秋真っ盛りキャラバン2019・第一部鳥取編二日目 米子道蒜山SA〜部屋付き露天風呂の宿/ロングキャラバン 〜日本海に沈む夕日を肴に、露天風呂にて一献〜
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2019.10.28〜30 ロングキャラバン河内〜摂津〜播磨〜美作〜因幡〜伯耆〜因幡
どうも、シバク・ドワレです。
速報通り、鳥取の部屋露天風呂&通信カラオケ付き二階建て貸別荘(コンドミニアム)にて入院治療の垢を落としました。
本日は、大阪にて妻の定期受診を済ませて、土曜日の東京見物に向けて東進中です。
10/28、既に遠い昔のノリに感じられてよく覚えていませんが、おそらく午前10時ごろに自宅を出発して新名神へ。
初日に蒜山高原サービスエリアに到着したかったので、この日は珍しく高速道路オンリーの移動日です。
加西SAのフードコートで、実に久しぶりにカツ丼を注文しました。
ラーメン以外の外食はほぼトンカツ定食な私。なんかこの日はそれではなく、妙にカツ丼が食いたくなったんです。期待に応えてくれて、実に美味かった。フードコートで¥900もするんですから当然ですよね。
カツ丼を食い終わって昼寝をして目覚めたら、4時間も経過してました。
退院の翌日、高校の学年全体同窓会に参加して車中泊して帰宅しましたので、やはり身体はヘトヘトに疲れているようです。
とっぷりと日が暮れた中国自動車道をひた走り、予定通り米子自動車道の蒜山高原SAに錨を下ろしました。
高原ですからさすがに寒く、早くもダウンジャケットの登場です。平日の終点間近のサービスエリアとあって、ガラガラ。
このカップホルダー、どこかで見たことあるでしょう。
そう、大型バスのシート背面に付いてるヤツです。ヤフオクに四個ワンセットで格安で出品されており、即決価格で落札しました。
三箇所をビス留めして固定でき、業務用だけあって安定感は抜群です。二個を後部リビングのテーブルに付けて、二個はフロントの運転席と助手席間のコックピットに置いてある木製コンソールボックスに取り付けました。
下へ続く
カラオケに酔いしれて
明けて10/29。
妖怪スイトンに迎えられ、蒜山高原に入りました。蒜山そのものは見えたり隠れたりですが、久しぶりに高原を満喫できました。
ここは観光地ではありますがあか抜けしておらず、、、いや言い方を間違えました、俗化されておらず、素朴な情景が北海道の片田舎を連想させるとても良いところです。
人口密集地帯である西日本には珍しい、人の気配を気にしないでよいところ。大好きです。
蒜山高原にはもう何十回も訪れているのですが、何故か初めて来てみた「タンチョウの里」。
最初は牛のお尻だけが見えて、肝心のタンチョウの姿が見えなくてガッカリしかけたんです。しかしカメラをセットしたらつがいで表に出てきてくれ、一通り撮影し終わってロケバンを出そうとしたらまた厩舎の中へ戻って行きました。
なんてしつけが行き届いている、と言うかサービス満点と言うか。きっと高額なギャラを貰ってるのでしょう。
午前中はパッとしない天気でドン曇りだったのですが、蒜山高原から大山環状道路に入る頃に見事晴れ渡りました。日頃の行いは誠によろしく無いのですが、天は我を見放さず。
ダイジェストにて既報の通り、鍵掛峠からの大山南壁と紅葉です。
何度訪れても飽きさせることの無い秀麗な山容が、闘病疲れを一気に吹き飛ばしてくれました。
しかし、夜になってテレビで知ったのですが、我々が見上げていた正にその頃、地元の山好きな男性がこの崩壊著しい痩せ尾根から転落し、尊い命を落としてしまいました。
報道によると経験が浅かったらしいのですが、熟練者でも落ちるときは落ちます。
ご冥福をお祈りします。
大山南壁から西へと環状道路を回りこみ、桝水高原に入りました。
ここで石臼挽きたてとの文言につられてざるそばをいただきました。食券制を採用した、よくある観光地の大食堂風のその雰囲気。
ハッキリ申しましてあまり期待はしなかったのですが、見事に裏切られて大満足。細かな事はよくわかりませんが、とにかく美味かった。
ウンチクはいりません。蕎麦は美味いか否か。
其れだけです。
今宵の宿は大山町の海沿いなんですが、ここまで来たら私のど定番、境港市にある激安海鮮市場、巨大スーパーマーケットのPLANT5です。
さすが日本海側でも屈指の漁港である境港、魚も新鮮で安いのですがカニの安さぶりったら。
姫ズワイガニと言って、山陰ブランドのズワイガニや北陸の松葉ガニよりはかなりランクが落ちますが、脚が一本二本取れているC級品を大量に仕入れているのでしょう。
そこそこの大きさで一杯¥398〜598と、大阪ではあり得ない価格。
浜茹でしてありますので、そのまま食べられるのも旅の途中には嬉しい限りです。
写真下の一番下の黄色っぽい魚。
私が若狭湾でマイボート釣りをしていた時の秋の味覚、アマダイの嬉しい外道であるアオハタです。
いや、外道なんて言うのはあまりに失礼。
ハタ系の名に恥じず、コリコリした食感が造りにするとたまらんのです。
鮮魚コーナーで見つけて、速攻でゲットして三枚におろしてもらいました。
そして、鳥取県大山町にある、その名も「漁火の宿 海宴坊」です。
海側か山側か、露天風呂付きのウッドデッキの有無、通信カラオケの有無によりかなり部屋代が変動します。
私は平日の15時から翌朝10時までで、¥14600のところをじゃらんポイント¥1100を使用して¥13500で2人で使いました。
一棟貸しの料金ですから、もちろんふた家族なら半額になりますね。
しかしカラオケや飲食をするスペースはめちゃくちゃ広いのですが、布団はロフトに四組程度しか敷けませんので、大人数でのパーティには向きません。
やはり、気の合うひと数名か、家族だけで使うのがいちばん気楽で良いかと思われます。
とにかく、楽しかった!
2019.10.31記
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。