機械としての考察/オートバイ 〜踏ん張り、生き抜く〜
スポンサーリンク
2018.2.13 2輪感
どうも、シバク・ドワレです。
私は2輪4輪を通じて特別メカに詳しくありません。どこを基準にするかは難しいですが、ごく普通のレベルだと思います。エンジンオイルを交換できたり、パーツの脱着をする程度の。
職としているカメラに於いても同様で、最早ブラックボックス化したデジイチの内部など触る気も無く、ニコンプロフェッショナルサービスにて半額の特権を活かしオーバーホール等を任せています。
しかしながら、四輪と違ってシリンダーやエキパイが剥き出しのオートバイは、否が応でもそのメカニカルな風貌に工作好きな少年の心はときめきます。
分解すると元に戻らなくなりそうなのでしませんが、4本のエキパイが流れて行った先のマフラーに「モリワキ」なんて貼ってあるのを見るにつけ撫でてしまいます。
このサンパチくん/X4 typeLD-CB1300DCは私の13台目の愛馬なのですが、今でも初めて原付一種免許を取得してハスラー50に跨がった高1の日をよく覚えています。前にも書いたかもしれませんが、国から晴れてお墨付きを貰ってオートバイを買ったものの、公道を走るのは初めてです。
幸い隣の同級生が中免を取り、ホンダCM250Tを自在に乗り回していましたので、早速淀川の河川敷まで押して行って教えて貰いました。
イグニッションスイッチを回し、思い切りキックして初めてエンジンが始動した時は天にも昇る気持ちでした。半クラッチを教わり、恐る恐るアクセルを開いて繋いでみると、のっそりとそいつは動いてくれました。
時速20km程に達した刹那の快感。
こがなくても進む。
こんな文明の利器を16で享受できるのなら、きっと50歳くらいになれば空飛ぶスクーターがあちこち飛び回って鳥の糞のごとき廃棄物が頭にかかるんやろなあ、と思っていましたがまだそうはなっていません(平成30年2月現在)。
中型も楽しいけれど
それからすぐに中型限定二輪免許を取得しましたが、全世界の如何なるオートバイにも乗ることのできる大型二輪免許を手にするまでは、38年もかかってしまいました。その間、ほぼ途切らすことなく乗り継いだオートバイは、総てマニュアル車です。スクーターは一度も所有したことがありません。
全くの私感ですが、スクーターの事を「バイク」と呼ぶオバさんが多いのに違和感を感じます。
オートバイかバイクかはともかく、私にとっての2輪はマニュアルなんですわ。
コーナーや交差点が近づき離れるたびにガチャガチャやるあの感覚こそが、オートバイなんです。
サンパチなら3速か4速でオートマ状態で走れてしまうのですが、敢えてローからトップまでを駆使してメカニカル感を堪能しています。そしてその巨体を両足で踏ん張って支えながら、最新のオートバイには無い実に人間味溢れる蒸気機関車の如き機械と旅を謳歌しています。
早く寒さよどっか行け!
その前にタイヤ変えんとなあ。
2018.2.13
ランキングに参加しています。
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。