雑感/クジラの思い出 〜食べる文化もあるんですよ〜
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2016.9 エッセイ
どうも、acsekitoriです。
小学校の頃は、クジラの竜田揚げや生姜焼きみたいなのが頻繁に給食に出てました。味付けのせいか流通過程のせいか、あまり美味くなかったのを覚えています。
今はどうか知りませんが、その頃の大阪府小学校の給食は所謂「ムショメシ」でした。アルマイトのベコベコに凹んだ食器に、牛乳は脱脂粉乳。一体いつまで戦後の混乱期が続くねん!我々にも美味食物摂取権はあるねんぞ!と小学校学園闘争でデモの嵐は起こしませんでしたが。
今から思えば贅沢なものが出ていたんですなあ。今、市場やスーパーなどで鯨を見かけたら必ず買うようにしています。いつ配給がストップするかわかりませんからね。関西で言えば、和歌山の南端にある太地町が有名な産地ですが、たまたまツーリングや車中泊で通りがかれば買いますが、わざわざ買い出しに行くには遠すぎます。
うまいんです、これが
短冊を買ってきて、自分で造りにします。濃いめのたまりにおろし生姜とニンニクを溶いて、さあいただきましょう。この薬味にすると、馬刺しもカツオのたたきも似たようなもんになってしまいがちですが、やはり肉質に明白な違いがあり、それぞれが個性を主張しています。
少々しつこくなった口の中は、氷ミルクでさっぱりさせましょう。ああ、エンゲル係数と体内脂肪蓄積率がどんどん高くなってゆく!
2016.9.20