ロケバン小リフォーム・電子レンジ移設/自作 バンコン キャンピングカー 〜チンするとき、手元にあればなお嬉し〜
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2018.9.22 ロケバン小細工
どうも、シバク・ドワレです。
リノベーション時に導入したコンパクト電子レンジの位置が最後部なので使い辛いのを、何度も記事に上げましたね。そこで三日間の抗がん剤注入も終わり、ヒマができたのでさっそく移設を挙行しました。
実は昨日から外泊許可を得て帰宅しており、朝メシに妻特製のホットドッグと共に特大グレープフルーツがありましたので、愛用のナイフを取り出してサクサク切りました。
南米産のこのナイフ、なんて名前か忘れましたがレアなウッドを柄に使用しており、刃には独特の紋様があり、見ているだけで楽しくなります。
本革のケースも付属していますから、キャンプ時には腰のベルトに通してすぐに使えますが、刃長はクリアしてるものの街中でそんなことしてたら一発で職質モンですな。
保管には十二分に留意しとります。
で、その小型電子レンジ。
ダイニングの冷蔵庫裏、つまりリアゲートの直前の前に向かって右側に置いていたのですが、扉が左開きなので、車内からだと扉が反対に開いて、温めた食品が取り出し難い事この上ない。
そこで、以前使用していた、中が空洞になっている天然木のサイドテーブルを引っ張り出し、ギャレーの前、スライドドアの直後にセットしてみました。
この台は、その場所にピッタリサイズです。
ダイソーの滑り止めマットの上に、更にウレタン床材を敷いて衝撃吸収材とし。。。
置いてみました。
ジャストサイズ!とは行かず、少々出っ張りましたが、自重によりまあ安定しています。
しかし微妙に前下がりなのか、開けた扉が勝手に閉まってしまいます。
そこで、野生鹿の角で支えてみました。
この立派なツノは、土産物屋で購入したのではなく、南アルプスの前座にある中級山岳に登山した時、正に深山幽谷といった気配の幽邃な場所に落ちていたのを拾って帰ったのです。逞しい雄ジカの角が、生え変わりのときにその「ぬた場(鹿や猪などが土に背中を擦り付けて入浴代わりにする場所)」に落ちていったのでしょう。
野生のパワーを享受して、がん治療に役立てることにします。
まあ、私は元々野生クマと妖怪のハーフですから、仲間ですが。
置いただけではコーナリングの最中に吹っ飛びますので、タナックスかなんかの天井収納ネットで包んで、側壁のグリップを支点にして落下防止策を講じます。
このネット、いつ買ったのか覚えていないくらい昔のものですが、取り付け用のフックが2×4箇所ありますので、天井に四隅を拡げて使えばシュラフなどを収納できますし、トートバッグ状に吊るせばペットボトルなどの結構な重量物をぶら下げる事もでき、重宝しています。
下の中空台はこんな感じで収納棚も兼ねており、デッドスペースを作りません。
横に座ってみましたが、小振りなので特に圧迫感は感じませんでした。
何より、ベンチ/ベッドから左開きに扉を開ける事が可能になり、使い勝手は大躍進です。これは冷蔵庫にも言える事で、それを考慮してレイアウトを設定しました。
ちょっとした事なんですが、こういう事がストレスを生み出すのですよ。
電子レンジを移設したので画像左奥にある水洗トイレのポルタポッティが独立し、使用時にセンターにある大シンクと入れ替えるのが容易になりました。
これで土砂降りの夜も怖くありません。
下へ続く
さて、小物の整理をば
電子レンジ移設が簡単に滞りなく完了しましたので、遊び心を出しました。
AutoCamper誌の付録で付いていた可愛いランチョンマットを、木曽ヒノキのまな板に被してみました。これで立派な就寝時のサイドテーブルになります。
それでは、寝る用意をご覧に入れましょう。
先ずはカーテンを閉めて、先程のまな板サイドテーブルをベッドマットと側壁の隙間に立てて収納します。これでベッドは広々と使えます。
そして、厚めのベッドカバーを敷き詰めて、枕を二つ並べて。
頭上にはティッシュ箱がぶら下がっていますので、鼻をかむのにすぐ手が届きます。
ただそれだけですが。
このリビング掘りごたつ状態から、
こうベッドにするのにかかる時間は2分ほど。
カップテーブルを持ち上げて、脚のポールは床下へ、天板はギャレーの前へ立てて収納。
クロスさせて上に置いていた一枚のベッドマットを元に戻して、ベッドカバーを拡げるだけです。先日の岡山キャラバンまでは高反発マットを敷いていましたが、その作業が大変なのと、ベンチテーブル時に収納場所に困りますので、自宅に転用する事にして、廃しました。
見栄えを別にすれば、ビルダー製キャンピングカーに良くあるFASPなどの前後反転型キャンピングカー用シートを展開するよりも、素早くベッドに展開できます。あれ、動作が重たい上にヘッドレストを4つ外したりするのが大変なんですよ。
しかもシートが分厚すぎて、下に物を収納しにくい。
もちろん車内で作業を完結できますから、雨天時にも安心。その間、妻には助手席に座っててもらうか、後部のダイニング通路にて立って待ってもらいましょう。
ああ、楽しかった!
2019.9.22
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。