車中泊と夫婦喧嘩/車中泊 〜イライラとしたときにはしばし沈黙、のち饒舌〜
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2020.5.9 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
昨日は手術退院後一発目の外来受診を受けてきました。キズの方は順調に回復していますが、筋肉の落ち方はなかなかのスピードで、リハビリと言う名のその辺りの散歩ではとても追い付きません。
慌ててダイソーでステッキを購入して、片方だけ杖をつく生活です。
これほどまでに、全身麻酔下での手術が抗がん剤治療中の人間の体力を落とすものとは知りませんでした。がんの主治医が反対した理由が判りましたよ。
抗がん剤を打つのは休薬期間にハマっていましたからスケジュール変更はないのですが、寝たきりの時間が長くなるために、筋力が落ちるのと食欲が無くなるのです。
私は今は茶碗に半分くらいのメシを食うと吐き気に見舞われ、それ以上食べることができません。ラーメンやうどんなども、半人前が良いところ。
復活せんかなぁ、食欲。。。
さて、表題の夫婦喧嘩。
私達夫婦は、玄関を出てロケバンに荷物を積み終わる頃にはもうケンカしています。
なに、本気の殴り合いなどでは決してなく、アレを忘れたとか出るのが遅くなって予定が狂った、とかのささやかな喧嘩です。
しばらく口を聞かない時もありますが、そのうち妻が静寂に耐えかねてなんらかの質問をしてきますので、私もすかさず待ってましたとばかり返事をします。
敢えて喧嘩直後には、何も言わないようにしています。妻のハラワタが煮えくり返っているとしたら、火に油を注ぐ結果は目に見えているからです。
原因がどちらにあるとしても、しばしの沈黙に耐えられる能力・適性は私に軍配が上がりますので、妻が落ち着くのを見計らって適当に声を掛けてやれば、直ぐに元に戻ります。
他にも道中で同じように口論になる事が多々ありますが、いずれも私は激論は交わさず、腰やがんの疼痛でシンドイからもう寝る!宣言をしてしばらく寝ます。
すると、目覚めた時には大概は妻の機嫌は元に戻っています。
それから買ってあった食材で車内夕飯を作るか、ない時は外食に向かいますが、箸を握る頃になればもうすっかり忘れてはしゃぎ回る妻。
世の女性の中には、男が土下座でもしない限り絶対に折れないヒトもいるかもしれませんが、我が妻に限ってはそれはありません。
そんな事、私は永久にしない事を解っているからでしょう。
道の駅やSAでもしょっちゅう口喧嘩をしている熟年夫婦を見かけます。
私はなるべく関わらないように妻の手を引っ張りながら、遠ざかります。要らぬ世話を焼くつもりなど毛頭ありません。
夫婦喧嘩は犬も食わないとはよく言う例えですが、まさにその通り。クワバラクワバラ。
2020.5.9
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