登山と遊び/ライフワーク 〜心に山ありて、里に鳴動す。仰観俯察の境地で全ての旅が始まる〜
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2017.11.15 山と旅 画像:大山桝水スノーパークより伯耆大山西面を仰ぎ見る
どうも、シバク・ドワレです。
今日はケモ2日目。月経と一緒で、いちばんしんどい日です(個人差あり)。
ですので、文調がネガになりました。
今日は登山者の優越感・排他的な側面について述べましょう。
私も現役で登っていた時にはそうだったのかもしれませんが、ハイカーではなくてクライマーやアルピニストは、登らない人、もしくは低山のみのハイカーの事を小馬鹿にする風潮がありました。
現在がどうなのかは知りませんが、SNSがコミュニケーションの最先端ツールとなってしまった憂うべき現状では、その傾向が強まっているかもしれませんね。
ほんの2、3年登山を毎週しただけで、大ベテランのようにビギナーを見下す、哀しい人達も居ると聞き及んでいますが、如何なものでしょうか。
これが高校や大学のスポーツクラブなら、学年の関係上仕方ない部分もあるとは思います。
しかしそれも、どれだけのハードトレーニングを率先して工夫を加味し、それらをこなしてOBや上級生に鍛え上げられたかで、状況は変わるでしょう。
顧問の言いなりに従順に盲目的に、まるで作業をするかのようにトレーニングしてるのでは、たった一学年下の後輩にキツく指導するなど、ちゃんちゃらおかしなことでしょう。そこには過去の慣例に従ったマニュアルを追従させているだけで、自主性の欠片も無いと感じるからです。
話を戻して、山屋(ほぼ山専で遊ぶ人)は、それ以外の遊びをする人間の事は、山仲間としては受け入れたく無い風潮があるようです。
変態妖怪の私からしたら、なんとも視野の狭い人達だな、とも思えるのですが、冬の穂高の滝谷や劔のクライミングルートなどを目指すエキスパートならまだ理解できます。暇さえあれば過酷な実践トレーニングをし続けなければ、死が待ち構えているからです。
それか、中級山岳の無雪期を登るだけにしても、山以外にうつつを抜かすとは何事や!もっと勉強しよう!と、思うストイックな方ならともかく、「俺たちは登山してるんだぜ!その辺のウオーキングやジョギングしてる人と比べられたくないね!」などの扁壺な思考回路が前面に押し出されて、他が見えなくなってる人が可哀想です。
多趣味が良いとは言わないが
こういう人達には、キャンピングカーに乗り旅を続ける人など論外で、オートバイ乗りも避ける風潮があるみたいですね。
私は全部それなりに本気で楽しみ、他にもホームバー自作やオーディオに凝ったり、マイボートで大海原を滑走したり、鉄道趣味さえあります。多趣味過ぎて散財し、常にビンボー暮らしを妻に余儀なくしているのはかたじけない限りですが、武士は食わねど高楊枝。
常にグローバルな視点から業務を遂行するためにも、私は様々な体験から情報を得る必要があるのです。そんな大義名分を後付けしなくとも、もっともっといろいろな好きな事で遊びたい!
まあ、人の趣味なんかそれぞれですから、直接特定の人物に忠言申し上げる事などありませんが、攻撃されたら斬って捨てます、武士ですから。
何に付け、やり出してハマった時は他に目がいかないもので、次の休みが待ち遠しいモノなんですがね。
そんな時にこそ、遭難の魔の手が忍び寄るものですから細心のご留意を!
2017.11.15
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