車中泊考 荷物置き場/自作 バンコン キャンピングカー 〜荷物を増やすか、広大スペースか。二律背反の悩み〜
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2017.11.10 車中泊の工夫
どうも、シバク・ドワレです。
まだ広い次期車が納車されておらずグラが残っていますので、狭いミニバンでの車中泊のお話です。
webのメーカーサイトやネットニュースなどで、新車のキャンピングカーのカタログ写真を見かけた方も多いと思います。きれいですよね、車内。
花が活けてあったり、ワインのボトルとグラスがテーブルに飾ってあったり。
その商業主義にケチを付けるのが本記事の主旨ではありません。
住宅のモデルハウスと一緒で、最高の状態で展示してありますから、それはそれは広くて美しい状態です。照明も家具などが最高に見えるよう、工夫してあります。プロの作品ですから当然ですよね。
しかし、ある疑問を呈する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは、旅の荷物はどこへ行ったんや?ってことです。
新車展示ですから、元から生活感が無いのは当たり前ですが、それを実際に使う段になると様々な荷物が登場します。
わかりやすく解説するために、恥を忍んで自車の車中泊キャラバン中の画像をさらけ出します。
上二つは、リフォーム竣工当時。
下は10日間ほどのキャラバンの、4日目くらいでしょうか。
前後さかさまの画像しかありませんでしたから同角度の比較にはなっていませんが、いざ長期の旅に出かけると荷物がいかに増えるかはお判りかと。
後部奥に見えるのは、巨大RVボックス(発電機・トイレ収納)、その上にREGZA22インチとミニクーラーボックスです。
左ではせっかくの手洗い用のギャレーが、カップ麺や飲料など山積みで使用できなくなっています。
これでは画餅ですね。
さらに右側には、ダウンベストがぶら下がっています。この衣類、特にアウター類が曲者で、雨天や寒冷時などすぐに着られる状態でなければ意味が無いので、手の届くところにぶら下げるしかないのです。
さらに、就寝直前の図。
冬でしたので、電気ヒーターが追加されていますし、巨大なテーブルも使用しています。クーラーの上には窓からの冷えを防ぐマルチシェードが鎮座していますが、この時は夜遅くに着いて出発は早い予定でしたので、めんどくさいから装着しなかったのでしょう、おそらく。
手前には二人分のダウンシュラフが見えています。冬山(雪山)用のぬくぬくシュラフなのは良いのですが、これもかさばる荷物の一つ。
他にも、1週間分程度の着替え類、ダウンジャケット、2〜3日分の乾燥食糧、当日購入した生鮮食糧や酒などが加わります。私はルーフボックスを装着していますので、ベッド下と併せてかなりの収納スペースがあるのですが、それでもこの状態です。
夏は幾分マシにはなりますが、基本的には大差無いですね。
これに、オートキャンプ場でのBBQでもしようものなら、タープや焚火台、チェアなどのキャンプグッズが相当数プラスされますので、そうなると5ナンバーのセレナクラスのミニバンでは、ちょっときついと思います。
キャンプ場に着いてからは良いのですが、その往復に道の駅などでの車中泊をして地方巡りを楽しもうと思っても、寝るスペースがありません。
これは昼と夜、それぞれ違うコンロでの自炊風景です。
もちのろん、換気には十二分の配慮が必要ですが、その話ではありません。これだけの装備を持って行っても、収納スペースさえ確保すれば、片付ければ大人二人が大の字で寝られます。
ミニバンの限界
荷物持って行きすぎ。。。もっと断捨離してミニマリスト車中泊をしろよ、とのお声が聞こえてきそうですが、私は生活全般にシンプルイズベストとは全く思っておりませんので、聞き流します。流行りもの大嫌い。
帰省途中の一泊だけの仮眠とかなら、何も無いベッドの上で毛布かぶって寝るだけてのもアリかもしれません。
しかし、想像してみてください。カーテンなど無い車の中、バッテリーが上がるので照明も付けず、娯楽の全く無い状態で暗闇の中スマホの灯りのみに顔を照らされた50男が身じろぎもせず車内で横たわっている姿を・・・。オバケか!
私はそんな車中泊、嫌です。それならビジホに泊まります。登山でのテント暮らしは、山という大自然があるから、何も要らないのです。
とにかく、憧れのバンコンキャンピングカーを買う予定の人、もしくはミニバンをお持ちでいっちょ車中泊でもしようか、って人は荷物をどうするかをくれぐれも忘れずに。
話変わって、
今日、入院中三回目のケモの予定日でしたが、
月曜日の採血では50あった白血球が、24に半減していました。
好中球も12.4から8.8に減っていますね。よって、1週間延期。Lowを示すLマークが極端に増えていますので、仕方ありません。
ほんの4日でこれほど血液の組成を変えてしまう化学療法。しかし、私は辞めませんよ。ジタバタあがいてもどうなるもんでもありません。これで死期が早まるかもしれないし、伸びるかもしれない。
旅と一緒で、治療だって風の吹くまま、波間に揺られながら沈没だけはしないように自然体で臨みましょうか。
暖簾に腕押し、糠に釘。
2017.11.10
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