車中泊考察 ベッド/自作 バンコン キャンピングカー 〜その存在こそ第一義〜
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2017.12.31 寝場所
どうも、シバク・ドワレです。
まるでコーヒーの無いクリープのように、それが無いとちょっとなに言ってるかわからない、とその供述が意味不明になるのが車中泊でのベッド。
ミニバンなどの三列シート車では、フルリクライニングすればええやん?と思いますわな。それは、甘い!チッチッ
初代ステップワゴンのようにほぼフラットになるケースもなくは無いですが、最近のアルファードの如き高級車だと、独立性が高く走行時の安定を優先していますので、ベッドにしようにも真ん中が盛り上がってスタイリースタイリー状態になりとても朝まで寝れたもんじゃありません。
そのためかどうか、厚めの車中泊用エアマットの類いが市販されていますが、ただでさえ分厚い現代車のシートにそれを載せると、限りなく天井が迫り来るのであります。しかも、分厚いエアマットは極めて座り心地が悪く、かろうじて天井に頭が当たらないとしても、グラグラ揺れてジッとしていられません。
座ってビールも飲めず、着いたらただ寝るだけの車中泊なんぞ私はしたくありません。
毎回シートの段差埋めにタオルやらミニクッションを敷き詰めて布団を敷くなら、かなり快適にはなります。しかし、その段取りをダンナがする間、パートナーや子宝達を外で待たせなくてはなりません。秋や春の時候のよろしい時ならともかく、ゲリラ豪雨や猛吹雪の中なら?
一発で楽しいはずの車中泊旅が台無しになりますね。
では、どうするか?
キャンピングカーを買いましょう、などとの愚論は申しません。人にはそれぞれ事情ってもんがありますから。それに流行りのベッド兼用シートだけ架装したようなハイエース改造簡易キャンピングカーなどを4~500万も出して買ったところで、狭い日本がいきなり大陸に変貌する訳でもありません。狭いもんは狭いんです。
乗り心地は商用車のままってのもありますから、家族のひんしゅくを買う危険すらあります(トラックや商用バンは後部に荷物が少ないほど段差でハネますし、2WDだと雪道や坂道で後輪が空転します)。
そこで、投資を抑えつつ車中泊旅をする1つのヒントとして。
どうしても車内で禍福の時を過ごすなら、それなりの準備をしましょう。
先ほどのミニバンシートクッション穴埋めでも良いのですが、もっと楽なのは、ホムセンにて一枚¥1200程でコンクリートパネル、コンパネを買うのです。一枚サブロクと言い、90×180cmの大きさがありますから、スタッフに依頼して半分にカットしてもらいましょう。
すると、当然90×90=2になります。このサイズだと、ほぼどのミニバンでもリアの荷物スペースに立てて収まりますね。ささくれ立ってトゲが刺さると夜の暇つぶしには良いのですが痛いので、布テープで全周をカバーしませう。
これをフラットにしたシートに敷くだけで、かなり快適度は上がります。凝り性の方や、より快適性を訴求する私のような人は、2枚を蝶番で繋いで真ん中が浮き上がるのを防止したり、サイズを90×140=2枚にしてほぼリアシートをカバーさせるなど、工夫するのも一興ですね。
その上に硬質や低反発など(好みによる)の厚さ5cm程の家庭用マットを敷けば盤石です。私は朝起きると沈み込んだ腰が痛くなり、寝返りも打ちにくい低反発は嫌いです。束縛されるのが大嫌いなんです。
私も、自作の初期にはそうやって子供達と寝ていました。無論、日々単独でのトレーニングを欠かさず、如何に悪天候の中でサッとベッドメイクして家族を危険に晒さないかはあなた次第です。
これは禁断の果実、踏み込んだらぬかるみから抜け出す事は困難になりますので、あくまでも自分の性格と事故時の対処を熟慮の上、決行して下さりますよう。
これもベッド
さあ、今年も残り少なくなりましたね。
どんな車中泊用ベッドよりも快適やけど窮屈な、病院ベッドで新年を迎えますか。
これぞホンマの寝正月。
今年一年、ご愛読ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
2017.12.31
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