年末年始/雑感 〜病院に賀正はあるのか〜
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2017.12.11 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
本日よりまたまた入院での化学療法が無事に始まりました。18日間在宅で鋭気を養った訳ですが、そのくらいあっちゅう間ですな。
その間、OB会でレスキューをするわ、風邪を引くわでなんか多忙な休薬期間でしたが、もう本年の仕事納めも済ませましたので本来の意味での静養入院になりそうです。
退院は今のところの予定では、新年の1/4。年末ギリギリには退院して正月くらい家でゆっくりしたいところですが、次回のケモとの折り合いでそうなりました。退院するには12/29がリミットで、それを過ぎると1/3までは医事課が正月休みで出るに出られないのです。
恐怖の軟禁生活。
しかしよく考えたら、今までの人生でも年末年始は登山に行ったり長期キャラバンに出かけたりで、ろくに自宅で新年を迎えた事がありませんでした。
特にその時期の登山では、強烈寒波の襲来により北アルプス後立山連峰五龍岳遠見尾根で進退窮まり、年末年始の1週間をまるまる雪洞の中で過ごした事もあります。
昼メシは飴ちゃん3つ、腹が減るので排泄以外はジッと動かず。
究極の監禁生活。それなら今と一緒ですね。
無理に退院して人混みに揉まれずとも、独り病棟のベッドで年を越すのもまたおつなものでしょう。妻はあきらめてますしね、クリスマスもあけおめも。初詣にしたって、超混雑する三ヶ日より世間の仕事が始まっている4日以降のほうが行きやすいでしょう。
年が明けたら
さて、その初詣。
皆さんは、地元の氏神さまにお参りする派ですか?それとも、有名寺社仏閣派?
私は、どちらかと言えば地元派です。
今の身体では感染症予防の観点から必然的にそうなるのですが、昔からあまり大混雑するところは好きではありません。大阪人気質丸出しで、とにかく並ぶのが嫌いなんです。
東京ではあまりに昼間人口が多くて、主要駅近辺の飲食店での行列は味に関係無く必須なようですが、昼メシに並ぶなんて考えられない。それならコンビニでおにぎりでも買って、大きな公園のベンチか見晴らしの良い川辺なんかで食べる方がよほどマシです。
有名寺社仏閣の年越しも、ゆく年くる年を観てると凄まじい混雑ぶりで、何万人もの善男善女が行儀良く並んではりますよね。その光景自体は、良き日本の風習として不変であり続けて欲しいのですが、私はその行列には参加したくないです。
単に信仰心が乏しいだけですかね。
「そんな心の持ち方だから、がんになるんだ」
ともし言われたら、
「へぇ、おおきにありがとさんです。あなたのような清き生き方は、三下のアタシにはとてもできやしまへん」
とでも言い返します。
非建設的な、身のない論議はしませんから。
よく私は、万能感を持ち過ぎで自らを神格化していると言われますが、とんでもない。
そんな畏れ多い感情は少ししか持っていません。持ってるんかい!
冗談ですよ。
私はこと宗教に関しては、神社にお詣りに行ったあとにお寺で手を合わす、デフォルト的没個性日本人です。神様や仏様にすがって、それだけでがんを治せるなんて微塵も思ってません。
ちゃんと薬などで治療をして、神様や仏様には現状報告のご挨拶に伺い、道中の無事をお願いする。
そんな気持ちで参詣しております。
2017.12.11
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