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雑感/脱水対策 〜禁断のそれ〜

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2016.9 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

 

私、してしまったんです、いけない事を。ダメッてわかってるのに、カラダが言うこときかなかったんです。

 

いきなり宇能鴻一郎の小説かオネエ風で失礼しました。余談ですが、私は妻から野生の熊と呼ばれる風貌ですので、決してオネエではありません。

これを読んでくれた良い子の皆さん、絶対に真似をしてはいけません。我慢できずに飲んでしまったんですよ、沢の水を。しかも、里山の本流で。周りは杉の植林地で、上流にはハイキングコースがある最悪の状況です。誰かが沢に向かってキジを打っていてもわかりません。この山隠語が意味不明な方は、身近な山屋さんにお聞きください。

水筒のスポーツドリンクはとっくに空で、身体からは大量の汗をかき続けています。気温は30℃くらいで無風の樹林帯の中。このままでは熱中症まっしぐら間違い無しです。

背に腹は代えられない、ってやつですね。それまで尾根を登って展望台に着き、最高点を過ぎて沢筋に降りるコースなんですが、しばらくは伏流だったんです。

それが、やがて僅かな水滴を集めて微かな流れとなり、標高差にして100m程降ったところで清らかな(に見える)本流になりました。

もう、岩の窪みを流れる水を手ですくえる程の立派な水量です。まず、顔を洗って汗を流しました。んあっ、気持ちええ〜〜!

 

禁断の一口

うがいだけ、うがいだけしよう。雑菌が入っとうかもしれんし、農薬が混じってるかもしれん。飲まんかったらええんや。その冷たい水を口にそっと含みます。

 

ここで、私を止めていたタガが外れました。口に溜めてその冷たさを堪能していたとき、思わずゴクっ。美味い!これを甘露と言わずして、何を言うんや。ええい、もういっしょや、飲んだれ。

ごくごくと、300cc程一気に飲み干したところで、我に帰りました。うわ、やってしもた。ただでさえ白血球減少で免疫力落ちてんのに。またナースに怒られるなあ。

しかし、後悔先に立たず。済んでしまったことは悔やんでも仕方ありません。ここでまたスーパーポジティブなおバカな性分が首をもたげました。

菌が身体に入ったら、出したらええんや。今流れとんは、降ったばかりの昨日の雨が地面で濾過された水やろ。変な苦味は無かったし、熱中症で死ぬより腹下すほうがよっぽどマシや。と、あくまでも前だけを向き、喉を潤した後はスイスイと降って行けたんです。

後日談。3日経っとりますが、腹及び全身に変化はありません。むしろ、軟便気味やったんが極めて良好便になっとります。整腸効果有り?

2016.9.10

 

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