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雑感/闘病とは己との闘いか 〜副作用がおさまった〜

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2016.8 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

10日以上続いた、抗がん剤の副作用がようやく鎮静化しました。昨日の血液検査では腎機能も元に戻ったみたいです。今回はキツかった。もう現在の治療を始めてから丸2年が経過したのですが、トップ3には入ります。

吐き気に始まり、激しい腹痛と下痢。抗がん剤は胸のCVポートから点滴で受けているのですが、3日間流し続けるんです。それが終了して2日ほど経った時がいつも副作用のピークなんですが、今回はそれが10日は続きました。

入院して一週間ちょっとで5kgの体重減。ところが、病院食を完食できるようになった途端、2kg増量。差し引き入院前からマイナス3kgです。きっと、来週退院する頃には元に戻っているでしょう。

ところで、私はよく友人知人家族(妻以外の)から、「がん患者なのにそんなに遊びまわって大丈夫か?おとなしくしていろ」みたいな戒めのお言葉をいただくのですが、果たしてそうなんでしょうか。もちろん、私自身副作用がキツい時は外に出る気も起こりませんし、ドクターの指示には従っています。そうでない時は、このブログで著述しているように遊び呆けています。

それぞれの闘い

がんに限らず、病気や障害は人それぞれ。十把一絡げにはできないでしょう。同じ病状で同じ薬を服用しても、人によって副作用はまちまちです。歩くこともままならないまま治療を続け、データ的にそれ以上は無理、とドクターストップがかかり、止むを得ず治療をストップして無念の涙を流している方も大勢おられるでしょう。

その一方、私みたいに治療の隙間にはエネルギッシュに活動をしているがん患者も多数存在していると聞き及びます。それで良いのではないでしょうか。もちろん、知人たちは私の身体を思ってのお言葉であることは充分承知しています。それらの諫言をありがたく享受してはおりますが、馬耳東風。暖簾に腕押し。糠に釘。

あかんのですわ。きっと、歩けなくなるまで山を流離い、走れなくなるまで風になり、泊まれなくなるまで動く山小屋をしとねにするでしょう。どうかこれをお読みいただいた皆様、健康診断は必ず定期的に受けて、ご自愛ください。おまえに言われたくないって?失礼しました。

2016.8.31

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