ロケバンリフォーム・ベッド低床化&フローリング床暖房施工/自作 バンコン キャンピングカー 〜天井高く、馬肥ゆる秋にシャバに出るなり〜
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2019.10.23施工 ロケバン中規模リフォーム
どうも、シバク・ドワレです。
ロケバンリフォームファンの皆さま、長らくお待たせ致しました!するとこが無くて思案していたのですが、思い付いたんですよ、遂に。
去る9月にリノベーションして居室の前部にベッドを移設してから、気になっていたベッドの高さ。
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突貫工事と言う名の、いつもの手抜き工事。
それにより、セカンドシートをただ背もたれを倒しただけで施工した結果、窓からベッド面までが非常に近い、座敷牢状態になっとったんですわ。そんな状態のことを座敷牢って言うのか知りませんけど。適当。。。
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ベッドマットの上に、これからの季節はあったかい厚めの敷物を敷きますので更に床面は高くなり、もう寝転んで窓を開けたら、横を通る人とマトモに目が合います。
妻は、私と顔を合わせたお年寄りが心不全になる確率が高過ぎるから、外を見たらアカン!などとふざけたことを抜かしますが、確かに私と目が合った人の九割九分九厘は目をそらします。
なんでやろ。こんな男前に見つめられて、照れてはるんやろか。
と、自分の顔が悪役商会だったことをすっかり忘れて棚に上げ、作業にかかりましょう。
外の人と目が合うのはどうでもいいんですが、ベッド床面が高い→天井周りにある棚たちが顔のすぐ近くに存在する。これでは長旅の快適性を損なう、不本意な状況です。
実際、前回の車中泊では平安貴族並みに可愛い妻が、何度も頭を扉付き棚にぶち当てて、キャイ〜ンと鳴いていました。
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そこで、しんどい身体にムチ打って、いったん敷いてあるラグやらベッドマットやらJBLのスピーカーやらオーディオセットやらを全部車外に搬出し、ベースの木材を解体しました。
ゼロベースからのやり直しです。
そして、セカンドシートの背もたれを解体撤去。
これだけで13cmほど、床面を下げる事が可能になります。
綿密に現物採寸をいつに無く慎重に行い、ベッドベースの脚を短く切断します。
後部のベースも、同様に脚を切断。
車外で組み立てたのちに戻してみたところ、前後がピッタリ数ミリの誤差もなく収まりました。後部ベースの下には、サブバッテリーを収納しているカラーボックスがありますから、低くするのはこれが限界です。
早速ベッドマットを元に戻し、ラグも敷きつめてみました。
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おお、思惑どおり窓よりかなり下に床面が下がりました。
これなら、寝転んでも顔は壁で隠れますし、座って飲食するときにも外の景色が見やすくなりました。
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ちょっとわかり難いですが、ベッド面からテレビまでが高くなっています。
プリメインアンプを収納しているウッドシェルフの上面にテレビ下部がカブっていたのが、10cm程の隙間ができている事により証明できますね。
なにより、天井が高くなるのは開放感を感じる最大のテーマですので、大成功。
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時間切れでカウンターまではセットできませんでしたが、施工前はカウンターをセットすると窓の下半分くらいまで塞いでいましたが、施工後は窓の大半を活かして借景を感じることができそうです。
低床化するだけで、居住空間がとても広くなった感じを受けます。やはり先述のように、天井までが遠くなる事に因る、視覚的効果が大きいようです。空間設計の基本ですよね。
下へ続く
冬が来る前に
退院したら、恒例のロングキャラバンに出かけます。
で、もう暦は霜月を迎えますから、ぼちぼち冷え込んでくることも予想されます。特に後半では蒸気機関車を求めて山間部で車中泊をしますので、床暖房設備を施工する事にしました。
ちょうどロングキャラバンの中日に妻の診察が大阪市の病院でありますので、それを挟んで前半の西行きと、後半の東行きの二部構成。しかし、家には寄らずに、通過する予定です。正に東奔西走、延べ10日ほどの旅になります。
夏の畳がウソのような、初めてのフローリング仕様。
怪しい昭和の和風サロンを名乗っていた我がロケバンですが、なんか普通の洋風部屋に格落ちしてしまいました。
と、床暖房だのフローリングだのとたいそうに勿体つけて書きましたが、なんのことはない。
フローリング調の電気カーペットを敷いただけです。しかし、立派な床暖房でしょ?モノは言いよう、ですわ。
MAXだと400Wの出力がある頼もしい電気カーペットですが、電子レンジ用の1500W正弦波インバータがありますからなんの問題もありません。もちろんサブバッテリーの残圧管理には留意しなければなりませんが、省エネモードだと数十Wしか消費しませんので、なんとかなるでしょう。
昼からの自宅駐車場でのリフォームを終えて、妻とハグする間もなく急いで帰院しました。
ハグはしませんが、もちろんスガキヤ肉入りラーメンはかきこみます。今日は単なる大盛りに留めて、メンマとネギの10倍追加トッピングはガマンしました。
実はキャラバン前半の西行きで、部屋に露天風呂と通信カラオケ設備がある素晴らしい宿を押さえてあるので、節約モード発令中なんですわ。
当然ながら、今回のリフォームは経費ゼロ円。
しばらく病院のベッドで寝たきりでしたから、最初の1時間ほどは地獄のシンドさでしたが、それも3時間くらい経過する頃にはいつもの体力が復活し、大過なくリフォームも完工しました。
さあ、退院したら行くでぇ!
2019.10.24記
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。