ロングキャラバン 若葉の旅 最終日/自作 バンコン キャンピングカー 〜新緑萌え、美濃の高原の彼方にアルプスを思う〜
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2018.4.18 東海セミロングキャラバン尾張〜美濃〜尾張〜伊勢〜伊賀〜大和〜河内
どうも、シバク・ドワレです。
大阪ではおっサンテレビで時期をずらして放送している旅番組の、「ぐっさん家」。その中で取り上げられていた道の駅、土岐美濃焼街道どんぶり会館に行ってきました。
RVパーク犬山ローレライ麦酒館の夜中は土砂降り。
朝7時に起きましたが、トイレに行くのも憂鬱なほど。これでは片付けをする気も起きず、二度寝しました。天気予報は9時頃からの晴天を告げています。
最近のコンピュータ予報は実に助かりますね。
ラジオで漁業気象を聴いて、雪洞やテントの中で天気図を作成していた現役時代とは隔世の感があります。10時頃にゴソゴソとシュラフから這い出てみると、台風ファミリーのような実に爽やかな青空です。
今日の主目的地へは、車で40分程しか離れていません。
急ぐ旅でも無し、のんびりと後ろの調度品が壊れないスピードで走ります。
爽やか。
それ以外に言葉が見つかりません。Tシャツで窓を開けて走る。入ってくる風は腕から頭を撫でて、後ろの窓から逃げてゆきます。
まるで信州の五月を走っているかのような錯覚は、30数年前の学生時代のよう。美濃の風が、私を時の旅人に陥れます。
本日のメーンイベントへ
風にラリっている間に、到着しました。
本館がどんぶりの意匠なんですね。蛇足ですか。言わなくても判りますよね。
一階が物産館、二階が食堂になっています。
広々とした空間が心地良いですね。
妻がここに来たがった二大要素です。
1点は、平日14〜16時だけ、日替わりで丼物が半額になること。2人で¥880で昼食を済ませました。今日は、名古屋八丁味噌の土手煮丼。
もう1点は、どんぶりソフトクリームです。一つ¥400と多少値は張りますが、食べた後どんぶりを持ち帰れるのです。食堂内で食べると、新品のどんぶりと交換してくれますので土産にピッタリですね。
もちろん、交通費などを考慮すると両方とも得にはなりません。しかし、それで良いのです。旅とはそういうもんやないでしょうか。
日頃経験できないことを、苦労して体感しに行く。いや、私は一杯のラーメンを食べるために往復6時間くらいかかっても、まったく苦にも思いません。それが旅ですからね。
食べ終わって陶器売り場をウロウロしていると、何やら妖しい看板を発見。
トイレが友達、ウォシュレットは親友の私としては見捨てるわけにはまいりません。
確かに入口やドアはDXでしたが、便器は金でできている訳でもなく普通でした。
決して、上のソフトクリームと重ねてご覧にならないでください。
食後の憩いは、本館の中からも外のデッキでも、清々しい景色を堪能できます。
今日の空はベストな配置でした。遠く屹立するのは、百名山の恵那山でしょうか。がんの原発オペ直後に苦労して登ったのが懐かしいです。
更に彼方には、中央アルプスの高峰が控えています。宝剣岳の頂上直下から45度を超える雪壁をスキーで滑り降りたのも良き思い出です。
大好きな国道19号線を名古屋まで南下しました。
名古屋は道が広く、空が大きい!
東京と並んで大好きな大都市です。
マンションの最上階まで届かんばかりに成長した樹々。
緑とコンクリートが程よく調和して、住みたくなる街です。ロケバンがあればいつでも住めますけどね。飽きたら、次の街に動けば良い。
もう17時前ですが、随分と日が長くなったものです。
名古屋の大都会からものの30分も走れば、水を張り終えた水田が美しく連なります。
木曽川と長良川の長大トラス橋を渡ると、しばし大陸気分に浸ることができます。
長島温泉スパーランドを外から見物して、鈴鹿で日没。
三日月と宵の明星が仲良く寄り添って迎えてくれています。
この後、名阪国道を爆走して無事に帰宅しました。
ああ、早く次の旅に出たい!
2018.4.18
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