ツーリング お仕事ツー/オートバイ 〜台風の爪痕に心を痛めるも、我が道を行く〜
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2018.9.6 ツーリング北摂
どうも、シバク・ドワレです。
今年の大阪は、地震/豪雨/台風と散々です。山岳部の後輩たちも、屋根瓦が飛んだりライフラインが途絶えて避難したりと、たいへんだったようです。
不謹慎ではありますが、その状況でツーリングにでかけました。
私の身が被災修復を手伝える状況ならなにかをするのですが、後輩たちにもみな家族がおり、突然見知らぬ者が駆けつけて却って気を遣わせるのが嫌なのと、感染症絶対注意の私は災害ボランティアはできないからです。
屋根業者の手配ができなければ、私の先輩を通じて探してみる旨伝えて、後は一歩引いて静観することにしました。
今回の台風21号に因る、私のごくごくささやかな被害。
いつもマンションの奥まったところで密やかに私を乗せる事を待っている、X4 typeLD・サンパチ。その車体カバーが強風により、ミラー部分が破れていました。もう永い事使っていますので、買い替えどきではありますが。
気分を切り替えて、午前中にサクッと仕事を済ませます。
自宅から現場へ向かう途中も、信号が45度曲がっているのは数知れず。看板が飛んで失くなっていたり、途中でへし折れているところも多数あります。大阪全体が沈鬱してしまっていますが、持ち前の反骨心を発揮してまた輝く日が来るのも遠く無いでしょう。
この日が実質、経済活動の再開だったみたいで、もの凄い大渋滞です。
いつも早めに出て現地近くで時間を潰す習慣が役立ち、遅刻はしませんでした。
ガードマン付きの地下駐車場ですので、オートバイの盗難やいたずらの心配が無いのはありがたい。
月に一度しか乗れていないので、なんか給油するのも久々です。
ベビーフェイスのチタンフルエキも、良い具合に焼けてきました。
副作用がきつかった前回の入院。
ほぼその副作用による腹の調子も戻りましたので、昼食にステーキを詰め込みます。落ちてきた筋肉を増強しなくっちゃ。やっぱ肉やね!
今日は、昼からのツーリングになりましたので、身近なところで私が旧婚姻生活を20年過ごした兵庫県川辺郡猪名川町近辺を走ります。
新名神の高槻IC〜神戸JCTが開通して、この川西市北部もずいぶん様変わりしました。
大阪と北海道(舞鶴)を結ぶ、とても重要な路線であるR173の通行止め予告が出ています。
おそらく台風21号ではなく、7月の西日本豪雨によるのり面崩落の修復だと思われます。
春には桜の名所として知られ、左に写っている料理旅館では秋には松茸や猪を食べる事ができます。近すぎて行った事ありませんが。
こちらは、道の駅いながわの手前にある肉屋さん。
秋から春にかけての猟期には、軒先に大きなイノシシがぶら下げてアク抜きをする光景を見る事ができます。
私には手の届かない高級肉専門店ですので、店内に入った事すらありません。
欲しがりません、登るまでは!
町名にもなっている一級河川、猪名川の上流沿いを何の変哲も無い里山を眺めながら走ります。
私が住んでいた山の家は、ここよりまだまだ山の上です。
思い出は時とともに色褪せて
子供達が往復2時間ほどかけて下山・登山して通った猪名川町立大島小学校。
懐かしさがこみ上げますが、現在の暮らしが最高にハッピーですので、特に寂しくなったりしません♪
走りながら妻が撮ったのでわかりにくいですが、茅葺の民家が写っています。
特に保存されたものではなく、現存の居住民家です。このような茅葺の家が至る所に残っている猪名川町。大阪への通勤範囲とはとても思えませんね。
猪名川町杉生(すぎお)から大阪府豊能郡能勢町へと抜ける峠を越えます。
面白いのは、右は大阪府で杉の植林、左は兵庫県で原生林と、はっきりと植生が変わる事です。その辺りに興味がある人は、図書館で調べてみてください。林業の歴史が判ると思います。
能勢の長谷にある、有名な棚田のいちばんした。
我が北河内ではまだまだ実りは訪れていませんが、この山奥では既に金色に輝き始めています。
猪名川や能勢の北摂最北部を訪れた本当の目的は、郷愁ではなくこの唐揚げ店。
妻は硬すぎて少し苦手みたいですが、私はジューシーな唐揚げよりサクサクと身がしまった地鶏が好きなのです。
松本から上高地への国道158号線を彷彿させるR173(イナサン)。
一庫(ひとくら)ダム沿いにトンネルや鉄橋が連続する、大阪とは思えない風光明媚な快走ルートです。
この道でも、斜面の上から台風で折れた樹々が落ちかけており、片側通行にしてチェーンソーで切っていました。
途中ショッピングモールに寄ったりしましたので、地元に帰り着く頃にはもう真っ暗です。
秋の夜はつるべ落としですね。
なんか楽しいツーリングが台風レポートみたいになりましたが、野次馬根性ではなく後世に記録を残したい一心です。
大阪北部地震の余韻が冷めやらぬ内のこの巨大台風。
災害はいつでも誰の側にも息を潜めて忍び寄っています。
不謹慎の上塗りで自慢ばかりになるかもしれませんが、私はキャンピングカーに備蓄食料や水、燃料などを積み、トイレも寝床も発電機やテレビも完備しています。
これは普段の遊び目的なのは当然ですが、目や足が良く無い妻に、災害時の苦しみを少しでも減らしたい思いでがんばって自作しました。
今回の大阪や北海道の被災者の方には申し訳ないですが、これを避難に使うのではなく遊びだけで活用できるよう、祈るのみです。
2018.9.7記
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