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事故詳細 修理からの引取日決定/自作 バンコン キャンピングカー 〜恋しくて恋しくて切なさ溢れる〜

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2018.3.29 愛車復活予定

どうも、シバク・ドワレです。

 

3月頭に九州久留米へ墓参に向かう途中、志半ばでアクシデントに倒れた我がキャンピングカー・ロケバン。車両保険で修理する事ができ、その引取日が4/7に決まりました。その間ほとんど入院生活でしたし最新車両を貸与されていましたから困る事はありませんでした。

しかし、愛車が側にないのはなんとも糞切りが悪く、1週間も便秘が続いているような憂鬱さがつきまとっていました。万年下痢ですからそんな経験はありませんが。

 

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それは唐突に、震度5くらいの揺れから始まりました。

横揺れでは無く、少し離れた地で体感した阪神淡路大震災を想起させる、バウンドするような縦揺れです。その時私は、追越し車線を走っていました。バウンドからものの数十秒で、ガガガっという引きずり音とともに、ハンドルを左に持って行かれます。

頭に浮かんだのは、最近キャンピングカーで問題視されているバーストです。すかさずブレーキを踏みましたが、直ぐにスカスカになり効きません。ハザードを点灯させると、誠に有り難い事ですが追い越したばかりの、斜め後ろの走行車線を走っていた赤いセダンが同じタイミングでハザードを点けて減速してくれたのです。

とっさの判断で、サイドブレーキを軽く引っ張りながら左へ舵を切り、なんとか100m程過ぎたところで路側帯に入る事ができました。

降りてまず三角表示板を設置し、左後輪を見てみると。

なんとバーストして裂けているはずのタイヤどころか、ホイールもありません。

 

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見えているのは、無残に砕け散ったブレーキドラムの残骸と、折れたり曲がったりしたハブのボルトたち。

そう、バーストでは無くタイヤ脱落だったのです。

すかさず妻を助手席から降ろしてガイドワイヤー外の安全地帯に避難させ、私も移動しました。横を見ると離れたところで枯れ草が燃えています。原因は不明ですが、直ぐに119番。事情を説明すると、消防車を向かわせるので安全な場所にて待機するよう告げられました。

ほどなくして警察の高速交通機動隊と、NEXCOのPCがやってきて安全確保をしたのち、事情を聴かれました。消防車も来て軽く消火活動をし、幸いな事にNEXCO所有地の枯れ草が燃えただけで施設には影響ありませんでした。

しかし、まだ原因は判りません。推測では私のキャンピングカー左後輪から漏れ出したブレーキオイルに着火して、枯れ草に延焼した事案。

しかししかし、ここから謎が深まるのですが、駆けつけてくれた多数の緊急車両の誰もが本線上ではタイヤホイールを発見していないのです。そのため、数人の消防隊員の方々が枯れ草の斜面をかなり念入りに捜索しましたが、発見できず。普通の転がり方では到底飛び越えるなど不可能なガードロープがありますので、なんとも不可解です。

結果、沿道火災の原因は不明で処理されたようです。

 

偶然助かったけれど

残る私の懸念は、警察の事故処理でした。

バーストなら空気圧不足、脱落ならナットの締め忘れなど、何れにしても整備不良の疑いを持たれます。しかし、私はこのキャンピングカーを一月半前に購入・車検を通したばかりで、その1週間ほど後に個人経営ではありますが業者にてホイール交換を済ませたばかりでした。

高速隊員にそれを告げたところ、叱責よりもむしろ慰めの言葉を貰いました。

肝心のタイヤホイールが見つかっておらず、火災も原因不明ですので事故扱いとはならず、なんのお咎めもありませんでした。それをラッキー!ヒャッハーと喜んでいるのではありません。事実を伝えているのみです。

 

事故扱いとならないと、懸念されるのは任意保険に付随する車両保険の扱いです。

私は前車グランビアの時代は古くて車両価格が算定できない車体のため、車両保険には加入していませんでした。が、今回購入したニッサンキャラバンは、我が家にしては経過年数も新しく購入価格も高かったので、1月から車両保険に加入仕立てだったのです。法令や約款好きな私は、当然契約書を読み倒してパンクが保険適用外である事は知っていました。

では、今回のケースはどうなるのか?

やはり保険会社もプロですから、念入りに車両調査を重ねたようです。微妙なやり取りが続いた後、決め手となったのは業者にてホイール交換を行った点です。保険会社担当嬢は、私から業者にクレームを付けるのなら保険を使わずに済みますよ、と迷アドバイス??をくれましたが、そんなクレームを付けたところで締め忘れの証拠がありませんから、水掛け論になるのは火を見るよりも明らかです。

何より、いくら翌年の保険料が上がるとは言え、使わなければ保険を掛けた意味がありません。それに、謝ってくれたとしてもまだ開業したての若い経営者に何十万もの修理代を請求したところで即金で賠償させるのは困難でしょう。少額訴訟を提起するにしても、自己負担の期間が長すぎる上に証拠欠如により敗訴したら全てが終わります。

よって、結論。

二つ返事で車両保険を適用してもらう旨通知しました。

 

このアクシデントには幾らかの反省点もありますが、不幸中の幸いでもありました。

まず、業者を闇雲に信用してはいけない事。30年自分でタイヤ交換してきて、このような事象に遭遇した事は一度もありません。

次に、毎日は無理にしても、高速道路を利用する前には空気圧やナットの点検必須。

何よりも何よりも、取れたタイヤホイールが他車を直撃して二次災害を起こさなかった事、そしてバランスを崩して横転しなかった事。

そして、保険に加入して本当に良かったです。

まずレンタカーだけで30日×¥7000=¥210000。アクシデント時に路面に打ちつけたマフラー・ショックアブソーバー・ブレーキドラム・配管・ブレーキオイル交換などなど、どう考えても3~50万は掛かります。それを自己負担する事を想像するだけでも恐ろしい。九州の現場から修理工場までのレッカー代・2人の帰宅費用・引取の交通費など、その他にも多額の出費がありますが、全て任意保険の範疇です。

医療保険もそうですが、民間保険は生活を支援してくれるとても頼りになる杖です。加入を躊躇している方がおられましたら、迷わず入る事をお勧めします。

 

以上を反省と感謝して、これからも安全運行を心掛ける所存です。

2018.3.29

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