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梅雨どき九州キャラバン10日目〜最終日/ロングキャラバン 〜ただ走る、それは余韻に浸るとき〜

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2019.6.18~19 九州の旅帰路ラストスパート 長門〜石見〜出雲〜伯耆〜美作〜備前〜播磨〜摂津〜河内

どうも、シバク・ドワレです。

長く感じる狭いキャンピングカーでの旅も、終盤になるともっと長ければ良いなあと思うのが不思議です。

狭いと自虐しましたが、以前に比べればずいぶんと広くなりましたし、河内のガウディを自認している(けっして他認はされない)私が丹精込めて毎月リフォームしている内装のおかげで、くつろぎの空間に仕上がっているからでしょう。自画自賛

 

さて、前日は秋吉台大自然に叡知を感じ、金子みすゞ女史の儚き人生に胸を打たれました。

RVパーク併設の道の駅阿武町にてRVパークは使わず、温泉のみ享受した私たちは、すぐ後ろに巨大キャブコンを駐められて車外で大騒ぎする老害に辟易したものの、22時を超えた段階での私のパトロールの成果で静かになり、ゆっくり休むことができました。

病院のタコ部屋で老害に苦しみ、それから逃れるために旅に出ても老害に苦しむ。

テンションを上げるのは勝手ですが、他人がいるときは静かにしてください。

 

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何かと次の予定地質問攻撃か、キャンピングカー自慢をされるに決まっており顔を合わすのも嫌なので、なるべく時間をずらして後ろの巨大キャブコンとは違う時間に出発。

これをコミュ障と思うかどうかは、読んでいただいている皆さんに任せます。

 

私はキャンピングカーに関しては、もう情報は不要ですし誰かに押し付けようとも思いません。現地で開いたドアから興味津々で突然車内を覗かれる嫌な思いをしたことがあるのは私だけではないと思います。家の中ですよ?

決め付けはいけませんが、なにより親子ほど離れた年齢ではどちらかが相当上がるか降りないと話も合いません。

 

帰路はほんとうに特筆することがないので愚痴りまくりですが、順調に無料高速をひた走って、どんどん距離を稼ぎます。

 

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巨大なモニュメント状の橋脚が面白い、石見海浜公園。

確か国体だったかなんかの国家的イベントがあったときに整備されたはずですが、忘れました。

天気は良くありませんが、帰るだけなので気になりません。

 

 

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一気に帰ろうと思えば帰れますが、しんどいので程よい距離にある中間点の松江道(有料区間宍道湖SAに錨を下ろしましょう。

ここは定宿としている良い場所で、尻切れとんぼの自専道の、しかも無料がほとんどの中で有料区間にありますので、いつも空いています。てか独占状態。

大型車スペースには数台の車中泊組がいますが、駐車スペースの配置が絶妙で、お互いに干渉しません。

小型車スペースも最近良くあるななめ駐めの向かい合わせ形式なので、ここに大型車が割り込んでくることもありません。

 

これは停泊地を決める大きなポイントで、旧来のスーパーマーケット方式の小型車スペースだと、空いているときにトイレ近くの利点欲しさか大型トラックがすぐ横にくることが多いのです。

さすがにすぐ真横で保冷車にジェネを焚かれると寝られたもんではありませんので、なるべく古いSAPAでは寝ないようにしています。

下へ続く

いよいよ最終日

 

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そして明くる6/19、最終日です。

今までずっと無料区間の片側1車線高速を走ってきましたので、この4車線が新鮮です。

有料部分なのと、県庁所在地だからでしょう。

 

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そのまま無料高速に乗り続けて米子を通過。

百名山の名峰、伯耆大山が見えてきましたがこの日は霞が出てシルエットです。

富士山に代表されるように、独立峰の周りには複雑な気流が渦巻いていますので、くっきりはっきりと見えるのは相当ラッキーです。日頃の行いですな。

 

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鳥取砂丘が近くなってきた頃、恐ろしい看板がありました。

キャブコンほどではありませんが、高級セダンやスポーツカーに比べると大幅に重心が高く、常に横転の危険性をはらむキャンピングカーは要注意スポットです。肝に銘じましょう。

 



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全通なった鳥取道へと通じる米子からの無料高速で、唯一地上部分を走る区間に道の駅大栄があります。

ここはみんな大好き名探偵コナン君を生み出した、青山剛昌ふるさと館が併設されています。

毎度のことながら中には入らずに、表の広場に鎮座しているビートルの写真だけ撮ります。阿笠博士がのんびり休憩していますね。

 

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あがさ博士と別れて、すぐにまた無料高速に戻ります。

つい先日、長いこと工事をしていた鳥取市西部の区間が開通して、これで倉吉市から大阪まで、つまり青森までも高速道路だけで走れるようになりました。

清貧かつ下道ヲタクの私は、無料区間が終了する岡山県美作地方で下に降りますが。

 

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無料区間も終了間際の鳥取市河原町あたりで、復元された河原城を望みます。

一度も寄ったこともありませんし、歴史的由来も知りませんので今度予習して寄ってみよう。

 

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どか〜〜んと間をはしょって、国道2号線に出ました。

マイホームロードです。これは兵庫県の西の端っこ、JR相生駅。新幹線の駅とは思えない長閑さです。

 

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いつも往路に立ち寄るソウルフードである、らーめん2国。

今日は伊川谷店ではなく、はまこく(国道250号/明姫幹線)沿いにある加古川本店に寄りました。

にんにくラーメンに始まり、にんにくラーメンで終わる。

行きしなはこれから始まる道中への英気を養い、帰りしなは今までの旅の疲れを取り去るために。

いただきます。

 

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はまこくの加古川市播磨町境あたりで突然の大渋滞があり、どうしたのかと思ったら大事故があったようです。

救急車だけでも5台くらい往来していました。

同じ型の日産キャラバンE25スーパーロングハイルーフも巻き込まれたみたいで、他人事ではありません。被害が少なく済みますように。

 

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さんでんこと山陽電鉄と並走しながら明石海峡大橋通過。

もう開通して20年位経つので、止まって写真を撮る人などほとんど見かけません。できたときは凄かったのに。

 

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神戸でエンプティランプが点灯しましたので、しばらく走りながら最安スタンドを探して給油。

オドメーターは554.7kmを指しており、過去最長記録更新です。荷物満載で過積載すれすれ(約3トン)の割に、約10km/Lを走るのはさすがディーゼルエンジンの面目躍如なのと、下道を含めますが長距離走行のおかげでしょう。高速道路のみをゆっくりと走れば、もう少し伸びると思われます。


この後はさすがに渋滞に巻き込まれるのは嫌なので阪神高速を利用し、新設された尼崎PAでうんこなどしながらゆっくり21時頃に帰宅しました。

9泊11日に渡る九州/西中国キャラバン。

今回も無事故無違反で走ることができました。

撮影地での快晴や名物料理より、それがいちばんの成果です。

 

さあ、次はいざ信濃路へ!

2019.6.26記

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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