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ご老人の独り言/雑感 〜ボソボソブツブツ〜

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2017.12.16 エッセイ                                                                           画像:伯耆大山とX4 typeLD

どうも、シバク・ドワレです。

鼻血がなかなか止まらない今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。

毎度恒例の入院愚痴です。理想では河島英五さんの時代遅れの歌詞のような男、または映画での健さんのような生き様に憧れますが、そんな定型に縛られるとストレスがかかるので存分に愚痴ります。

グチの時の画像は愛馬と山の風景が良いですな。心軽くなります。

 

さて、みなさん。

人は何故、中年を過ぎると独り言を呟くのか。私は独り言はまずありませんが。

①日頃から独居でクセになっている

②家族と同居しているが、あまりかまってもらえないので自己アピールのため

③自分の行動に自信が持てないので、示唆確認の意味で

 

①と③は、仕方ないでしょう。特に、③は奨励すべきことかもしれませんね。

問題は、②です。

人間、私のような変わり者を除くと誰しも寂しがりなんでしょう。いや、私だって妻と長く離れて一人入院するのは寂しい。

しかし、家で待つものがいる安心感からか、もともとコミュ障なのかはわかりませんが、病棟で寂しくなって誰かにかまって欲しいなんて思ったことすらありません。かまって欲しいどころか、かまわないでもらいたい。自分の事は自分でできますし、世間話しているヒマはあまりありません。シンドくてへばっているか、仕事しているかが入院での主な日常ですから。時々ブログも書きますが。

 

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私の入院している病院は、度々報告していますが四人部屋でも各ベッドの周囲にかなりゆとりがあり、カーテンを閉めても構わないのでけっこうな個室感があります。フェリーのS寝台(1人用)の大きいのんみたいな感じ。

がん病棟ですので、症状や治療時期がマチマチで、元気な患者も居れば話す事もままならない患者も居ます。その点が、産科や整形外科病棟と大きく異なる点でしょうか。それらの部屋なら皆、頭は元気ですから、快活な談笑が響いてきますもんね。

 

かまってちゃん 

副作用が一段落して元気になったお年寄り。

家族にとってはなによりでしょう。

心から祝福します、一部以外の方々は。

 

その一部が、かまってちゃんなんですよ。

カーテンを閉めていますから、直接会話することはありません。もちろん大人ですから、トイレなどの際に顔を合わせれば会釈はします。

しかし、その会釈が時候の挨拶に変貌する寸前に逃亡を図らないと、タイミングを逃すとエライことになりかねません。ウンコが漏れそうな状態かもしれんのに。

私はキッパリと断る性質ですが、気の弱い妻は連日のようにこれに苦しめられています。

そちらはかまってほしくとも、こちらはヒッソリと瞑想したいのです。

 

そこで彼ら(彼女ら)が使ってくる常套手段が、独り言なんです。

 

「えーっと、今日のドラマは何やったかいな」

「これ、えらい狭いところに置いてあるけど使ってもええんかいな」

と、我々他の患者に話しかけられてるのか否かの微妙な状態です。

返事はしません、そのリモコンを毎日使っていながら毎日同じ問いかけをしているのが判っていますから。認知症と診断された方は別室が用意されていますから、病気が起因しているのでは無いと思われます。

 

あくまでも私感ですが、奥様が病室にお越しになった時も紳士然として穏やかに話されている方には、かまってちゃんはかなりの低確率だと思われます。

それよりも、夫婦共に昔の大阪弁丸出しで、声が大きい人。もしくは、ダンナだけがアレヤコレヤと妻に世話させている人にかまってちゃんが多い様な気がします。

逆に、世話しに来たはずのヨメが大声で悪態を付き、そのあまりの威丈高な雰囲気に周囲が凍りつく夫婦は、その鬼ヨメが帰った後もダンナは小さくなっています。可哀想に。

その哀れなお年寄りの代わりに鬼ヨメを別室指導したろかとも思いますが、私には関係無いのであまりにうるさいとき以外は放置します。

 

うるさい時は言いますよ?

「病室では静かに願いますよ、談話室あるんですから」

とね。

すると大概、鬼ヨメ曰く

「あらイヤだ〜〜、静かにしないとね!!!」

と、倍ほどうるさくなりますが。

2017.12.16

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