、右が通気口です。

この旧型のフライには前室がなく、降雨時には難儀します。タープを持参して覆うか、大枚一万円をはたいて新型の前後室付きフライを追加購入するか…。

 

使用感

霧多布では二泊三日概ね晴天で、何の問題もなく広い空間で寛ぎました。特にポールが垂直に近く立っており、圧迫感が無くて居住性は良好です。

設営時間も、看板に偽り無し。疲れた身体で1人で、撮影時間を除いて10分程度で張り終えました。

反面、移動した屈斜路湖和琴半島TSでは二泊三日の最終日未明から雨に降られ、フライの無い部分から側面を伝った雨が本体底生地とグランシーの間に溜まり、池となった部分から室内に浸水していました。

もちろん経年劣化による防水力低下もあるでしょうが、全面テントマットのおかげでシュラフカバーや荷物は濡れずに済みました。個人用のテントマットのみではこうはいかず、ウェアなどが濡れていたと思います。

嵩張りますが、専用品を持参して正解と思えた瞬間でした。

 

ともあれ、概ね妻はこの4泊5日の準長期(彼女にとって)キャンプ旅は満足に終えたようです。

もっとも、旭川のビジホに辿り着いた時にはセミダブルベッドに崩れ落ちていましたが。

 

野外遊びは、何事も一万尺も一歩からですね。ここで、懐かしの新人哀歌の一節を妻に捧げましょう。

 

いいぞいいぞとおだてられ

死にものぐるいで来てみれば

朝から晩まで飯炊きで

景色なんぞは夢のうち

 

2017.8.23