風物詩/秋景 〜強者どもは夢のあと〜
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2016.10.25 述懐
どうも、acsekitoriです。
晴れ渡った秋の昼下がり、ペケで散歩しました。
《巣立ち》
生駒山に優しく見守られ
寄り添っている稲わらたち
刈り取られ、旅立っていった米粒たちを見送ったあと
藁はなにを想うのだろう
寂しくないのだろうか、辛くはないのだろうか
もう逢えないと叫ばないのだろうか
巣立ち
でも、米粒たちは立派に成長して巣立っていった
優しく包んでくれていた藁のことは忘れないだろう
寄り添ってくれる仲間の藁がいる
自分だけでは立てないけれど、皆でなら大地を見下ろせる
遠くから見つめてくれる生駒山がいる
顔は見えなくとも、アンテナを並べて聴いてくれている
生駒から勇気をもらって
藁は頑張るだろう
日陰のところは苦しいけれど
朝がくれば陽が当たる
一人じゃない、いつまでも。
2016.10.25