旅日記/秋祭り 〜優雅な地車に燃える男達〜
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2016.10.16 地元旅日記
どうも、acsekitoriです。
入院を翌朝に控えた夜。高校山岳部の先輩に招かれて、秋祭りに行ってきました。先輩は生まれ育って55年、この祭りに命まではかけていませんが、毎年の恒例行事。私はジプシーなので土着の場所が無く、招待されて嬉しかったです。
少し天然なところがある先輩、メールでは17:20においでよと書いてくれたのですが、待ち合わせ場所に現れません。電話すると、実際は19:20の間違いでした。
クルマでノンビリと夕寝を決め込み、前日までのOB会で疲れた身体を休めます。
この地方の地車は岸和田などの泉州だんじりと違い、至って長閑な雰囲気です。それでも、二つの集落の中央にある神社に二つの地車を集結させ、それぞれの鐘や太鼓、掛け声の違いを披露しあいます。子供達は、今年は勝つぞ!と、運動会の赤組白組のノリですね。
先輩の集落の社から本殿までは鋭角なカーブがあり、それをコーナリングするのが腕の見せ所らしいです。
先頭でそれを指図する役の方が、ハンドマイクで細かく指示をされて、鎮守の森の樹々を微妙な取り回しで抜けて行きました。
おっとりしただんじり
独特の掛け声を響かせながら、目の前を地車が通り過ぎて行きます。京都祇園の山車程ではありませんが、結構な高さがあり、迫力ある引き回しに心躍りました。
クライマックスの顔合わせです。本殿前に二つの地車がピタリと寸分の隙もなく収まった時は、感動しました。ここからは清めの塩を撒き、役員の方の変形大阪締めです。
狛犬も事故の無いように見守ってくれています。居住地からは離れていますが、懐かしの場所で行なわれる秋の祭に参加できて、楽しいひと時を過ごす事ができました。
2016.10.16