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風/雑感 〜友となり、我が身もやがて風となり〜

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 2018.5.29 エッセイ

どうも、シバク・ドワレです。

風。そよ吹く風、微風。それが大好きです。

台風や強風は、もちろんNG。テントが壊れますし、オートバイは倒れそうになるし。自宅だって、6階で前後に何も建ってないから少し風が強いと吹き抜けて危険です。 

 

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風に乗って大空を飛び回るとんび。

あんな風に飛べたら気持ちいいやろなあ。

でも、私にはオートバイがあります。高速道路をぶっ飛ばしても、風が敵になるだけ。この琵琶湖湖岸道路みたいにずっと信号が無い下道を、カウルを一番下に倒して、制限速度ちょいくらいでぽこぽこ走ると心地よい風を全身に受けることができます。

冬はオートバイの厳しさを教えてくれる風も、春から秋にかけては友達です。

いちばん、自由を感じるひとときですね。

 

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キャンピングカー・ロケバンのスライド窓だって、オートバイに負けていません。

静かな道の駅や人のいないゲレンデに駐車してその窓を開けたら、もう友達である風は遠慮会釈なしに車内に入ってきます。時にはお腹をくすぐって、寝冷えのいたずらをするやんちゃなやつ。タオルケットくらいは掛けないとね。

これからの季節、車中泊は暑さとの闘いになります。

そんなとき、風は大いに味方をしてくれて、熱中症の予防をしてくれます。

 

機械の風なんかより、大自然の風を仲間に呼んで

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ウォーキングの時だって、風はもちろん親友です。

アスファルトの照り返しに負けそうになったときでも、その友達がいれば元気に歩けます。少し高いところまで歩いて登って、樹林帯を抜けて稜線に出た瞬間に吹き渡る風。

それ以上に心地よい機械の空調に、いまだかつて私は出会ったことがありません。

前穂高岳の岳沢に天然クーラーの吹き下ろしとのポイントがありますが、クーラーを最強にしたってあんな冷たい風は出ないでしょう。 真夏の一服の清涼感です。

山人を時に困らせ、時に安らぎを与える風。

これが無ければ、私は登山をしてなかったかもしれません。

 

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スキーはオートバイにそっくりです。

違うのは、万有引力に引っ張られ、外足の加重だけでどんどん好きな方向に曲がれること。坂道でのオートバイもいっしょか。ただエンジンが付いているだけやね。

誰も滑っていないバージンスノーにアタックするとき、風が後ろから押してくれます。

最初の一歩さえ怖がらずに踏み出して、スキーの先端を少し持ち上げて少し荷重を移動してやれば後は右に左にショートターンを繰り返し、勝手に降りて行く。それはモーターボートで滑走するのに似ています。

オートバイになり、モーターボートにもなるSKI。

でも、いちばん気持ち良いのは自分が風になることです。風になって、野山を自在に駆け巡る。いつまでもそんな暮らしをしていたいです。

 

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本日は、この入院3回目の化学療法でした。

身体はだるいけど、ブログ書いてたら忘れました。

病室にクマの写真があれば何故か落ち着くわたし。見守られてる感、満載です。

 

はやく風に乗って病室から抜け出して、ツーリングに行きたいなあ。

2018.5.29

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